【犯罪被害者支援部つぼみ】武るり子さんをお招きして講演会を開催します

※12月6日に予定していた第6回つぼみ遺族講演会は、2024年1月17日(水)に延期になりました。あらためて告知させていただきます。

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今年度も犯罪被害者支援部つぼみは、遺族講演会を開催します。

2019年に本学でご講演くださった武るり子さんに、再度ご登壇いただきます。

※お申し込みの際ご入力いただいた個人情報は、本講演会の開催の準備とお申し込みいただいたご本人様へのご案内のためにのみ利用します。)

前回ご講演いただいたのは京都アニメーション事件が起こって間もない頃でした。その後、北新地ビル放火事件が起こり、犯罪被害者支援については地方自治体でも国のレベルでも拡充の動きが見られます。今回のご講演では、この数年での変化について、つぼみの学生が冒頭に若干報告をさせていただきます。その上で武さんのご講演をお聞きして、さらなる支援の在り方を考えるきっかけにしていただければと思います。

 

弁護士による講演会を開催しました

 11月21日(火)の4時限目に弁護士の先生方をお招きして講演会を開催しました。これは、法科大学院への進学を志望する学生を増やして法曹人口のすそ野を広げることを目的とした岡山弁護士会のPR活動として毎年開催しているものです。今回は原田優氏(兵庫県弁護士会/本学法学部2011年卒)と新木龍三朗氏(岡山弁護士会)をお迎えして、弁護士業務の魅力ややりがいを語っていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まず、原田氏が弁護士業務の内容と魅力・難点について紹介されました。そこでは、弁護士業務の魅力として、①収入がよいこと、②社会的信用が高いこと、③比較的に時間の自由が利くこと、④弁護士しかできない業務(独立業務)があることを挙げられました。また、新木氏からは弁護士になるための道筋について、今年度(2023年=令和5年度)は約3,900人の受験者のうち1,781人が司法試験に合格して合格率は45%程度となっていることが紹介され、法科大学院でしっかりと勉強に取り組むことが大前提だが、かつてと比べて十分に勝算のある試験になってきているというコメントをいただきました。

 今回は9名の学部生・大学院生・教員が講演会に出席しました。出席者からは「弁護士は税理士業務を兼ねることができるはずだが、なぜ税理士業務をする弁護士は少ないのか」「弁護士業務がAIに取って代わられようとしているという危機感はないのか」などといった質問が投げかけられました。それに対しては、税理士業務では弁護士としての専門知識のほかに税の知識が必要となるために税理士業務をする人が少ない、弁護士業務は依頼者との信頼関係によって成り立つ業務であるため、AIに対してあまり脅威に感じることはないという回答がありました。終了後の感想文では、「様々な事件を取り掛かっていくことで、やりがいを感じれる素敵な仕事だと思いました」「僕は、別の職業に向けて勉強しているのですが、自分も頑張らないといけないと思いました」「税理士を目指している今の自分と重なるものがあるので難易度は違えど、今日のお話を聞いてより努力していこうという気持ちになりました」などといった感想が寄せられました。

(法学部・白井 諭)

【犯罪被害者支援部つぼみ】性犯罪と犯罪被害者支援活動についての講演を聴講しました

5月12日(金)の刑法Ⅰの時間は、昨年度に引き続き、岡山県警の藤原佐千子警部補による性犯罪と犯罪被害者支援活動についてのご講演がありました。
つぼみの部員も聴講し、勉強させていただきました。

ここで一年生の感想を紹介します。
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性被害にあわれた方のお話を聞いて私たちと同じような若い年代の方が被害を受けそれを きっかけにトラウマを植え付けられ人生を 狂わされるというのは極めて残酷な事であってもう二度と起こってほしくない事だと思いました。
そうならないためには私たち大学生や若い年代の人達が性犯罪への認識を強め広めることが 被害を減らすことに繋がるのかなと思いまし た。
そして私自身もそういった犯罪防止活動に参加したいとこの講義を通してより強く思うようになりました。

