法学部新入生歓迎イベント3週目

法学部新入生歓迎イベントも最終週を迎えました。

2週間にわたる学内ウォークラリーで解いた問題の答え合わせをして、その結果を用いて最後の大問を解きます。

 

 

結構難しめの問題でしばらくみんな四苦八苦していましたが、最終的にはほとんどのチームが解くことができました。

一番最初に解けたチームで、教壇の前で解法を解説してくれた学生には、本学教員の共著の法学テキストをプレゼントしました。

そして第1・2週の総合成績が最も優れていたチームの発表がありました。

結果、田中ゼミが総合1位を獲得し、学部長から景品が授与されました。おめでとうございます。

(すみません、すっかり写真を撮るのを忘れていました・・・・)

皆さんにはいろいろな意味で、しっかり大学生活をエンジョイしていただきたいです。

 

上級生の皆さんも楽しみつつ、イベントのお手伝いをしてくれて、盛り上げてくれました。どうもありがとうございました。

【犯罪被害者支援部つぼみ】「子供の安全確保ボラ ンティア」に参加しました。

4月7日(金)に、岡山駅東口にて「子供の安全確保ボランティア」に参加しました。
 
 
 
本活動では、子供の安全確保推進のため新学期や入学式のタイミングに合わせ、ビラ配りや声掛け活動を行いました。あいにくの雨ではございましたが、たくさんの方々が、耳を傾けてくださいました。日頃から、地域が一体となり、子どもを見守ることが安心安全なまちづくりに繋がると感じました。
これからも、犯罪のおこらない安心安全なまちづくりに邁進して参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。
 
 
(法学部4年:金城  経営学部2年:渋谷)
 

〈経済学部通信〉仕事を学ぶこと(On-the-Job Training)

今回は三谷先生にご寄稿いただきました。


1930年代半ば、スウェーデンのある製鉄所で不思議なことが起こった[i]。当時ファーゲルスタ社のホーンダール製鉄所は本社から見放されていた。すなわち、最低限の修理と壊れた装置の交換(新型に代えることはなかった)を除き、15年間もの間新たな設備投資はまったく行われなかったのである。そして、生産方法にも大きな変更はなかった。それにも関わらず、マン・アワー1時間当たりの生産量(=生産性)が、この期間年率で平均2%増加していたのだ。ちなみに、同社の他の工場ではこの間重要な新規の設備投資が行われており、全社平均での生産性の伸びは年平均4%であった。

ホーンダール製鉄所の生産性の伸びは何によって生じたのであろうか?生産設備や生産方法に変化がなかったのであれば、労働者の技能が高まったためとしか考えられない。何か特別の訓練を行った形跡もないので、仕事をすることによって仕事の習熟度=技能が高まっていったものと考えられる[ii](「ホーンダール効果」と呼ばれることもある)。こうした仕事に就きながら仕事を学び、技能や技量を高めていくことは企業内訓練あるいはOJT(On-the-Job Training)と呼ばれている。この中には、先輩や上司による指導・教育や座学での学習なども含まれる[iii]。ホーンダール製鉄所の事例は、特段の訓練プログラムを実施しなくてもOJTの効果が馬鹿にならないことを示している。

なぜ、OJT(仕事をやりながら仕事を覚えること)が大切なのか?それは、仕事を遂行する技能・技量には、言葉にできるは知識(命題知)だけでなく、言葉にできない知識(技能知)が必要だからである[iv]。そして、技能知は実地で仕事をしながら覚えていくしか習得できない。たとえば、テニスでラケットを使ってボールを打つことを学ぶにはいくら言葉で説明を受けてもだめである。実際にボールを打ってみないと習得できない。その時自己流でやると悪い癖がついてしまうが、よい指導者について教えてもらえば上達が早い。アリストテレスは『ニコマコス倫理学』の中で、「人は建築をすることによって大工となり、…」と述べており[v]、OJTの本質を見抜いている。大工になるには、実際に建築をして大工の仕事を覚えていくしか方法はないのである。

日本では、大企業を中心としてOJTによる巧みな技能形成システムが形成されている。幅広い持ち場を移動することによって変化や異常に対応できる技能形成を図るとともに、技能の幅と深さを査定し、それを賃金に反映して技能形成へのインセンティブを高める賃金制度との組み合わせである[vi]。

政府は「新しい資本主義」で「人への投資」を主要政策に掲げているが、経済社会の構造変化の中で日本企業が長年培ってきたOJTによる技能形成システムを生かす知恵が求められている。そして、もし、学生諸君が就活で企業の選択に迷ったら、人を育てることに熱心な企業かどうかもひとつの重要な判断基準になるのではないだろうか。

(経済学部 三谷)

【注】

[i] Lazonick and Brush (1985).

