公務員試験合格者座談会が開催されました

先日、今年の公務員試験合格者のうち、5人に来てもらって在学生向けに座談会を開催しました(今春卒業し、1年浪人して合格した筆者のゼミ生にもテキストで参加してもらいました)。

公務員といってもいろいろな職種がありますし、試験も様々。
在学生には目的意識をしっかり持ってもらって、目標に向かって戦略的に勉強をしてもらえるよう、合格者が考えていたことやノウハウをじっくり語ってもらいました。

↓特にこんなことについてお聞きしてみました。
志望動機
勉強ヒストリー
愛用問題集&必携アイテム
一次試験対策
二次試験対策
説明会・官庁訪問の心得
苦手科目を克服するか捨てるか
民間企業との併願について
一番苦しかったこと・メンタル維持の方法
お金の問題 etc.

聴講した学生からは、「モチベーションが上がった」「具体的な内容が聞けて公務員への関心が高まった」「自分でも努力すれば報われる可能性があり、自分の夢を必ず叶えたいと感じた」「今すぐ、もっと勉強しなくてはという気持ちになった」「具体的にどのくらい勉強すればいいかわかった」といった声が聞かれました。


先輩達に続くよう、期待しています!

 

(参考:キャリアセンターより)

本年度は、2022年10月4現在、17名の在学生が公務員採用試験に最終合格しました!今後も合格発表がありますので、さらに合格者が増えることを祈っています。

国土交通省(国家一般職)

1名

総務省(国家一般職)

1名

国税専門官

2名

裁判所事務官

1名

鳥取県庁

1名

岡山市役所

1名

福山市役所

1名

赤磐市役所

1名

岡山県警察本部

4名

山口県警察本部

1名

愛媛県警察本部

1名

総社市消防本部

1名

陸上自衛隊一般曹候補生

1名

合 計

17名

【商学科フィールドスタディ】観光サービス実習

2022年9月5日から8日まで3泊4日間観光サービス実習に参加しました。場所は岡山県真庭市の湯原温泉でした。中国の留学生が2名、韓国の留学生が4名を含めて10名の学生が参加しました。

1日目は本学の国際観光学科卒業生の古林さんから湯原温泉の歴史温泉講座による観光の知識と湯原温泉街周辺についてお話を聞きました。2日目は今年は台風が来ていたので課外学習が出来なかったので古林さんの経営する「プチホテルゆばらリゾート」の室内でレストラン接客、配膳、ベットメイキングなどの実務と、古林さんのお父さんから温泉指南役についてお話を聞きました。

 

3日目は同じ真庭市にある蒜山に足を運び、蒜山ミュージアムや蒜山と大山が見える鬼女展望台など蒜山高原周辺コンテンツの理解を深めました。また、ジンギスカンやジャージー牛のチーズやアイス、プリンなどを食べました。4日目は湯原温泉の周辺の清掃作業を行いました。湯原温泉の周辺を掃除するときあまりゴミが落ちていなくて綺麗に管理されてるのを感じました。

今回の実習を通して、韓国と中国には混浴という文化がなく初めて混浴というものを知り、正直男女が同じ所で入浴することに抵抗があったが、湯浴み着というものを着て入浴したら温泉も気持ちよく思っていたよりも恥ずかしくありませんでした。また、湯原にはんざきという生き物の話があると知り、はんざきとはオオサンショウウオのことで岡山の桃太郎みたいな湯原の象徴です。実習の時に聞いた話をもとにして自分達でキャラクターから考えグッツのデザインをしてみました。

最後に日本、韓国、中国3つの国の学生の感想をまとめてみました。

アニメと観光サービス業をつなげることで湯原温泉の知名度向上や集客も増えるメリットがあると考えました(日本)。

サービス業は観察力が必要でありお客さまの安全を保証するだけではなくお客さまの気持ちを良くするため細部にも充分注意しなければならないと思いました。ボディーランゲージとサービス用語を組み合わせることでお客様をより快適にすることができるし、部屋を片付けるときスピードと清潔感は1番重要なことを知りました(韓国)。

湯原は重要な自然資源であり生物多様性を保護し病気を治療する効果もある。私たちは温泉の利用方法を深く考え温泉周辺の環境をよく守りたいと思いました(中国)。

(経営学部商学科 袁熙程、李澍坤、白宗玟、金到妍、金孝瑄、金ダエ、朴秀軟、藤森結衣、高橋希実、山沖五百里 (担当教員 全、徐))

 

 

真鍋島・道西氏画集展覧会の準備協力

★2022年10月1日(土)~30日(日)まで展覧会開催中!

