岡山労働局の局長にご講演いただきました

 本学では、毎週火曜4時限目(15:00-16:30)に「法を考える」を開講しています。この科目は、全学科の学生を対象として設置されている一般教育科目(社会力育成科目群:全学共通知識科目群)であり、実務家の経験・専門知識を踏まえたお話に接することで、現代社会や法への関心を高めることをねらいとしています。

 5月19日(火)の講義では、岡山労働局の森實久美子局長に「働き始める前に知っておきたい労働法規」をテーマとするお話をいただきました。森實局長からは、労働現場での使用者(雇う側)と労働者(雇われる側)との関係について、労働者の側が不利にならないように使用者の側が守らなければならないルールとして、賃金や労働時間・休暇など、それぞれの場面に関して多様な労働法規が定められているという解説がありました。

 当日は93名の履修者が聴講しました。聴講者のなかにはアルバイトで既に労働現場に出ている者もおり、実生活に即した学習の場となりました。今後は7月下旬まで、弁護士の先生方にご講演いただく予定となっています。

(法学部:白井 諭)

大学生災害ボランティア研修会に参加しました!!

大学生災害ボランティア研修会講座を実施しました

 災害時における被災者支援ボランティアに関する協定に基づく連携事業(岡山県知事、岡山社会福祉協議会及び大学との協定)として、大学生災害ボランティア研修会を実施しました。
 南海トラフや集中豪雨など災害リスクが高まる中、大学生一人一人の防災意識の向上と被災者支援のノウハウを身に付けようという視点から実施しました。この研修会は、16ゼミ180名の学生さんが参加しました。

第1回目講座 「災害ボランティア入門編(日本赤十字社岡山支部主催)」

 この講座では、災害での住民(被災者)の様子、近年の災害に関する動向、それぞれの災害の被害状況とその対策、ボランティア活動の基本、ボランティア・市民活動で知っておきたい5つのポイントなどの貴重なお話をお聞きしました。

期 日:5月14日(木)4限目 15:00~16:30
会 場:781番教室
テーマ:「災害への備え」
参加学生:1年生から4年生の学生約180名
研修内容:
災害ボランティアの心構えや基礎知識、活動事例等について学びました。
キーワードは、支援の多様性、得意を生かしたボランティアでした。 

学生の皆さんは、いろいろな視点から自分事として考えたようです。

研修会を終えたあとの学生さんからは、「災害ボランティア活動に参加してみようと思いました。困っている方が必ずいるので、是非力になりたい。」との話が聞こえてきました。

経営学部商学科教授
学生部長 吉田 信

 

岡山県警の方にご講演いただきました

毎年恒例、犯罪被害者支援に関する講演会ですが、今年は岡山県警の三浦警部にお越しいただきました。

犯罪被害者になったとき、あるいは被害者遺族になったとき、どのような状況に直面するか、イメージしやすくお話いただき、それに対する県警の支援、法的制度についてお話いただきました。制度の枠組みは昔に比べると少しずつ拡充しているのだなと感じます(が、なお課題もあるように思いました)。

 

 

今回はご講演の中で、2種類のグループワークを実施していただきました。被害者やご遺族の話の「傾聴」の実践と、ご遺族のおかれた状況を想像し、どのように接するかを考えてみるというものです。みんな積極的に取り組んでいました。

公による支援の有り様を知るだけでなく、我々市民一人一人が心を寄せて具体的に出来ることを考える素晴らしい機会となりました。

 

商学科:新入生交流イベント開催

4月23日の教養演習の時間に、交換留学生を含む今年入学した新入生たち総勢約120名が、体育館で交流イベントを行いました。今回はチームに分かれてゲームをするというもので、友だちづくりのきっかけを提供するのが目的です。

なお、うれしいことに、西春奈3年生ゼミの先輩たちも、運営スタッフとして駆けつけてくれました。ありがとー 😛 

まずは、くじを引いて、チームを作ります。どのチームになったかな? 

はじめにチームごとに並んで、説明を聞きます。ゲームは、学生課の西谷さんが指導してくれました。感謝、感謝です。

最初のゲームは、誕生日リレー。声を出さずに、誕生日が早い人から後の人へと整列していきます。手は口ほどにものを言う? 

