商学科:新入生交流イベント開催

4月23日の教養演習の時間に、交換留学生を含む今年入学した新入生たち総勢約120名が、体育館で交流イベントを行いました。今回はチームに分かれてゲームをするというもので、友だちづくりのきっかけを提供するのが目的です。

なお、うれしいことに、西春奈3年生ゼミの先輩たちも、運営スタッフとして駆けつけてくれました。ありがとー 😛 

まずは、くじを引いて、チームを作ります。どのチームになったかな? 

はじめにチームごとに並んで、説明を聞きます。ゲームは、学生課の西谷さんが指導してくれました。感謝、感謝です。

最初のゲームは、誕生日リレー。声を出さずに、誕生日が早い人から後の人へと整列していきます。手は口ほどにものを言う? 

身振り手振りで意思疎通を図っていき、どうやらどのチームも見事並ぶことが出来たようです。

お次のゲームは、ペットボトルフリップリレー。少し離れた所に置いてある水を少し入れたペットボトルを1回転させて立たす、というゲームです。

お見事!! 成功したら、ハイ次の人へバトンタッチ。

動きのあるゲームの後は一転して静かに取り組むゲーム、ペーパータワーです。A4の紙だけで自立するタワーを作り、制限時間20分でその高さを競い合います。

ただいま作戦会議中・・・。

各チーム、それぞれが考案した形で積み上げていきます。

こちらは3年西ゼミチーム。さすが上級生だけあって、論理的(?)に組み立てていますね。

だんだん高くなってくると、そぉ~っとね。

ゲーム終了。さてどこが一番か・・・・。

計測中です。

厳密な計測の結果、優勝したチームはなんと高さ178センチ!! いやはや、ご立派。

・・・と言っていたら、時間が経つのは早いもの。いよいよ最後のゲームになってしまいました。

最後は、もう一回誕生日リレー。ただし、今度はチームごとではなく、先生も入った新入生全員で並んでいきます。

月ごとに分かれて、そして月のグループの中で日にち順に並んで・・・。一回しているから、結構スムーズですね。

大きな輪が出来ました。はたしてうまく並べたのか? 

1月誕生日の学生から、日にちと名前を順に言っていきます。

そして、いよいよ最後12月の終わりに生まれた、ハイ、あなたで見事並ぶことが出来ました。

以上、つかの間のひと時ではありましたが、みなさんの輝く笑顔が見れて、よかったです。

新入生のみなさん、これから充実した大学生活を送ってくださいね。我々教員もしっかりサポートしていきますよ~ 😀                   

 (商学科長 三好 宏)

北木島の海岸清掃に参加

4月19日の日曜日、笠岡市で海の自然保護活動をしている「KASAOKA  BLUE  RAISE」さんが主催する笠岡市北木島海岸清掃活動に、1年生と4年生の計7名と参加して来ました。本学は過去2回、同じ笠岡市にある真鍋島での海岸清掃にも参加しています。

今回は、北木島楠港近くで、かつて海水浴場として賑わっていた砂浜です。子供や地元企業の方など総勢50名ほどが集まり、全体説明の後、さっそく分かれてゴミを拾っていきます。

学生たちも黙々と清掃に没頭です。

途中、山陽新聞社の取材も受けました。

 

約1時間ばかりでしたが、ペットボトルや缶、紙・プラスチック類など、大きめのゴミ袋50ちかく集まりました。

でも、学生たちは十分に活躍できなかったからと、反省・・・・? 

ではなくって、実は砂の中にプラスチックがものすごく小さな粒となって混じっていると聞いて、思わず足元を見た瞬間です。いわゆる、マイクロプラスチックですね。

この後、本当にプラスチックが混じっているのか、説明を聞いて実験してみたのがこの写真です。意外とあるもんですね。驚きました。

学生たちには、こうした環境問題を、それぞれの学科で学んでいる学問につなげて考えてもらいたいものです。

何はともあれ港に戻り、みな満足な表情で終えることが出来ました。

あ、そうそう。4年生3人は、このあと笠岡ラーメンを食べて帰ったそうですよ。こういうのも、現場に出て学ぶフィールドスタディの楽しみの一つでもあります!(産学官連携センター長 三好 宏)  AI作成