岡山商科大学 産学官連携センターでは、真鍋島歴史文化研究会から依頼を受け、標記展覧会の会場設営準備に協力しました。

本学では2008年度より笠岡諸島における研究を行い、2015~2016年度に行った岡山県のおかやま大学生中山間地域等研究・連携促進事業から真鍋島に深く関わるようになりました。

2016年度から新型コロナウイルス流行前まで、真鍋島小・中学校・公民館合同運動会へ参加したり、真鍋島赤にんにくの圃場整備や収穫作業のお手伝いや2021年度は遊歩道の整備協力と、息の長い地域連携活動を行っています。

「道西喜代吉(みちにしきよきち)氏画集展覧会」の詳細はこちら

山陽新聞紙面及びデジタル版に記事が掲載されました!(2022年10月9日掲載)

 

6月26日(日)事前打合せ

商学科・三好宏ゼミの学生4名と共に真鍋島へ。

真鍋島の案内看板が新しくなっていました。

午前中は、真鍋島歴史文化研究会の活動内容やお手伝いをする「道西喜代吉氏画集展覧会」について、地域おこし協力隊の武井さんより説明をうけます。

地域の方がつくってくれた具がごろごろカレー。らっきょやキュウリの浅漬けが自家製で美味しい!何杯でもいけちゃいます。

午後は島内散策。お社にサンゴが奉納されています。

真鍋島の五輪石塔群。真鍋水軍の率いた真鍋氏一門代々のお墓があります。

多くの歴史が残る真鍋島の風俗を絵として残した道西喜代吉さん。
民俗学的にも貴重な史料として実感できた1日でした。

 

8月8日(月)24時間テレビ撮影

SDGs(持続可能な開発目標)の一環として、真鍋島赤にんにくの栽培から販売までの取組みや道西喜代吉氏画集展覧会の取組みを24時間テレビの枠で広報。
法学科2名、商学科1名の学生が参加しました。(引率は商学科・三好宏教授

真鍋島赤にんにくのオリーブオイル詰めを地域の方に教えてもらいながら作ります。

お昼は地域の方が作られたおにぎり弁当をいただきました。ご満悦の表情。
(カメラ撮影時のみマスクを外しています)

真鍋家住宅。国の登録有形文化財に指定されています。

道西氏展覧会設営準備の細かい打合せをしつつ、島内の説明をうけて周りました。

 

9月23日(金)~ 25日(日)展覧会設営準備協力

三連休で、法学科1名、商学科2名の学生が、展覧会会場である本浦の旧真鍋島保育所と岩坪の岩坪会館の整備や設営準備協力を行いました。(引率は商学科・三好宏教授

9月23日(金)本浦会場準備

午前は、旧真鍋島保育所で設営準備にむけて説明をうけます。

まずは保育所前の運動場の草抜き。地道ですが、大切な作業です。

午前中いっぱいを使って、みんなでやると、とてもきれいになりました。

お昼ご飯のカレーは、体を動かしたので、いつもよりもっと美味しい!

午後は展示スペースである保育所の部屋を掃除・整頓して、金沢美術工芸大学名誉教授の真鍋先生(現在、真鍋島に移住)に教えてもらいながら看板をつくります。

できたー!展覧会で設置されている看板は全て商大生の手作りです。
(カメラ撮影時のみマスクを外しています)

9月24日(土)岩坪・本浦会場準備

午前は岩坪会館の会場準備です。本州から運んできたパネルを8枚設置。

次に、岩坪会館周辺の雑草をみんなで抜きます。よいしょ、よいしょ。

お待ちかねのお昼は、おにぎり弁当。唐揚げも野菜の添え物もおいしい~!

午後からは、本浦会場に移動して、真鍋先生に教えてもらいながら展示のパネルづくり。のりパネに説明文や写真、道西さんの絵を貼っていきます。

パネルをつくった後は、雨が入らないように看板をビニールで覆います。

9月25日(日)本浦・岩坪会場準備

お手伝い最終日。午前中は本浦会場で真鍋島の地図づくり。
笠岡市から提供してもらった地図とパネルの写真をどのように展示するのが良いか、みんなで話合い、まずは枠内を切って貼ってみようということに。

 

次に、地図情報を敢えて残したままで地図をつくってみよう!と挑戦。細かい調整をしながら地図を組み立てます。

完成!!地図情報を残した方が、地図という感じがして良いねと、この形に落ち着きました。

この地図の上に写真を貼る際、どのような構成にすると来場者に伝わりやすいか、も合わせて考えました。どんなデザインになったかは、現地でぜひ見てみてください!