身振り手振りで意思疎通を図っていき、どうやらどのチームも見事並ぶことが出来たようです。

お次のゲームは、ペットボトルフリップリレー。少し離れた所に置いてある水を少し入れたペットボトルを1回転させて立たす、というゲームです。

お見事!! 成功したら、ハイ次の人へバトンタッチ。

動きのあるゲームの後は一転して静かに取り組むゲーム、ペーパータワーです。A4の紙だけで自立するタワーを作り、制限時間20分でその高さを競い合います。

ただいま作戦会議中・・・。

各チーム、それぞれが考案した形で積み上げていきます。

こちらは3年西ゼミチーム。さすが上級生だけあって、論理的(?)に組み立てていますね。

だんだん高くなってくると、そぉ~っとね。

ゲーム終了。さてどこが一番か・・・・。

計測中です。

厳密な計測の結果、優勝したチームはなんと高さ178センチ!! いやはや、ご立派。

・・・と言っていたら、時間が経つのは早いもの。いよいよ最後のゲームになってしまいました。

最後は、もう一回誕生日リレー。ただし、今度はチームごとではなく、先生も入った新入生全員で並んでいきます。

月ごとに分かれて、そして月のグループの中で日にち順に並んで・・・。一回しているから、結構スムーズですね。

大きな輪が出来ました。はたしてうまく並べたのか? 

1月誕生日の学生から、日にちと名前を順に言っていきます。

そして、いよいよ最後12月の終わりに生まれた、ハイ、あなたで見事並ぶことが出来ました。

以上、つかの間のひと時ではありましたが、みなさんの輝く笑顔が見れて、よかったです。

新入生のみなさん、これから充実した大学生活を送ってくださいね。我々教員もしっかりサポートしていきますよ~ 😀                   

 (商学科長 三好 宏)

北木島の海岸清掃に参加

4月19日の日曜日、笠岡市で海の自然保護活動をしている「KASAOKA  BLUE  RAISE」さんが主催する笠岡市北木島海岸清掃活動に、1年生と4年生の計7名と参加して来ました。本学は過去2回、同じ笠岡市にある真鍋島での海岸清掃にも参加しています。

今回は、北木島楠港近くで、かつて海水浴場として賑わっていた砂浜です。子供や地元企業の方など総勢50名ほどが集まり、全体説明の後、さっそく分かれてゴミを拾っていきます。

学生たちも黙々と清掃に没頭です。

途中、山陽新聞社の取材も受けました。

 

約1時間ばかりでしたが、ペットボトルや缶、紙・プラスチック類など、大きめのゴミ袋50ちかく集まりました。

でも、学生たちは十分に活躍できなかったからと、反省・・・・? 

ではなくって、実は砂の中にプラスチックがものすごく小さな粒となって混じっていると聞いて、思わず足元を見た瞬間です。いわゆる、マイクロプラスチックですね。

この後、本当にプラスチックが混じっているのか、説明を聞いて実験してみたのがこの写真です。意外とあるもんですね。驚きました。

学生たちには、こうした環境問題を、それぞれの学科で学んでいる学問につなげて考えてもらいたいものです。

何はともあれ港に戻り、みな満足な表情で終えることが出来ました。

あ、そうそう。4年生3人は、このあと笠岡ラーメンを食べて帰ったそうですよ。こういうのも、現場に出て学ぶフィールドスタディの楽しみの一つでもあります!(産学官連携センター長 三好 宏)  AI作成

〈経済学部通信〉「将来より今が大事」な人ほど、実は公共財に多く貢献する?——行動経済学で読み解く集団の意思決定

現在バイアスとは何か

みなさんは、「明日やろう」と思いながらついつい先延ばしにしてしまった経験はないでしょうか。行動経済学では、このように将来よりも「今すぐ」を過剰に重視してしまう心理的傾向を「現在バイアス」と呼びます。たとえば、「宿題を今片付けた方が後が楽」だと頭では分かっていてもついつい先延ばしにしてしまう——そんな判断のクセです。

この現在バイアスは、個人の消費行動だけでなく、複数の人が費用を出し合って何かを共同購入・共同利用する場面、つまり「公共財の提供」の問題にも深く関わっています。

公共財と「タダ乗り問題」——そして現在バイアスが生む意外な効果

公共財とは、みんなが共同で使える財やサービスのことです。学校の備品、地域の公園、国境をまたいで管理されるインフラ(橋や道路など)が典型例です。こうした財には古くから知られた問題があります。「どうせ誰かが費用を出すだろう」と考えて自分では出し渋る「フリーライダー(ただ乗り)問題」です。この問題により、自発的な協力に頼ると社会全体として必要な量より少ない量しか公共財が供給されないことが知られています。

経済学科の熊代和樹准教授と龍谷大学の津川修一准教授による本研究は、ここに「耐久性」と「現在バイアス」という2つの要素を加えたとき、何が起きるかについて数理モデルを使って分析しました。耐久財とは、家庭で使用する家具や公共事業で整備される施設のように複数の期間にわたって使い続けられる財のことです。

分析の結果として得られた興味深い発見の一つは、現在バイアスが必ずしも公共財への貢献を減らすとは限らない、という点です。現在バイアスの強い人は将来の価値を割り引いて考えるため、耐久財への貢献が減ると思いきや、「コミットメント効果」と呼ばれる逆の力も働きます。現在バイアスに気づいている賢い(「洗練された」)人は、今のうちに耐久財という形で資産を固定することで、将来の自分が衝動的に使いすぎないよう自分自身を縛るのです。定期預金や満期まで解約できない個人年金に毎月自動で入金するようなものですね。ここでは耐久財が「自分への歯止め」として機能するわけです。この効果が十分に強い場合、公共財への貢献がむしろ増えることが示されました。

