〈経済学部通信〉すべてをよしとする

今回は韓先生にご寄稿いただきました。


これで半期が終わったぁと思ったとたん、体中から力がスウとぬけていく感が…

体温並みの日がつづくせいだけではない

 

人は誰しも自分でありながら、自分だけの存在ではない

誰かの子どもであり、誰かのきょうだいであり、誰かのだれである

 

その誰かのだれに生まれ、引き受けた以上、否応なしにそれを生きるのだ

 

ときにはおもたくて逃げたい

たまにはもう知らないと手放したい…

 

けれど、わたしはいまだにそのそれぞれの自分を頑張っている

 

今のこのわたしを創ってくれている その誰かのだれよ

しんそこの愛を!

 

(経済学部 韓 雲冬)

裁判所見学に行きました

こんなに暑い日が続いているのに、商大ではもう後期の授業が始まってしまいました。

ゼミで裁判所の見学にうかがいました。裁判所の事務官・書記官の仕事や、裁判所の役割や裁判の仕組みなど、教えていただきました。裁判所のみなさま、ありがとうございました。

今後はまた日を改めて、裁判員裁判の傍聴にもうかがいます。

(とっても暑い日でしたが、みんな仲良しでとっても楽しそうなゼミ生たちでした。傍聴のレポート、がっつり書いてもらいますよ!)

【犯罪被害者支援部つぼみ】あした彩にて今後の活動方針等話し合いました

8月10日(土)に岡山理科大学にてあした彩のリーダー会を行いました。
リーダー会では、各大学の活動報告やあした彩として今後どういったことをやっていきたいかなどを話し合いました。

犯罪被害者支援をさらに広めていくにはどうしたらいいかなどについて各大学のリーダーをはじめ支援室や岡山北西ロータリークラブの方々とも意見交換をしながら話し合いました。

その中で、自分たち大学生だからこその強みを活かした広め方をこれから探していこうということになりました。

その他には、各大学の新入部員に対して活動内容がしっかり伝わりきっていないため、活動に参加しづらいのではないかという意見も出て、今後はあした彩全体で集まれる機会をつくることをしていこうということになりました。

また、今回のリーダー会にはけんちゃんの朝顔の活動をされている高田さんにも参加していただきました。
今まで収穫してきた種と市販の種を交ぜることで、朝顔が咲きやすくなるということで会の最後に朝顔の種の贈呈もしていただきました。

今回のリーダー会はとても有意義なものになったと思います。
今回話し合った内容を含めて、あした彩の活動がもっとより良くなるために頑張っていきたいと思いますので、引き継ぎ応援よろしくお願いします。


(法学部3年:硲  )

【犯罪被害者支援部つぼみ】ノートルダム清心女子大学にて行われた中谷加代子さんの講演会に参加しました

 8月6日(火)にノートルダム清心女子大学にて行われた中谷加代子さんの講演会に参加させていただき、犯罪被害者の思いや被害者支援についてのお話をうかがいました。

 現在は被害者支援活動に取り組んでいる中谷さんは、「被害者とはこうあるべきだ」といった偏見や思い込みが、被害者の心を傷つけてしまうことがあると話されていました。
 また、中谷加代子さんは「亡くなったのが皆さんの家族だったらどうかってそれを想像してみてほしい。『してあげる』という上からの視点ではなくて、右手が痛かったら左手が自然にいく、そんな感じで側にいてほしい」と想いを話してくださいました。
 とても貴重なお話を聴かせていただきました。

(法学部1年:藤澤)

【犯罪被害者支援部つぼみ】VSCOと岡山県共催の犯罪被害者支援講演会に参加しました

8月4日(日)にピュアリティまきびにて行われた、清家政明さんの講演会に参加させていただきました。

 清家さんの娘である千鶴さんは東日本大震災の次の日の勤務中に、部下である男によって刺殺され36歳という若さで亡くなりました。

千鶴さんは震災地域と離れた場所に暮らしていたため、震災当日無事を伝えるメッセージが届いた時、清家さんは安堵したそうです。
しかし翌日の朝、県外にいく予定の清家さんを心配してくれたメッセージが最後の会話となってしまいました。

清家さんは、「殺人は、被害者になんの落ち度もなく唯々加害者の勝手な屁理屈による最低の行為。然らばせめて極刑をもって被害者の冥福を祈り、名誉を守ることが残された者の願いであり、人間社会のモラルではないか。」という思いで裁判などに臨んだそうです。

清家さんは現在、自分のような思いをする人が少しでも減るようにと犯罪被害者支援に尽力されています。
特に、清家さんが裁判に臨む際に集めた裁判の手続きに関する専門書や小説などの本棚の設置を行なっておられ、これらは犯罪の被害に遭った方や被害者支援に関わっている人たちの助けになっています。

今回の講演をきいて、改めて命の大切さを感じるとともに命のもろさについても考えさせられるきっかけになったと思います。

清家さんもおっしゃっていましたが、犯罪被害者という存在は何も特別なものではなく、誰もがなり得る可能性がある。そのため、被害者支援がごく普通のものであるという認識をより多くの人が持つことで被害者のことをもっと理解できたり、その人にあった寄り添い方ができる社会ができると思います。