お昼は、おうどんとおいなりさん。おいなりさんの中には島で育ったゆずの皮が入っており、とても香りが良く、爽やかで、おいしい!

午後からは岩坪会場に移動して、展示パネルの構成を考えます。山陽新聞の取材もうけました。(山陽新聞 笠岡・井原・浅口圏版26面 2022年9月30日(金)掲載)

真鍋先生に教えてもらって、パネルに虫ピンを打ち込みます。

道西さんの絵と写真、説明文を設置する場所を間違えると写真が際立ってしまうので、一番鑑賞してほしい道西さんの絵を先頭に写真と説明文を並べるという構図にしました。

10月15日(土)展覧会運営協力

展覧会会期中に、法学科1名、商学科3名の学生が本浦の旧真鍋島保育所にて運営協力を行いました。(引率は商学科・三好宏教授

本浦港に着いた途端、制作した看板がお出迎え。
雨が看板にしみこんでなくてよかった!

本浦港から歩いて3分で会場に到着。
まずは、展示会場の真鍋小学校のふるさと版画カレンダーの展示や

真鍋中学校のおすすめスポット紹介の展示を見学。

会期中の展覧会の様子を聞きつつ、運営協力の打合せ。
今日は郷土料理試食会用のテント設営と郷土料理の配膳をお手伝いします。

この日は10月にもかかわらず猛暑日。来場者の方が熱中症にならないようにテントをはります。

いよいよ開催時間となり、島内の方が多数いらっしゃいました。

道西さんの絵にあらわされている昔の島の様子と現在の様子を見比べながら、話に花が咲きます。
今回の展覧会により、道西さんの絵を所有している島の方がいらっしゃり、新しい作品の発見にもつながったそうです。すごい!

学生は来場者のスピードにあわせて、地元の方が近くの公民館でつくった郷土料理を盛り付けます。

配膳をしながら後片付けも同時進行。

本日の郷土料理は昔の祝い飯とのことで、お赤飯と野菜の煮物、切り干し大根、メザシの炊いた物、亀の手のお味噌汁。
亀の手はいい出汁がでるだけでなく、中の身を割って食べると美味しい!

昼過ぎになると、50食限定の郷土料理もあっという間になくなりました。
次は机やテントの片付けです。

準備だけでなく当日の運営協力も行うことにより、道西さんの絵をたどりながら真鍋島の歴史や風土が身近なものに感じられるようになりました。ただ、島をめぐっただけでは分からない当時の島の活気や生活などが絵や文章を通してよみがえるようです。

この度の展覧会設営準備や運営協力では地元の方の応援を多くいただきました。
毎日お昼ご飯をつくってもらったり、差し入れでアイスをいただいたり、声をかけていただいたりと、島全体で支えてもらいながら活動することができました。
この場を借りて、御礼申し上げます。

—–

「道西喜代吉(みちにしきよきち)氏画集展覧会」は以下の期間で開催されます。

会期等:
〈第Ⅰ期〉岩坪会館(真鍋島岩坪集落)
2022年10月1日(土)~2日(日)
〈第Ⅱ期〉真鍋島保育所(真鍋島本浦集落)
2022年10月5日(水)~10日(月)、15日(土)~16日(日)、22日(土)~23日(日)、29日(土)~30日(日)
※10月1日(土)、15日(土)、29日(土)は真鍋島の郷土料理が試食体験できます。(各日50食限定、会場にて整理券配布)

ご興味のある方は、ぜひ真鍋島の展覧会にお越しください!!

(文責・産学官連携センター長 三好宏)

 

教職フィールドワーク「岡山県議会を傍聴して」

9月8日に教職コースのフィールドスタディの一環として、9月定例岡山県議会を初めて傍聴した。この日は代表質問ということで、自民党、民主・県民クラブ、公明党からの質問が行われた。

[伊原木岡山県知事の答弁]

[県議会の様子]

今までの自分が持っていた議会のイメージは、議員さんが知事や各委員長に政策の問題点を問い詰めるといった堅いイメージをであった。

実際に傍聴していると、想像していたよりも和やかな雰囲気であった。質問内容も身近な問題点についてであった。渋滞対策についての質問や事故対策についての質問などだ。

今まで身近な問題を解決するのは政治であると漠然と思っていたものが、少し具体的にわかるようになった。

20代前半までの若者は、政治に対して具体的に何をしているのかわからないといった不透明感を抱いている人も多い。議員の活動を実際に見ることで、その不透明感も払拭されるのでないだろうかと思った。私自身も今回の傍聴を通じて政治に対する信頼を持つことができた。

