本学の紀要である岡山商科大学法学論叢第34号が発行されました。

本学の紀要である岡山商科大学法学論叢第34号が発行されました。

4月4日・5日の2日間、経済学科の新入生を対象に、岡山市立少年自然の家にて新入生合宿を実施しました。
これから始まる大学生活のスタートダッシュとして、「友達づくり」と「経済学の学びへの導入」を目的に行われたこの合宿。初対面同士の不安が、笑顔と達成感に変わる2日間となりました。

集合したばかりの会場には、少し緊張した空気が漂っていました。ですが、入所式の後の採火活動が始まると状況は一変。みんなで協力することで自然に会話が生まれます。



自己紹介ゲームでは気づけばあちこちで笑い声が広がっていました。
大学生活の最初のハードルである“友達づくり”をしっかりサポートできた様子でした。

1日目午後の野外炊事では、あいにくの雨模様。それでも学生たちはグループで協力しながらカレー作りに挑戦しました。

火起こしや調理に苦戦しながらも、「どうすればうまくいくか」を話し合い、試行錯誤。完成したカレーを囲んでの食事は、まさに達成感そのものです。


合宿では、楽しさだけでなく、これからの大学生活に役立つ内容も充実しています。

特に近畿大学経済学部の石村雄一先生をゲストティーチャーとしてお招きしたグループディスカッションでは、自分たちの意見をまとめて発表する場面も。
大勢の前で堂々と発表する姿からは、わずか2日間での大きな成長が感じられました。


当日の様子はダイジェスト動画でもご覧いただけます。
自然に囲まれた環境の中で、笑顔あふれる学生たちの姿をぜひチェックしてみてください。
法学部新入生歓迎イベントを今年も実施しています。グループに分かれて学内のいろんな場所に示された問題を探し出し、知恵を出し合って解いていきます。

今年は本当に難問が多かったです。
中庭。もう完全に葉桜になってしまいました。爽やかに晴れて、気持ちのいい気候でしたね。



教務課前。

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体育館。

模擬法廷。
裁判官風な格好でチェッカーの先輩は待ち構えていました。
クリアしたら次の場所へ向かいます。

ここはキャリアセンターの資料室。2年後にはうんとお世話になるでしょう。

キャリアセンターの隣にブランチという自習スペースがあります。
せっせと勉強する学生もいれば、突っ伏して休憩している学生もいます。


商大塾の前のスペース。資格取得を考えたらここで情報集めてください。

7号館3階は先生達の研究室が集まっているフロア。先生に質問に来たり、してくださいね。

井尻記念館。ここの問題は凝りに凝っていて難題でしたねえ。でもこの場所にふさわしい、商大のルーツがわかる問題でした。

2週にわたって問題を解いてまわりましたが、総合成績を勘案した結果、今年は比嘉ゼミが一番になりました。おめでとうございます。学部長から景品が授与されました。

新入生の皆さん、これでゼミ生同士で仲良くなって、学内のいろんな場所にもなじめたでしょうか。
新入生歓迎イベントは来週も続きます。新入生のみなさん、お楽しみに。
2026年3月31日をもって、長年にわたり教育・研究に尽力されてきた三谷直紀先生が退職されました。
三谷先生は労働経済学を専門とし、日本の労働市場や政策に関する研究・教育の第一線で活躍されてきました。その歩みの出発点は数学にあります。東京大学理学部・大学院で数学を学んだ後、1974年に旧労働省(現・厚生労働省)に入省され、約15年にわたり労働政策の立案や労働市場分析に携わりました。理論だけでなく、現場の課題と向き合ってきた経験は、その後の研究と教育の大きな礎となっています。
1989年に神戸大学大学院経済学研究科の助教授に着任されて以降は、大学教員として多くの学生を指導しました。2013年からは岡山商科大学経済学部に拠点を移し、2021年からは特任教授として教壇に立ち続けてこられました。
三谷先生の授業の魅力は、「現実とつながる経済学」にありました。労働省での実務経験に加え、フランスやイギリス、アメリカの大学・研究機関での在外研究や教育経験を活かして国際的な視点から日本の労働問題を捉える講義は、多くの学生にとって新鮮で刺激的なものでした。
研究面でも、長期失業のメカニズムや最低賃金制度、女性管理職比率の国際比較など現代社会の重要な課題に取り組み続け、多くの成果を発表されてきました。理論と実証、そして政策をつなぐ研究スタイルは、労働経済学の分野において確かな存在感を示しています。
また、岡山県がご出身ということもあり、県内の自治体と連携して高齢者雇用の観点から地域の活性化にも取り組まれました。
長年にわたるご尽力に、心より感謝申し上げます。三谷先生が育ててこられた学びの精神は、これからも多くの学生の中で生き続けていくことでしょう。
(経済学部 熊代和樹)


