本日は図書館実習。
判例や法律文献・法令等の検索の仕方・データベース活用方法を学びます。

(「使用禁止」の椅子を引っ張ってきて使ってますが、感染対策はしています)
ネット検索はなんでも出てくるように錯覚してしまいますし、表面的な知識をさっと得るにはとても便利ですが、ネット上の情報は玉石混淆。法学部の学生には信頼のおける文献・情報にあたり、じっくり読んで考える、ということにどんどんチャレンジしていってほしいです。
本日は図書館実習。
判例や法律文献・法令等の検索の仕方・データベース活用方法を学びます。

(「使用禁止」の椅子を引っ張ってきて使ってますが、感染対策はしています)
ネット検索はなんでも出てくるように錯覚してしまいますし、表面的な知識をさっと得るにはとても便利ですが、ネット上の情報は玉石混淆。法学部の学生には信頼のおける文献・情報にあたり、じっくり読んで考える、ということにどんどんチャレンジしていってほしいです。
10月29日に宍戸ゼミ(研究演習3年)では、12月頃に予定している酪農施設への見学に先がけ、岡山第二合同庁舎内にある中国四国農政局をご見学させていただきました。
(物々しいゲートがあり、学生は緊張気味に…)

農政局は農林水産省の地方出先機関であり、中国・四国地方における「農業政策の実行」および「現場での問題調査」を主として活動しています。
業務内容は多岐にわたり全部を聞きたかった所ではありますが、今回は酪農関係の法令に着目し①飼料添加物の基準②岡山県内における家畜排泄物の管理基準③酪農の発展に関する問題(新規参入者の対策・労働力負担の軽減・6次産業化の推進など)を質問させていただきました。

思った以上の資料の山でしたが、職員の皆様より懇切丁寧に分かりやすくご説明していただき、理解することができました。
(特に家畜排泄物の処理については地域ならではのものがあり、比較してみると面白い点が色々とあります…。)
最後に、農政局の採用情報についてもご説明していただきました。
関心が高まった学生もいたようです…(*˘◡˘*))

今回、中国四国農政局の皆様にはコロナ禍のさなかであるにも関わらず、細やかにご対応いただき、たくさんの質問にもお答えいただきまして、ありがとうございました。
酪農施設への見学に向けて学習に取り組んでまいります。
(法学部3年:家野・猪野)
岡山商科大学、法学部・法学科の教授、九鬼一人です。2021/11/6の土曜日、広島県のAICJ中学・高等学校で出前講義を行わせていただきました。

題目は「道徳的ジレンマを考える」。AICJ中学・高校は国際バカロレア教育プログラムに力を入れている学校で、今回の出前講義はその教育の一環という意味もありました。

マイケル・サンデル教授の「ハーバード白熱教室」で話題になった、トロッコ問題を前半で話しました。すなわちトロッコ問題のスイッチ事例における1人の死は、「緊急避難の犠牲」と「解釈」できるとして、意思決定における解釈の重要性を説きました。映画「タイタニック」の話を緊急避難(さあ、何だろう!! 検索だ)の例として紹介しましたが、学生諸君には、ちょっと古すぎる話だったでしょうか。
後半では、白土三平の「カムイ伝」を引きつつ、福神漬け(やたら漬け)の伝承において、お盆の供物が商品として新しく解釈し直された話をしました。そのように、新しい「解釈」を与えることが意思決定において重要であると、レクチュアしました。

学生からは活発な質問があり、なかでもトロッコ問題のスイッチ事例とプッシュ事例は本質的に同じではないかをめぐって、活発な意見交換がなされました。なお講義後も学生から熱心な質問を受け、九鬼にとっては励みとなりました。学生諸君に書いていただいた熱い感想!! には一枚一枚コメントを入れました。追って返送する予定です。
(法学部:九鬼)
3年生も、そろそろ就活のことが気になってきます。
本日のゼミの番外編。本学キャリアセンターの職員さんに来てもらって、今後の就活のやり方について、レクチャーしていただきます。