[ii] “Learning by Doing” と呼ばれることもある。ここではOJTに含める。

[iii] 職場外の研修所などで行われる訓練をOff-the-Job TrainingとしてOJTと区別することもある。本稿ではこれらの座学も含めてすべての企業内訓練をOJTとする。

[iv] 詳しくは信原(2022)などを参照されたい。

[v] アリストテレス(1971)p.72.

[vi] 詳しくは、小池(2005)。

【参考文献】

小池和男(2005)『仕事の経済学』第三版、東洋経済新報社。

信原幸弘(2022)『「覚える」と「わかる」―知の仕組みとその可能性』ちくまプリマ―新書。

アリストテレス(1971)高田三郎訳『ニコマコス倫理学』上、岩波書店。

Lazonick, W. and T. Brush (1985), “The “Horndal Effect” in Early U.S. Manufacturing”, EXPLORATIONS IN ECONOMIC HISTORY 22, 53-96.

 

法学部新入生歓迎イベントを実施しています

入学式のときにはまだ残っていた桜がすっかり散って、青葉に衣替えしました。新入生も大学の授業が始まって1週間以上たちまして、高校生気分が抜けて大学の授業の雰囲気を新鮮に感じているところでしょうか。

法学部では、毎年恒例の新入生歓迎イベントを3週にわたり開催しています。ゼミでチームを組み、大学内に仕組まれた問題をクリアしていきます。

すでに2週目が終了しました。

大学の中の、あっちこっちを回って、問題を解いたり、ゲームをさせられたり、先輩から妨害をくらったり・・・。

 

今年もTキザワ先生は抱腹を、じゃない法服を着てくださいました。

 

今年はなんだか、仲良くなるのが早いですかね。

ゲームが終わる頃には、ゼミ生同士仲良くなって、大学のいろいろな場所もばっちりわかるようになっています。

さあ、最後の第3週は最終問題&結果発表です。

 

2023年度オープンキャンパス開催日決定!

2023年度オープンキャンパスは以下の通り開催します。

  • 5月20日(土)大学説明会
  • 6月24日(土)オープンキャンパス
  • 7月23日(日) 〃
  • 8月26日(土) 〃
  • 9月24日(日) 〃
  • 10月14日(土)入試説明会(大学祭も同時開催)

Webオープンキャンパス(Zoom)

  • 8月4日(金)

事前予約制です。各回の詳細が決まり次第、受験生応援サイトのNEWSにてお知らせします。
また、天候状況や新型コロナウイルス感染状況等により、中止あるいは変更となる場合があります。

皆さまとお会いできるのを楽しみにしております😊
当日はお気をつけてお越しくださいませ。

岡山商科大学 入試課
窓口取扱時間:【月~金】8:30~16:30(13:00~14:00を除く)
※土日祝日は閉学します。
電話:086-256-6652
メール:nyusi@po.osu.ac.jp
LINE:https://page.line.me/ace1761c

入試課の場所は、1号館の1階です(正門から入って目の前の建物、左手側)。

 

2023年度入学宣誓式(入学式)が挙行されました。

 2023年4月3日(月)、陽光ふりそそぐ中、2023年度入学宣誓式が執り行われました。4年ぶりに保護者の参列を伴う、新入生、大学関係者だけでなく、ご家族でも晴れの日をお祝いしていただける式典となりました。開式までの間、正門や中庭では新入生とその保護者が記念撮影をする様子が見られました。

 式典では、国歌吹奏の後、入学許可が宣言され、学長の式辞では「本学は『やりたいことを見つける幸せ。』というタグラインを掲げています。皆さんが成りたい自分になれるよう、おのれを磨き自立心を涵養してください」と激励の言葉がありました。