三谷先生は商大ブログにも多くの記事をご寄稿くださいました。過去の記事も是非ご覧ください。
2026年3月15日・16日の2日間にわたり、岡山商科大学経済学部と近畿大学経済学部による合同ゼミが開催されました。岡山商科大学からは池田昌弘ゼミ、井尻裕之ゼミミ、熊代和樹ゼミ、近畿大学からは石村雄一ゼミの合計約50名の学生が参加し、学びと交流にあふれた充実した時間となりました。
初日は学内のプレゼンテーションホールにて、12チームによるプレゼンテーション大会が行われました。各チームは、この1年間かけて取り組んできたグループ研究の成果を発表しました。
テーマは、金融、ジェンダー、人間関係、環境問題など多岐にわたり、それぞれの課題を経済学の視点から分析した内容が紹介されました。どの発表も工夫と努力が感じられるもので、学生たちの成長がうかがえました。
また、発表後には活発な質疑応答が行われ、鋭い質問や多様な意見が飛び交うなど、会場は大いに盛り上がりました。他大学の学生との議論を通じて、新たな視点や気づきを得る貴重な機会となりました。



2日目はゼミや大学の枠を越えたグループに分かれ、岡山市内の観光を楽しみました。初対面同士でも自然と会話が生まれ、学びを共有した仲間としての距離が一気に縮まります。
観光の後は、旭川の河川敷にてバーベキューを実施。開放的な雰囲気の中で食事を囲みながら、学生同士の親睦をさらに深めました。


今回の合同ゼミは、経済学の知識を深めるだけでなく、新しい出会いや交流の場としても非常に有意義な機会となりました。普段のゼミ活動では得られない刺激を受け、参加した学生たちにとって大きな成長のきっかけになったことと思います。
今後もこのような取り組みを通じて、学生同士の学び合いと交流を促進していきます。
(経済学部 熊代和樹)

法学部では、年度末にその年度において資格取得や資格試験などに挑戦し結果を残した学生に対し、その努力と成果を称えるために表彰をしています。
法律科目の勉強が必須である公務員試験(行政職の地方公務員や国家公務員)に合格した人や、宅建に合格した人など。今年は法学検定にチャレンジした人がとても多かったです。
教員側としては堅苦しくなくアットホームに奨励表彰をしたいので、教授会の前に実施しています。

(これで全員じゃありません。今年はもっとたくさんの学生さんが表彰対象者になりました。)

この度表彰された皆さんのチャレンジは、ほかの学生さんの模範となるものです。これからもどんどんいろんなことにチャレンジしてくださいね。
2026年3月22日、岡山商科大学にて2025年度学位記授与式が挙行されました。春の穏やかな気候のもと、学部生390名、大学院修了生5名、留学生別科28名、短期留学生20名、合わせて443名が学び舎を巣立ちました。
式典に先立ち、体育館入口では学友会によるプリザーブドフラワーの配布が行われ、卒業生たちは受け取った花を手に、それぞれの学科の席に着席しました。
式典は、開式の辞、国歌吹奏に続き、学位記授与と賞状授与が行われました。学位記は学科ごとの代表者が壇上に上がり、学長より授与されました。賞状も同様に各分野の代表者が受け取りました。
式辞で、井尻昭夫学長は、これから社会へ踏み出す卒業生に向けて、多角的な視点を持つことの重要性を述べました。「マクロ的な大局からの視点、ミクロ的な生活レベルでの課題、そして時の流れ。この三つの視点から自分の立ち位置を考え、いきいきと活動してほしい」と語り、健康に留意しながら歩んでいくよう呼びかけました。
来賓祝辞では、日本政策投資銀行岡山事務所長の長澤健一氏が、地域の人口減少という課題に触れながら、若者の価値が高まっている現状について述べました。企業が採用したくても人材が確保できない状況が続く中、若者の意見を尊重しようとする動きが広がっており、閉塞感を打ち破る存在として期待されている、と話されました。また、若い時期にこそ苦労が必要であるとし、自身の経験を交えながら成長の機会を逃さないよう促されました。最後に、岡山で活躍することはもちろん、県外に出たとしても学生時代を過ごした地として岡山を応援してほしいと述べ、新たな道へ進む卒業生にエールを送られました。
在学生代表送辞では、経営学部経営学科3年の渡邉樹さんが登壇し、激動の時代に新たなスタートを切る卒業生へ向けて励ましの言葉を述べました。「新しい生活には期待と希望がある一方で困難も待ち受けているが、岡山商科大学で培った経験や知識が必ず役に立つ」と語り、一歩一歩未来へ進んでいくよう呼びかけました。
卒業生代表謝辞では、経済学部経済学科の庄島匠さんが、大学での学びが社会を多角的に捉える力を育み、将来の目標を明確にする契機となったことを振り返りました。複雑で答えの見えにくい課題に向き合い続けることができたのは、仲間の存在と教員の支えがあったからだと述べ、深い感謝の意を示しました。
式典が閉式した後、体育館内では学友会の学生が教員を撮影したスケッチブックリレーの上映が行われました。それぞれの学部で卒業生の指導にあたった教員が、スケッチブックに励ましの言葉や心に留めておいて欲しい言葉などを記し、はなむけの言葉を贈りました。上映が終わると学友会に対して自然と大きな拍手が沸き起こりました。
その後教室に移動し、各ゼミ単位で学位記の授与が行われました。お昼過ぎにかけてキャンパス構内では、学友会が準備した記念写真撮影スポットで多くの卒業生が仲間や家族と写真を撮影する様子がみられました。晴れやかな笑顔とともに、別れを惜しむ様子もあちこちで見受けられ、卒業の日ならではの光景が広がりました。