犯罪被害者のためにできることとしては、その人と関わり続けることなのではないかと思います。 人による とは思いますが、息子や娘を亡くされた方であれば同じ年齢の子がそばにいてくれるだけで、その時間だけは寂しさや悲しみを感じないでいられるのではないかと考えます。犯罪被害者の思いや考えがわからない部分も多数あるので、現在参加しているサークルのつぼみのみんなと話し合ったり、その他講演会に参加してみたりするなどしてもっと考えていけたらいいなと思いました。

今回の講演を通して1番心に残っているのは性被害に遭われた女性の話でした。被害にあったという事を聞くだけで胸が締め付けられる思いでしたが、それ以上に被害後の女性の生活を知り、心が痛みました。女性として当たり前の幸せを手に入れられなくなったこと、被害に遭った近くの場所には行くことが出来ないなど衝撃的で悲しい思いでいっぱいでした。このような犯罪を1件でも減らすためにも大学生として、つぼみの一員として自分にできることを見つけていきたいと思います。

今回の講演で、性犯罪によって1人の人生が壊れてしまうこと、そしてそんな被害が岡山でも何件も起こっている事を知り、驚いたとともに自分が犯罪被害の現状に対してどれだけ無知だったのかを気づくことができました。
自分たちはまだ学生で、警察のように深く生活に関わって被害者の方を支援することはできないけれど、つぼみやあした彩のような学生でも役に立てる事があると教えて頂き、自分も何か力になりたいと思いました。

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藤原警部補は、性犯罪の被害に遭う可能性が高い若い世代に広報活動が届かないことが課題だと仰っていました。
だからこそ私たち大学生が犯罪被害者支援を今後も続けなければならないと思います。つぼみやあした彩の活動を通して、1人でも犯罪被害者支援に興味を持ってもらえると嬉しいです。

(法学部3年:友松)

【犯罪被害者支援部つぼみ】則竹崇智さんをお招きして講演会を開催しました

12月7日(水)、犯罪被害者支援部つぼみ主催で、犯罪被害者遺族講演会を開催し、 商大生だけでなく一般の方や他大学の方にもご参加頂きました。

今年は講師として、愛知県立一宮東特別支援学校教諭の則竹崇智さんをお迎えし、「ながらスマホ運転の危険性 あれから六年~今も敬太と共に~」というテーマでご講演を賜りました。

則竹さんの息子さんである敬太君は、6年前の集団下校中に横断歩道を渡っている際、スマートフォンゲームを操作していた男が運転するトラックにはねられ、9歳という若さで亡くなりました。則竹さんは多忙なお仕事の合間をぬって、愛知県内外の高校や大学などで講演会を重ね、ながら運転の危険性や命の大切さを訴える活動をされています。

ご講演では、敬太君が亡くなってから今までの心境、ながらスマホ運転の危険性・厳罰化、自身が遭われた二次被害など様々な観点からお話してくださいました。

ご講演の初めに笑顔の素敵な敬太君の写真を見せていただきました。則竹さんの「もっと写真が増えると信じていた」「明日は必ずやってくると信じていた」という言葉がとても印象に残っています。敬太君を失うことで家庭から太陽が消えたように生活が一変したそうです。

則竹さんは、敬太君が病院に運ばれた時の状況や心情について特に詳しくお話してくださいました。
則竹さんの前には、敬太君の遺品である事故当日に身に着けていた靴や大きく変形した水筒などが並べられ、より身近に事故の悲惨さを感じることができました。

事故の原因がながらスマホだったことに加え、則竹さん自身がSNSで誹謗中傷の被害に遭われたことに関して、「スマートフォンは便利な道具であるが、使い方を間違えれば凶器にもなり肉体も心も傷つけてしまう。」と仰っていました。また、遺族は周囲の人からの励ましの言葉にも傷つくことがあり、今後私たちがどのように犯罪被害者支援で遺族の方と接していくのかを改めて考える機会となりました。
遺族の方の憤りや悲しみは一生消えることがなく、その気持ちをわたしたちが完全に汲み取ることは困難であると心にとめて接することが大切であると思います。誰にでも犯罪被害者になるリスクがあり、それと同時にスマホなど身の回りの物が原因で加害者になるリスクもあるということを意識することもとても重要です。