このような意識を持ってこれからも活動を続けていきたいと思います。

また、今回の講演会でホンデリングの活動もさせていただきました。たくさんの本を寄贈していただき、本当にありがとうございました。
この活動も引き続きやっていくので応援よろしくお願いします。 

(法学部3年:硲)

法学部・オープンキャンパスを開催しました

本当に暑い日が続きます。

暑い日が続きますが、8月24日はオープンキャンパスを開催しました。暑い中足を運んでくださったみなさん、本当にありがとうございます。

法学部では学生さんにリアルな大学生活についてお話してもらいました。

いろいろ聞きたいこと・話したいことがあったのですが、筆者の時間配分がまずくて、だいぶ駆け足になってしまったところがあって、インタビューに答えてくれた学生さんにも、きてくれた高校生の皆さんにもちょっと申し訳なかったです。

が、だいぶざっくばらんに話をしたので、本学の雰囲気は伝わったのではないかと思います。

今年の公務員試験状況(まだ終わっていないですが)、警察官だけでなく国家一般職や地方公務員(県庁など)の合格者の話も出来ました。

 

皆さんお疲れ様でした・・・。

 

〈経済学部通信〉欧州の選挙

今回は吉井先生にご寄稿いただきました。


欧州議会選挙

 2024年は世界的に選挙の年だといわれています。その頂点は11月5日のアメリカの大統領選挙ですが、ここでは、フランス議会選挙(6月30日、7月7日)、イギリス議会選挙(7月4日)に先立って、6月6~9日に行われた欧州議会選挙についてお話ししたいと思います。

欧州議会とは

 欧州議会は、欧州連合(EU)の起源である欧州石炭鉄鋼共同体の共同総会として、1952年9月、初めて開かれました。当時、欧州議会の議員は加盟国議会の議員から選ばれ、共同体の諮問機関であり、立法権限は保有していませんでした。1970年、欧州共同体予算の一部の分野に関する立法権限が欧州議会に与えられ、その後権限分野が拡張されるとともに、1979年、直接選挙により議員が選出されるようになりました。このような経緯から、普通の国であれば議会(国会)が単独で立法権限を保有しているのですが、EU理事会(加盟各国の閣僚による議決機関)と立法権限を共同保有していることが欧州議会の特徴の一つです。もう一つの特徴は、ストラスブール(フランス)とブリュッセル(ベルギー)の2カ所で議会が開かれていることです。事務局がルクセンブルクにもあるため、議員や職員は3都市を行き来しなければなりません。

 

欧州議会(ブリュッセル):筆者撮影

欧州議会選挙の結果

 今年の欧州議会選挙の話に戻ると、マスコミでは、フランスやドイツなどで極右政党が伸び、フランス議会の解散総選挙につながったと報じられていました。欧州議会選挙の仕組みを説明しておきましょう。総数は720議席で、ドイツ96、フランス81からキプロス、マルタ、ルクセンブルクの6までおおむね人口比例で議席が配分され(ルクセンブルクの人口はドイツの185分の1ですから、小国が有利となるように議席配分されています)、加盟27ヵ国それぞれの方法で選挙が行われます。選出された議員は政党会派に属し、加盟国のためではなく、欧州連合のために活動します。

 政党会派別の獲得議席数は次のとおりです。

政党会派 獲得議席数 増減数
欧州人民党(EPP) 中道右派・親EU 188 +10
社会民主進歩同盟(S&D) 中道左派・親EU 136 -4
欧州保守改革(ECR) 右派(一部極右) 82 +10
欧州刷新(Renew) 中道派・親EU 80 -25
無所属   76 -16
アイデンティティ・民主党(ID) 極右・右派 64 +25
緑・欧州自由連盟 環境・左派・親EU 54 -19
左派・北欧緑左派同盟  左派・急進左派 40 +9

注:前回(2020年)の議席数は705。
出所:欧州議会HP、JETRO「欧州議会選挙から占う今後のEU政策」。

 フランスでは国民連合が30議席、ドイツではドイツのための選択肢(AfD)が15議席を獲得し、イタリアでもメローニ首相が率いるイタリアの同胞が勝利を収めるなど、極右政党が伸張したのは確かなのですが、EPP、S&Dの第1・2党も合計で6議席伸ばし、与党の一角を占める欧州刷新を加えると400を超える議席を確保できた結果、フォン・デア・ライエン委員長(EPP)の続投が決まりました。しかしながら、極右政党が議席を伸ばした一方で、親EUの欧州刷新、環境重視の緑の党が大きく議席を減らしたことは、フォン・デア・ライエン委員長がこれまで進めてきた、2050年までに温暖化ガス準排出量をゼロとすることを目標とするグリーン化政策にブレーキがかかる可能性があることが懸念されます。

