社研 青山敦子客員教授が令和4年度JAPEW指導者賞を受賞

本学社会総合研究所 青山敦子客員教授が令和4年度 JAPEW(Japan Association Physical Education for Women:日本女子体育連盟)指導者賞を受賞し、令和4年11月19日(土)にかごしま県民交流センターで開催された公益社団法人日本女子体育連盟が主催する全国女子体育研究大会にて表彰式(動画配信)が行われました。

JAPEW 指導者賞は、体育・スポーツの指導を通じて功績を挙げ、学校体育や生涯スポーツの普及に貢献した女性体育指導者を表彰するとともに、優秀な女性体育指導者の育成を図ることを目的としています。

青山客員教授は岡山県女子体育連盟発足時の発起人の1人であり、発足当時から副会長として会長をサポートし、持続可能な組織づくりへ向けて多大な貢献をされました。また、「総社市スポーツ振興藤岡郁海賞」、「岡山芸術文化賞功労賞」、「全国学校体育研究功労者表彰」「岡山県教育関係功労者(特殊業績ダンス指導)」、「岡山県学校文化関係者表彰」と数々受賞し、現在も岡山商科大学の社会総合研究所客員教授として、商大講座「リフレッシュダンス教室~健康な心とからだづくりをめざして~」の講師を担当し、社会体育の方面の指導者としてのたゆみない向上心をもち、ダンスの力で社会貢献していこうと活動を継続していることが称えられ、今回の受賞となりました。

<青山客員教授 受賞コメント>
この度は「JAPEW指導者賞」という栄誉ある賞を頂戴し、誠に有り難うございました。
岡山県連盟の立ち上げに微力ながら関わらせて頂き、会員と共に10年間地道に活動を積み重ねてまいりました。38年間に渡る学校体育での経験を生かし、退職後は生涯スポーツとして大学生やシニア層の皆様と一緒に活動していく中で沢山の発見と学びがありました。
今後は地域の方々にダンスの楽しさをより感じて頂けるよう、気持ちを新たに精進したいと思います。

なお、青山客員教授は、今年度よりNPO法人ミスダンスドリルチーム・インターナショナル・ジャパン理事及び中国・四国地区担当にも就任されています。

NPO法人ミスダンスドリルチーム・インターナショナル・ジャパンは、中学・高校生等を対象に、ダンスドリル競技の普及並びに指導に関する活動とダンスドリル競技の発表の場の提供(地方大会及び全国大会の開催、並びに国際大会の派遣)を行い、健全な青少年の育成、かつ競技活動に関わることで社会の一員である自覚を植え付けるなど、情操教育に寄与するとともに世界との文化交流を目的としています。

学長室にて、井尻学長から今までの活動に対して感謝を述べるとともに、受賞のお祝いをしました。

(社会総合研究所)

 

〈経済学部通信〉2022商大祭 DAY1

12月10日,11日に開催された本年度の商大祭に合わせ,経済学科では学年毎に対抗ゼミイベントを開催しました。今回はその初日の様子をお伝えします。


1年生ディベート大会
1年生は必修科目である教養演習の一環としてディベート大会を開催しました。
テーマは日本が直面している「移民問題」と「経済格差」の二つで,事前に行われた予選を勝ち抜いた宮島ゼミ,井尻ゼミ,池田ゼミ,佐々木ゼミがディベートを行いました。一年生にとっては難しいテーマだったかも知れませんが,お互いにデータや引用を上手く使いながら自分たちの主張を繰り広げていた点が印象的でした。

優勝は移民問題部門については宮島ゼミ,経済格差部門については佐々木ゼミとなりましたが,どのチームも綿密な準備のもとチームワークを発揮していました。教養演習を担当している教員からも,「ゼミの中で初めてディベートをした時はたどたどしかったものの,繰り返し練習していくうちにきちんとした議論ができるようになってきた」と,学生達の成長を喜ぶ声がありました。

 

2年生プレゼンテーション大会
2年生は必修科目「基礎演習」ごとのチームで各々が決めたテーマについてプレゼンテーションを行いました。
今回のプレゼンテーション大会では以下のようなテーマで発表が行われました。

