会社見学 帝人ナカシマメディカル株式会社

 キャリアセンターでは、3年生の「業界研究」を手助けするために、会社見学を実施しています。今回、10月28日(月)には、製造業・医療品業界の研究として、帝人ナカシマメディカル株式会社様を訪問しました。

 この企業は、整形外科インプラント機器の製造販売及び医療現場でのサポートを行っています。インプラントとは人間の身体に埋め込む人工物で、歯科治療で入れ歯の代わりに歯を埋め込むインプラント治療は有名ですが、それと同じ原理です。運動器(身体運動に関わる骨、筋肉、関節、神経などの総称)疾患において、人工関節や脊髄固定をおこなう接合材料などを提供しています。人工関節は、間接リュウマチなどの病気や高齢化によって関節が上手く動かなくなった時に、その代替として身体に装着します。

 関節は、動く部分です。よって、スムーズに動作する必要があり、身体に装着するので、腐食や変形があっては困ります。そのために、チタンやコバルト合金といった、非常に硬く丈夫で変質しない素材を使用して、スムーズに動作するために表面をきれいに研磨します。完成品は、鏡の様に顔が映るほどピカピカに磨かれています。また、使用中に破損や摩耗があっては困ります。さらに、身体に対して有害な物質が存在してはダメです。このような厳しい条件をクリアーするために、研究・開発・評価試験・製造検査を厳格に行っています。

 会社見学時には、岡山商科大学の先輩社員の方が、人事部の方と一緒に会社説明を行ってくださいました。先輩から現役の学生に対して、「会社での生活、仕事の楽しさや苦労、学生時代に身に着けておくこと」など、沢山の情報を頂くことができました。

キャリアセンターでは、このような学生支援も行い、将来のキャリア設計を支えています。

(キャリアセンター)

【射撃部】SAGA2024 第78回国民スポーツ大会出場について

私たち岡山商科大学射撃部は、2024年9月27日(金)から9月30日(月)に大分県立庄内屋内競技場で開催された「SAGA2024第78回国民スポーツ大会」に出場いたしました。本大会は、「国民体育大会」から「国民スポーツ大会」へと名称が変更された歴史的な大会です。4月に各県大会がスタートし8月に行われた各ブロック予選を勝ち抜き、本学射撃部からは2名の選手が「SAGA2024」本選へ出場し、それぞれ優れた成績を収めました。

10mエアピストル成年女子60発競技では、香川県代表として法学科1年生の井下紗彩也選手が出場しました。本選を8位で通過し、ファイナルに進出。苦戦を強いられながらも順位を一つ上げ、7位入賞を果たしました。井下選手は「もっと上を狙えたと思う。来年は表彰台を目指したい」と語っています。

10mエアピストル成年男子60発競技では、岡山県代表として法学科1年生の中山惇之丞選手が出場しました。本選を1位で通過し、ファイナル(決勝戦)に進出。最初の5ショットステージで2位につけ、その後、次の5ショットステージで1位に浮上。以降、安定した射撃を見せ、最終的に優勝を果たし、大会新記録を樹立しました。この優勝は、岡山県勢にとって2005年の岡山国体以来19年ぶりの快挙であり、北京五輪日本代表の小林晋選手以来の偉業です。

この2人の活躍は日頃から温かいご支援をいただいている皆様のおかげでございます。心から感謝申し上げます。

また、弊部の監督である岡田直也(綜合警備保障㈱)は、50mライフル立射で日本新記録を出し優勝、さらに50mライフル三姿勢でも大会新記録で優勝し、見事に2冠を達成しました。

さらに、2020年度の卒業生(射撃部1期生)である和田光輔(両備ホールディングス㈱)、内田蒼唯(岡山県ライフル射撃協会)が10mエアライフル成年種目にて岡山県代表として、石川海渡(丸亀市)が10mエアピストル成年種目にて香川県代表として出場し活躍いたしました。