〈経済学部通信〉「将来より今が大事」な人ほど、実は公共財に多く貢献する?——行動経済学で読み解く集団の意思決定

現在バイアスとは何か

みなさんは、「明日やろう」と思いながらついつい先延ばしにしてしまった経験はないでしょうか。行動経済学では、このように将来よりも「今すぐ」を過剰に重視してしまう心理的傾向を「現在バイアス」と呼びます。たとえば、「宿題を今片付けた方が後が楽」だと頭では分かっていてもついつい先延ばしにしてしまう——そんな判断のクセです。

この現在バイアスは、個人の消費行動だけでなく、複数の人が費用を出し合って何かを共同購入・共同利用する場面、つまり「公共財の提供」の問題にも深く関わっています。

公共財と「タダ乗り問題」——そして現在バイアスが生む意外な効果

公共財とは、みんなが共同で使える財やサービスのことです。学校の備品、地域の公園、国境をまたいで管理されるインフラ(橋や道路など)が典型例です。こうした財には古くから知られた問題があります。「どうせ誰かが費用を出すだろう」と考えて自分では出し渋る「フリーライダー(ただ乗り)問題」です。この問題により、自発的な協力に頼ると社会全体として必要な量より少ない量しか公共財が供給されないことが知られています。

経済学科の熊代和樹准教授と龍谷大学の津川修一准教授による本研究は、ここに「耐久性」と「現在バイアス」という2つの要素を加えたとき、何が起きるかについて数理モデルを使って分析しました。耐久財とは、家庭で使用する家具や公共事業で整備される施設のように複数の期間にわたって使い続けられる財のことです。

分析の結果として得られた興味深い発見の一つは、現在バイアスが必ずしも公共財への貢献を減らすとは限らない、という点です。現在バイアスの強い人は将来の価値を割り引いて考えるため、耐久財への貢献が減ると思いきや、「コミットメント効果」と呼ばれる逆の力も働きます。現在バイアスに気づいている賢い(「洗練された」)人は、今のうちに耐久財という形で資産を固定することで、将来の自分が衝動的に使いすぎないよう自分自身を縛るのです。定期預金や満期まで解約できない個人年金に毎月自動で入金するようなものですね。ここでは耐久財が「自分への歯止め」として機能するわけです。この効果が十分に強い場合、公共財への貢献がむしろ増えることが示されました。

「自分の性格をわかっているか」が鍵を握る

本研究がさらに掘り下げたのは、人々が自分自身の現在バイアスをどれだけ正確に認識しているか、という問題です。研究では人々を3タイプに分けています。自分のバイアスを正確に把握している「洗練型」、バイアスがあるのに自覚していない「ナイーブ型」、そして両者の中間の「部分的ナイーブ型」です。

同じ程度の現在バイアスを持っていても、洗練型の人はナイーブ型の人よりも公共財に多く貢献します。その理由は、洗練型は将来の自分が使いすぎることを見越して、あえて耐久財(公共財)という形でお金を縛っておこうとするためです。逆にナイーブ型は、将来の自分がきちんと行動すると楽観的に信じているので、そのような「自分への歯止め」を必要と感じません。

この研究は、公共財の供給を改善するためには、単に補助金を出すといった政策だけでなく、人々が自分自身の意思決定の傾向をどれだけ理解しているか——いわば「自己認識」——が重要な鍵を握ることを示唆しています。「自分は先延ばし癖がある」と自覚することが、実は社会全体にとってもプラスに働く可能性があるのです。


今回の記事は、4月に公開された以下の論文の内容をもとにしています。なお,本研究は岡山商科大学学内公募資金の助成を受けて実施したものです。

Kumashiro, Kazuki and Tsugawa, Shuichi, Voluntary provision of durable public goods under present bias (April 16, 2026). Available at SSRN: https://ssrn.com/abstract=6586259 or http://dx.doi.org/10.2139/ssrn.6586259

【犯罪被害者支援部つぼみ】令和8年度「子どもの安全確保」街頭啓発キャンペーンに参加しました。

202646日(月)、岡山駅で行われた入学・進級おめでとう「子どもの安全確保」街頭啓発キャンペーンに参加しました。新年度最初の啓発活動ということもあり、気持ちを引き締めて臨みました。

 JR岡山駅前では、県警察の皆さまや学生防犯ボランティア、岡山シーガルズの方々と一緒に、行き交う方々へ啓発ビラを配布しました。声をかけると笑顔で受け取ってくださる方も多く、地域の温かさを実感しました。

用意していたビラは、参加者全員の積極的な声かけと、足を止めてくださった多くの方々のおかげで短時間で配布が完了しました。今回の経験を通して、地域の協力の大きさを改めて感じました。今後も安全な街づくりに貢献できるよう、活動に取り組んでいきます。 

(法学部3年:宮向)

〈経済学部通信〉本学経済学部出身の田 文軒さんが博士号を取得しました!