國光ゼミ ナッジを利用して生活改善
山下ゼミ グリーン経済に向けて〜企業や政府の取り組み〜
田中勝次ゼミ 人口減少による労働力不足〜外国人労働者受け入れによる労働力の多様化を目指して〜
渡辺ゼミ 家賃分析
井尻ゼミ 日経ストックリーグ
佐藤ゼミ 大学生におすすめしたいおすすめグッズ

 発表の中では,現状の問題点を丁寧に分析した上でこれまでに学んだ経済学的な視点を取り入れた政策提言をしているゼミ,見やすく工夫された資料を活用しながらわかりやすい説明をしているゼミなどそれぞれグループで協力しながらよく準備をしてきたことが伺えました。経済学の学習だけでなく「人に伝える」というスタディスキルをよく鍛錬してきた結果が示されていたように思います。

 優  勝は渡辺ゼミとなりました。渡辺ゼミは家賃に関する多数のデータをもとに質の高い分析を行っているとともに,発表の仕方についても原稿を見ることなく聴衆に伝えられていた点が高く評価されました。教員からは「2年生ながら3,4年生のプレゼン大会に参加しても上位に入ることができる。是非学外の大会にもチャレンジしてほしい」との講評がありました。

冬期一斉休業による事務取扱休止のお知らせ

誠に勝手ながら、以下期間は冬期一斉休業により事務取扱業務を休止いたします。
ご面倒をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

冬期一斉休業期間:2022年12月23日(金)18時30分~2023年1月3日(火)

※お問い合わせも停止いたしますので、2023年1月4日(水)以降に改めてご連絡ください。

なお、新年1月4日(水)より通常業務を開始いたします。

今年一年、商大Blogをご愛顧いただき
誠にありがとうございました!
皆様のご健康とご多幸を心からお祈りいたします
2023年もどうぞよろしくお願い申し上げます✨

(広報室)

 

大学祭で「日韓学生未来フォーラム」の参加報告

12月10日(土)~11日(日)に開催された大学祭において、
「日韓学生未来フォーラム」に参加した3名による報告会が実施されました。

約4カ月におよぶ国際討論・交流のプログラムを通じて
学んだこと・成長したこと等、後輩へのメッセージを伝えました。

約100人を相手に報告する様子
(岡山商科大学アクティブラーニングルームにて)

報告で使用したスライド

 

以下は、参加した3人のコメントを抜粋したものです。

山本竜也(経済学部4年)

「異なる価値観や、新しい考え方を共有することができました。自分自身の視野を広げ、成長につながったと思う。 将来は、日韓の懸け橋となれるように頑張りたいです。」

 

寒川吏久斗(経済学部3年)

「韓国の学生と、互いに連絡を取り合って、また会う約束をしました。次に会うまでに、韓国語でコミュニケーションがとれるように勉強します。」

 

柳原鈴香(経済学部2年)

「韓国の学生はとても優しくて、気さくで、男女・学年関係なく仲良くなれて、本当に良かったです。更に韓国が好きになりました。来年の韓国留学を考えています。」

〈経済学部通信〉県立操山中学の生徒が研究室を訪問する!

今回は宮島先生にご寄稿いただきました。


 令和4年11月4日に岡山県立岡山操山中学校1年生の生徒3人が研究室を訪問してくれました。総合的学習の時間「未来航路プロジェクト」の取り組みとして「岡山を知ろう」のテーマのもと、グループ別課題学習として私の研究室を訪問してくれたのです。どうして岡山商科大学の私を選んだのと聞いたら、インターネットでコミュニケーション能力と英語を検索すると私の名前が出てきたそうです。事前に3つの質問が用意されていました。

質問内容

  1. 外国人と話すとき気をつけたほうが良いこと(日本人との違い)
  2. コミュニケーションを取る場所によって話し方、態度の変化はあるのか
    • コミュニケーションを取り易い場所、取りにくい場所というのはあるのか。例 学校内 職場 食堂 飲み会の場で上司など
  3. 知らない目上の人から急に話しかけられた時の対応(目線や手の動きなど)

