法学部の講義紹介

法学部の粟屋剛先生にご寄稿いただきました。先生の講義を少しだけご紹介いただいています。

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みなさんは、貧しさゆえ、自分の腎臓を売ってまでして生活をしている人たちがいることを知っていますか? 以下は、私の講義「医療と法」で使っているスライドの一コマです。

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臓器売買の問題は、解決されるべき現実の問題であると同時に、法や倫理の格好の演習問題でもある。それは、「法や倫理は何のために、誰のためにあるのか」という根本的問いを提起する。それらが社会秩序維持の道具であるという側面は否定できないとしても、である。私は20数年前、インドで臓器売買の実態調査をしたが、このことを何度も考えさせられた。スラムで出会ったG氏(男性、当時30歳)は腎臓を売って得た金でミシンを買い、それを使ってスラムの人たちの服の繕いをして生計を立てていた。彼は「今大変幸せだ」と言った。体の調子も悪くないという。何か望むことはあるか、と聞くと、「この仕事が死ぬまで続けられますように」と答えた。

彼は非倫理的な行いをしたのだろうか。そうかもしれない。しかし、もちろん本人は、お金はもらったが善いことをした、と思っている。ここで、「もっとも道徳的な人々とは、問題からもっとも遠ざかっている人々である」というマーフィーの法則が思い出される。事件が会議室で起きているのではないのと同様、臓器売買は研究室で起きているのではない。私は、大所高所からの、他人事のような倫理は説かない方が賢明であろうと思う。

私は今でも時々この人のことを思い出す。現在インドでは臓器売買は法的に禁止されているが、G氏が腎臓を売った時代に法律ができていたら(禁止されていたら)彼の幸せはなかっただろう。人を幸せにしない倫理や法に果たして存在価値はあるか?

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6/7シンポジウム参加申込受付中

文部科学省・平成29年度私立大学研究ブランディング事業採択「『寄り添い型研究』による地域価値向上」シンポジウム」を下記の通り開催します。

1)特別講演:「未来と共に、今を生きる~神山プロジェクトから学んだこと~」
  講  師:株式会社リレイション 代表取締役 祁答院弘智 氏
2)平成29年度研究成果:研究発表3グループ
3)意見交換会

日 時:2018年6月7日(木)13時~17時
場 所:アクティブラーニングルーム(図書館棟7階)
参加費:無料

【お問い合わせ】
岡山商科大学 産学官連携センター
TEL:086-252-0642 E-mail:sangakukan@po.osu.jp

#地域と呼吸する大学
#岡山商科大学

陸上部・中四国学生陸上競技選手権大会に参加しました。

5月11日から13日の3日間高知県春野総合運動公園陸上競技場で第72回中国四国学生陸上競技選手権大会が行われ、岡山商科大学陸上競技部も参加しました。
 
 
 
結果は
 
100m3位5位
110mH6位
ハンマー投げ1位
十種競技8位
やり投げ4位
走高跳2位8位
10000mW8位
走幅跳7位
4×100mR3位
以上9種目のべ14人の入賞で
 
総合5位
トラック7位
フィールド4位
 
でした
 
 
総合順位は昨年の6位を上回る5位でしたが、総合得点は昨年より6点少なく、昨年入賞できた種目で入賞を逃すなど課題も残る大会となりました。本大会で学んだことを活かし、10月に行われる中四国個人選手権、また来年の中四国インカレに向けて、チーム一丸となりこれからの活動に取り組んで行こうと思います。
 
おまけ:旅館の朝ご飯

県警の方に講演していただきました。

昨年もお越しいただいた岡山県警の藤原警部補。

今年も本学の刑法の講義にて、犯罪被害者支援についてお話してくださいました。

毎年刑法の講義で犯罪被害者支援の話に触れますが、まだまだ「知らなかった」という反応が多く、一般の方へのこの事柄の認知度は低いように感じます。

今年は冒頭でリベンジポルノの話にだいぶ時間を割いて下さいました。

若年層が被害者にも加害者にもなりやすいものですが、これもあまり認されていないようです。学生達は真剣な表情で聞き入っていました。

 