則竹さんはながらスマホ運転厳罰化にもご尽力され、何人も被害者が出ないと法律が変わらないことや国会という土俵に話題をあげることすら難しい現状についてもお話ししてくださいました。

横断歩道での事故は後を絶ちませんが、自分自身や大切な人を守るためにもながらスマホの危険性を今一度一人一人が考える必要があります。「運転中、少しだけならスマートフォンを見ても構わない」という考えは取り返しのつかない大きな事故につながります。

講演会の最後には、身近な人に感謝を伝え、それを積み重ねることの大切さについてお話してくださいました。家族や友達など、自分の身近な人ほど感謝を伝えるということを疎かにしてしまいがちですが、些細なことでも感謝を伝えるよう努めたいです。

お忙しい中、ご講演頂きありありがとうございました。

 

以下、犯罪被害者支援部つぼみ、部長の横山よりお礼の挨拶です。

この度は、犯罪被害者遺族講演会に参加して頂きありがとうございました。序盤、zoomでご参加頂いていた皆様に音声が聞こえないというトラブルがあったと報告を受けています。ご迷惑をお掛けし申し訳ありませんでした。また、講演会の開催にあたり、ご支援いただきました岡山県警察本部、警務部、県民広報課、犯罪被害者支援室の皆様、岡山西警察署、警務課、犯罪被害者支援係の皆様をはじめ、関わってくださった全ての皆様に感謝申し上げます。今後も、犯罪被害者支援活動にご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い致します。

(法学部2年:友松)

岡山商科大学学会学術講演会が開催されました

2022年6月23日(木)、岡山商科大学学会主催・岡山商科大学同窓会協賛で学術講演会が開催されました。シップヘルスケアホールディングス株式会社の古川國久会長をお迎えし、「何が起こるかわからない人生を、愉しみ切り拓く。~至誠惻怛(しせいそくだつ)と企業経営~」という演題でご講演いただきました。「至誠惻怛」は山田方谷の言葉で、至誠とは「まごころ」、惻怛とは「いたみ悲しむ心」を意味します。

 学会主催の学術講演会は、2020年度はコロナ禍で中止、2021年度はオンライン開催でした。学外からの聴講者も参加しての講演会開催は実に3年ぶりです。今回は密を避けるため、対面の主会場と3つの大教室をオンラインでつなぐハイブリッド形式で開催しました。1年生を中心とした学生と教職員約300名に加えて、学外から50名を超える聴講者の参加がありました。

 講演内容は盛りだくさんで、古川会長の幼少期から、倉敷商業高等学校卒業後に大阪で就職した頃のお話に続いて、シップコーポレーション(現在のシップヘルスケアホールディングス)の起業について、SHIP (Sincere, Humanity, Innovation, PartnerSHIP)の理念を先に作ったこと、そして企業経営の基本姿勢が「至誠惻怛」であることが紹介されました。その後、医療機関への多彩な事業領域の展開が紹介されました。講演の最後には、若い世代へ「目の前のことを一生懸命やること。そうすれば、必ず道は開ける。逆境も順境になる。自分を信じて、一点を探して、最後までやり抜くことが大事」というメッセージをいただきました。

 古川会長から参加者全員に、『SHIP 医療の現場を支え続けるシップヘルスケアグループ成長の軌跡』の刷り上がったばかりの第4版をご寄贈いただきました。講演内容について、起業の経緯について、より詳しく知ることができます。山田方谷の「至誠惻怛」を実践する企業経営についてぜひ読んでみてください。

(岡山商科大学学会 松浦芙佐子)

 

岡山県警の犯罪被害者(特に性犯罪について)支援についてご講演いただきました

5月13日(金)の刑法Ⅰの時間は、岡山県警の藤原佐千子警部補による犯罪被害者支援活動についてのご講演でした。つぼみの有志も聴講させていただきました。

講演会の中で、特に印象に残ったのは、被害に遭われた方の自宅などを報道関係者が囲み、報道するという日常生活でよく見る光景は、果たして被害者やその家族への配慮や思いやりの気持ちがあるのだろうかという点でした。私自身、犯罪被害者支援活動を知る前までは、当たり前の光景だと思っていましたが、よく考えると異常なことではないかと感じるようになりました。そして、だからこそ、大学生にできる支援活動、特に今回の講演活動などの広報活動を通じて、1人でも多くの人に現状を知ってもらうということの重要性をあらためて感じました。