 在学生を代表して、経営学部経営学科3年の田野裕菜さんから「何かを始めたい、やりたいと思えば自分自身の行動に『責任』を持つことで多くのことに挑戦することができます」「これからの大学生活で、ひとりでも多くの友達を作り、目標に向かって進まれることを願います」と歓迎の挨拶がありました。

 入学生を代表して、経済学部経済学科1年の千田和人さんから「私たちは、学則を守り、勉学に励み、学生として、その本分を尽くすことを宣誓いたします」と宣誓がありました。

 入学式の後、岡山商科大学同窓会役員で第16期生の山中祥吉さんから記念講演が行われ「自分自身の価値観を押し付けるのではなく、自分が変化し、社会の変化を捉え、対応できる人間になって欲しい」「困っている人を助けて社会に貢献していって欲しい」と、エールが贈られました。

 その後、学生は各学科に分かれてオリエンテーションに参加しました。お昼休みには50周年スクエアにキッチンカーが並び、新入生と部活動の勧誘を行う在学生でにぎわっていました。 

 

玉野市でのフィールドスタディが始まりました

今年1月から,新たに玉野市でのフィールドスタディが始まりました。主にマーケティング専攻の商学科1年生から4年生(計14名)が参加し,課題解決型学習(PBL)として地域資源を活用した商品の企画・開発,ブランディングに挑戦しています。

春休み中は,現地の課題を捉える目的で,各種調査に向けた準備を進めてきました。

▲玉野の観光情報を踏まえながら,アンケート調査に向けて質問項目案を出し合うチーム

▲国内のお土産ブランド認知度について調べた結果を報告し,観察調査の計画を立てるチーム

そして3月16日,17日の2日間,玉野市主要エリア(宇野,渋川,みやま公園)において,観光動向と玉野市のイメージを捉えるアンケート調査および地域資源に関する観察調査を実施しました。

初めて玉野を訪れるという学生も多く,実際に見て・聞いて・感じることで,様々な気づきや洞察を得ることができました。

▲渋川動物公園でのアンケート調査を終えて。学生も動物とのふれあいで癒されたようです。可愛らしいポスターもご用意してくださりありがとうございました!

集めたデータの分析はこれからですが,

「インバウンド客に対応するため,アンケートは多言語にした方が良いのでは」

「その場所にどのような人が訪れるのか,事前によく確認する必要があるのでは」

「直島には海の駅があるのに,なぜ宇野にはないの」・・・等々

第4回ミーティング(3月23日)にて,記憶が新しいうちに2日間の調査を振り返りました。

▲初日の調査を終えて。宇野港を出るフェリーを背景に。

今回の調査にご協力くださった皆様には,研究室一同,厚く御礼申し上げます。

~ご協力ありがとうございました~(順不同・敬称略)

渋川動物公園

渋川マリン水族館(玉野海洋博物館)

ダイヤモンド瀬戸内マリンホテル

みどりの館みやま(道の駅みやま公園)

玉野市公園緑化協会

四国汽船

玉野市産業振興部商工観光課

(商学科 西)

 

2023年度前期「夕学オンライン」開催(お知らせ)

「夕学五十講」から「夕学講演会」にリニューアル。※
これまでの全25回から全15回へ縮小し、見逃し配信が従来の3日間から「講演終了翌週の金曜からの1週間」に変更。
昨期同様、講演資料のダウンロードができ、ライブでの質問も可能です。

※慶應MCCからのお知らせ:「夕学講演会」へのリニューアルについて

コロナ禍により、夕学サテライト配信事業は一旦中止となりましたが、配信元の慶應丸の内シティキャンパス(慶應MCC)では「夕学オンライン」として15講座をWEB配信している旨、受講者の皆様にお知らせいたします。

「夕学オンライン」は、慶應MCCとWEBセミナープラットフォーム事業を展開する株式会社ファシオとの共催事業として、夕学講演会の講演をインターネットでリアルタイム視聴できるサービスです。

お手元のPC・スマートフォン等の各デバイスからお好きな場所でリアルタイム受講でき、一週間の見逃し配信もご利用いただけます。

詳細や購入は株式会社ファシオのWEBセミナープラットフォーム「Deliveru」をご確認ください。

岡山商科大学は2003年10月の「夕学五十講」サテライト会場の発足から、19年間、衛星通信やインターネットを活用して、東京の最先端の知見を岡山へと配信してまいりました。その仕組みを絶やさないためにも、オンライン講座も広報協力を行っていきたいと考えておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