もう、その懇切丁寧で説得力のあるレクチャーを傍で聞いていると、「私も指導してもらえば転職できるかなあ」と思ってしまいます(予定ないけど)。
筆者が学生のころはいわゆる超氷河期時代でして、特に女子学生の就活は大変でした。まだネットでの就活が一般的ではない頃で、男子学生の家にはなにもしなくても就職情報誌が段ボールに入ってどっさり届きましたが、女子学生の家には何も届かない、という露骨なことが当たり前にあったように記憶しています(女子の大学進学率も男子に比べるとまだ低かった時代です)。
あの時代は大変だったなと思う一方で、今は今で筆者が学生のころには想像もしなかったような事態が起こっていますので、どの時代にもそれぞれの大変さがあるなと改めて思います。拙ゼミの学生さんたちも危機感があるのか、すでに自力でインターンシップに参加したり、就活サイトに登録したりしていて、例年よりよく考えて早めに動いているなという印象です。
本学では毎週のようにガイダンスや説明会などが行われ、学生さんへの情報提供や指導・サポートが行われていますが、実際にそれを活用して就活をするのは学生自身。
悔いのないよう、頑張ってもらいたいです。
昨日に引き続き、学芸員課程の実習生がフィールドスタディとして実施した博物館館園実習のレポート、2人目をお届けします。
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私は博物館館園実習で倉敷埋蔵文化財センターに5日間行ってきました。倉敷埋蔵文化財センターは、出土遺物を陳列した展示室や収蔵庫をはじめ、遺物の科学的保存処理を行う木器・鉄器保存処理室、遺物整理室などがある博物館類似施設です。私は小学6年生の時の遠足で初めて埋蔵文化財センターに行ったときに、展示されている弥生時代の竪穴住居や土器の復元を体験できるパズルに夢中になり、それがきっかけで私は考古学が大好きになりました。考古学を好きになるきっかけを作ってくれた倉敷埋蔵文化財センターで博物館実習ができると決まった時はとても嬉しかったです。
1日目には土器の洗浄や注記、パズルによる接合体験、貝塚から出土した貝や骨の分類をしました。土器の洗浄というのは、発掘調査で発掘されたそのままの状態の土器には土がついていて汚れているので、ブラシを使って土が残らないように洗い流す作業ですが、大変根気がいる作業でした。土器パズルによる接合体験は立体ジグソーパズルのような感じで難しかったですが、とても楽しい時間でした。
2日目には市内史跡の見学と石膏復元を体験させていただきました。史跡の現地調査では、楯築遺跡と箭田大塚古墳を見学しました。どちらも一度も行ったことがない遺跡だったこともあり、写真でしか見たことがなかった場所を生で見ることができ、詳しい解説もしていただき、大変貴重な経験になりました。また、普段は鍵がかかって入ることはできない古墳の石室内に入ることができた時はとても楽しかったです。
3日目には2日目に続いて土器の石膏復元と古代の銅鏡づくりのワークショップをさせていただきました。石膏復元とは、土器の欠けた場所を石膏で穴埋めして元の状態に復元し、わかりやすく見えるようにする作業です。土器の型を取り、石膏を土器と同じ厚さに削り、形を整えてから色を塗ったのですが、この作業とても難しく、石膏がうまく型通りにならずやり直しになったり、石膏を削る際に力が入りすぎて石膏を割ってしまったりと、何度も失敗してしまいました。色を塗る作業も紙の上で塗れば似た色になっているのに実際に塗るとあまりにも色が違いすぎてとても難しかったです。
4日目は土器の実測や実測図のトレース、古銭の整理と土器の拓本作業をしました。実測図のトレースは、太さの違う専用のペンを使って書くのですが、とても細かく書かなくてはならない場所もあり難しかったです。
最終日の5日目には古銭クリーニングと勾玉づくりのワークショップをしました。古銭にこびりついた錆をブラシで擦って取る作業だったのですが、力を込めて擦らないと錆は取れず次の日に筋肉痛になる程大変な作業でした。しかし錆が取れて文字が見え、いつの時代の古銭なのかがわかった時は達成感を味わうことができました。
この5日間では埋蔵文化財に特化しためったにできないようないろいろな体験をさせていただきました。こうした体験をしたことで博物館での展示物の見方も変わり、以前よりもさらに博物館を楽しむことができるようになると思いました。コロナ禍で大変な時期に実習を受け入れていただいた倉敷埋蔵文化財センターの皆様、ありがとうございました。
(経営学科3年 皆木瑠菜)

