犯罪被害者ご遺族による公開講演会を開催します。

 岡山商科大学では、犯罪被害者やご遺族の方々の思いを様々な人に伝え、思いやりの心を学び、被害者も加害者も作らない社会づくりを目的とした「犯罪被害者支援同好会『つぼみ』」が2017年5月、学生の手により発足しています。

 つぼみでは「令和2年度・岡山県人権啓発パートナーシップ推進事業」の採択を受け、2020年12月2日に学生・地域の方を対象とした講演会を計画しています。

 講演会では、平成23年に会社の元同僚の犯罪によって、長女の命を奪われた加藤裕司さんを講師にお招きし、ご自身の体験を踏まえ、犯罪被害者の権利や裁判のあり方等についてお話しいただきます。

 お申し込みフォームはこちらから。

チラシのPDFはこちらから。20201020 つぼみ講演会チラシ 013(両面)_compressed

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岡山県警の方にご講演いただきました

法学部の学生からのレポートです。

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先日、刑法の講義時間に岡山県警察・県民応接課から戸田警部補がおいでになり、岡山県における「被害者支援」についてお話してくださいました。

(※耳が聞こえにくい学生がいるため、口の動きがわかるようフェイスシールド着用で距離をとってお話していただいています)

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 犯罪被害に遭うというのはどんなことなのか。その際、周囲の人の支えがいかに大切なのか。犯罪被害者の抱える様々な課題として、2次的被害についてなど、貴重なお話を聞かせていただきました。

 ご講演の中で特に印象的だったのは、「犯罪被害に遭うことは特別なことだけれど、被害に遭った当事者は何も特別ではない」という言葉です。

この世に犯罪が存在する限り、いつ、誰が被害に遭うかわかりません。私が明日、顔も遭わせたことがない人に殺害される可能性も、この文章を読んでいるあなたが、コンビニに出かけたときに交通事故に遭う可能性だってあるのだと思いました。被害に遭った当事者も、被害に遭うまでは我々と同じように平凡な日常生活を送っていたはずです。

もうひとつ印象的だったお話は、悪気があるわけではない、むしろ慰めるつもりでかけた言葉でも、被害者を苦しめることがあるということです。もし、家族や身近な人が被害に遭ったとしたら、興味本位で根掘り葉掘り聞いたり、被害に遭ったことについて責めたりすること無く、それまでと同じように誠意を持って接していきたいと思いました。さらに、そのような感じ方をしてくれる人が増えたらいいなと思います。そのためには、被害に遭った人達の気持ちを多くの人が知る必要があると感じました。また、私達は、いろいろな人の立場に立って考える多角的な視点、広い視野を持たなければならないと思いました。

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他にも大学生等による社会参加活動(犯罪被害者支援活動)の推進というお話のなかで、私達商大のサークルも参加している「あした彩」という団体の名前もご紹介いただきました。事件には、いつどこで誰が遭うかわかりません。全世代が自分事として考えなければならない問題だと思いますが、私達大学生など若い世代が被害や被害者について考えていることは、これからの未来の日本にとって良いことだと思います。

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(本学の犯罪被害者支援サークル「つぼみ」もちょこっとだけ発表しました)

様々な思いで生きている人がいることを忘れないようにしたいと思いました。

(法学部三年:日野)

 

【犯罪被害者支援同好会つぼみ】武るり子さんにご講演いただきました。

犯罪被害者支援同好会つぼみの学生からのレポートです。

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先日12月4日、本学犯罪被害者支援サークル『つぼみ』主催の講演会を開催しました。

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今回の講演会では、少年による一方的な暴行によってご長男を亡くされた武るり子さんをお招きし、犯罪被害者遺族として事件の概要、当時の悲しみや、その後の日常生活についてなど、たくさんのお話をしていただきました。

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次に、岡山大学法科大学院教授・弁護士の吉沢徹先生、本学の加藤先生にもご登壇いただいてパネルディスカッションを行い、少年法や被害者支援をめぐる法制度やその現状などについて討論していただきました。

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今回参加した学生の多くは、犯罪被害者遺族のお話を聞くことが初めてだったのですが、「被害者の方々が様々な活動をしていることがよくわかった」「まだまだ少年法には改正が必要だと感じた」「もっと被害者が制度を活用できるようにならなければならない」などの感想を寄せてくれました。

