商学科1年合同ゼミ「主権者教育講演会」

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商学科1年生合同ゼミで「主権者教育講演会」に参加しました

令和5年1月12日(木)4校時に、本学で内田ゼミ、青木ゼミ、吉田ゼミの合同ゼミで岡山県選挙管理委員会と岡山市選挙管理委員会の方にお越しいただき、「「選挙」って何のためにするの?」、「大学生の投票率が低いのはどうして?」、「若者の投票率が低かったらどういう結果になるの?」など考える時間を持ちました。

<説明会の様子>

「昨年7月の参議院選挙で、岡山県内で選挙関連費用はいくら使われたと思いますか。」という質問からお話が始まりましたが、学生誰一人として当たりませんでした。実は9億円も使われていたのです。皆さんご存知でしたか。学生の皆さんは、想像もつかないくらいビックリでした。また、大学生にぴったりの不在者投票と期日前投票の違いもしっかり説明してくださいました。まだ住民票を移していない学生の皆さんは、ぜひ不在者投票をということがよく理解できたようでした。併せて住民票の移し方まで説明していただきました。学生の皆さんが吃驚していたことに、実際の投票用紙を持ってきてくださり、引っ張ったり丸めたり破いたりしましたが不思議なことになかなか破れずしわにならず魔法の紙のようだったので、歓声が上がりました。

参加した学生の皆さんからの声をご紹介します。 

「私は、選挙にも行ったこともないし、そもそも選挙とはどういったものなのかあまり知らなかったが選挙がどういったものなのかとても興味があったので楽しみでした。

去年の参議院選挙において、県内の10代の投票率は約30%、20代も約30%と少なかったそうです。我々若い世代が選挙に行かないと投票をしてくれている上の世代の方達の意見を優先した政治になってしまい、若者の声が通りにくい社会になってしまうということをお聞きしました。私も選挙の会場に行くのが面倒くさかったり、そもそも議員さん達の考えなどを知らないために誰に投票したらいいかわからなかったり、私の1票で社会が変わるはずがないから選挙に行かなくてもいいだろうという考えでした。しかし、選挙へは絶対行かないといけないと考えさせられました。

<投票率>

また、昨年の参議院選挙で岡山県内で約9億円という大金が使われているということにとても驚きました。その大金を無駄にしないためにも我々一人一人が選挙に行き自分の意思を伝えることがとても大事だと思いました。

投票会場のルールとして、会話や電話、会場の撮影や投票用紙を持ち帰ったりしてはいけないということも初めて知りました。この投票用紙にも特殊な加工がされており投票用紙を破ろうとしても破れなかったり折りたたんでも開くようになっていたりなどすごい手の込んだつくりにとても驚きました。また、もう一つ驚いたことがあります。同じ苗字の人がいた場合苗字だけを投票用紙に書いて投票すると、どちらの票数にも加算されるということです。

いろいろなお話をお聞きし、やっぱり選挙にはいかないといけないなと思ったし、これからの未来のためにも政治に少しでも関心を持つべきだと思いました。正しくマナーを守り、次回の選挙では投票に行ってみようと思います。」

(商学科 吉田 信)

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