1/25慶應MCC夕学講座

会場準備や運営をお手伝いしてくれている学生スタッフによる感想です。

「和食を知らない日本人はいけないでしょう!」
料理研究家 土井 善晴 氏

和食は日本人にとって切っても切れないものです。また数年前にユネスコ無形文化遺産に認められ世界からも注目されているものです。今回はそうした和食をテーマにして料理のお話しでした。

まず土井さんは料理というものはおいしく作ろうと思わなければおいしく作ることができないと言われていました。これはコミュニケーションにもつながるところがあると思いました。伝えたい思いがなければ口先だけでうまく言っても伝わってこない。少し下手でも伝えたい思いがあれば何か感じるものがあると言われたことがありそう思いました。また和食とはおもいやりの原型であるとも思いました。相手の体調の状態に合わせて味を濃くしたり、薄くしたりします。また食感も柔らかくしたり、固くしたり様々変えます。これは相手を思いやって一番今欲しているものを提供する、つまりおもいやりの精神であると感じました。

今回の料理のお話を聞いて私たちは便利なものに囲まれすぎていると思いました。例えば、外食でもご飯のおかわり自由や食べ放題を提供するお店も多くあります。確かにたまになら贅沢をしてお腹いっぱいまで食べて、満足な気分になることもいいとおもいます。しかし、普段の生活では土井さんの言う一汁一菜でもいいのではないかと思います。それは物足りなさが新たな活力をうみ、便利な今では気づくことのできなかった小さな幸せに気づくことができて豊かな生活をおくることが出来るのではないかと思うからです。今ある便利な生活が当たり前のことだと思うことなく感謝の気持ちを忘れずにこれから生きていきたいです。

 

感想担当:おのっち
主に夕学講座準備から運営のお手伝い。
にこやかな笑顔とナイスな機転で協働してくれる頼もしい学生です。
商学科(FPコース)3年生

1/17慶應MCC夕学講座

会場準備や運営をお手伝いしてくれている学生スタッフによる感想です。

「人を動かす『仕掛学』」
大阪大学大学院経済学研究科 教授 松村 真宏 氏

今日の夕学は人を動かす「仕掛学」と題して大阪大学大学院経済研究科教授の松村真宏さんのお話でした。松村先生はもともと工学系の出身で人工知能の研究を中心にされていました。しかし、人工知能には今まで起こってきた現象についてはデータを分析し、未来を予測することができますが、過去に起こっていない新しいものは予測できないと思われ人工知能の限界に気付かれました。そこで動物園で見つけた筒を覗き込んだことによって仕掛けに興味を持ち研究していったそうです。

仕掛けとは行動の選択肢を増やすものと言われていました。なくても別に誰も困らないのだが、いつもの行動という一つの選択肢しかなかったものが、仕掛けによってもう一つの行動を生み出すことが出来るものです。仕掛けの事例の中で興味をもったことは音のでるゴミ箱です。このゴミ箱があることによって道にゴミが落ちていても何もしないという行動を行っていた人たちが、面白いと思うようになりゴミを拾って捨てるようになったというものです。他にもトイレでの仕掛けや募金箱の仕掛け、スリッパの仕掛けなど様々ありとてもワクワクしました。

私はもともと人を動かす手法に興味を持っており、「仕掛学」はその中で行動を強制しないということがポイントであると感じました。興味を持ってくれた人の選択肢を増やすものが仕掛けであると私の中で解釈しました。この仕掛けを日々の生活、そしてアルバイトなどの現場でどういかすことができるかを考えました。一つ浮かんできたことはアルバイトの時に販売している撥水スプレーのサンプルを使用してもらうときの布を変えるということです。今も水をかければもちろんはじくために面白く、行ってくれる方はいますがその面白さは水をかける行動をしてもらわなければわかりません。かけるという行動を選択してもらえるように例えばアニメキャラクターで水に濡れたら弱ってしまう「アンパンマン」のようなデザインにすることでかけてみたいと思ってくれる人が増えるのではないかと考えました。

これから仕掛学や行動デザインというものはブームになっていくと思います。それは人工知能、ロボットなどの進歩によって人間は単純で考えることの少ない仕事はなくなっていくからです。ただ行動するのではなく考えて行動、考えながら行動という習慣を身に着けていきたいとおもいました。

