教職フィールドスタディ「東商デパート」視察

 11月16日(土)岡山ドームで開催されました「第31回東商デパート」の視察に行ってきました。参加した学生さんは、教職課程コースで科目「商業科教育法Ⅱ」、「教育実習指導」、「教職実践演習」などを履修している1年生~4年生18名です。卒業後高校の教壇に立つことをイメージしたとき、商業高校や総合学科等に勤務するようになったら販売実習や商品開発をするようになることを考え視察を行いました。

オープニングの様子
岡山ドーム内はものすごいお客さんでした

 事前学習として、デパート視察の視点をそれぞれ学生はまとめていきました。

・商品の仕入れから販売、会計処理までの流れをどのような組織で、どんなプログラムで取り組んできたのか。

・Ⅰクラス1店舗ということで、業者さんとの交渉や商品知識、店舗設計、POP広告、動線などどのような研修を積んできたのか

・特別活動の学校行事の視点から教育課程にどう位置づけどのように取り組んできたのか

・総合的な探究の時間として、取り組む場合どういった課題があるのか

・キャリア教育の視点から見た場合、どのように位置づけるのか

・視察の研究課題はとしては、生徒さんの言葉遣い、接客対応の仕方、服装、店舗設計、PayPayの導入方法、代金の受け取り方法、生徒への意欲をどのようにしてあげているのか、宣伝方法、オープニングの社長さんの挨拶、掲示物の書き方と設置の仕方など

それぞれ学生は思い思いにイメージを膨らませていました。

店内見学のあと、取締役の生徒さんによる説明の様子

視察したあとの学生の感想を紹介します。

・店内を一通り視察したあと、集合し取締役の生徒さんがデパートの概要説明から開店までの経過や取り組み状況を細かく説明してくださいました。その後質疑応答を行ないましたが、取締役の生徒さんがとてもしっかりしており感心しました。ずっと笑顔と活気に溢れており言葉遣いも素晴らしいし、デパートに関する知識も凄く、すべての質問にすぐに回答してくださいました。役が人を育て、学校行事が人を育てることを実感しました。

・1,000人の全校生徒が一つの目標に向かって取り組んでおり、Ⅰクラス1店舗(3年生は2店舗)出店の規模に吃驚した。

・生徒1人1人が生き生きと活動する姿が輝いていた。みんな活気があり気持ちが良かった。

・岡山ドーム内にお客さんがあふれており、歩きにくい状態にもなるぐらいの来場者数に吃驚した。

・販売知識や技能の習得、思考力・判断力・表現力等の育成にこの学校行事が役立っていると感じました。

・接客の対応が凄く、大人や年上の方とも上手にコミュニケーションが取れており、会話のうまさに感心した。また上手に商品の紹介やお薦めなどもごく自然に行っておりうまかった。

・学習内容と社会との接点を感じることが出来ていたと思います。

・書道パフォーマンスを見学したが、キビキビした行動や作品に感動しました。

PayPayの会計処理も導入していました
商品陳列も考えられていました

 「百聞は一見に如かず」とはよくいったもので、ほとんどの学生はこのような規模の販売実習を見たことも考えたこともなかったようです。教室の講義で説明することも大切ですが、現場に行って本物を見ることの大切さを改めて感じたところです。

感動した書道パフォーマンス
様々な商品を取り扱っていました

(教職課程担当者:経営学部商学科教授 吉田信)

 

教職フィールドスタディ「岡山東商業高校で授業見学をしました」

 11月5日(火)岡山県立岡山東商業高校で「授業見学」をさせていただきました。教職課程コースで科目「商業科教育法Ⅱ」、「教育実習指導」を履修している3年生の学生さんは、来年6月に教育実習を行いますのでそのための事前学習です。また、後期の授業から模擬授業を行っていますので、自分の授業と学校現場で本物の授業を比べてみようという課題を持って参加しました。さらに4年生の学生さんは、来年4月から高校の教壇に立つということで、そのイメージをして授業観察をしました。岡山東商業高校の森山校長先生を始め多くの先生方からいろいろなお話もしていただきました。