 

ここで、講演会に参加した1年生の感想を紹介します。

 

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私が講演を聞いて一番印象に残った内容は性被害にあった被害者の女性の事件後の生活についてです。当たり前の日常生活が送れなくなる実態を知りとても衝撃的でした。何も悪くない被害者が性被害にあってしまったせいで不自由な生活を送り、人生を狂わされてしまう、このような性被害が1日も早く無くなってほしいと考えました。

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この講演会で性被害の悲惨さ、被害者支援の大切さが分かりました。私の中で今まで警察官の仕事は普段目に見えるような交通パトロールや、取締りを行うというイメージが強かったです。ですが、街の秩序を守ることだけでなく、被害者の心のケアや、その家族の生活までをサポートしていることを初めて知りました。もし、自分が、自分の友達が被害を受けた場合、こんなことで相談していいのかと悩むこともあると思います。今までは私がもし被害を受けたら素直に警察に届けられるか不安でした。ですが、本当にちょっとしたことでも相談するということは本当に大切なことだということがわかりました。この公演を聞いてもっと自分も人の役に立ちたいという気持ちがより一層強くなりました。

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犯罪は、この世の中で思ったより多く起こっていて、被害者や被害者の家族への励ましとサポートがとても重要で絶対に必要であることを知りました。そして、同時にそれはとてもデリケートな問題なのだと痛感させられました。

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今回の講演を通して性被害について深く考えることができました。性被害に遭った時にどのような行動をとればいいのか、どう対処すればいいのかなど警察が発信している情報が私たちのところまで回ってきていないのが現状です。そのせいか、誰にも相談することができずに1人で抱え込んでしまう方もいます。そのような人を1人でも減らすためには、つぼみを通して、警察や他の多くの学生と積極的に繋がり、連携しながら情報を発信していくことが大切だと考えます。「大学生の活動が多くの人々(被害者)の支えになっている。」と藤原警部補がおっしゃっていたように、つぼみの活動は重要な役割を担っているので、大切にしていきたいと思います。

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今回の講演を通して、私が特に印象に残っている内容は、「あした彩」についてです。この「あした彩」が行っている活動として被害者に遭った遺族の方に誕生日会や叶えられなかった夢など、心の支えとなる支援を、たくさん行っていることを知り本当に素敵な活動だと思いました。私も「あした彩」の活動のように、「つぼみ」を通して人の役に立ち心の支援となる活動をしていきたいと思いました。

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被害者の方は、どれだけ時間が経とうとも、加害者にどれだけ重い罪や刑罰が与えられようとも、報われないことが理不尽だと思いました。もちろん自分の力で立ち上がり、努力し幸せをつかむ方もおられるのだろうと思います。ですが、それは被害にあわなければ普通に生活している中で見つけられるものなのではないでしょうか。性犯罪は、女性の方が被害にあった後、男性の印象をすべてマイナスにしてしまうのかと思いました。それはとても悲しいと思いました。

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今回の講義で性犯罪の恐ろしさを知ったと同時に、警察官の仕事の素晴らしさを改めて感じるいい機会になりました。警察官は犯人を捕まえるのはもちろんのこと、被害者やその家族の精神面や生活面でのサポートもしているということを知りました。しかし、警察による手厚いサポートがあるにも関わらず、性被害を誰にも言えず苦しんでいる被害者がとても多い現状を残念に思いました。この問題を「つぼみ」の活動を通して少しでも解消できたらいいなと思っています。

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性犯罪に遭われた方の話が一番印象に残りました。普段、度々テレビなどでわいせつや痴漢といったことを聞くものの、あまり身近に感じられていませんでした。今回の講演会で実際に性犯罪に遭われた方の大きな苦しみは、実際に関わった人でないと話せない、聞くことが出来ない内容で、改めて性犯罪の深刻さを理解することが出来たと同時に現実感をもって受け止めることが出来ました。