 

感想担当:おのっち
主に夕学講座準備から運営のお手伝い。
にこやかな笑顔とナイスな機転で協働してくれる頼もしい学生です。
商学科(FPコース)3年生

12/15慶應MCC夕学講座

会場準備や運営をお手伝いしてくれている学生スタッフによる感想です。

「社員をとことん大事にする経営~黒字経営を継続するためのマネジメント~」

株式会社日本レーザー 代表取締役社長 近藤 宣之 氏

ブラック企業という言葉が耳に馴染んでしまっている現在の日本で、社員を「とことん」大事にするとはどういうことなのかをお話しいただきました。私は、それがどう黒字経営につながるのかを考えることが出来ました。

会社の4要素である「人・モノ・カネ・情報」は同等ではないとお話されました。
かつての日本の雇用形態の一つである終身雇用ですが、近藤先生の会社は、終身雇用のはるか上をいく方法で社員を大事にしていました。それは、生涯雇用です。定年まで、ではなく定年しても元気に働きたいという社員の希望を受け入れているのです。働き盛りのように営業先を回ることはなくても、豊富な経験を活かして、会社に貢献することが出来ます。さらには、病気の治療のために働けない社員は、休暇・欠勤ではなく在宅勤務扱いになるのです。癌闘病中の社員にも給与・賞与が支払われます。このように雇用が守られているので不安がありません。会社が費用を全負担するパーティーに家族で参加することもできるそうです。

次に社員の能力評価はTOEIC、IT/PC、態度能力で、それぞれが5段階で評価され、これが基礎能力手当として、全社員の給与に加算されます。TOEICは得点に応じて、IT/PCはタイピングの早さを基準に、効率の高さで評価されます。態度能力は、笑顔がよく対人が良いかや、仕事への対応能力で仕事の頼まれやすさを評価します。業績はもちろん、このような会社への貢献度が評価され、手当となり本給に加算されます。逆に評価が悪く手当が減っても、その過程があり、本人も納得している事なので、不満はなく辞職する人はいないそうです。

社員に意見を言われた時も、ムッとするのは3秒だけでまず初めにありがとう、と言われるそうです。安心して社長にも意見を言える風通しのよさが、社内の雰囲気を良くし、順調な経営が出来るのです。

日頃から会社に大切にされているという実感があることと、自分の行動、成績を真っ当に評価してもらえるという信頼があるから、社員は会社に貢献できるのだとお話されました。経営者が社員を大切にすることで社員も会社を大切に想い、会社のためにと貢献してくれもらえることが黒字経営のカギとなっていたことを学ぶことが出来ました。私は、社員と会社の関係をみて、何事においても信頼は大切だと改めて感じました。

 

感想担当:あっすー
主に夕学講座準備から運営のお手伝い。
ムードメーカーで、協働していると周囲が明るくなる学生です。
経営学科1年生

スキー・スノボー実習

1月30日から2月2日まで、鳥取県のだいせんホワイトリゾートにて、スキー・スノボー実習が実施されました。19名の学生が参加し、それぞれの学生のレベルにあった指導を受けました。学生の呑み込みは早く、みるみる上達していきました。難しいコースにも挑戦し、自信をつけていきました。技術習得はもちろん、自然との関わりや集団生活を学んだことは、学生達にとって充実した実習であったと思います。

担当 菊川 顕

12/6慶應MCC夕学講座

会場準備や運営をお手伝いしてくれている学生スタッフによる感想です。

「ストライプインターナショナルのイノベーション」

株式会社ストライプインターナショナル
代表取締役社長兼CEO 石川  康晴 氏

今回の夕学はストライプインターナショナルのイノベーションと題して、岡山県出身で「earth music&ecology」などのブランドを展開している、株式会社ストライプインターナショナルの代表取締役社長兼CEOの石川康晴さんのお話でした。今回のお話のテーマは、「路線転換」というものであり、路線転換をして成功体験に頼ることなくチャレンジしていくことで、企業は継続してより良い組織になるということでした。

