岡山商科大学学会学術講演会が開催されました

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2022年6月23日(木)、岡山商科大学学会主催・岡山商科大学同窓会協賛で学術講演会が開催されました。シップヘルスケアホールディングス株式会社の古川國久会長をお迎えし、「何が起こるかわからない人生を、愉しみ切り拓く。~至誠惻怛(しせいそくだつ)と企業経営~」という演題でご講演いただきました。「至誠惻怛」は山田方谷の言葉で、至誠とは「まごころ」、惻怛とは「いたみ悲しむ心」を意味します。

 学会主催の学術講演会は、2020年度はコロナ禍で中止、2021年度はオンライン開催でした。学外からの聴講者も参加しての講演会開催は実に3年ぶりです。今回は密を避けるため、対面の主会場と3つの大教室をオンラインでつなぐハイブリッド形式で開催しました。1年生を中心とした学生と教職員約300名に加えて、学外から50名を超える聴講者の参加がありました。

 講演内容は盛りだくさんで、古川会長の幼少期から、倉敷商業高等学校卒業後に大阪で就職した頃のお話に続いて、シップコーポレーション(現在のシップヘルスケアホールディングス)の起業について、SHIP (Sincere, Humanity, Innovation, PartnerSHIP)の理念を先に作ったこと、そして企業経営の基本姿勢が「至誠惻怛」であることが紹介されました。その後、医療機関への多彩な事業領域の展開が紹介されました。講演の最後には、若い世代へ「目の前のことを一生懸命やること。そうすれば、必ず道は開ける。逆境も順境になる。自分を信じて、一点を探して、最後までやり抜くことが大事」というメッセージをいただきました。

 古川会長から参加者全員に、『SHIP 医療の現場を支え続けるシップヘルスケアグループ成長の軌跡』の刷り上がったばかりの第4版をご寄贈いただきました。講演内容について、起業の経緯について、より詳しく知ることができます。山田方谷の「至誠惻怛」を実践する企業経営についてぜひ読んでみてください。

(岡山商科大学学会 松浦芙佐子)

 

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