刑務所の参観をさせていただきました

コロナ禍の最中は難しかった刑事施設見学ですが、ゼミ生を連れて岡山刑務所に行って勉強させていただきました。

無期懲役の受刑者(30年以上)を多く収容している岡山刑務所では、受刑者の高齢化・認知症を発症した受刑者への対応等が問題となっており(受刑者の高齢化は岡山だけではありませんが)、そのことについて詳しくお聞きすることができました。

また、来年から懲役刑・禁錮刑が拘禁刑に変わり、懲らしめとしての刑罰から更生のための刑罰への色合いが強くなります。それに伴い、刑務所内での処遇がどのように変わっていくべきか、あらかじめゼミで勉強していったのですが、

その問題に関しても、それ以外の点に関しても、学生からもたくさん質問をさせていただきました。

お忙しい中ご対応いただいた岡山刑務所の皆様、大変ありがとうございました。

(集合写真を撮り忘れてしまいました・・・)

 

 

大学祭にて模擬裁判を実施しました

今年も模擬裁判を開催することができました。

今年は名古屋地判R1.12.9を素材にして、特殊詐欺をテーマに脚本を作りました。いわゆる受け子とかけ子の間に入った仲介役のような人物を被告人にして、詐欺罪の故意と共犯の成否が争点でした。

特殊詐欺によって生じる被害自体ももちろん問題ですが、最近は高額報酬につられて安易に受け子等のバイトに応募してしまい、若い人が加害者の側として巻き込まれてしまうことも大きな問題となっています。そのような問題も、ストーリーの中に取り入れています。

ただ、「詐欺」で「共犯」な上、事実関係も複雑で、難解な内容だったかと思います(来年もやるならもうちょっと簡単な内容にしよう・・・)。

トラブルの連続でヒヤヒヤしましたが、ゼミ生の皆さん(3年生も4年生も)本当にお疲れさまでした!

〈経済学部通信〉この円の半径は何cmかな?

今回は前田先生にご寄稿いただきました。


 教職科目の「教育心理学Ⅰ」を担当している経済学部の前田健一です。教職科目は、将来、学校の教員を目指す学生さんが教員免許状を取得するのに必要な授業科目です。岡山商科大学の法学部と経済学部の学生さんは、専門科目の他に教職コースを追加履修すると、中学校教諭免許状(社会)や高等学校教諭免許状(公民)を取得できます。また、経営学部の学生さんは、教職コースを追加履修すると、高等学校教諭免許状(情報)や高等学校教諭免許状(商業)を取得できます。詳しくは岡山商科大学のホームページから、キャンパスライフ→免許・資格一覧→教職課程をクリックした後、PDFファイルを見てください。

 教育心理学は、心理学の研究成果を教育に活用したり、教育の諸問題を心理学の視点から研究したりする学問領域です。教育心理学Ⅰの授業では、人間の記憶力、学習や思考、やる気や意欲、学級集団と学級の人間関係、測定と評価、知的発達、人格発達、発達障害、カウンセリング等々、幅広い内容について講義しています。その中から、今回は思考の柔軟性の話をするときに大学生に解いてもらっている簡単な問題を紹介しましょう。

 

 以下の図形の問題を解いてください。5分以内に解けた人は、思考の柔軟性や発想の転換が豊かな人です。5分以内に解けない人は、思考が固い可能性があります。さあ、この円の半径を求めてください。

 正解にたどり着けなかった人にヒントを教えましょう。三平方の定理を使うか使わないかは、あなたの自由選択です。さらなるヒント、三平方の定理を使わなかった人は、長方形OPQRに注目してください。

 

(経済学部 前田)

【商学科フィールドスタディ】     観光サービス実習2023 in 湯原温泉

2023年度観光サービス実習は9月6日から9日までの3泊4日で湯原において実施しました。1日目は、湯原温泉到着後「歴史を知る」というテーマで、式内八社の案内ガイド樋口(振興協議会会長)さんから、八社の歴史と観光コンテンツについて学びました。その後、ロンドンタクシーで湯原温泉周辺地域の案内を、本学卒業生の古林裕久(湯原町旅館協同組合理事)さんにしていただきました。

2日目は、「資源を知る:人、資源」というテーマで自然とはんざきについて浜子尊行(おかやまオオサンショウウオの会事務局長)さんに、はんざきセンターで説明していただきました。その後、聞き取り調査を真庭市湯原振興局・湯原観光情報センター・ミュージアムや、湯本温泉館とその他周辺地域の施設において行いました。

3日目は、「産業や資源を学び、工夫を知る」というテーマで蒜山に足を運び、エコツアー蒜山高原フィールドワークを体験しました。その後、これまでの聞き取り調査の結果をまとめ、どのような工夫をして商売を続けているのかを検討しました。

4日目は、古林裕久さんのプチホテルゆばらリゾートで配膳やベットメイキングの実践を経験しました。その後、温泉街周辺の清掃を行い、地域の方との交流をしました。

今回の実習や聞き取り調査を通して、学生は温泉観光業経営のスキルを学びました。さらに、今後の発展や地域活性化ついて検討し、レーポトにまとめる予定です。

(商学科 徐、全)

