岡山商科大学学術講演会 「夢の叶え方、見つけ方 ~物流業の現状から話す未来を拓くための自分の磨き方~」株式会社KUBOXT 代表取締役社長 久保満氏講演

2023年度岡山商科大学学会学術講演会が、岡山商科大学同窓会との共催で、10月26日(木)に開催されました。講師は、岡山商科大学13期生で株式会社KUBOXT代表取締役社長の久保満氏です。1年生を中心に300名を超える学生が、同窓会の方々や外部からの聴講者とともに講演会に参加しました。

講演の前半では、スティーブ・ジョブズの “Connecting the dots”という言葉を枕に、新卒就職者の離職率の問題や、「楽しく働きたい」、「安定した給料の良い会社に行きたい」という昨今の学生の就職観などを分析しながら、仕事をする意味についてお話しされました。次に、企業の寿命について、100年企業と呼ばれる企業にはどのような特徴があるのか紹介されました。後半では、運送業界全体の99%が中小企業、7次まで下請がある多層構造、利益率の低迷、燃料・原材料・車両等の高騰、2024年問題など、今日の日本の物流業界の諸問題を指摘し、厳しい現状にある物流業界でKUBOXTがどのような姿勢で企業経営に取り組んでこられたのかについてお話しいただきました。

最後に、講演のテーマである夢の叶え方について、明確な目標を設定し、自分を知り人柄を磨き、ゴールに近づくように、前のめりに、積極的に、行動することの重要さとともに、社会の役に立つことの意義を強調しながら、講演を締めくくられました。

KUBOXTについてはhttps://www.kuboxt.net/をご覧ください。

(岡山商科大学学会 松浦)

【商学科】クリスマスケーキを企画開発しました【企業コラボ】

こんにちは!西ゼミです!

私たちのゼミでは、おかやまコープとなかや宗義とコラボし、クリスマスケーキを開発しました。

開発したケーキは苺とクリームたっぷりの背徳感溢れるケーキと、大人ビターな濃厚チョコケーキとなっています。(はっきり言ってかなり美味しいです!!!)

「限定50個」のみの販売となっています。おかやまコープ各店舗のサービスカウンターにて、12月10日(日)まで予約を受け付けています。詳しくは、2023コープのクリスマスケーキカタログ(https://okayama.coop/news/xmas.php)をご覧ください。

ここで開発部の平井さんと藤原さんにインタビューしてみました。

――作るにあたって大変だったことは何ですか?

平井 いろんな意見が出る中で、それを一つにまとめるのが難しかったです。

藤原 「美味しそう」や「買いたい」と思ってもらえるように、苺や生チョコのデコレーションを考えるのが難しかったです。

――作るにあたってのこだわりは何ですか?

平井 一つの味では物足りなので、チョコと生クリームの二つの味にしました。今回はカタログの販売なので、見た目のインパクトを演出するために白と黒のコントラストを意識しました。

藤原 おかやまコープが推進するエシカル消費やSDGsの取り組みを踏まえて、今回、ケーキを作るにあたって、飾りやトレーなどのプラスチック使用量をできるだけ少なくするというところをこだわりました。

皆さんこのケーキを食べてしあわせな聖なる夜を過ごしましょう!

(商学科 西ゼミ一同)

 

ネパールからはじめての留学生

2023年度後期、別科にネパールからの留学生が入学しました。岡山商科大学にネパールの留学生が入学したのはこれが初めてです。漢字のない国からきたので、漢字・ひらがな・カタカナという複雑な文字体系をもつ日本語学習は大変ですが、みんな熱心に取り組んでいます。

ネパールはヒンズー教など宗教の戒律で牛肉を食べないなど、日本とは食習慣が違います。学生も、牛肉を食べない人、豚肉を食べない人、海鮮を食べない人、ベジタリアンの人など様々です。倉敷への研修旅行では、コンビニやお店で販売されている食べ物がおいしそうでも、何が入っているのか分からないので買うことができませんでした。