学生の皆さんにも関心を持ってもらえた、良い講演会になったと思います。

参加してくれた学生のみなさん、協力していただいた先生方、吉沢先生、地域の保護司の皆様、そして遠くから来てくださった武るり子さん、本当にありがとうございました。

(法学部2年:日野)

岡山少年院・岡山少年鑑別所に見学にうかがいました

 今年は、ご令息を少年犯罪によって亡くされた武るり子さんのご講演を12月4日に予定していますので、少年院で勉強させていただくことにしました。少年院のすぐそば少年鑑別所もありますので、少年鑑別所もあわせて見学させていただきました。

 少子化の影響と、少年による犯罪が減少している現在の傾向を反映して、少年院に入院する少年の数は以前と比べるとだいぶ減ってきているそうです。人数が少なくなった分、充実した矯正教育を受け、心の底から反省し、社会のためにも被害者のためにも、また少年自身のためにも、二度と被害を生み出さないようになってほしい、と願わずにいられません。また、そうした被害を生み出さない社会にするために、私達も無関係ではないと思いました。

 本学の学生にとっては、自分達とさほど年齢の違わない少年が入院している施設であり、想像もできない境遇にカルチャーショックを感じる学生も多かったようです。

 あわせてみっちり2時間半以上、懇切丁寧にご説明・ご案内下さった岡山少年院・岡山少年鑑別所の方々に心より御礼申し上げます。

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犯罪被害者支援団体の模擬裁判が開催されました

6月8日(土)に、犯罪被害者支援団体が本学の模擬法廷を利用して模擬裁判を開催しました。これは公益社団法人 被害者サポートセンターおかやま(VSCO)主催の「被害者支援員養成講座」の一部として毎年開催されているものです。今回も団体のスタッフ・弁護士と支援講座の受講者(一般市民や岡山県内の大学生)が刑事裁判の担い手を演じながら、刑事裁判の概要と流れを学習しました。

 

今回の模擬裁判は強盗致傷事件のシナリオに従って進められました。被害者支援の講習ということで、被害者(被害者参加人)役とその代理人(被害者参加弁護士)役も模擬裁判に加わりました。そこでは、加害者に対して厳罰を求める検察側・被害者側と、罪を認めながらも刑の減軽を求める被告人側とで、刑の重さが争われました。また、裁判の進行に応じて、代表理事の平松敏男弁護士(岡山弁護士会/元・岡山弁護士会会長)による懇切丁寧な解説が入りました。

 

 本学の模擬法廷は、学生が法律学を身近に感じられるようにすることを目的に、文部科学省私立大学等改革総合支援事業の助成を受けて2014年に設けられたものです。通常の授業でも模擬裁判やディベートなどに随時活用されているほか、今回のように、地域の方々にも利用していただいています。今回も受講者にとって、実際の法廷に即した設備で刑事裁判のイメージを感じ取るという、座学ではなかなか得られない貴重な体験となりました。

(法学部法学科・白井 諭)

犯罪被害者支援に関する講演をして頂きました

5月17日、新入生も大学になれてきて、10連休を挟み、ちょっと気持ちが緩んできた頃でしょうか。毎年恒例、岡山県警藤原佐千子警部補による犯罪被害者支援に関する講演会が開催されました。

性犯罪被害に遭われた方の支援や後日談、岡山の学生ボランティアによる犯罪被害者支援活動の紹介等をお話頂きました(本学の学生達もがんばっています!)。

「犯罪被害者ご遺族は少なくとも2回、地獄の苦しみを味わう」というお話がありました。

大事な人を失う苦しみは勿論想像を絶するものではあるものの、「苦しいだろうな」と理解は出来ます。しかし、もうひとつの「裁判では死人に口なしなので、事件の概要が加害者によって都合の良いように語られてしまうことがあり、真実がわかると思っていた裁判でその期待を裏切られる」苦しみは、なかなか私たちには思い至らないものです。裁判の場での被害者支援も今後ますます重要になるのだろうと考えさせられました。

 

 

犯罪被害者支援同好会つぼみ:大学生人権シンポジウムに参加しました

つぼみの西山君から、シンポジウム参加のレポートです。

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2月15日に岡山県立大学で開催された大学生人権シンポジウムに参加しました。 第1部では「おかやま大学生人権啓発パートナーシップ推進事業」の発表ということで、私たちが行ってきた「被害者支援活動」について発表しました。