模擬裁判の準備をしています

新学期になってひさしぶりに模擬法廷に来てみたら、

 

席に誰が座るか、名札がついていました。(ちなみに、裁判長の向かって右隣が「左陪席」で、左が「右陪席」です。ややこしいですが。)

なんだろう、オープンキャンパスの準備でしょうか。

 

さて、10月の大学祭に合わせて模擬裁判を実施しますが、今日は久しぶりに練習と脚本の検証です。今年のテーマは特殊詐欺です。

大変難易度の高いテーマにしてしまいましたが、

さあ、本当に間に合うんでしょうかね・・・・。

裁判所見学に伺いました

本学では9月12日から後期の講義開始です(早すぎませんか?)。

その前日に、ゼミ生みんなで恒例の裁判所見学に伺いました。

裁判所の役割や、事務官、書記官、家裁調査官の仕事など詳しく説明していただきました。こういう見学で裁判所の仕事に興味を持ち、公務員試験にチャレンジする学生も毎年出ています。

後期は、各自で裁判員裁判の傍聴にも通ってレポートを書く予定です。後期も気合い入れて頑張っていきましょう。

〈経済学部通信〉金融教育について

岡山商科大学では全学的な金融教育として「金融総合教育プログラム」が設置されております。そのプログラムの主要な科目としまして「金融リテラシー講座」があり、今年度も開講されました。この講座は金融諸団体(下記に2023年度前期開講の「金融リテラシー講座(基本編)」にてご協力いただきました団体を載せております)のご協力のもと、前期に基本編、後期に応用編の計30回が、毎年開講されております。

現状、岸田政権が進めております『人生100年時代における貯蓄から投資へ』の流れは、今後一層推進されることになるかと考えます。そのような時代におきまして、学生の皆さんは社会に出る前に最低限の金融リテラシーを備えておく必要があります。

ぜひ学生の皆さんには「知らないからわからない、そもそも選択できない」ではなく、「知っていて選択する、選択しない」ができるようになってもらいたいと思います。

 

【金融リテラシー講座(基本編)にご協力いただきました金融諸団体】

(敬称略 / 講義担当順)

全国銀行協会 / 生命保険文化センター / 岡山県金融広報委員会 /

日本損害保険協会 / 岡山県銀行協会 / 日本証券業協会 /

投資信託協会 / 信託協会

 

(井尻裕之)

〈経済学部通信〉「教学相長ず」

今回は韓先生にご寄稿いただきました。


 前期も期末を迎え、「教える側」と「学ぶ側」の心構えについて現場で考えさせられたことを、一つの視点として共有させていただければ。

 「先生、このグラフ、こうしたいんですけど、どうすれば?」と、月曜日2限の教養演習の時間に、プレゼンテーションのPPT資料作成の注意点についてお話を終わった直後に、一人の男子学生からアドバイスを求めてきた。

 「それねえ、確か右クリックをすれば…、こうして」と、機械が大苦手な私だが、コロナの三年間に忘れては覚えてきた「ワザ」を「伝授」した。

 「おおおっ!」と、その歓喜に満ちた声とその輝いた眼が、思い出すたびに勇気づけられ、そしてそれ以上に応えたくなる。

 

実はこの男子学生のような、意欲的に何かを実践しようとする学生は教室にはそれほど多くない。大半は与えられた課題は一応言われた通りにやり、しかも淡々とやるだけであり、その一歩先のことについては自ら更に深く考え、調べてみようとしない。提出された課題から学びの意欲も学びの喜びも感じられない。そして結局、もっと動いてもらうようにもっと指示を出さなければならないという堂々巡りのようなことの繰り返しになってしまう。じれったい思いに駆られてばかりいる。

むろん、教える側としては学生のためにと思って余念なく講義を務めるつもりではあるが、一方それを受ける学ぶ側も協働する権利または義務があるように思われる。だが、その肝心な片方は十分に機能していないようだ。現に、反応の薄い授業は張り合いがなくて予定した内容以外にその場でのひらめきなどはなかなか生まれないのだ。しかし一方では、目を輝かせ首をかしげながら手を挙げたりするクラスでは、生き生きとした明るい空気が感じられ、そして何よりその反応にもっとうまく応えられるように、教える側も身を引き締めて臨まずにはいられない。

 

ちなみに、例の男子学生だが、新入生学外オリエンテーションの際に教わったメールの書き方を完璧に実践しており、ゼミで出された課題へのコメントをもきちんと活かせて回を追うごとに文章力がついてきた。応えがあったからこその成長なのだ。

 

中国語には「教学相長」という言葉があり、「教える」と「学ぶ」は相成長するという意味でよく知られている。その言葉通りに身をもって実感したのは、教壇に立ってからの20余年来、今の自分を創り上げたのは「学ぶ」側の一人ひとりに違いない。むろん、自分もその誰かの成長に役立ったのではないかと誇りに思っている。

 

ところで、今のあなたはいかがかしら?