(経営学部経営学科3年    隅田  秀樹 (担当教員  吉田 信))

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今年のビブリオバトル

後期のゼミが始まりました。

人に聴いてもらえるプレゼンを心がける練習の一環として、ビブリオバトルをしました。

異世界転生もの、伏線回収もの、嫌ミス(読後にいや~な気持ちになるミステリー)、号泣もの(帯に「大号泣」とか「号泣必至」とか書いてあって、泣けることを売りにしているもの)

が今年のゼミでは人気なようでした(乱暴なまとめですみません)。筆者は「全米が泣いた」とか「号泣必至」と書かれていると、引いてしまって泣けなくなってしまうタイプなのですが、学生がみずみずしい感性で、自分の言葉で説明してくれるのを聞いていますと、ちょっと読んでみたいなという気持ちにさせられます。

 

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おまけ:本学の図書館の本の展示の一隅

人は何割で構成されているのでしょうか。

日韓学生未来フォーラム -韓国編-

(財)李煕健韓日交流財団が主催する、「第7回日韓学生未来フォーラム」に本学の学生3名が参加します。日韓相互理解を目的として、両国の学生15名ずつ計30名と関係者10名が集まり、ワークショップや交流会が行われます。今年のテーマは「ウィズコロナ時代における日韓未来協力に向けた大学生の疎通と交流」で、政治・経済・文化の3つの論題に分かれて討論をします。

9月と11月の2回ある研修のうち、今回は9月2日~5日に開催されたソウル研修の体験記を報告します。

 

■山本竜也(経済学部4年)

 私は政治分野を担当し、日韓関係の改善策を模索しました。討論会での質問やその回答、意見の質がとても高く、充実した時間を過ごすことが出来ました。韓国の学生は「個性」を大切にし、前向きな考え方をするのが印象的でした。また、晩餐会や観光の時も社交的で、韓国のお酒の飲み方を教えてくれたり、一緒にお土産を選んでくれたり、すぐに仲良くなれて良かったです。

フォーラムに参加したことで、世界に目を向けるきっかけが得られたことに感謝しています。また、人生や夢に対する考え方など、異なる価値観に触れたことで、自分自身の視野も広がりました。終始、笑顔の絶えないフォーラムだったと思います。今年の11月に行われる神戸研修も頑張りたいです。

東国大学(韓国ソウル)にて

裁判所見学に伺いました

本日から大学は後期授業の開始です。

授業開始に先駆けて昨日、ゼミ生をつれて裁判所見学に行ってきました。単独法廷の中に入らせて頂き、裁判のいろいろや、事務官・書記官の仕事についてお話を伺いました。さらに家庭裁判所も見学させていただき、家裁調査官の仕事についても詳しくお聞きすることができました。

毎年しっかり、楽しく勉強させていただき、裁判所のみなさまには本当に感謝申し上げます。

 

 

学生の皆さんには、専門職の仕事に触れて刺激になったでしょうか。新学期も頑張っていきましょうね。

第1回 総合型選抜エントリー受付中

9月5日(月)から総合型選抜 事前選考エントリー受付を開始しています。

エントリー期間:2022年9月5日(月)~9月15日(木)

事前選考:10月1日(土)
事前選考通過発表:10月7日(金)

事前選考エントリー前に、総合型選抜説明会を受講することが、エントリーの要件となります。
総合型選抜説明会の受講方法は、下記の方法となります。

①2022年度オープンキャンパス【来学型・Web型】で説明会を受講する。
②総合型選抜説明会動画を視聴する。

 日  程:随時
 受講方法:下記の予約フォームにて申込後、メールで送信されるURLより動画を視聴してください。

予約フォームはこちら。
※予約フォームの日付が12月22日となっておりますが、随時、視聴用URLを送信しておりますので、ご安心ください。

なお、本学の定める期間中に総合型選抜説明会を受講できない場合は、エントリー締切日の3日前までに入試課へご連絡ください。

総合型選抜エントリーに関する詳細は、総合型選抜エントリーガイド2023をご確認ください。

 

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入試課の場所は、1号館の1階です(正門から入って目の前の建物、左手側)。

 

〈経済学部通信〉最適技術とは何か?

