〈経済学部通信〉大学進学を経済学で考えてみる

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先日、オープンキャンパスで「大学進学」という選択を経済学で考えるミニ講義を行いました。

高校生の皆さんにとって、大学進学は大きな選択の一つです。どの大学に行くのか、何を勉強するのか、将来どのような仕事をしたいのか。進路を考え始めると、気になることが次々に出てきます。

そこで今回の講義では、大学進学を「投資」という視点から考えてみました。投資というと株を思い浮かべるかもしれません。でも、時間や授業料をかけて知識や経験を得る大学進学も、将来の自分への投資と見ることができます。その成果は、すぐに目に見えるとは限りません。だからこそ、大学で何を学び、どんな時間を過ごすのかが大切になります。

もう一つ紹介したのが、「機会費用」という言葉です。少し難しそうですが、何かを選んだときに、選ばなかった別の道から得られたはずのもの、と考えると分かりやすいかもしれません。たとえば大学に進学するなら、その時間を働くことや別の活動に使うことはできません。何かを選ぶときには、得られるものと一緒に、選ばなかった道についても考えてみる。これも経済学の見方です。

もちろん、大学進学を単純に「得か、損か」だけで決めることはできません。何を学びたいか、どんな経験をしたいか、自分は何を大切にしたいか。そうしたことも含めて、自分が納得できる進路を選んでほしいと思います。

限られたお金や時間のなかで、何を選ぶか。経済学で考えるのは、そんな身近な問いでもあります。今回の講義は、私自身にとっても大学進学について改めて考える機会になりました。高校生の皆さんにも、経済学が少し身近に感じられていたらうれしいです。

(経済学部 劉政達)

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