2024年4月18日(木)、岡山商科大学はトヨタレンタリース新岡山との間で包括協定を締結しました。
トヨタレンタリース新岡山は、スローガン「あたらしいほうへ!」に「地域社会やそこに暮らし、働く人、岡山を訪れた人たちとの新しい出会い、新しいつながりを創造していきたい」との思いを込められ、事業を展開されています。そうした中、何か地域に貢献できることは、と検討されていた折に、本学へお声がけをいただきました。
本学では県内10の市町村と包括協定を締結し、地域から寄せられる様々な課題や要望に対して、学生と教職員が現地に赴き、地域の皆様のお話を伺いながら、地域に寄り添った活動を行う「フィールドスタディ事業」を展開しています。フィールドスタディは地域貢献活動というだけでなく、教室で学んだことを現場で生かす、実践の場として、実学教育を旨とする本学にとって、とても大切な取り組みです。
昨年11月、真庭市社地区で行った、竹の伐採からその活用を行うフィールドスタディに、トヨタレンタリース新岡山の方にもご参加いただいたところ、学生・教職員とは異なったビジネスパーソンとしての視点で、持続可能な社会を作るための地域貢献活動のあり方や、人材育成のことを捉えられており、その姿勢に多くのことを学ばせていただくことができました。
フィールドスタディ事業で相互に協力することは、地域への貢献活動、持続可能なまちづくり、そして人材育成の観点からも、意義深いことから、この度の協定調印となりました。
トヨタレンタリース新岡山本社で行われた調印式では、協定書への調印の後、末長一範社長から「フィールドスタディに参加することで学生から学ぶこと、そして学生へ伝えられることもあると思う。レンタカー事業を行う企業として新しいソリューションを提供し、さらなる挑戦へと繋げ、一人ひとりが成長する機会としたい」とのご挨拶がありました。
本学井尻昭夫学長から「本学では、教室での学びに加え、学外で実践を行う「内から外へ」という取り組みを推し進めている。トヨタレンタリース新岡山の「あたらしいほうへ!」は地域社会の活性化に向けたとても良いスローガンだと思う。明日の人材育成に一緒に取り組んでいけることをうれしく思う」と挨拶をしました。
調印式にはテレビ局や新聞社も取材に訪れており、調印式終了後には、今後の具体的な事業展開について多くの質問が寄せられていました。
<参考>
竹灯篭づくりの参加協力(真庭市社地域)
https://sangakukan2.osu.ac.jp/2023fs_yashiro2/
OHK公式チャンネル
企業と学生の相乗効果で地域貢献目指す…トヨタレンタリース新岡山と岡山商大が包括連携協定【岡山】 (24/04/18 18:00)