10月に開催される全日本学生スポーツ射撃選手権、11月の全日本選手権での優勝を目指し、その先の日本代表座を目指し、さらに努力を続けてまいります。

引き続き、岡山商科大学体育会射撃部への応援をどうぞよろしくお願いいたします。

(岡山商科大学射撃部コーチ 西谷諭)

【射撃部】令和6年度JOCジュニアオリンピックカップ 兼 第34回 ISSFジュニアスポーツ射撃競技選手権大会について

 この度、埼玉県長瀞総合射撃場にて9月6日(金)から9月8日(日)に開催された「令和6年度JOCジュニアオリンピックカップ 兼 第34回 ISSFジュニアスポーツ射撃競技選手権大会」(公益社団法人日本ライフル射撃協会主催)に、2017年の創部以来初めて出場いたしました。

 この大会は、国内U-21カテゴリーの選手が集うトップレベルのジュニア・ユース大会です。今回、エアライフル男子立射60発競技には戸田陽翔選手(経済学科2年生)、エアピストル男子60発競技には中山惇之丞選手(法学科1年生)、エアピストル女子60発競技には井下紗彩也選手(法学科1年生)が出場し、なんと3選手全員が表彰台に上がるという素晴らしい成果を収めました。

 井下選手は、本選を5位で通過し、ファイナル(決勝戦)※に進出しました。思うような射撃ができずに苦戦を強いられる場面もありましたが、全体をうまくまとめ、見事に表彰台(3位入賞)に登ることができました。
【写真1】   

 中山選手は、本選で上位8名に残り、ファイナルへコマを進めました。ファイナルの最初の5ショットステージではショットが安定せず、8位に沈みました。しかし、次の5ショットステージで徐々に調子を取り戻し、6位に順位を上げました。そして、シングルショットステージに入ると中山選手は本領を発揮し、高得点を連発。22発目で1位の選手に並び、23発目でトップに立ち、そのまま優勝を勝ち取りました。
【写真2】 

 戸田選手も順当にファイナルへ進み、最初の5ショットステージで4位タイ、次のステージでは勢いに乗り、一気にトップに立ちました。終盤には2位の選手に一度はトップを譲るものの、21発目以降高得点を連発し、見事優勝を飾りました。
【写真3】

 戸田選手と中山選手のゴールドメダル獲得により、男子エアライフルとエアピストルの2種目を同一校が独占するという大会史上初の快挙を達成しました。この成果は、最後まで諦めずに戦った選手たちの努力の賜物です。

 また、日頃から温かいご支援をいただいている皆様に、心から感謝申し上げます。
10月に開催される全日本学生スポーツ射撃選手権の優勝と11月の全日本選手権優勝を目指してさらなる努力を続けてまいります。
皆様の応援が私たちの力となりますので、今後とも岡山商科大学体育会射撃部へのご声援をどうぞよろしくお願いいたします!

【写真4】

※ファイナルとは?
 ファイナルは、本選の点数をリセットして行われる「勝ち残り戦」です。
第1ステージ(5ショットステージ)では、250秒で5発撃ち、それを2ステージ(計10発)行います。その後、第2ステージ(シングルショットステージ)では50秒以内に1発を14回(計14発)撃ちます。この第2ステージでは、第1ステージとの合計点を集計し、2発ごとに合計点の低い選手から脱落していきます。
ファイナルは本選上位8名で争われ、計24発の射撃によって最終順位が決まります。

(岡山商科大学射撃部コーチ 西谷諭)

教職課程「教員のコンプライアンスについて」

 7月23日(火),「教員のコンプライアンスについて」という演題で,岡山県教育庁教職員課による出前講義を受講しました。
 最初に,教員という職業の魅力を探りました。

小グループで話し合い,参加者全員で意見を共有します。

続いて,教員にとって法令のもつ意味を考えました。

 近い将来,教壇に立つことを想像すると,おのずと話し合いは盛り上がります。

岡山県教育庁教職員課の金井庸記参事並びに渡邉孝治主任による講話でした。

教員としてのコンプライアンスについての理解を深めるとともに,あらためて教員としてのあるべき姿を考えるきっかけとなる貴重な時間となりました。

(文責 南光恭裕)

