弁護士による講演会が行われました

 

11月30日(木)の4時限目に弁護士の先生方をお招きして講演会を開催しました。これは、法科大学院への進学を志望する学生を増やして法曹人口のすそ野を広げることを目的とした岡山弁護士会のPR活動として毎年開催しているものです。今回は井藤公量氏(岡山弁護士会/岡山大学教授)と周東秀成氏(岡山弁護士会/岡山大学准教授)に加え、本学OBである原田優氏(兵庫県弁護士会/2011年本学法学部卒)にもお越しいただくことができました。

 

まず、周東氏からは弁護士の役割について、岡山県では約400人の弁護士が活躍しており、最近では企業や国家機関・地方自治体など、弁護士資格を持っている人が活躍する場面が広がってきていることなどが紹介されました。

また、原田氏からは交通事故をめぐる賠償問題を題材として、交通事故の当事者となってしまったときは自動車保険の弁護士費用特約に加入しているか否かにかかわらず、ひとまず弁護士に相談すべきであるというアドバイスをいただきました。

最後に、井藤氏からは弁護士になるための道筋について、具体的なキャリア・パスとして法科大学院へ進学するルートと予備試験を受験するルートが用意されていることが紹介されました。

 

今回は87名の学生・教員が聴講しました。質疑応答では、弁護士の職務(やりがいやつらさ)について学生から質問が投げかけられました。また、弁護士の先生方から、法律の勉強方法は条文を出発点として要件・効果を導き出すことが基本となり、論理的に思考することができれば司法試験に合格できるという助言をいただきました。学生からは「弁護士のことを深く知ることができて貴重な体験であった」「自分も弁護士の先生方のように人に役立つ仕事がしたい」といった感想が寄せられました。

(白井)

11/14慶應MCC夕学講座

会場準備や運営をお手伝いしてくれている学生スタッフによる感想です。

「読むこと 書くこと 生きること」
作家  浅田 次郎 氏

今回の夕学では、浅田次郎先生の読書とは何かということや、作家になる前の少年時代のこと、本を書くときに気を付けていることについてお話しいただきました。

まず初めに、浅田先生は、本を読むことを勉強にしてはいけない、とお話されました。私は本を読むとき、漢字や言葉の意味を調べたりと、勉強になると思っていたので、少し驚きました。しかし、本は面白いから読むものであり、娯楽である、という先生の言葉を聞き納得できました。浅田先生が幼かったころゲームはありませんでしたが、今では、ゲームがあります。時間を決められていても楽しいからゲームをするということは、家に本が少なかった浅田先生にとっては、ないものねだりで本を読んでいたのと同じことだとお話されました。この、子どもならではの「ないものねだり」から読書家になったのだと言われていました。何事も初めから与えすぎてもいけないし、与えなさ過ぎてもいけないと、その加減が教育においても課題だと思いました。私は若者の読書離れは、幼少期からの絵本や読書の量や興味の有無がつながっているのかなと考えました。

次に、朗読することも大事だとお話されました。朗読すると、黙読では分からなかったものが分かるようになるそうです。また原稿を書くときに、句読点を打つ場所や改行をする場所を推敲するために、朗読してリズムを掴むことを大切にしていると言われていました。大体1時間で原稿用紙100枚は読めるそうなので、薄手の約400ページの小説なら4時間で一冊読むことが出来ると計算されました。年間300冊も夢ではない、という先生の言葉を聞き、私も頑張ってみようと思いました。しかし、一般的に、この一日4時間のまとまった読書の時間をとることがなかなかに難しいと指摘されました。

私は読書の際には、何か知識を吸収しようと意識しながら読んでいました。小説でも、歴史が題材になったものなら歴史を勉強しよう、とか、経営、経済の本なら尚更身構えてしまっていたので、これからは気軽に楽しみながら読書をしたいです。また、1日4時間のまとまった時間を取れなくても隙間時間に少しずつでも読み続けたいと思いました。本を読むことを難しく考えすぎず、想像を膨らませることを楽しみたいと思います。

 

感想担当:あっすー
主に夕学講座準備から運営のお手伝い。
ムードメーカーで、協働していると周囲が明るくなる学生です。
経営学科1年生

11/7慶應MCC夕学講座

会場準備や運営をお手伝いしてくれている学生スタッフによる感想です。

「リオ閉会式とCM四方山と近頃ジャパンに、ひとこと。キーワードは『とんちとセンス』」
クリエイティブディレクター  佐々木 宏 氏

今回は、話題となったリオオリンピック、パラリンピック閉会式をプロデュースされた、クリエイティブディレクターの佐々木先生のお話でした。閉会式が誕生した秘話などを聴くことが出来ました。

時間も予算も少ないなかでリオ閉会式をプロデュースされたそうですが、そんな中でもあのような素晴らしい閉会式を作成することが出来たのは、制作グループの柔軟な発想とひらめきがあったからではないかと思いました。佐々木先生は、アイデアは一人でいるときには生まれず、人と会話しているときやグループで話し合っているときに生まれるそうです。アーティストの椎名林檎さんも制作グループの一人で、それまではただ格好良いだけのもでしたが、椎名林檎さんの「東京だからとんちをきかせましょう」という発言で、とんちをきかせた閉会式を作ることにしたそうです。話し合いでは、思いついたことを発言し、それもいいこれもいい、といくつもの意見と融合し、このようにより良いアイデアが生まれるのだなと気付きました。そのためにも、共同作業の場面では自分が思ったことをきちんと言い合える環境が大切だなと感じました。

安倍総理がマリオになって土管から登場するアイデアは、当初、ドラえもんかマリオかの候補が二つあったのですが、マリオの中に開催地であるリオが入っていることからマリオに決定したそうです。このようなところにもとんちが潜んでいたのかと圧倒されました。

講演の中で佐々木先生がお話されたとんちで面白いなと思ったものがあります。年寄りを年より若い人と、言い換えたり、65歳定年を65歳低燃費(現役のようには働けないけど、現役を知恵と経験でサポートする立場で働く)と言ってみたりと、悲観されがちな問題でもとんちをきかせるだけで、考え方、捉え方をがらりと変えることが出来ました。高齢化社会の日本ならではのとんちだと思いました。

途中、リオ閉会式の映像を一部見せていただきましたが、夕学の講演中だということを忘れてしまうくらい、映像に食い入って見てしまいました。このように、多くの人を惹きつけられるアイデアは今回のお話にあったような、とんちとセンスがあってこそ生まれるのだと思いました。

 

感想担当:あっすー
主に夕学講座準備から運営のお手伝い。
ムードメーカーで、協働していると周囲が明るくなる学生です。
経営学科1年生