情報処理の授業も見学しました
生徒の学習意欲と先生の情熱を感じました

 当日は、8:30に玄関に集合し生徒の皆さんの登校の様子から見せていただきました。そして、1校時から3校時目まで、すべての授業を自由に見せていただきました。同時間帯の同一科目もあり比較しながら授業見学もさせていただいた科目もありました。授業の中で、1時間の中の導入から展開、まとめの流れを研究したいとか、GIGAスクール構想による1人1台の端末の活用状況を見てみたいなどが主な研究の視点になっていたようです。
 事前学習として、研究の視点をそれぞれまとめていきました。学生は様々な視点で授業参観を計画していたようです。

・ICT機器の活用方法を知りたい
・アクティブラーニングの導入の仕方を見たい
・板書の仕方を見たい
・授業の雰囲気を知りたい
・机間指導のタイミングと声のかけ方を見たい
・1時間の中での導入、展開、まとめの流れを見たい
・教科書の使い方、補助プリントの使い方、問題集の使い方を見たい

などを事前レポートに書いていました。

 授業見学をしたあと学生の感想を紹介します。

 3年生の学生さんは、「商業科目は検定試験もあるということで、授業づくりに工夫が必要だということを認識しました。そのため教師がしっかり専門知識を身につけていないと教えるときに困るので、私ももっと勉強をしないとと感じました。研究課題として挙げていた「どのようにアクティブラーニングを取り入れているのか」、「生徒の集中力を持続させたりするためにどうすればいいのか」という課題は、先生がしっかりと発問をすることや生徒が意見交換できるようにコンピュータを活用したり、席を近づけたりすることが大事なことが分かりました。また一番気になっていた「間違ってしまった生徒への対応」については、「○○さん助けてあげて」、「惜しい」、「他の人はどうですか」のような答え方があり、今後の模擬授業では参考にしようと思いました。今日の授業参観で学んでことを糧に、来年の教育実習に生徒に分かりやすい授業ができるように心掛けていきたい。」というレポートを提出していました。

 また、4年生の学生さんは、「今回の授業見学の大きな目的は、実際の高校現場の雰囲気を感じるとともに4月から自分が先生になっている姿をイメージするということでした。また、それぞれの授業の方法や工夫を知るという研究課題もありました。1時間目から3時間目までたくさんの授業の見学をさせていただきました。授業方法は先生それぞれ違いがありますが、どの先生方も共通していることが大きな声ではきはきと話しているということです。自分の授業に自信をもって話しているようでした。それは十分な知識・技術からくるものだと思います。私も4月からは今回見させていただいた先生方のように自信をもって話せるように十分な知識・技術を身につけてから教員になりたいと思いました。来年3月までの過ごし方を見つけることができました。」

各自端末を使った授業でした
生徒のプレゼンも取り入れていました

 それぞれ大変勉強になったようです。
 岡山東商業高校の教職員の皆様、生徒の皆様ありがとうございました。
(教職課程担当者:経営学部商学科教授 吉田信)

 

経営学部商学科1年生合同ゼミ「知っておきたい年金のはなし」年金教室

日本年金機構の松浦さん、辻さんによる「20歳になったら学生納付特例制度の手続きを」!!

 経営学部商学科の1年教養演習(ゼミ)では、いろいろなゲストスピーカーに来ていただきいろんなお話をお聞きしたり、体験をして一般教養を身につける世の中を知るという時間もあります。

 令和6年11月7日に、合同ゼミ(青木ゼミ、内田ゼミ、吉田ゼミ)の学生を対象に、「知っておきたい年金のはなし」というテーマで、「20歳になったら学生納付特例制度の手続を」という内容など知っておかないと損をすることにもつながってきますよというお話などを聞かせていただきました。

 ゲストスピーカーとして、日本年金機構岡山西年金事務所から副所長の北野英範様と国民年金課の久本凌様をお迎えしてお話をお聞きしました。

 いろいろなお話の中で学生が一番気になったのは、学生納付特例制度のケーススタディのようでした。

 大学生のAさんは、20歳から国民年金への加入と同時に学生納付特例の手続きもしました。大学生のBさんは、20歳から国民年金に加入しましたが、納付をせず、学生納付特例の手続きもしませんでした。

 例えばのお話ですが、大学3年の時の旅行で、交通事故に遭い寝たきりの状態に………。

 学生納付特例の手続きをしていたAさんは、障害基礎年金を1級の場合は1,020,000円、2級の場合は816,000円受け取ることができます。しかし、学生納付手続をしていなかったBさんは、障害基礎年金を受け取ることができなくなるなどのお話をお聞きすることが出来ました。