 

この3つの質問に対する答えを求められました。外国人とのコミュニケーションで大切なのは挨拶の仕方で、これは文化の違いが大きく現れることです。オーストラリアで高校生を引率した時、ホストファミリーのお父さんがハグをするので嫌だったと相談を受けたことがあります。善意の優しさの行動でしたが、日本ではそういう習慣はないですよね。映画ETの少年と宇宙人の挨拶を例に話をしました。いずれにせよ相手の文化をしっかり理解しておくことが大切ですね。そして外国人でも日本でも大切なのは目線です。相手の目を見て話すことが大切ですね。また、TPO―Time(時)Place(場所)Occasion(場合)―を意識してコミュニケーションを取ることが大切だとも話しました。また、コミュニケーション能力は、意思伝達力・論理的表現力・好感表現力・対人調和力の4つの要素を持つことが必要です。

 生徒はしっかりメモを取り、分からないことはきちんと質問して終始笑顔で対応してくれて、すでにコミュニケーション能力が身についている優秀な生徒さんでした。将来の目標を聞くと、〇〇学部に行きたいとしっかりとした目標を持っていて驚かされました。

 約2時間半の訪問で彼らが満足する答えが出来たかどうか不安ですが、とっても楽しく有意義な時間を持つことが出来ました。さすが、操山中学の生徒さんです。これからのさらなる成長を期待しています。頑張って!

(経済学部 宮島宏幸)

(研究室訪問の様子)

 

2022年度商大学祭!留学生と日本人学生の絆 존맛탱(ジョンマッテン)激うまチヂミ出店します~

韓国の留学生2人と日本の学生3人が2022年度大学祭に向けて模擬店を開きます~

時間は、12月10日(土)10時~17時と11日(日)10時~15時半です。

留学生のアイディアで日本のお好み焼きに似ている韓国チヂミを販売します。

授業の空き時間に看板やチヂミの味など意見交換しながら作りました。ゼミ時間に皆で作って試食したり、先生達にも助言を伺いました。

韓国キムチチヂミは少し辛いので日本人向けに改良しました。また、海鮮チヂミはイカやエビ、貝など具だくさんでとても美味しいです。

模擬店はチヂミ激うまを意味する존맛탱(ジョンマッテン) です。

キムチチヂミと海鮮チヂミは、それぞれが1枚300円です。

2枚はお得で500円!

場所は2号館の前です。

ぜひ、来てください!!

(商学科 존맛탱一同(ソゼミ))

岡山ユニセフ協会「戦火の中のウクライナの子供たち」写真展示

岡山ユニセフ協会のご協力で、大学祭で「戦火の中のウクライナの子供たち」の写真を展示します。爆撃から逃れ、地下鉄の駅構内に避難しても、学び続ける子供たちの姿を紹介します。ユニセフは、子供たちの日常を守るために活動を続けています。住居や学校を爆撃で破壊された子供たちに遊びと学習の時間を維持・提供するユニセフの活動を、ウクライナの子供たちの写真を通して紹介します。展示する写真はゼミの学生とともに選び、準備しました。会場は学生会館1階の食堂です。

展示に加えて、ネパールやカンボジアの女性の手作りの製品やセネガルの布製品を販売します。ネパールの人形は、岡山を拠点にネパールと民間交流をする「ダフェプロジェクト」の製品です。売り上げはネパール国内で行われている学習支援の活動や日本に暮らすネパールにルーツのある若者の居場所づくりに役立てられます。また、カンボジアのシルクのネックレスは、地雷の被害者や障害者の女性が裁縫技術を学ぶNGO、CHA(Cambodian Handicraft Association offers women with disabilities)の製品です。セネガルの布製品はジャムタン(jam tun)の製品です。ジャムタンは、支援ではなく対等な関係で、現地の方の自立を目指したものづくりをしています。

大学祭にお越しの際には、ぜひお立ち寄りください。

(商学科 松浦芙佐子)

〈経済学部通信〉働くということ

今回は三谷先生にご寄稿いただきました。


ある時、行列のできるおいしいパン屋があるといううわさを聞き、訪ねてみた。うわさにたがわず長蛇の列ができていて長い時間行列してパンを購入した。おいしかった。しかし、店の名前に違和感があった。 industryという名前がどうにもなじめず、変なパン屋というイメージであった。確かにパン製造もひとつの産業(industry)ではあるが…?