また、あした彩の活動について改めて知り、自分でも犯罪被害者の方々に出来ることがあると分かり、積極的に参加してそういう方々の心の支えになれるような人になりたいと感じました。

 

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藤原警部補のご講演は噂に聞いていた通り、とても熱い講演で、多くの人の心に響いたと思います。大学生にできる活動として、講演会などの広報活動はもちろんのこと、今回の講演でおそらく多くの人が感じた「寄り添う」という気持ちの先にある「どう寄り添えばいいか」という部分にも目線を向けながら活動していきたいと思います。

(法学部3年:横山)

 

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藤原警部補には本学にて三年ぶりにご講演いただきました。ありがとうございました。そして、感想の掲載を快諾してくれたつぼみの1年生のみなさん、どうもありがとう!

(犯罪被害者支援部つぼみ顧問:加藤)

2021年度学術講演会

去る12月14日、岡山商科大学学会主催の学術講演会が行われました。

昨年度は新型コロナウイルス感染拡大により中止となったため、2年ぶりの開催となります。

 

本年度は神戸大学大学院経済学研究科准教授の佐野晋平先生に『子どもの貧困と人的資本政策』という論題でご講演いただきました。感染症対策のため佐野先生にはオンラインで講演していただき、学内の会場で人数制限を設けて視聴するという実施方法になりましたが、ほぼ定員いっぱいまで参加者が集まる盛会となりました。

 

講演の中では主に以下のような論点が説明されました。

  • 日本では低所得者が増加していて所得格差が拡大傾向にある。
  • 特に大人1人世帯での子どもの貧困が諸外国と比べ深刻である。
  • この状況を脱するための一つの方法は教育であり、教育は子ども本人の能力や知識、技能を高めるだけでなく、長期的には社会全体にも重要である。
  • 行政から家計への金銭的な援助は必ずしも学力を高めるのに有効ではない可能性がある。

全体を通して統計データが多く示されており、データを元に現状の分析を行い、政策を考えることの重要さを改めて感じる講演内容でした。講演に参加した学生の皆さんも、データを活用した実証分析がどのようなものなのかイメージが掴めたのではないでしょうか。データを集めて終わりではなく、一歩踏み込んでいろいろな角度から見ることで面白い発見が得られるかもしれません。今後の学習や研究の中で是非取り組んでみてください。

(講演会の様子)

【犯罪被害者支援サークルつぼみ】加藤裕司さんにご講演いただきました

犯罪被害者支援サークル「つぼみ」所属の学生からのレポートです。

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今回の講演会では、加藤裕司さんをお招きしました。平成 2 3 年 9 月に突然ご長女を会社の元同僚の手によって、その命を奪われた事件についての詳細や、当時の心情など多くの貴重なお話をして頂きました。(聴講者に耳の聞こえにくい人がいることから、聴講者と充分な距離をとり換気の上、マスクなしでお話いただいています)

 

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 大事なご長女を理不尽に奪われた親としての苦しみや悲しみは、聴講しているこちらも胸が詰まって苦しくなるほどに感じられました。しかし、天国のご長女に「お父さん頑張っているね」と思って貰いたい、同じ苦しみを他の人に味わって欲しくないとのお気持ちで、とてもお辛いだろうに、私達にとても冷静に、克明に、お話くださって、なお「一番大事にしたいのは感謝です」とおっしゃる姿勢に感動しました。

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また、ご講演の中で印象に残ったお話で、『犯罪を防ぐのではなく、犯罪を生まない社会をつくることが大事』 というお話がありました。加藤さんは、犯罪を生まないためには 人間形成過程における『環境』への配慮と、一人ひとりの少しの優しさや少しの勇気をもって 1 歩を踏み出すこと、後になって『あの時なんでやらなかったんだろう、手をさしのべなかったんだろう』と後悔しないように、今できることを精一杯することで社会は良くなって いくとお話くださいました。見て見ぬふりでなく、「救う側に立ってください」とのお言葉がとても印象的でした。

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今回の講演をお聞きして、今一度自分の生活について振り返り、いま本当に必要なこと をしているのか、今を精一杯生きているのかを、改めて考え直させられました。