考古資料の整理作業実習(貝塚出土資料の分類作業)
展示解説実習
今回は、学芸員課程の実習生がフィールドスタディとして実施した博物館館園実習のレポートを学生一人ずつ、2回にわけて、お届けします。
博物館学芸員は、博物館で資料の収集や保管、調査研究そして展示を中心とした教育普及事業などを担当する専門職員です。学芸員の資格は博物館法に規定されている国家資格(任用資格)で、岡山商科大学では学芸員課程において所定の単位を取ると、国家試験が免除され、履修生は卒業と同時に学芸員資格を取得することができます。
最近では、とくに博物館が観光面でも注目されるようになり、また地域おこしの拠点として活用されるといったことも行われるようになっています。そのため、学芸員の業務においては、学術的な面に限らず、資料の活用や、地域とのつながりなども重視されるようになってきており、学芸員の業務も多様化してきています。
博物館館園実習では、そうした学芸員の実際の業務の一端を、博物館現場で体験させていただき、資料の取り扱いや展示方法、利用者への対応など実践的な経験や訓練と同時に、学芸員としての責任感や博物館で働く心構えを学びます。
博物館館園実習は、例年夏季休暇中を中心に、自分が希望する博物館で5日間以上の館園実習を行っており、今年度は11名の実習生が取り組んでいます。今回は、それらのうち岡山県立記録資料館と倉敷埋蔵文化財センターで実習をさせていただいた2人の実習生の博物館での実習のようすをレポートしてもらいました。
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私は岡山県立記録資料館にて5日間実習を行いました。
実習では資料の整理・取扱いの方法についてのレクチャーや絵図の調査、襖の下張りの解体、資料整理、書庫清掃(IPM)、展示替えといった様々な業務の体験をさせていただきました。
絵図の調査では、実際に資料調査シートの作成や絵図の写真撮影を行いました。絵図を撮影するときに、絵図全体が映るように画角などを考えてシャッターを切るのが非常に難しかったです。
襖の下張りの解体は、2枚の襖を解体しました。想像していた以上に下張りに使われている糊が強力で剥がすのにかなりの時間がかかり大変な作業でした。
資料の整理では、一般の方から寄贈された資料の箱替えや目録の確認作業を行いました。資料を1つ1つ見て年月日を目録と照合していく作業はとても大変でしたが、「徳川家茂」と書かれている資料などもあり、とても興味深くて楽しく作業に取り組むことができました。
書庫清掃では、掃除機を使って書庫の清掃を行いました。清掃後は回収したホコリの中に虫などがいないかをルーペを使って観察しました。ホコリの中に虫がいないかを観察するということは人生で初めての経験でした。このような細かい作業も学芸員には必要であり、重要な作業であるということを学ぶことができました。
展示替えでは、岡山県立記録資料館の玄関ホールの展示替えを行いました。資料やキャプションを設置する際には、車いすの利用者などにも見えやすい位置に設置するなど資料を展示する際に気を付けるべき事柄などを学ぶことができました。
今回の実習を通して実際の学芸員の業務などを深く知ることができました。学芸員は自分の専門分野だけ詳しければ良いという訳ではなく、幅広く様々な知識や技術が求められるということを改めて学ぶことができました。
コロナ禍でまん延防止等重点措置も適用され、施設も休館になる等大変お忙しい中で実習生を受け入れていただいた岡山県立記録資料館の皆様、本当にありがとうございました。大変貴重な経験になりました。
(経営学科3年 片内雅人)

古文書の整理作業実習(襖下張り文書の剥ぎ取り作業)
展示作業実習
今年は学内限定でしたが、大学祭の日に模擬裁判を行うことが出来ました。ゼミで作成した脚本を演じ、それを聴講した学生にグループワークをしてもらいました。
(学生は上手に演じているのに、動画を撮るのがへたくそですみません)
今回の裁判は故意の認定と責任能力をテーマにしています。