また、夕学オンラインで使用できる「岡山商科大学特別クーポン」を限定でご用意しております。クーポンのコードと使用方法については、お気軽に社会総合研究所までお問い合わせください。

岡山商科大学 社会総合研究所
〒700-8601 岡山県岡山市北区津島京町2丁目10-1
TEL:086-252-0642(代表) E-mail:syaken@po.osu.ac.jp

<夕学オンライン(全15講座)>

4月11日(火)
安藤 優子 キャスター・ジャーナリスト
「報道の現場から ~自民党の女性認識~」
※本講演は、講演60分・質疑応答30分の構成(20:00終了)です。
◎見逃し配信日程 2023年4月21日(金)0:00 ~ 4月27日(木)23:59

4月13日(木)
村瀬 俊朗 早稲田大学商学学術院商学部 准教授
「流動化時代の創造的チームづくり」
◎見逃し配信日程 2023年4月21日(金)0:00 ~ 4月27日(木)23:59

4月18日(火)
梅田 悟司 コピーライター、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 教授
「言葉が果たす「言葉以上の役割」とは?」
◎見逃し配信日程 2023年5月12日(金)0:00 ~ 5月18日(木)23:59

5月10日(水)
片桐 仁 俳優・声優・タレント・彫刻家
「アートに会おう、遊ぼう、自分を楽しもう」
◎見逃し配信日程 2023年5月19日(金)0:00 ~ 5月25日(木)23:59

5月22日(月) 
野田 稔 明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科 教授、リクルートワークス研究所 特任研究顧問
「「大変」な時代のリーダーシップ ~リーダーシップの変遷と時代の求めるリーダーシップ~」
◎見逃し配信日程 2023年6月2日(金)0:00 ~ 6月8日(木)23:59

5月25日(木)
辻 秀一 スポーツドクター
「攻めと守りのメンタルトレーニング ~ごきげんマネジメント~」
◎見逃し配信日程 2023年6月2日(金)0:00 ~ 6月8日(木)23:59

6月14日(水)
平藤 喜久子 國學院大學神道文化学部 教授
「日本の神様を知っていますか ~神話学から紐解く~」
◎見逃し配信日程 2023年6月23日(金)0:00 ~ 6月29日(木)23:59

6月15日(木)
伊丹 敬之 国際大学 学長、一橋大学名誉教授
「中二階の原理 ~日本を支える社会システム~」
◎見逃し配信日程 2023年6月23日(金)0:00 ~ 6月29日(木)23:59

6月20日(火)
能條 桃子 一般社団法人NO YOUTH NO JAPAN 代表理事
「若者が声を届け、その声が響く社会を目指して」
◎見逃し配信日程 2023年6月30日(金)0:00 ~ 7月6日(木)23:59

6月22日(木) 
神﨑 亮平 東京大学先端科学技術研究センター 教授
「サイボーグ昆虫 ~昆虫科学が拓く異次元の世界~」
◎見逃し配信日程 2023年6月30日(金)0:00 ~ 7月6日(木)23:59

6月29日(木)
若月 貴子 クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン株式会社 代表取締役社長
「V字回復を支えた組織改革と人材育成」
◎見逃し配信日程 2023年7月7日(金)0:00 ~ 7月13日(木)23:59

7月5日(水)
山尾 佐智子 慶應義塾大学大学院経営管理研究科 准教授
「「ダイバーシティとインクルージョン」から「DEI」へ」
◎見逃し配信日程 2023年7月14日(金)0:00 ~ 7月20日(木)23:59

7月11日(火)
渡辺 靖 慶應義塾大学環境情報学部 教授
「アメリカ社会の分断とトランプの影」
◎見逃し配信日程 2023年7月21日(金)0:00 ~ 7月27日(木)23:59

7月18日(木)
坂井 豊貴 慶應義塾大学経済学部 教授、Economics Design Inc. 取締役・共同創業者
「経済学のビジネス実用 ~学知が富の源泉となった時代~」
◎見逃し配信日程 2023年7月28日(金)0:00 ~ 8月3日(木)23:59