(法学部三年:小川)

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今回の講演は、はじめてオンライン併用の形で開催し、地域の方や岡山県内の他大学のみならず、広島大学、鹿児島大学、熊本大学、西日本短期大学、北九州市立大学等、他県の学生さんや行政の方にも多数ご聴講いただきました。多くの方から「このような講演をお聴きする機会があって良かった」と、コメントをちょうだいしました。コロナ禍のさなかにあって、様々な困難がありましたが、講演会の開催にご協力くださいました皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。

(つぼみ顧問:法学部 加藤)

 

 

【犯罪被害者支援同好会つぼみ】武るり子さんにご講演いただきました。

犯罪被害者支援同好会つぼみの学生からのレポートです。

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先日12月4日、本学犯罪被害者支援サークル『つぼみ』主催の講演会を開催しました。

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今回の講演会では、少年による一方的な暴行によってご長男を亡くされた武るり子さんをお招きし、犯罪被害者遺族として事件の概要、当時の悲しみや、その後の日常生活についてなど、たくさんのお話をしていただきました。

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次に、岡山大学法科大学院教授・弁護士の吉沢徹先生、本学の加藤先生にもご登壇いただいてパネルディスカッションを行い、少年法や被害者支援をめぐる法制度やその現状などについて討論していただきました。

室内, 人, テーブル, 男性 が含まれている画像

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今回参加した学生の多くは、犯罪被害者遺族のお話を聞くことが初めてだったのですが、「被害者の方々が様々な活動をしていることがよくわかった」「まだまだ少年法には改正が必要だと感じた」「もっと被害者が制度を活用できるようにならなければならない」などの感想を寄せてくれました。

学生の皆さんにも関心を持ってもらえた、良い講演会になったと思います。

参加してくれた学生のみなさん、協力していただいた先生方、吉沢先生、地域の保護司の皆様、そして遠くから来てくださった武るり子さん、本当にありがとうございました。

(法学部2年:日野)

弁護士による講演会を実施しました


 11月26日(火)の4時限目に弁護士の先生方をお招きして講演会を開催しました。これは、法科大学院への進学を志望する学生を増やして法曹人口のすそ野を広げることを目的とした岡山弁護士会のPR活動として毎年開催しているものです。今回も周東秀成氏(岡山弁護士会/岡山大学准教授)と丹澤明主実氏(岡山弁護士会)に加え、本学OBである原田優氏(兵庫県弁護士会/2011年本学法学部卒)もお迎えしました。

 まず、原田氏から「弁護士業務概説」というテーマで講演していただきました。原田氏から、民事事件と刑事事件を中心とした弁護士の職務の内容について詳細に説明していただきました。講演の後に質疑を募る場面があり、「そもそも弁護士の仕事は忙しいのか?」「受任した事件のなかで一番やばかった(つらかった)ものは?」などといった質問が出席者から投げかけられました。これらの質問に対しては、周東氏と丹澤氏からも体験談が披露されました。
 最後に、丹澤氏から弁護士になるための道筋について紹介がありました。そこでは、司法試験を受験するためには法科大学院を修了するか又は予備試験に最終合格する必要があるが、そのなかでも法科大学院を修了したほうが司法試験の受験資格を断然得やすくなっているというコメントをいただきました。また、丹澤氏ご自身が2つの法科大学院で学修してきた経験から、法科大学院への進学を希望する場合は実績や教育環境(コンスタントに合格実績を出しているか、未修者に対するケアが手厚いか、など)をみて進学先を決めてほしいというアドヴァイスもいただきました。

 今回は法学部の教員・学生104名が講演会に出席しました。学生からは「講義では聞けないような言葉や事件などを教えてもらい、すごく勉強になった」「けっこうざっくりとした話をされており、質問に対してとても面白いお話をされていたので、とても楽しかったです」「今回の講演を聴いて、弁護士ってかっこいいんだなと思いました」「原田先生はこの学校から弁護士になっているので、自分もこの学校で勉学に励んで将来の夢を叶えたいと思った」などといった感想が寄せられました。

(法学部・白井 諭)