欧州議会選挙は国内政治

 気をつけなければいけないのは、EU市民がEUではなく各国の政治・経済状況にもとづいて投票しているのではないかという点です。ドイツでは、欧州の病人になってしまったといわれる経済不振を背景に、ショルツ首相率いる社会民主党が2議席、緑の党が9議席と議席を減らし、AfDが議席を伸ばしました。フランスでも、労働市場・失業社会保険・年金などの改革などへの反発から、マクロン大統領率いる中道派の欧州刷新(旧・共和国前進)が8議席、緑の党が7議席を減らし、極右の国民連合が躍進しました。マクロン大統領は、国民連合の躍進をくい止めるため、急きょ議会を解散し選挙が行われました。国民連合の躍進は止めることができたものの、中道・与党連合は議席を減らし、極左・左派が躍進した結果、単独で政権を担える政党がなくなり、フランスの政治混迷が続くことになりました。

 ドイツやフランスと同様のことが、私の専門である中東欧諸国でも起きています。ハンガリーでは、オルバン長期政権への批判から政権与党フィデスが2議席減、腐敗を批判したティサ(尊重と自由)が7議席を初めて獲得しました。ポーランドでも、政権を担ってきた法と正義(右派連合)が7議席減らし、市民フォーラム(市民連立)が7議席を増やしました。ルーマニアでは、国内与党の中道右派連合は7議席減の3議席にとどまり、野党の社会民主党が19議席を維持しました。ポーランドやルーマニアでは、フランスやドイツと同じように、極右政党が議席を伸ばしています。

21世紀の政治

 EUの起源である欧州石炭鉄鋼共同体が誕生してから73年、欧州議会に直接選挙が導入されてからでも45年が経過しています。EU市民はEUパスポートやIDカードをもち、あらゆるところに国旗とEU旗が掲げられるなど、毎日EUを身近に感じているはずです。しかし、欧州議会選挙は国内選挙の延長線上で投票が行われ、しかも極右・極左へと極端に振れているようです。もし(ほぼ?)トラもその線上にあると思われます。

 EU市民がEUではなく国内情勢をもとに投票したことは、私たち日本でいえば、国会議員選挙で自分たちの町の利益にもとづいて投票することと同じでしょう。EU政治が極端に振れているのも、視野の狭いシングル・イシューだけを公約に掲げ、他者を批判し続ける政党が増えていることと同じでしょう。民主主義が機能するためには、個人や少数派の基本的な権利を擁護しながら多数派の意思が形成されなければなりません。

 21世紀の政治をより正しい方向に向けていくため、岡山商科大学の皆さんには、より広い視野をもつため、大学時代の4年間だけでなく、卒業後も学び続けていただきたいと思います。

(2024年7月13日 経済学部 吉井昌彦)

【犯罪被害者支援部つぼみ】自転車盗難防止のための施錠を呼びかける活動を実施しました

7月22日(月)岡山商科大学校内にて、自転車の盗難被害について、注意喚起の呼びかけを西警察署の方々と一緒に行いました。


鍵をかけてない事による盗難が多いとお伺いしたので、少しでもその数を減らせるようにという意識で呼び掛けを行いました。

活動の印象としては、自分が思っていたよりは、鍵をつけている学生が多かったということです。ただ鍵をつけていない学生ももちろんいたので、その数をゼロにできるように、これからも防犯活動を行っていこうと思います。

(法学部3年:三宅)

【犯罪被害者支援部つぼみ】「第3回ハートフルエキスポ」にあした彩として参加しました

7月13日(土)イオンモール岡山にて、「第3回ハートフルエキスポ」にあした彩として参加しました。

このイベントは、若い世代の人権意識の向上や行動を後押しし、県全体として人権問題解決の意識・行動の底上げを行うため、岡山県内において人権に関わる活動を行う学生団体の取組状況を広く発信することにより、県民全体へ人権意識を広げて行くことを目的としています。
      

今回のハートフルエキスポでは、7団体の大学生ボランティアが参加し、日頃のボランティア活動について発表しました。
僕たち、あした彩は人形劇をこの場をお借りして披露しました。

人形劇は、交通事故で娘さんを亡くした、家族を題材に作られたもので交通事故の悲惨さや身の回りに存在していることを少しでも知ってもらえるようにという思いで発表しました。
また、ブースではけんちゃんの朝顔を始めとした活動の紹介など様々な客層の人に知ってもらえるように頑張りました。

最後には、盾もいただくなど、今までの活動が評価されたようでとても嬉しい気持ちになりました。

今後とも「つぼみ」や「あした彩」として活動していきますので、ご支援・応援の程よろしくお願いします。

(法学部3年 松岡)

模擬裁判の脚本を書いています

今年も大学祭で模擬裁判を実施しようと考えています。

今年の3月にはALS女性嘱託殺人に関する地裁判決が出ましたし、昨年いわゆる認知症基本法(「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」)が成立し、今年の1月に施行されています。こうした動きを踏まえて、今年のテーマは同意殺人にすることにしました。

まだ半分くらいしか書けていませんが、模擬法廷でできたところまでやってみました。

声を合わせてやってみると、論点が明確になったり、新たな疑問が出てきたりするのは毎度のことです。

夏休み中も、メンバー全員で文書共有し、脚本を検討していきます。夏休み中には形にできるといいのですが。