(証人はそば屋のおばちゃんという設定です。実際は180㎝の男子学生ですが・・・。おばちゃんパーマのカツラぐらい用意すれば良かったとちょっと後悔。)
22のグループでそれぞれ議論してもらい、各グループの結論を集計した結果、被告人は殺人罪で実刑となりました。
昨年のことを思えば、対面でこのようなイベントが出来て、感慨深いです。来年は果たして出来るか、どうでしょうか。

だいたい100人くらい集まってくれたでしょうか。
聴講した1年生からは、「本当の裁判を見たことがないが、細かいエピソードなど設定や、3年生の演技に引き込まれ、本当の裁判のような臨場感を感じた」「本物の裁判もあの緊張感でやっていくとすれば本当に疲れそうだと思った」「当事者の心情や状況など、さまざまな要素が裁判での判断では重要で、感情的にではなく客観的に論証していく様子がよくわかった」「最初は意見がまとまらなかったが、ほかの人の意見を聞きながら話し合っていくと新しい発想も出てきて、最終的に意見をまとめることが出来、とても面白かった」「裁判への関心が増した」「ぜひ本物の裁判も見に行きたいと思った」「責任能力の判断は本当に難しいと思った」などの感想が聞かれました。
皆さんお疲れ様でした!
以前も一緒に勉強させていただいた山陽学園大の上地先生とその学生さんたちと、オンラインで一緒に勉強会を開催しました。

(今回はちょっとノスタルジック?な白黒写真で)
模擬裁判を生中継(4台のカメラを駆使!)し、判決を考えてもらったあと、意見を述べ合いました。
もっと議論するために、もう少し時間が欲しかったです(^~^;)。もう少しうまく司会すればよかったと反省ですが、少ない時間の中で山陽学園大の学生さんは一生懸命取り組んでくださり、また上地先生にもご教示賜り大変勉強になりました。ありがとうございました。
昨年は中止された大学祭ですが、今年は学内限定で開催する運びとなっています。
大学祭の前に、模擬裁判を行います。一昨年は模擬法廷で行いましたが、今年は密を避けるため、本学で一番広い教室で法学部の刑法履修者を対象に実施します。

脚本作成も大詰めですが、4年生が見に来てくれました。いろいろ意見も出してくれました。

もうあんまり時間がないけどどうしよう・・・という感じになってきました(焦)。
ぎりぎりまで学生には頑張ってもらいたいところです。

2年生の、後期の最初の拙ゼミではビブリオバトルをしています。
4月の、本当に最初に自己紹介がてらビブリオバトルをするのもいいと思いますが、前期に一緒に勉強して、なんとなく気心知れてから改めてビブリオバトルをすると、また個々の学生さんの新たな一面が見えたりして面白いです。学生さんたちも緊張しつつも、反面リラックスした雰囲気で、好きな本について一生懸命語ってくれます。

今年は、筆者が読んだことのある本が1冊もなく、また電子書籍で読んでいる学生も少しずつ増えてきて、自分の加齢を感じます・・・。

ビブリオバトルにおいて、「プレゼン自体の面白さ」と、「その本を読みたい気持ちにさせる」というのは厳密には別物だろうという気がしておりまして、学生さんには後者をしっかり意識してプレゼンをするようお願いしています。

(身をよじって感情移入しながら紹介してくれて、「プレゼン自体の面白さ」と「読みたい気持ちにさせる」を両立させたUくん。’`,、(‘∀`) ‘`,、 )
普段の勉強では論理性や一貫性などを大事にしていますが、そういう議論も他人に興味をもって聞いてもらえないと意味がないので、「聞いてもらう」ことを意識するための練習として、ビブリオバトルを取り入れています。もちろん、コロナ禍の影響をもろに受けている学年でもありますし、「本を通じて人を知る」コミュニケーションの一助になればなお良いかなと思います。
また、「普段あまり本を読まないけど、このビブリオバトルのために本屋に行って一生懸命本を探して、手に取った本がすっごく面白くてとっても良かった」という学生さんもいました。本を読むきっかけになって良かったです。もっともっと、ぜひ読んでください。