 年金に関する通知は住民票がある住所に届くということで下宿や寮にいる学生さんは保護者の方と十分連絡を取り合ってくださいということでした。

 学生の皆さんは、高校時代や中学時代に年金に関する授業を受けた記憶が殆どないということでした。

 今日は、知らなかったことを沢山知ることができたり、わからなかったことがわかったりしたという感想が多かったです。公的年金制度の意味や構造、種類、公的年金制度が果たす役割なども初めて知ったという学生もいました。

 また、標準的な60歳代夫婦の生活費の1ヶ月の総額は、月約24万円相当が必要であり、平均寿命の80歳ぐらいまでの20年間で、5,800万円が必要という吃驚するような数字も考えたこともなかったという感想も発表していました。

 安定的な収入源としては、老後の「年金」は大切ですね。

(経営学部商学科教授 吉田信)

 

弁護士による講演会を開催しました

 11月14日(木)の2時限目に弁護士の先生をお招きして講演会を開催しました。これは、法科大学院への進学を志望する学生を増やして法曹人口のすそ野を広げることを目的とした岡山弁護士会のPR活動として毎年開催しているものです。今回は新木龍三朗氏(岡山弁護士会)をお迎えして、法科大学院へ進学する意義と弁護士業務の概要を語っていただきました。

 まず、法科大学院へ進学する意義について、依然として難関である予備試験を経るルート(司法試験の合格率4%程度)よりも、法科大学院を経て司法試験を受験するルートの方が合格率が高く(約42%)、司法試験は法科大学院できちんと勉強すれば合格できる試験になってきていると説明されました。また、弁護士の使命については、法律の専門家として、国民の自由・財産・健康などの権利を守る(基本的人権の擁護)とともに、不正が行われないように社会を見守り、人々が安心して暮らせるようになるよう仕事をする(社会正義の実現)「社会生活上の医師」の役割を果たしているという紹介がありました。

 今回は一般教育科目「法学Ⅱ(日本国憲法を含む)」の一コマを使って開催したため、法学科以外の学生にも聴講していただくことができました。受講者からは、「自分は、経済学部ではありますがこのような講義を受講できてとても勉強になりました」「弁護士の仕事を見て色んな事案があり解決していくのは大変そうだなと思いました。今後自分が利用する可能性もあるかもしれないのでこのような事で悩んだ時相談することが出来るのだと知りました。そして改めて思ったのは、自分の専門知識で相手の方の力になって考えそれを生かす仕事はとても良いなと思いました」「あまり弁護士を目指すつもりはなかったが、弁護士もいいかもなと思った」「弁護士の仕事に触れたことで、自分が法を学ぶ意義や将来を考える一つの指針になったように感じました。法律への理解を深め、新たな視点を持って今後の法学の授業を受けようと考えました」などといった感想が寄せられました。

(法学科:白井 諭)

 

模擬裁判を実施しました

今年も無事に模擬裁判を実施することができました。

今年は、若年性認知症とガンに苦しむ妻を、夫が殺してしまったという事件でした。

 

学生だけでなく、地域の方にも傍聴していただけました。

毎年、本番までにちゃんと完成するのか、見るに堪える演技が出来るようになるのか、ヒヤヒヤしながら見守りますが、今年は特に、本番でぐぐぐっと演技が良くなってびっくりしました。(正直、こんなに出来るならもっと早く本気出してくれよと(^_^;)思ってしまった。)

西欧諸国では昨今、一定の条件を満たした場合に安楽死や自殺幇助を認める傾向が強まっていますが、ご覧いただけた皆様には、患者の自己決定の在り方や、周囲がそれをどうサポートすべきなのか、考えるきっかけにもしていただけたらと思います。

 

よく頑張りました!