今回は佐藤先生にご寄稿いただきました。


  中村 哲(なかむら てつ)氏は、医師 として、パキスタン や アフガニスタンでの医療活動により、多数の人々を救済してきた。また、2019年12月に武装勢力に銃撃され、この世を去ったことは、既に多くの人々の知るところである。

 中村氏の活動の根源は、「社会的弱者の救済」にあった。もちろん、ご専門が医師であるから、病気で苦しむ人々を救済することが主要な活動であった。しかしながら、医師としての活動だけでなく、食料不足で困窮する人々のため、大地を潤し、豊かな実りにより、飢餓から人々を解放するためにも多大の貢献を為されたことをご存じでしょうか?

 今回のブログでは、「医師としての中村 哲」ではなく、農業・農村振興に尽力された氏の姿に焦点を当ててみたい。中村氏は、医師でありながら、農業用水路を築造し、アフガニスタンの乾いた大地を水で潤し、貧しい人々に食料確保のチャンスを提供したのである。

 中村氏が赴任した当初は、アフガニスタンでは、食料不足や病気で多数の人々が死亡していた。氏は、「この国の問題の根源はどこにあるのだろう」と考え続け、「根本原因が【水不足】にある」と気付いたそうです。国土の大半が乾燥地域にあるアフガニスタンでは、水不足のため、必要量の食料生産が困難であり、この食料不足が人々の健康に大きな影響を与えていたのである。

 そこで、氏は、「新たに用水路を作り、アフガニスタンの大地に水を供給し、食料生産増加」の取り組みを開始したのです。本ブログでは、【緑の大地計画】と呼ばれている、中村氏がリーダーとなって実施した、「水利施設」築造に関わる苦難の活動の中から、筆者が、極めて大切であると考える「知見」についてご紹介するものである。

 1991年、中村氏は医師として派遣されていたパキスタンから、隣国アフガニスタンの険しい山岳地帯に初の診療所を作り、多くの人の命を救っていた。そして医療活動だけではなく、1600本もの井戸を掘り、戦災と干ばつに襲われたアフガニスタンを、なんとか救おうとしていた。しかし地下水の枯渇を恐れたアフガニスタン政府は、井戸掘りの禁止を命じた。

 中村氏は、方針転換を余儀なくされ、河川の水を農地で利用するための【緑の大地計画】を発表し、用水路の建設に着手したのである。アフガニスタン東部を流れるクナール川に堰を築き、それによって水を用水路に引き込み、乾いた大地へ送水する計画である。

 しかしながら、この工事は、大変な難事業であった。河の流れが速く、大量の土砂も含んでいたため、築いた堰は、濁流によって容易に破壊されたそうである。とくに、十分な資金もないため、鉄筋コンクリートなどを利用した近代土木技術を利用できる状況にはなく、人力で大きな石を河川に投入し、それによって「堰」を築造し、河川水を用水路に導水しようとしたのである。しかしながら、河川に投入した石は、たとえ巨岩であっても、河川の巨大な水圧には対抗できず、容易に崩壊したそうである。

 悩み抜いた中村氏は、何度となく故郷(福岡市)を訪れ、古老の話などを見聞し、福岡県朝倉市を流れる1級河川・筑後川の中流にある『山田堰』と呼ばれている「取水堰」を見学したそうである。この「堰」(通称、斜め堰と呼ばれている)は、江戸時代に築造されたものであり、したがって、鉄筋コンクリートも使用せず、単に、石を積み上げただけの堰である。中村氏は、この「斜め堰」は、近代的建設材料が全く利用できないアフガニスタンでは、「最適な土木技術である」と思い至るのである。

 この堰の特徴は、「堰が河川の流れる方向に対して斜めになっている」ことであり、このことが重要な意味を持っている。つまり、「石を河川の流れに対して、最も水圧を受けにくい斜めの角度」で積み上げることにより、河川水位を上昇させ、河川の側面に築造した水路に水を送り込み、その水を農地へ送水するのである。この「斜め堰」は、岡山県の旭川の中でも見つけることが出来る(江戸時代に築造)。

 

★要するに、読者の皆様に伝えたいことは、【時代の最先端技術=最適技術】ではないということである。最適技術とは、その技術を利用できる人々(あるいは、社会)の知識レベル・技術レベル・資金力レベル等々の諸条件の中で考えなければならないということである。

本文作成における主要な情報は、下記より引用

   https://www.fnn.jp/articles/gallery/198958?image=9