今は授業が終わったら、日本での生活に必要な諸手続や自転車の練習をして過ごしています。日本とネパールは物価が大きく違いますのでアルバイトを始める学生もいます。

先日の大学祭では、色鮮やかな民族衣装でネパールの踊りを披露して、ステージを盛り上げてくれました。

別科には、他にN3クラスもあり、中国やカンボジアの学生も学んでいます。環境の違う日本でがんばる留学生たちをどうぞ応援してください。

(別科 黎 暁妮、松浦 芙佐子、林麗華)

大学祭:ウクライナの子どもたちの写真展示とフェアトレード物品販売など

岡山ユニセフ協会のご協力で、今年の大学祭でもウクライナの子どもたちの写真展示を行います。昨年12月の大学祭でも展示を行いましたが、その後に撮影されたウクライナの子どもたちの様子やユニセフの活動を記録した写真です。ゼミの学生が展示する写真を選びました。ユニセフは、「すべての子どもの命と権利を守るため、最も支援の届きにくい子どもたちを最優先に、約190の国と地域で活動」している国連機関です。詳しくはwww.unicef.or.jp/about_unicef/をご覧ください。

子どもたちの写真展示とともに、フェアトレードの商品(ルワンダのコーヒー、タンザニアやエチオピアの雑貨、ネパールの山ガールの人形やハンドメイド雑貨、カンボジアのシルクネックレスなど)を販売いたします。ネパール、カンボジア、アフリカの品々は現地の女性や障がい者を支援する団体によって作られたものです。

14日(土)13:30から、jam tunさんのセネガルの端切れを使ったタッセルチャームづくりのワークショップも行います。先着25名、参加費は無料です。

写真の展示とフェアトレード製品販売は14日(土)、15日(日)の二日間行います。会場は学生会館1F、食堂です。食堂では、商学科のフィールドスタディの展示や孔子学院の展示も行っています。どうぞお立ち寄りください。(商学科 松浦芙佐子)

 

 

【商学科フィールドスタディ】     観光サービス実習2023 in 湯原温泉

2023年度観光サービス実習は9月6日から9日までの3泊4日で湯原において実施しました。1日目は、湯原温泉到着後「歴史を知る」というテーマで、式内八社の案内ガイド樋口(振興協議会会長)さんから、八社の歴史と観光コンテンツについて学びました。その後、ロンドンタクシーで湯原温泉周辺地域の案内を、本学卒業生の古林裕久(湯原町旅館協同組合理事)さんにしていただきました。

2日目は、「資源を知る:人、資源」というテーマで自然とはんざきについて浜子尊行(おかやまオオサンショウウオの会事務局長)さんに、はんざきセンターで説明していただきました。その後、聞き取り調査を真庭市湯原振興局・湯原観光情報センター・ミュージアムや、湯本温泉館とその他周辺地域の施設において行いました。

3日目は、「産業や資源を学び、工夫を知る」というテーマで蒜山に足を運び、エコツアー蒜山高原フィールドワークを体験しました。その後、これまでの聞き取り調査の結果をまとめ、どのような工夫をして商売を続けているのかを検討しました。

4日目は、古林裕久さんのプチホテルゆばらリゾートで配膳やベットメイキングの実践を経験しました。その後、温泉街周辺の清掃を行い、地域の方との交流をしました。

今回の実習や聞き取り調査を通して、学生は温泉観光業経営のスキルを学びました。さらに、今後の発展や地域活性化ついて検討し、レーポトにまとめる予定です。

(商学科 徐、全)

2023年度前期 日本語・日本文化勉強会

 留学生の日本語学習を学生ボランティアが支援する日本語・日本文化勉強会を、5月29日から6月30日までの5週間、月曜日、火曜日、木曜日、金曜日の5時間目に実施しました。今回は中国、韓国に加えてインドネシアからの留学生も参加しました。留学生とボランティア学生が、ペアになって日本語でおしゃべりをしたり、小グループに分かれて日本語ゲームをしたりして過ごしました。7月の日本語能力試験に向けて模擬テストの問題を勉強するグループもありました。

