1月11日(木)3限は,4年生にとって最後のゼミでした。当日は,4年間の学びの集大成として執筆した卒業論文の発表会。今年はポスターセッション形式で実施しました。
西ゼミは,マーケティングまたは消費者行動研究の領域で,各々の興味と,学術的そして社会的に関心が高いテーマを自由に選び,研究します。たとえば,学生時代に最も打ち込んだスポーツ(卓球や陸上競技など)をマーケティングの観点から議論したり,マスクの消費者需要変化と企業の対応行動を研究したりと様々です。
多くの学生が初めてのポスターセッションでしたが,持ち時間をオーバーするほど,質疑応答も盛り上がりました。
教員の目線では,みな堂々と研究成果を発表していたのが印象的です。時間の都合で,全員の発表を聞くことができず残念でした。
発表を終えて,学生たちから
- 「学生時代に熱中したことを対象に,メーカーが革新的な製品を開発した仕組みを明らかにした。発表を終え,とても達成感と爽快感がある。」(高畑さん)
- 「他者の研究発表を見て,改めて研究,論文執筆の要点を掴むことができた。」(岡さん)
- 「Wordで作成した文章をPowerPointのスライドに落とし込むことで,頭の中が整理された。また,カプセルトイやパッケージデザイン,高級自動車といった様々な研究対象に触れることができて面白かった。」(丸山さん)
- 「10,000字以上の文章を5分間の口頭発表にまとめた経験は,社会人でも役立つと感じた。そして4年間の成長を実感できた。」(長嶺さん)
といった声と充実感に満ちた表情が伺えました。
活動を振り返れば,「大学生らしいことをしたい!」と奮闘した2022年。(その様子はこちらから(https://sangakukan2.osu.ac.jp/tag/donutplan/))これを機に始まった玉野市企業との連携プロジェクトは,後輩たちに受け継がれています。
(2023年10月開催 第2回合同ゼミ[西ゼミ3~5期生対象]の様子)
そして2023年10月に開催した第2回合同ゼミでは自身の就職活動を振り返り,後輩にたくさんのアドバイスをくれました。ありがとう!
個性豊かな3期生の活動はここで一区切り。それぞれの今後の活躍が楽しみです。
(商学科 西春奈)