模擬裁判の準備&オープンゼミ

10月26.27日は本学の大学祭が予定されています。

大学祭で模擬裁判を開催すべく、3年生のゼミ生が脚本を書いて、準備をしています。

この日は先輩である4年ゼミ生達にも来てもらって、通しでやってみました。

いろいろ問題がありますが、泣いても笑ってもあと2週間しかありません。

長すぎる脚本をどう削るか。削らないといけないのに、何かが足りないような気もします。学生にはギリギリまで悩んで検討してもらいます。

ところで今日は、オープンゼミ(次年度の所属ゼミを選択するため、2年生が3年ゼミを自由に見学する日)でしたので、2年生も結構な数が見に来てくれまして、模擬法廷が一杯になりました。2年生には、いろんなゼミを見に行って、一番自分にあった勉強が出来そうなゼミを選んでいただきたいです。

ところがなぜか、ゼミ生でない4年生まで勝手に紛れこんで、まるでゼミ生のようにしれっと議論に加わっていて「おい、なんで君いるんだww」と大爆笑になる一幕もありました。まあ、学生が楽しく勉強が出来ればなんでもいいのです。

 

以下の要領で実施する予定です。多分前半45分では絶対収まりそうにありません。

ご近隣の方、こんな状態ですがよろしければ是非大学祭に遊びにいらしてください。

〈経済学部通信〉【國光ゼミ】地域行事で食品ロス対策

今回は経済学部國光ゼミの学生さんからのご寄稿です。


8月3日に、津島小学校で開催された「第12回津島はっさく踊り」に参加しました。

 

第12回津島はっさく踊り

私たちは「持続可能な地域づくり」を考え、以下の2つを実施することにしました。

  1. 祭りの力を活用した、社会的課題の解決
  2. 規格外の材料(食べられるけど、サイズ・形などの違いにより流通されない)を使用した食品の販売

規格外の卵を使用して、明石焼きを販売しました。

食品ロスの問題をまとめたポスターへの反響もあり、子どもからお年寄りまで幅広い世代にお買い上げいただきました。津島はっさく踊りを通じて、多くの方に食品ロスを知っていただけたと思います。

屋台の様子
明石焼き
明石焼き(ネギ増し)

10月26日(土)と27日(日)に、本学で開催される「商大祭」でも私たちの特製明石焼きを販売いたします!一般の方にもご来場いただけると、幸いです。

 

(経済学部3年 永岡・浅野・植野)

留学生別科生 専門学校のオープンキャンパスに参加

9月19日(木)の午後、留学生別科のネパール人学生約50名が岡山商科大学専門学校のオープンキャンパスに参加しました。留学生別科も専門学校も岡山商科大学のグループ校ですので、他校に先んじて、オープンキャンパスに参加させていただきました。

二つの教室に分かれて、専門学校の入試や授業料、学科や授業科目などについて説明を受けました。その後、専門学校の先生方による「キャリアデザイン」と「世界遺産」の模擬授業を受けました。「キャリアデザイン」では、日本の企業文化における非言語コミュニケーションの重要性について学び、非言語コミュニケーションを体感するためBirthday Chainというゲームを行いました。「世界遺産」の授業では、クイズを交えながらネパールと日本の世界遺産について学びました。最後に、専門学校の校内を案内していただきました。山の上からの眺めはとても素晴らしいものでした。

来年3月に別科を修了した後、専門学校へ進学するのか、大学に進学するのか、みんな将来について真剣に考えています。専門学校の先生方、いろいろご助言下さりありがとうございました。

(留学生別科 黎、林、松浦)

裁判所見学に行きました

こんなに暑い日が続いているのに、商大ではもう後期の授業が始まってしまいました。

ゼミで裁判所の見学にうかがいました。裁判所の事務官・書記官の仕事や、裁判所の役割や裁判の仕組みなど、教えていただきました。裁判所のみなさま、ありがとうございました。

今後はまた日を改めて、裁判員裁判の傍聴にもうかがいます。

(とっても暑い日でしたが、みんな仲良しでとっても楽しそうなゼミ生たちでした。傍聴のレポート、がっつり書いてもらいますよ!)

模擬裁判の脚本を書いています

今年も大学祭で模擬裁判を実施しようと考えています。

今年の3月にはALS女性嘱託殺人に関する地裁判決が出ましたし、昨年いわゆる認知症基本法(「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」)が成立し、今年の1月に施行されています。こうした動きを踏まえて、今年のテーマは同意殺人にすることにしました。

まだ半分くらいしか書けていませんが、模擬法廷でできたところまでやってみました。

声を合わせてやってみると、論点が明確になったり、新たな疑問が出てきたりするのは毎度のことです。

夏休み中も、メンバー全員で文書共有し、脚本を検討していきます。夏休み中には形にできるといいのですが。