宅地建物取引士という資格があります。
不動産関係の仕事をする際に持っておくとよい資格で、社会科学系の学生にとってはチャレンジしやすく、本学の学生も毎年何人か受験して合格しています。筆者のゼミ生も今年2人チャレンジして、先日めでたく2人とも合格しました。その内の1人は昨年から勉強を初めていたのですが、その学生に何気なく、
「なんで宅建受けようと思ったの?」と聞いたら、
「去年緊急事態宣言が出て、授業も始まらなくて、バイトも減って、
暇になったので。」
ということでした。
「暇だから」という理由がいかにもその学生らしくて、思わず笑ってしまいました。
ともあれ、世の中が相当に浮き足立って、コロナ禍で大変な思いをした人も本当に多かった中で、彼にとっては急に与えられた一人の時間が勉強のきっかけになったわけで、そういう良い方向に自分を向けることが出来た彼は幸運で、率直に良かったなと思います。

来年もいろんなことにチャレンジする学生さんがたくさんいるといいなと思います。