 最終週には日本文化体験として七夕を体験しました。七夕の風習がある国もあれば無い国もあり、文化比較も興味深いものでした。短冊にはどんな願い事が書かれたのでしょうか。

 後期は11月に実施しますので、後期が始まったら参加者の募集を開始します。みなさん、日本語・日本文化勉強会に参加して身近な異文化交流を体験してください。

(経営学部商学科 松浦芙佐子)

プロジェクトブログ第一弾「地域ブランディング」

皆さんこんにちは!

経営学部商学科 西春奈ゼミ4年の篠田沙央梨です。

この度、西ゼミ1~4年生の有志メンバーを中心に「地域ブランディング」に取り組んでいくことが決定しました!!今後、活動の様子をブログで発信していきますので見守りいただけたらと思います。

ブログ第一弾目は、このプロジェクトが始まった経緯と協力してくださる企業さんについてお話します。

このプロジェクトが始まった経緯は、昨年12月の第57回商大祭に遡ります。(その様子はこちらから〔https://sangakukan2.osu.ac.jp/tag/donutplan/〕

商大祭にご協力いただきました玉野市商工観光課の方々にご紹介いただき、「なかや宗義」さんとコラボさせていただくことになりました!!「なかや宗義」さんは、岡山県玉野市で和菓子・洋菓子を製造販売されている企業です。
なかや宗義さんのHPはこちら〔https://nakaya-m.com/〕

さて、今回私たちは地域ブランディングの一環として・・・
玉野市番田地区で栽培されている「番田芋」を使い、
「第3回せとうちおみやげグランプリ」に応募する商品を企画していきます。

(3年生の原田さんを中心に今後の取り組み方についてミーティングする様子)

みなさん、番田芋はご存じでしょうか・・?
次回、「番田芋」ってどんなもの?
番田芋・玉野市を知るために現地調査を行った様子をお伝えします。

随時インスタグラムも更新していきますのでご覧ください!!
アカウントは「westzemi」で検索☞
フォロー・いいね よろしくお願いします!!

(商学科 4年篠田沙央梨(西春奈ゼミ))

 

「コミュニケーション力を高めるための研修講座」 毎日新聞社岡山支局長さんによる「見出しの付け方と情報の収集と整理」!!

経営学部商学科の1年教養演習(ゼミ)では、いろいろなゲストスピーカーの方に来ていただきいろいろな分野でお話や体験活動をしています。

今回は5/11,5/18,6/1にゼミ単位(青木ゼミ、内田ゼミ、吉田ゼミ)で、「新聞を読む-見出しの付け方と情報の収集と整理-」というテーマで、毎日新聞社岡山支局の相原洋支局長さんに、当日の各社朝刊を使いながらお話をいただいた講義を学生の声からご紹介します。

私は、支局長さんのお話をお聞きし、相手に話を伝えることはとてもむずかしいことだと思いました。また、相手の話を聞く力も大切なことだと感じました。人はそれぞれ伝え方が違う。どう伝えたら相手に正確に伝わるか今回お話をお聞きしすごく理解できました。

「新聞記者は、新聞で何をどう伝えているのか?」皆さんにインタビューしてみますと、

学生にインタビューをして、伝えたいことや本人の思いなどをどんどん引き出していきました。話す側は勿論ですが、聞く側もコミュニケーション能力を問われていると感じました。

また、記事に見出しをつけてということで、ペンギン誕生の記事を使いながら、あなたならどんな見出しをつけるかという見出しをつける体験もしました。なかなか難しく簡単にはできませんでした。また、相手に何をどう伝えるかという点が難しかったです。自分は「水族館に大きな子供が」という題名にしました。相原さんは「書き慣れてないけどいいね」と言ってくれホローしてくださいましたが、見出しの作成には、編集力、センス、洞察力など多くの能力が求められると感じ勉強不足を痛感しました。