本学経済学部を2020年3月に卒業した田 文軒さんが,この度神戸大学大学院経済学研究科 博士課程後期課程を修了し,博士(経済学)を取得しました。

田さんは大学院進学後,中国における地域経済の成長要因に関する実証分析をテーマに研究を行ってきました。

先日行われた経済学部教授会にて,修了の報告をしに来てくれました。田さんの今後のご活躍を期待しています!

経済学部教授会にて(写真奥左側が田さん)

田さんは以前にも商大ブログに登場してくれていました。こちらも是非ご覧ください。

【剣道部】日本で竹刀の持ち方だけでなく、「心の持ち方」を学ぶ

田さんの略歴:

中国河南省出身
2014年9月 本学 別科     入学
2016年4月 本学 経済学部 入学
2020年3月      経済学部 卒業
2020年4月 岡山大学大学院社会文化科学研究科    入学
2022年3月        同            修了
2022年4月 神戸大学大学院経済学研究科博士課程後期課程 入学
2026年3月        同            修了

 

本学在学中は剣道部に所属し、剣道二段取得

法学部新入生歓迎イベント3週目

法学部新入生歓迎イベントの3週目です。

毎年、新入生には早く大学のいろいろな場所に馴染んでもらいたい、気軽に話せる相手・意見交換を出来る相手をできるだけたくさん作ってもらいたい、と考えてイベントを実施しています。今年の第3週目は、近畿大学の石村雄一先生をお迎えして、ゼミの垣根を越えてランダムに振り分けたメンバー間でのグループディスカッションを実施しました。

今後4年間をどう過ごすかを学生達に自ずから考えさせる、大変有益な内容でした。

新入生全員熱心に取り組み、この時間が終わる頃には、もう学生の姿勢や顔つきまでちょっと変わってる感じがしました。

この熱が冷めないうちに、学生の興味関心に応える講義をしていかないといけないと、教員も気持ちを新たにしました。

これで法学部の新入生歓迎イベントは終了です。実りある4年間にしていきましょう!

 

〈経済学部通信〉経済学部新入生合宿を実施しました!

4月4日・5日の2日間、経済学科の新入生を対象に、岡山市立少年自然の家にて新入生合宿を実施しました。
これから始まる大学生活のスタートダッシュとして、「友達づくり」と「経済学の学びへの導入」を目的に行われたこの合宿。初対面同士の不安が、笑顔と達成感に変わる2日間となりました。

二日間楽しみましょう

最初は緊張…でもすぐに打ち解ける雰囲気に

集合したばかりの会場には、少し緊張した空気が漂っていました。ですが、入所式の後の採火活動が始まると状況は一変。みんなで協力することで自然に会話が生まれます。

採火活動
無事に火が付きました
二日間照らしてくれるランプ

自己紹介ゲームでは気づけばあちこちで笑い声が広がっていました。
大学生活の最初のハードルである“友達づくり”をしっかりサポートできた様子でした。

自己紹介ゲームで盛り上がりました

雨でも関係なし!協力して乗り越えた野外炊事

1日目午後の野外炊事では、あいにくの雨模様。それでも学生たちはグループで協力しながらカレー作りに挑戦しました。

あいにくの天気でした

火起こしや調理に苦戦しながらも、「どうすればうまくいくか」を話し合い、試行錯誤。完成したカレーを囲んでの食事は、まさに達成感そのものです。

野外炊事
 
無事にカレーが完成!

大学生としての第一歩を踏み出すプログラム

合宿では、楽しさだけでなく、これからの大学生活に役立つ内容も充実しています。

  • 大学での学び方や心構えを学ぶ講義
  • グループ対抗のゲームを通じた経済学の体験
  • クラス分けテストと履修指導
  • 就職活動でも活かせるグループディスカッション演習
クラス分けテスト、真剣です
 

特に近畿大学経済学部の石村雄一先生をゲストティーチャーとしてお招きしたグループディスカッションでは、自分たちの意見をまとめて発表する場面も。
大勢の前で堂々と発表する姿からは、わずか2日間での大きな成長が感じられました。

意見を上手くまとめて発表できました
4年間頑張りましょう!