こうして、2025年度学位記授与式は厳粛かつ温かな雰囲気の中で幕を閉じました。卒業生たちは岡山商科大学での学びと経験を胸に、それぞれの新たな道へと歩み始めていきました。
3月18日(水)の午前中に、法学科の入学予定者を対象としたスクーリングを実施しました。今回は、全学科を対象として2月にオンラインで開催した第1回目のスクーリングに引き続いて、第2回目のスクーリングとなります。法学科は、新管理棟も完成して新年度の開始を待つだけとなった11号館で実施しました。

今回のスクーリングでは、倉持弘准教授が、野矢茂樹『〔増補版〕大人のための国語ゼミ』(筑摩書房、2018年)を素材とした模擬授業を行いました。そこでは、問題演習を交えながら、「質問をする」「要約する」という大学での授業で必要となる技法を解説しました。とくに、大学での学びへの取り組み方については、①事実を知るだけでなく、それを踏まえて自分はどういう理由でどう考えるか、自分の考えを他人に説明する能力、賛成してもらえるように説得する能力などが、法学部で身につけるべきものである、②文章を読むときは、文章全体のなかで一つひとつの文がどういう役割を果たしているかを把握することが重要であり、授業を受けるときも、事前に予習をして全体像を把握しておくことが必要であるといったアドバイスがありました。
また、終了後に入学前オリエンテーションも開催しました。そこでは、入学にあたって取り組んでもらう課題や入学式以降のスケジュールを確認しました。

当日は50名がスクーリングに出席しました。出席者からは、「授業の大体の流れがわかってよかった」「やはり大学では高校で習うようなやつではなく、さらに深堀する感じがしてとても楽しかった」「とてもわかりやすく、ためになるお話だった」などといった感想が寄せられました。
(法学科:白井 諭)
2月28日(土)に開催された、小谷真樹さんによる講演会『最愛の娘を奪われて』に参加しました。この講演会は、岡山北西ロータリークラブ創立35周年の記念事業として開催されたものです。

小谷さんの娘である真緒ちゃん(当時7歳)は、2012年4月23日の登校中に少年による無免許居眠り運転によって命を落としました。
真緒ちゃんは2005年生まれで、私たちと同世代です。
小谷さんが当時流行していたキャラクターの筆箱を買ってあげたというエピソードを聞き、私自身もそのキャラクターが好きだったことから、強い親近感を覚えました。
それだけに、唐突に日常が奪われてしまう衝撃を、より身近なものとして感じました。

また、真緒ちゃんが当時身に着けていた物のお写真も見せていただきました。
折れた傘からは、事件の激しさが伝わってきました。
他にも、犯罪被害者やその家族が受ける二次被害についてもお話を伺いました。誰もが突然、被害者やその身近な人になる可能性があるからこそ、社会全体でもっと周知されるべき内容であると感じました。
講演後にはグループに分かれ、感想や自分たちにできることについて話し合い、発表を行いました。
私たちのグループでは、大学祭で作成したパネル展示を活用することや、支援の輪を広げていく取り組みについて考えました。


最後に、つぼみ部長の土田から講演へのお礼と、パネル作成へのご協力に対するお手紙をお渡ししました。
小谷さんには、お忙しい中夜遅くまで複数日にわたり取材にご協力いただいたほか、大学祭当日には京都から駆けつけてくださるなど、大変お世話になりました。
今回のご講演でも、多くの学びと気づきをいただきました。
誠にありがとうございました。
今後とも犯罪被害者支援部つぼみをよろしくお願いいたします。
(法学部1年 宮崎)
商大に行きますと、門がありまして、

門をくぐりますと、
出来たばかりの管理棟が目の前にどどんと見えます。

向かって右側に本館です。

この通路を通り抜けますと、すぐ新校舎に入ることができます。
通路の中には、こんな立派な屏風が飾ってあったりして。

広さは変わってないはずですが、なんだか開放的で広々とした感じになりました。