「自分の性格をわかっているか」が鍵を握る

本研究がさらに掘り下げたのは、人々が自分自身の現在バイアスをどれだけ正確に認識しているか、という問題です。研究では人々を3タイプに分けています。自分のバイアスを正確に把握している「洗練型」、バイアスがあるのに自覚していない「ナイーブ型」、そして両者の中間の「部分的ナイーブ型」です。

同じ程度の現在バイアスを持っていても、洗練型の人はナイーブ型の人よりも公共財に多く貢献します。その理由は、洗練型は将来の自分が使いすぎることを見越して、あえて耐久財(公共財)という形でお金を縛っておこうとするためです。逆にナイーブ型は、将来の自分がきちんと行動すると楽観的に信じているので、そのような「自分への歯止め」を必要と感じません。

この研究は、公共財の供給を改善するためには、単に補助金を出すといった政策だけでなく、人々が自分自身の意思決定の傾向をどれだけ理解しているか——いわば「自己認識」——が重要な鍵を握ることを示唆しています。「自分は先延ばし癖がある」と自覚することが、実は社会全体にとってもプラスに働く可能性があるのです。


今回の記事は、4月に公開された以下の論文の内容をもとにしています。なお,本研究は岡山商科大学学内公募資金の助成を受けて実施したものです。

Kumashiro, Kazuki and Tsugawa, Shuichi, Voluntary provision of durable public goods under present bias (April 16, 2026). Available at SSRN: https://ssrn.com/abstract=6586259 or http://dx.doi.org/10.2139/ssrn.6586259

【犯罪被害者支援部つぼみ】令和8年度「子どもの安全確保」街頭啓発キャンペーンに参加しました。

2026年4月6日(月)、岡山駅で行われた入学・進級おめでとう「子どもの安全確保」街頭啓発キャンペーンに参加しました。新年度最初の啓発活動ということもあり、気持ちを引き締めて臨みました。

 JR岡山駅前では、県警察の皆さまや学生防犯ボランティア、岡山シーガルズの方々と一緒に、行き交う方々へ啓発ビラを配布しました。声をかけると笑顔で受け取ってくださる方も多く、地域の温かさを実感しました。

用意していたビラは、参加者全員の積極的な声かけと、足を止めてくださった多くの方々のおかげで短時間で配布が完了しました。今回の経験を通して、地域の協力の大きさを改めて感じました。今後も安全な街づくりに貢献できるよう、活動に取り組んでいきます。 

(法学部3年:宮向)

〈経済学部通信〉本学経済学部出身の田 文軒さんが博士号を取得しました!

本学経済学部を2020年3月に卒業した田 文軒さんが,この度神戸大学大学院経済学研究科 博士課程後期課程を修了し,博士(経済学)を取得しました。

田さんは大学院進学後,中国における地域経済の成長要因に関する実証分析をテーマに研究を行ってきました。

先日行われた経済学部教授会にて,修了の報告をしに来てくれました。田さんの今後のご活躍を期待しています!

経済学部教授会にて(写真奥左側が田さん)

田さんは以前にも商大ブログに登場してくれていました。こちらも是非ご覧ください。

【剣道部】日本で竹刀の持ち方だけでなく、「心の持ち方」を学ぶ

田さんの略歴:

中国河南省出身
2014年9月 本学 別科     入学
2016年4月 本学 経済学部 入学
2020年3月      経済学部 卒業
2020年4月 岡山大学大学院社会文化科学研究科    入学
2022年3月        同            修了
2022年4月 神戸大学大学院経済学研究科博士課程後期課程 入学
2026年3月        同            修了

 

本学在学中は剣道部に所属し、剣道二段取得

法学部新入生歓迎イベント3週目

法学部新入生歓迎イベントの3週目です。

毎年、新入生には早く大学のいろいろな場所に馴染んでもらいたい、気軽に話せる相手・意見交換を出来る相手をできるだけたくさん作ってもらいたい、と考えてイベントを実施しています。今年の第3週目は、近畿大学の石村雄一先生をお迎えして、ゼミの垣根を越えてランダムに振り分けたメンバー間でのグループディスカッションを実施しました。

今後4年間をどう過ごすかを学生達に自ずから考えさせる、大変有益な内容でした。

新入生全員熱心に取り組み、この時間が終わる頃には、もう学生の姿勢や顔つきまでちょっと変わってる感じがしました。

この熱が冷めないうちに、学生の興味関心に応える講義をしていかないといけないと、教員も気持ちを新たにしました。

これで法学部の新入生歓迎イベントは終了です。実りある4年間にしていきましょう!