ストライプインターナショナルでは3年から5年に一度のペースで大きな路線転換をしてきたそうです。広告の媒体をファッション誌からテレビCMに変えることから始まり、ブラック企業からホワイト企業にするための労働環境の転換、小型店舗出店から大型店舗出店への転換があります。さらにアパレル企業からライフスタイル事業への転換でファッションだけでなく、健康分野へも参入、メーカーからプラットフォームへの転換では、今までの服の「所有」からレンタルできる服も提供する「共有」のようなビジネスの展開まで行っているそうです。そして最後に今までの成功体験や考えを変えるために社名の転換もしたそうです。

今回のお話を聴いてまず、ビジネスに必要なことは当たり前のことを壊して、新しい当たり前を創ることが大切ということを改めて感じました。ビジネスの本などを読むとこのようなことは当然のように書いてあります。しかし、実例がなく頭で理論を分かっていても実際に想像することが難しかったです。今回のお話の中にあった6つの路線転換の事例を知ることによって、思考が柔らかくなり柔軟な発想がうまれそうな気がしています。

次に気になったお話は、労働環境の転換のなかででてきた、時間を縦軸にとり、利益を横軸にとって、行っている業務はそれぞれどこに入るのかを考えさせ、時間が多くかかっているのに対して利益が少ない業務をやめさせるということをしてきたそうです。これは企業の効率性を上げるだけでなく、個人レベルでも使うことが出来ると思いました。例えばスマホでゲームをすることは、どれだけ時間を使い将来どれだけ利益を生み出すのかを考えれば必要な行動でないことはわかります。しかし、短期的に見れば楽しいので利益があると思い行動してしまうことは他にも様々あるので、自分の行動はどのような将来どのような影響を及ぼすのかを考えながら生活していきたいと思いました。

 

感想担当:おのっち
主に夕学講座準備から運営のお手伝い。
にこやかな笑顔とナイスな機転で協働してくれる頼もしい学生です。
商学科(FPコース)3年生

 

11/28慶應MCC夕学講座

会場準備や運営をお手伝いしてくれている学生スタッフによる感想です。

「イノベーターたちの日本史:近代日本の創造的対応」

法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授、
一橋大学イノベーション研究センター特任教授、
日本元気塾塾長 米倉 誠一郎 氏

今回の夕学は、日本史に残るクリエイティブな偉人のお話とともに、クリエイティブとは何かについて考えることが出来ました。

米倉先生のお話で面白いと思ったことがいくつかあります。一つは「ブジャデ」についてです。デジャブは、始めてきた場所でも依然来たことがあるような感覚を言いますが、ブジャデとは既に知っている事や見慣れたものを違った見方をするということをいいます。新しいことを生み出すためには、この考え方やものの見方は重要だと思いました。既成概念などを一新させるということはなかなかに難易度の高いことに感じます。デジャブを反対から読んでブジャデという親近感のある言葉に置き換えられたら意識することも身近になり、新たなことを見つけられると思いました。

日本の科学の発展に寄与した日本理科学研究所の所長を務めた大河内正敏が行った方策を一つの例としてお話されました。所属する研究者が全員自分より年上だったことで方策に悩んだ末、やりたいと思った研究はとことん研究してもらい、必要な設備があれば、すぐに購入し、しかも日本国内で最も高品質なものを導入したそうです。こうすることで研究者の士気は高まり、たくさんの論文が完成しました。私はこのやり方が、前回の投資の本質の話と結びつき、さらに将来教育現場に立ったとき、個人的な教育理念の参考になると思いました。遠い未来のためにエネルギーを投資していたのです。

今日、クリエイティブな発想が求められる時代で、子どもたちにクリエイティブを要求するだけではなく、自らが柔軟な教育をしていかなければならないと思いました。ブジャデすることを忘れず、様々な視点から物事を見直したいです。そして、生徒や子どもがやってみたいと興味を持ったことにはとことん応援してあげられる教師になりたいと思いました。

 

感想担当:あっすー
主に夕学講座準備から運営のお手伝い。
ムードメーカーで、協働していると周囲が明るくなる学生です。
経営学科1年生