最近、ようやく謎が解けた。industryという英語にはもうひとつ「勤勉」という意味があるのであった[i]。確かに「勤勉な」職人さんが精魂込めて作っているパンという意味なら店の名前としてよく合っていると思った。

人はなぜ働くのか?働くということはどういうことなのか?そして、なぜ「勤勉に」働くことが求められているのか、考えてみたい。

猪木(1987)は西欧の古典や聖書の労働に関する記述を渉猟し、「(労働は)食べるためであり、無為を取り除くためであり、肉体を鍛えるためであり、時には人々に奉仕するためのものでもある。これらの条件のすべて、あるいはいずれかが満たされていれば、労働は「手段」としての意味をもつのである。しかしそれは自己自身のうちにその目的をもつものでは決してない」と述べている(p.203)。つまり人が働くのは何らかの他の目的のための手段であって、目的ではないということである。

経済学でも労働は「仕事から直接得られる喜び以外の、何らかのよい目的のために部分的にしろ全体的にしろ耐え忍ばれた精神ないしは肉体の活動」と定義され、「賃金率は労働の限界負効用と所得の限界効用の比に等しい」とされている[ii]。すなわち、労働は何らかの目的のために行われる労苦を伴う活動とされている。つらく苦しい労働によって得られた生産物を労働主体が獲得するという考えは、私有財産という制度を妥当なものとみなす思想となった。

なぜ「勤勉に」働くことが求められるのであろうか。

ドイツの社会学者マックス・ヴェーバーが『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』の中で、資本主義の精神として読み取ったのはつぎのようなベンジャミン・フランクリンの言葉である。「時間は貨幣だということを忘れてはいけない。一日の労働で10シリング儲けられるのに、外出したり、室内で怠けていて半日を過ごすとすれば娯楽や怠惰のためにはたとえ6ペンスしか支払っていないとしても、それを勘定に入れるだけではいけない。本当は、そのほかに5シリングの貨幣を支払っているか、むしろ捨てているのだ。…」この本の主題は近代以降資本主義経済が発達した地域は、イギリス、オランダなど、むしろ禁欲的な教義を持つ清教徒が多い地域であるという逆説に関する分析である。その結果、「清教徒の生活と近代の資本主義企業との間の生の様式の共通性を理論的に推測し、両者とも「生活を合理的に組織化している」という事実を見出している。…(中略)…そして、すべての人間は不確実な未来に直面しながら心で自己否定的なまでの日常生活に没頭し,神によって与えられた資源をただ懸命に仕事のために使用するという姿を,カルヴァンは貰讃していたという結論に達する。」(猪木(1987))

このようなマックス・ヴェーバーの宗教社会学的な洞察は大変興味深いが、批判もある。たとえば、日本や韓国など東アジアの資本主義経済の発展には適用できない。また、最近では19世紀後半のプロイセンの詳細な地域別データの分析によって、宗教の教義よりは人的資本理論の枠組みで説明できるとする計量経済史的研究もある[iii]。いずれにせよ、「勤勉」に働くことと近代以降の資本主義的経済発展には密接な関係がある。

最後に、仕事から得られる喜びとして、仕事の能力の向上や人間としての成長など「学び」や「成長」といった重要な側面があることを指摘したい。確かに労働はつらく苦しいものであるが、これまでやれなかったことがやれるようになったり、仕事の工夫をこらしてみたり、職場の同僚・上司から指導や励ましを受けたり、何かを達成する喜びを味わうこともできる。これらのことが「勤勉」を鼓舞することはいうまでもない。就活などで仕事を探している時、就職先の企業を見極めるには、人を育てることに熱心な企業かどうかも大事なポイントである。

(経済学部 三谷直紀)

 

 

参考文献

猪木武徳(1987)『経済思想』岩波書店。

ジェヴォンズ、W. S.(1981)『経済学の理論』小泉信三・寺尾琢磨・永田清訳/寺尾琢磨改訳(近代経済学古典選集 4)日本経済評論社。

ヴェーバー、M.(1989)『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』大塚久雄訳、岩波文庫。

Becker, S.O. and L. Woessmann (2009), “Was Weber Wrong? A Human Capital Theory of Protestant Economic History”, Quarterly Journal of Economics, pp.531-596.