自分たちの生活に欠かせないスマートフォンの危険性や社会問題になっている闇バイトなどにも触れてくださいました。SNSは便利ですが、画面の向こうの人は商売でやっている人も多く私たちは見せられ続けてはいけないということも考えさせられました。SNSに大変多くの個人情報が交ざっているという危険性もあるとお聞きし、いろいろなことが再認識でき今回の講演に感謝しています。

(経営学部商学科 吉田信)

「日本3名園の一つ 岡山後楽園を通して地元岡山の歴史と文化を知ろう」

経営学部商学科の1年教養演習(吉田ゼミ)では、5月11日に、大学のある岡山市の歴史や文化を知るというテーマで、フィールドスタディとして新緑の岡山後楽園見学を実施しました。地元を知ることは、岡山の文化や歴史など一般教養を高めると同時に岡山や大学に誇りや愛着が沸いてくると思います。また、県外から来ている学生も多く、岡山を知ってもらういい機会にもなります。県外にいる家族や友人に岡山を紹介する際の最低限の知識も身につけてもらいたいという思いと併せて、ゼミ生10人の親睦会も行いました。

事前学習として、各自が岡山後楽園の研究としてレポートにまとめました。そして当日は、後楽園専任ボランティアガイドさんに、岡山や後楽園の歴史や文化、産業、当時の地理や生活の様子など説明を受けました。やはり5月の新緑の後楽園は素晴らしいものでした。

大学に帰ってからは、各自写真を20枚程度撮影しており、事前学習レポートをベースに写真をつけて、Office365を活用しプレゼンテーション大会を実施します。

日頃は、教室で文章の書き方やレポート作成の仕方等学習していますが、時には学外に出かけていって集団行動を取ると、グループが大変打ち解けて仲良くなっていく姿がよく見えてきました。

(経営学部商学科 吉田信)

玉野市でのフィールドスタディが始まりました

今年1月から,新たに玉野市でのフィールドスタディが始まりました。主にマーケティング専攻の商学科1年生から4年生(計14名)が参加し,課題解決型学習(PBL)として地域資源を活用した商品の企画・開発,ブランディングに挑戦しています。

春休み中は,現地の課題を捉える目的で,各種調査に向けた準備を進めてきました。

▲玉野の観光情報を踏まえながら,アンケート調査に向けて質問項目案を出し合うチーム

▲国内のお土産ブランド認知度について調べた結果を報告し,観察調査の計画を立てるチーム

そして3月16日,17日の2日間,玉野市主要エリア(宇野,渋川,みやま公園)において,観光動向と玉野市のイメージを捉えるアンケート調査および地域資源に関する観察調査を実施しました。

初めて玉野を訪れるという学生も多く,実際に見て・聞いて・感じることで,様々な気づきや洞察を得ることができました。

▲渋川動物公園でのアンケート調査を終えて。学生も動物とのふれあいで癒されたようです。可愛らしいポスターもご用意してくださりありがとうございました!

集めたデータの分析はこれからですが,

「インバウンド客に対応するため,アンケートは多言語にした方が良いのでは」

「その場所にどのような人が訪れるのか,事前によく確認する必要があるのでは」

「直島には海の駅があるのに,なぜ宇野にはないの」・・・等々

第4回ミーティング(3月23日)にて,記憶が新しいうちに2日間の調査を振り返りました。

▲初日の調査を終えて。宇野港を出るフェリーを背景に。

今回の調査にご協力くださった皆様には,研究室一同,厚く御礼申し上げます。

~ご協力ありがとうございました~(順不同・敬称略)

渋川動物公園

渋川マリン水族館(玉野海洋博物館)

ダイヤモンド瀬戸内マリンホテル

みどりの館みやま(道の駅みやま公園)

玉野市公園緑化協会

四国汽船

玉野市産業振興部商工観光課

(商学科 西)