動画で雰囲気をチェック!

当日の様子はダイジェスト動画でもご覧いただけます。
自然に囲まれた環境の中で、笑顔あふれる学生たちの姿をぜひチェックしてみてください。

 

法学部の新入生歓迎イベント:校内ウォークラリーを実施しました

法学部新入生歓迎イベントを今年も実施しています。グループに分かれて学内のいろんな場所に示された問題を探し出し、知恵を出し合って解いていきます。

今年は本当に難問が多かったです。

 

中庭。もう完全に葉桜になってしまいました。爽やかに晴れて、気持ちのいい気候でしたね。

教務課前。

 

体育館。

模擬法廷。

裁判官風な格好でチェッカーの先輩は待ち構えていました。

クリアしたら次の場所へ向かいます。

 

ここはキャリアセンターの資料室。2年後にはうんとお世話になるでしょう。

 

キャリアセンターの隣にブランチという自習スペースがあります。

せっせと勉強する学生もいれば、突っ伏して休憩している学生もいます。

 

商大塾の前のスペース。資格取得を考えたらここで情報集めてください。

 

7号館3階は先生達の研究室が集まっているフロア。先生に質問に来たり、してくださいね。

 

井尻記念館。ここの問題は凝りに凝っていて難題でしたねえ。でもこの場所にふさわしい、商大のルーツがわかる問題でした。

 

2週にわたって問題を解いてまわりましたが、総合成績を勘案した結果、今年は比嘉ゼミが一番になりました。おめでとうございます。学部長から景品が授与されました。

新入生の皆さん、これでゼミ生同士で仲良くなって、学内のいろんな場所にもなじめたでしょうか。

新入生歓迎イベントは来週も続きます。新入生のみなさん、お楽しみに。

 

〈経済学部通信〉三谷直紀特任教授がご退職されました

2026年3月31日をもって、長年にわたり教育・研究に尽力されてきた三谷直紀先生が退職されました。

三谷先生は労働経済学を専門とし、日本の労働市場や政策に関する研究・教育の第一線で活躍されてきました。その歩みの出発点は数学にあります。東京大学理学部・大学院で数学を学んだ後、1974年に旧労働省(現・厚生労働省)に入省され、約15年にわたり労働政策の立案や労働市場分析に携わりました。理論だけでなく、現場の課題と向き合ってきた経験は、その後の研究と教育の大きな礎となっています。

1989年に神戸大学大学院経済学研究科の助教授に着任されて以降は、大学教員として多くの学生を指導しました。2013年からは岡山商科大学経済学部に拠点を移し、2021年からは特任教授として教壇に立ち続けてこられました。

三谷先生の授業の魅力は、「現実とつながる経済学」にありました。労働省での実務経験に加え、フランスやイギリス、アメリカの大学・研究機関での在外研究や教育経験を活かして国際的な視点から日本の労働問題を捉える講義は、多くの学生にとって新鮮で刺激的なものでした。

研究面でも、長期失業のメカニズムや最低賃金制度、女性管理職比率の国際比較など現代社会の重要な課題に取り組み続け、多くの成果を発表されてきました。理論と実証、そして政策をつなぐ研究スタイルは、労働経済学の分野において確かな存在感を示しています。

また、岡山県がご出身ということもあり、県内の自治体と連携して高齢者雇用の観点から地域の活性化にも取り組まれました。

長年にわたるご尽力に、心より感謝申し上げます。三谷先生が育ててこられた学びの精神は、これからも多くの学生の中で生き続けていくことでしょう。

(経済学部 熊代和樹)

経済学部教授会での挨拶
花束の贈呈


三谷先生は商大ブログにも多くの記事をご寄稿くださいました。過去の記事も是非ご覧ください。

〈経済学部通信〉情けは人のためならず:ワクチンとクジラの話

〈経済学部通信〉The Credibility Revolution(信頼性革命)

〈経済学部通信〉思いて学ばざれば即ち殆し

〈経済学部通信〉思いて学ばざれば即ち殆し

〈経済学部通信〉仕事を学ぶこと(On-the-Job Training)

〈経済学部通信〉構造把握力

〈経済学部通信〉コートジボワール訪問記

〈経済学部通信〉英語でレクチャー

〈経済学部通信〉英語でレクチャー