[i] industryの語源はラテン語のindustria(勤勉)であり、フランス語を経由して15世紀後半英語に入ってきた。「産業」という意味は18世紀後半の産業革命期以降に付け加わった。

[ii] ジェヴォンズ(1981)

[iii] Becker and Woessmann (2009)

日本語・日本文化勉強会 2022年後期

2022年度後期の日本語・日本文化勉強会は月火木金5限に開催中です。日本語ボランティアは19名、留学生37名が参加しています。多くの留学生が来日できるようになったので、参加者も増えにぎやかな会となりました。ほとんど毎日参加している留学生もいれば、友達に勧められて途中から参加した留学生もいます。ボランティアも毎週来ている人もいれば、時間のある時だけ1度だけ来た人もいます。

日本語能力試験の問題や日本語ゲームも準備していますが、今期の活動の特徴は日本語でおしゃべりをするグループの多さです。留学生がボランティアにゼミの選択やアルバイトについて相談するだけでなく、ボランティアも中国語や韓国語を教わったり、留学生の学習意欲に触れたりして刺激を受けています。

今期の開催は12月2日までです。言葉も文化も違う背景の人と一緒に活動をしませんか。興味がある人は、ぜひ来年度の活動に参加してください。

(商学科 松浦芙佐子)

 

 

【犯罪被害者支援部つぼみ】第24回WiLL〜もうひとつの子供の日〜に参加しました

 10月8日に大阪で行われた、第24回WiLL〜もうひとつの子供の日〜に参加しました。「これ以上、被害者が苦しまないように」をテーマに、少年犯罪によって被害にあったご家族からお話を伺いました。(入場前の検温、消毒、マスクの着用、座席間隔を十分にとるなど新たな生活様式に留意して実施しました)

 大阪に向かうバスの中では、あした彩で犯罪被害についてのグループワークをして、より一層被害者支援についての考えや知識を深めました。将来職に就いたときご遺族に対してどんな被害者支援ができるかという問いに、傍にいてあげる、メッセージ・手紙を送る、被害者の思いを知るなどの意見が挙げられました。

 今回の講演会では、ご家族によるディスカッションがあり、少年法の問題や刑法改正を受けて新設された制度設計についての課題・問題点が議論されました。ご家族の方と法務省の方の議論はとても白熱したものでした。そこから被害者の方々は被害にあった後も苦しい思いをされていること、加害者の保護制度は徹底しているにも関わらず被害者に寄り添 った法制度がなされていないことなど、想像以上に過酷な現状であることが分かりました。


 講演会の中で、加害者に対して「健康でいてほしい」と声をかけたというお話が印象に残 りました。直接ご家族からお話を伺ったり、少年犯罪について考える講演会に参加したりすることはとても貴重な経験となりました。

 実際に被害者の方々に寄り添う・声をかけるなど直接支援することは、犯罪被害者支援に関する団体に所属したり警察官など限られた職に就いたりする必要があり難しいことだと思います。しかし、被害者支援はまず現状を知ること、そして1人でも多くの人に広めることが重要であると改めて感じました。ご家族の方々からお話を伺ったことを活かして、今後の「つぼみ」や「あした彩」の活動に励んでいきたいと思います。


 最後に、この講演会開催にあたり、少年犯罪被害当事者の会の皆様、WiLL の皆様、バス を手配していただいた岡山北西ロータリークラブの皆様、ビデオ通話に参加していただきました清水さん、大山さん、当日参加していただいたあした彩の OB、OG の皆さんにお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

(法学部 2 年:山﨑)