7月27日(木) 
井崎 義治 千葉県流山市長
「人口減少時代に選ばれる自治体をつくる」
◎見逃し配信日程 2023年8月4日(金)0:00 ~ 8月10日(木)23:59

開催時間:18:30~20:30
受  講   料:1講演4,400円(税込)、全講演41,250円(税込)
※後日、一週間の見逃し配信付

2023年度前期夕学オンラインチラシ(PDF)

 

2022年度学位記授与式が挙行されました。

 2023年3月22日(水)に学位記授与式(卒業式)が挙行され、3学部4学科と3研究科の計433名が学び舎を巣立ちました。昨年度まではコロナ禍により保護者の皆様にはご来場をご遠慮いただき、オンラインでライブ配信を行うなどの対応を行っておりましたが、保護者の皆様にもご来場いただき、マスクの着用も各自の判断とするなど、ほぼコロナ禍前の様式での開催となりました。

 数日前までの天気予報では菜種梅雨とのことで雨予報でしたが、幸いなことに晴天で迎えることができました。

 10時からの式典の前には、正門や中庭で記念写真を撮影する卒業生と保護者の様子が見られました。

 学位記授与式では、最初に各研究科、各学科の代表者が登壇し、学位記を学長から受け取り、成績優秀者の表彰が行われました。

 学長の式辞では「社会の移り変わりに押し流されることなく、社会の変化に対処していくため、絶えず学ぶ姿勢を持ってください。くれぐれもご自愛なさり、ご活躍されることを祈念します」との言葉がありました。

 本学同窓生で公認会計士の西山俊明さんから、ご自身が公認会計士となるまでのご経験についてのお話があり、社会に出てもそれぞれ頑張って欲しいとのご祝辞をいただきました。

 在学生代表として経営学科2年の牧浦菜桜さんから「(コロナ禍の中)社会の変化や時代の流れに対応しながら、日々努力されたことは、必ず今後の力となり活かされることと思います」「それぞれの道に進み、夢や目標に向かい挑戦をし続けてください」と送辞が述べられ、卒業生を代表して経営学科4年の井澤流星さんから「楽しい仲間と出会い学んだ四年間の経験や知識を糧に、ひとりの社会人として励んでいきたい」「今日までご指導いただいた先生方、職員の皆様、慕ってくれた後輩、そして、一番近くで心の支えとなってくれた家族に改めて御礼申し上げます」との謝辞がありました。

 式典終了後、卒業生は各ゼミごとに、担当教員から学位記を受け取りました。また、学生会館では学芸員課程を修了した学生7名に、担当の福本先生から学芸員資格取得証明書と博物館実習報告書がお祝いの言葉と共に手渡されました。

 次いで、教職課程を修了した学生11名に教育職員免許状と教育実習感想文の冊子が配布され、教職担当教員の吉田先生、南光先生、村上先生から激励の言葉がありました。

2021年度 備前市三国地区農泊モニターツアーおよび農泊体験商品開発セミナー

2021年度に行った備前市三国地区での農泊関連事業は以下の通りです。
こちらの事業は2022年度も継続して取り組んでいます。

2021年11月12日(金)~13日(土)
備前市三国地区農泊モニターツアー

2021年11月12日(金)~13日(土)に商学科三好ゼミの学生2名と古民家再生会社社長やせとうちDMO職員といったプロの観光関係者6名と共に、備前市三国地区農泊モニターツアーに参加しました。(引率および学識経験者として参加:商学科・三好宏教授)

こちらは2017年1月に農林水産省中国四国農政局と岡山商科大学が、農山漁村滞在型旅行(以下「農泊」という。)の推進に関して、相互の人的・知的資源の交流及び研究成果の活用等を図ることにより、農山漁村地域の発展及び地域振興のための人材育成に資することを目的に協力・連携を図る包括的協定を締結したことからはじまりました。
参考URL:中国四国農政局「農泊を中心とした都市と農山漁村の共生・対流」

今回の農泊は、備前市三国地区にもっと光をあてるためにはどうすれば良いか、地域の人と共に周辺観光や地域でのアクティビティ等を体験しながら、観光商品化するなら何が必要かを考えるモニターツアーです。

