2025年1月11日に本学アクティブラーニングルームにて3年次ゼミ対抗プレゼンテーション大会が開催されました。
本大会は研究演習3年(ゼミ)の集大成を報告するため,毎年開催されています。本年度は以下の8チームが参加しました。
- 國光類ゼミ「ナッジを活用した食品ロスの削減」
近年問題となっている食品ロスについて行動科学の視点から説明するとともに,規格外品を活用した商品を大学祭や地域の祭で販売した実績を報告しました。

國光ゼミの発表 - 星野聡志ゼミA「ふるさと納税〜地方創生につながっているのか」
ふるさと納税の制度に概観し,ふるさと納税による寄付金収入がその地域の暮らしの改善につながっているかを探りました。

星野ゼミAチームの発表 - 星野聡志ゼミB「2030年に向けたエネルギー政策」
日本におけるエネルギーの自給率やエネルギー効率の改善への取り組みなどについて,過去から現在に至る推移を報告しました。

星野ゼミBチームの発表 - 田中勝次ゼミ「干拓地のキャベツ栽培」
ゼミ活動として関わっている笠岡市の干拓地における農業について,栽培の状況や直面する問題について紹介しました。

田中ゼミの発表 - 佐井至道ゼミ「自転車に関する道路交通法の改正について」(ビデオ参加)
昨年11月に行われた道路交通法の改正に注目し,日本や海外の現状について紹介しました。また,本学学生を対象として本改正の認知度に関するアンケートを行った結果を報告しました。 - 熊代和樹ゼミA「生成A Iの導入とゲーム」
競争関係にある二企業がそれぞれ業務に生成AIを取り入れるかどうかの戦略的状況について,ゲーム理論を使って分析した結果を報告しました。

熊代ゼミAチームの発表 - 熊代和樹ゼミB「ダムの放水量調整に関する分析」
ダムの持つ,水不足への備えという側面と洪水を防ぐ働きという側面に注目し,最適な水量管理について理論的に分析した結果を報告しました。

熊代ゼミBチームの発表 - 熊代和樹ゼミC「ゲーム理論からみるFAの選択」
度々話題になる野球選手のFA(フリーエージェント)制度について,選手間の競争に注目してゲーム理論の観点から分析した途中経過を報告しました。

なお,今回の大会開催にあたっては,準備や司会進行を山下賢二ゼミのゼミ生が担当してくれました。
全てのチームの発表後に学生と教員で投票を行い,スライドのデザイン賞,スピーチ賞,総合順位の選定を行いました。受賞チームは以下の通りです。
| 1位 | 熊代和樹ゼミBチーム |
| 2位 | 國光類ゼミ |
| 3位 | 田中勝次ゼミ |
| デザイン賞 | 國光類ゼミ |
| スピーチ賞 | 熊代和樹ゼミCチーム |





受賞チームはもちろん惜しくも受賞に至らなかったチームも,各チームが自分たちの定めたテーマについて理論,データ,フィールドスタディといった様々な切り口で深く学び,考えたことについて共有でき,非常に刺激的な大会となりました。
(経済学部 熊代和樹)