発表後、岡山県立大学保健福祉学部の近藤理恵教授より、「加害者の子供も被害者」というコメントをいただきました。今まで、被害者やその遺族を支援の対象としていましたが、今後はもっと視野をひろげてみるのもいいかもしれません。

第2部では意見交換会を行い、活動をする中での苦労したことや、良かったことについて話し合いました。話し合いの中で、ある大学では1人で全ての段取りをとっていたことに感心しました。 今回、岡山県の推進事業に参加したことで、『人権』について深く学ぶことができました。『人権』と言ってもその種類には多岐にわたります。例えば、「多様な性」や「ホームレス」等。それらを知り、また他大学の発表を拝聴し、勉強になりました。来年度もぜひ参加したいと思います。

岡山商科大学 西山啓太

犯罪被害者支援サークルつぼみ:講演会を開催しました。石黒由美子さん「夢をあきらめない」

つぼみの第2回講演会が開催されました。
今年は岡山県大学生人権啓発パートナーシップ促進事業の採択を得ることができました。

今回は、石黒由美子さんにご講演いただきました。
小学2年生のときに大変な交通事故に遭って、ものすごい努力をされてシンクロナイズドスイミングでオリンピックに出るという夢を叶えられた方です。

(お母様が夜なべして縫ってくださった衣装を示しながらお話くださる石黒さん)

想像を絶するほど辛く、困難な状況を乗り越えた石黒さんもすごいけれど、想像を絶するポジティブシンキングで石黒さんを支え続けたお母様がすごい、と親であり教員でもある筆者は思ってしまいました。

その人が持っている力を信じ、励まして寄り添い続けることは、時としてとても難しいことだと思うのですが、筆者ももそうありたいと思いました。

もう一つ印象的だったのは、アテネで選にもれた石黒さんが「今度は自分のためのオリンピックではなく、支えてくれた人に感謝するためのオリンピックにする」と再度挑戦して、ついに北京でオリンピックの夢をつかんだお話です。自分だけのためにがんばるんじゃなくて、誰かのためにがんばる、と決めたときに夢が叶うという・・・。結局「利他」と「利己」はつながっているものなのだと思いました。

今回も、講演会の運営はほとんどつぼみの学生が行いました。1回生2回生が中心で、実現に向けて初めてのことだらけで、トラブルや葛藤もありましたが、「辛い思いをしている被害者の方・ご遺族の方に寄り添うことの意義を伝えたい」、と思って企画しました。その意義は聴講してくださった方には伝わったのではないかと思います。


不慣れ故、諸方にご迷惑をおかけしたり、不手際もあったと思いますが、無事に終わることができました。関わってくださった皆様、ありがとうございました。

第2回つぼみ講演会「夢をあきらめない~諦めなければ道は必ず開かれる~」

第2回つぼみ講演会を下記の通り開催いたします。
ご都合が良ければ、ぜひお越しくださいませ。

平成30年度おかやま大学生人権啓発パートナーシップ推進補助事業
岡山商科大学 第2回つぼみ講演会
「夢をあきらめない~諦めなければ道は必ず開かれる~」

日時:2018年11月20日(火)10時40分~12時10分
講師:石黒由美子 氏
主催:岡山商科大学犯罪被害者支援同好会「つぼみ」
会場:781教室(7号館8階)

犯罪被害者支援サークル「つぼみ」:WiLLに参加しました。

被害者支援サークルつぼみの田中です。10月7日に大阪で行われた追悼集会、「WiLL~もう一つのこどもの日」に本学の部員含め、あした彩50名で参加しました。

少年犯罪でわが子を亡くされた遺族でつくられた「少年犯罪被害当事者の会」が設立から21年を数え、今年20回目となるWi LLです。支援の輪を広げようという熱い気持ちを強める講演が行われました。

そして、そうした講演は学生ボランティアによって支えられています。その学生さんたちのように、私たちも励みたいと思いました。

11月20日には本学にて、元シンクロナイズドスイミング選手の石黒由美子さんによる講演会を開催いたします。「夢をあきらめない」というテーマです。詳細は後日掲載します。ぜひお越しください。