三国地区は豊かな里山に囲まれ、特に八塔寺周辺はかやぶき屋根の住居が今なお残る、まさに日本の原風景といってよいところです。

学生たちは、八塔寺ダム見学、三国渓の紅葉狩り、八塔寺の里散策、五右衛門風呂や囲炉裏があるかやぶき住宅での宿泊、地元お母さんたちによる八塔寺おこわの試食、備前焼陶芸体験などのメニューをこなし、意見交換会ではマーケティングの視点から今後の観光のあり方について提言を行いました。

三国渓の紅葉。色とりどりの風景に思わず撮影したくなります。

八塔寺ふるさと村散策。かやぶき屋根や囲炉裏が残る風景は、映画やドラマのロケ地にもなっています。

地元の方たちによる八塔寺おこわの試食。具だくさんで、味付けも上品。とても美味しい!

最後は地元の方とともに意見交換会。様々な意見がでました。

2022年1月16日(日)備前市三国地区現地視察ツアー

モニターツアーに続き、三国地区のコンテンツを観光商品化するにはどうすれば良いかを考えるべく学生4名(経営学科1名、商学科3名)が現地再視察に行きました。(引率:商学科・三好宏教授)

ボランティアガイドの方に八塔寺ふるさと村民俗資料館を案内してもらいました。中は昔ながらの暮らしぶりが再現されています。

里山ウォーク体験。八塔寺八十八ヶ所巡りに含まれている八塔寺山および飯盛山を登りました。

山頂からの眺めはよく、岡山国際サーキットも眼下におさめられます。

モニターツアーでも食べた八塔寺おこわをお弁当として商品開発した試作品を昼食でいただきました。彩りも良く、行楽にもっていきたいお弁当。

備前焼体験に再挑戦。地域おこし協力隊の山崎さんに教えてもらいます。

八塔寺ふるさと農園を散策。案内は地域おこし協力隊の松本さんです。

八塔寺ふるさと館で意見交換会。今日の振り返りを行いました。

学生からは「景観の素晴らしさは映画が多く撮影されたことでも良く分かる。今後自身の体験をうまく伝えられるようにしたい」「当初、何も無いイメージだったが、里山の素晴らしさを感じた。梨やぶどうの収穫はブランド化すれば面白い」などの意見がありました。

三国農泊推進協議会からは、「今日また今後も見たこと、聞いたこと、感じたことをぜひ多くの人に伝えて少しでも進歩できれば良い。また学生の皆さんの人生にも生かしてほしい」と、お言葉をいただきました。

2022年1月30日(日)ワークショップ

前回の視察ツアーにもとに、レマーニにて三国地区のコンテンツを観光商品化するべくワークショップを行いました。(引率:商学科・三好宏教授)

県外の観光地と八塔寺の観光スポットを見比べながら商品化を考えます。

観光協会や地域おこし協力隊の方の意見も伺いながら、意見交換。農園の活用方法や八塔寺での備前焼づくりなど、付加価値をどう高めるかを考えます。

意見交換後は、周辺観光地をめぐって三国地区の良さを模索しました。

2022年2月27日(日)最終発表会

2月27日に地元の方や三国地区農泊振興協議会の方、モニターツアーに参加した外部の方などの前で三国地区の観光商品化について発表しました。(引率および学識経験者として参加:商学科・三好宏教授)

最終発表会前の打合せ。資料をもとに念入りに流れを最終確認中。

約20名の方が八塔寺ふるさと館に集まる中、

学生は体験や聞き取りをもとに、「備前焼陶芸体験」「里山ウォーク」「ふるさと農園での葡萄狩り・梨狩り体験」「こんにゃくづくり体験」「さつまいも掘り体験」の5つテーマを観光商品化し、発表しました。

大学で学んだ経営学や商学をベースに、実施可能時期や料金、行程を考えるだけでなく、周辺競合地域を捉えながら八塔寺での体験プランのセールスポイントや課題、改善方法などを分析しました。

会場からは「高齢化による観光商品化の難しさ、かやぶき屋根の補修・景観の維持など先を考えれば課題も多くあるが、若い方の意見を聞きながら、地元でできることは協力をしていきたい」と話がありました。

2021年度は最終発表会で活動を終えましたが、2022年度も継続して進めていきます。

お世話になりました三国地区の皆さま、三国農泊推進協議会の皆さま、JTBのご担当者さま、誠にありがとうございました。

(文責・産学官連携センター長 三好宏)