もしも今の自分に満足できていないのなら、まず自ら意欲的に動いてみよう!その意欲の先にきっと応えてくれる何かが待っているのだろう。

(経済学部 韓)

 

 

「コミュニケーション力を高めるための研修講座」 毎日新聞社岡山支局長さんによる「見出しの付け方と情報の収集と整理」!!

経営学部商学科の1年教養演習(ゼミ)では、いろいろなゲストスピーカーの方に来ていただきいろいろな分野でお話や体験活動をしています。

今回は5/11,5/18,6/1にゼミ単位(青木ゼミ、内田ゼミ、吉田ゼミ)で、「新聞を読む-見出しの付け方と情報の収集と整理-」というテーマで、毎日新聞社岡山支局の相原洋支局長さんに、当日の各社朝刊を使いながらお話をいただいた講義を学生の声からご紹介します。

私は、支局長さんのお話をお聞きし、相手に話を伝えることはとてもむずかしいことだと思いました。また、相手の話を聞く力も大切なことだと感じました。人はそれぞれ伝え方が違う。どう伝えたら相手に正確に伝わるか今回お話をお聞きしすごく理解できました。

「新聞記者は、新聞で何をどう伝えているのか?」皆さんにインタビューしてみますと、

学生にインタビューをして、伝えたいことや本人の思いなどをどんどん引き出していきました。話す側は勿論ですが、聞く側もコミュニケーション能力を問われていると感じました。

また、記事に見出しをつけてということで、ペンギン誕生の記事を使いながら、あなたならどんな見出しをつけるかという見出しをつける体験もしました。なかなか難しく簡単にはできませんでした。また、相手に何をどう伝えるかという点が難しかったです。自分は「水族館に大きな子供が」という題名にしました。相原さんは「書き慣れてないけどいいね」と言ってくれホローしてくださいましたが、見出しの作成には、編集力、センス、洞察力など多くの能力が求められると感じ勉強不足を痛感しました。

自分たちの生活に欠かせないスマートフォンの危険性や社会問題になっている闇バイトなどにも触れてくださいました。SNSは便利ですが、画面の向こうの人は商売でやっている人も多く私たちは見せられ続けてはいけないということも考えさせられました。SNSに大変多くの個人情報が交ざっているという危険性もあるとお聞きし、いろいろなことが再認識でき今回の講演に感謝しています。

(経営学部商学科 吉田信)

【犯罪被害者支援部つぼみ】性犯罪と犯罪被害者支援活動についての講演を聴講しました

5月12日(金)の刑法Ⅰの時間は、昨年度に引き続き、岡山県警の藤原佐千子警部補による性犯罪と犯罪被害者支援活動についてのご講演がありました。
つぼみの部員も聴講し、勉強させていただきました。

ここで一年生の感想を紹介します。
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性被害にあわれた方のお話を聞いて私たちと同じような若い年代の方が被害を受けそれを きっかけにトラウマを植え付けられ人生を 狂わされるというのは極めて残酷な事であってもう二度と起こってほしくない事だと思いました。
そうならないためには私たち大学生や若い年代の人達が性犯罪への認識を強め広めることが 被害を減らすことに繋がるのかなと思いまし た。
そして私自身もそういった犯罪防止活動に参加したいとこの講義を通してより強く思うようになりました。

犯罪被害者のためにできることとしては、その人と関わり続けることなのではないかと思います。 人による とは思いますが、息子や娘を亡くされた方であれば同じ年齢の子がそばにいてくれるだけで、その時間だけは寂しさや悲しみを感じないでいられるのではないかと考えます。犯罪被害者の思いや考えがわからない部分も多数あるので、現在参加しているサークルのつぼみのみんなと話し合ったり、その他講演会に参加してみたりするなどしてもっと考えていけたらいいなと思いました。

今回の講演を通して1番心に残っているのは性被害に遭われた女性の話でした。被害にあったという事を聞くだけで胸が締め付けられる思いでしたが、それ以上に被害後の女性の生活を知り、心が痛みました。女性として当たり前の幸せを手に入れられなくなったこと、被害に遭った近くの場所には行くことが出来ないなど衝撃的で悲しい思いでいっぱいでした。このような犯罪を1件でも減らすためにも大学生として、つぼみの一員として自分にできることを見つけていきたいと思います。

今回の講演で、性犯罪によって1人の人生が壊れてしまうこと、そしてそんな被害が岡山でも何件も起こっている事を知り、驚いたとともに自分が犯罪被害の現状に対してどれだけ無知だったのかを気づくことができました。
自分たちはまだ学生で、警察のように深く生活に関わって被害者の方を支援することはできないけれど、つぼみやあした彩のような学生でも役に立てる事があると教えて頂き、自分も何か力になりたいと思いました。

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藤原警部補は、性犯罪の被害に遭う可能性が高い若い世代に広報活動が届かないことが課題だと仰っていました。
だからこそ私たち大学生が犯罪被害者支援を今後も続けなければならないと思います。つぼみやあした彩の活動を通して、1人でも犯罪被害者支援に興味を持ってもらえると嬉しいです。

(法学部3年:友松)