 

<邦美丸さんの海とお魚のワークショップ> 「漁師が先生に!! SDGsを学ぶ」

 7月21(日)玉野市の玉野産業振興ビルで行われました「未来の港と海に想いをつなぐ!」のボランティアに本学学生7名が参加してきました。 
 このセミナーには、小学生とその保護者の方61名の参加者があり、地元の漁師さんによるタイのさばき方の実演から、刺身の試食、そして海の勉強会でした。勉強会の先生は、本物の漁師さんの邦美丸さん(富永邦彦さんと美保さん)でした。学生の皆さんはボランティアに行ったつもりでしたが逆に、本物の漁師さんの一言一言に確かな重みを感じ、無駄がなく、キビキビした動きには感動させられていました。

会場の外にはチヌがいました
鯛をさばく様子 迫力満点!

 ボランティアに参加した経営学部経営学科 森原太陽さんの感想からその場の様子をお伝えします。

「7月21日に岡山商科大学のメンバーでボランティアとして邦美丸さんによる「未来の港と海に想いをつなぐ! たまののマナビ 漁師が先生に!!」ワークショップに参加しました。

 まず始めに、参加した小学生に配るためのお土産作りで、海に関するグッズ数点をファイルにまとめ、袋に入れるという作業を行いました。数人での作業にもかかわらず、チームワーク、役割分担、周りの状況を見ながらいかに作業を効率よくできるかが求められていて、なかなか難しくこれだけのことでしたがいろいろ考えさせられました。

 イベントが始まるとスタッフの方から「ボランティアの学生さんも今日は一緒に学んで帰ってください」と言われ、ボランティアをしながら海で起こっている様々な問題について理解を深めることができました。中でも邦美丸さんが早朝に獲られたばかりの真鯛を目の前で捌いているのを見て、しゃもじという家庭にあるもので鱗がとれることや包丁の入れ方など具体的なことを学べて、さらに鳴門骨を実際に見ることができ、とても有益な時間でした。

 ワークショップでは邦美丸さんが実際に行われている受注漁、底引き網漁や瀬戸内海で捕れる魚、海のごみ問題などについてパワーポイントを用いて発表されました。スライドには映像が入っていたり、クイズ形式になっていたりと様々な工夫がしてあり、子どもたちも楽しく学べていて、質問タイムでは積極的に手を挙げている姿が見られ、とても素晴らしい内容でした。プレゼン資料の作り方も勉強になりました。特に印象に残ったことは、内陸にゴミが捨てられたとしても雨で用水路や川からゴミが流れ、最終的に海に流れ着く可能性があるということと底引き網漁で洗濯機が引き上げられたことがあるという話です。また地球温暖化の影響や漁師の後継者問題などが深刻になっていることも改めて感じることができました。ワークショップの後は実際に学んだことをもとにグループディスカッションを行いました。私は小学生の補助を行っていたのですが、みんな自分なりの言葉で思ったことや感じたことを書いていたり、お話に登場した魚の絵などを描いていたりして、とても楽しく考えをまとめることができていたと思います。最後にグループの代表者を決め、前で発表をしてもらい、意見共有してイベントが終わりました。

 このイベントを通じて、私は海でのゴミをなくすためにはどのようなことに気をつければ良いのか、魚たちの生態系を維持するためにどんなことをするべきなのか深く考えることができました。実際に現地に赴き、話を聞けたからこそ身になる体験ができたと思うので、これからも積極的にボランティアに参加していきたいと思います。」

ワークショップの様子「小学生は元気がいい」
プレゼンテーションの様子「しっかりした考えを持っています」
付箋紙をベタベタ貼りながら
最後には記念撮影
ボランティアのあと玉野の歴史の紙芝居を見せていただきました

<経営学部商学科 教授 吉田 信>

 

夏の学内合同インターンシップ&オープンカンパニー説明会開催

夏休みは、大学生が企業でインターンシップを経験する重要なタイミングです。3年生は来春の就職解禁を控えて、自分の気になる業界や企業に、元気にアタックして「社会での仕事」を体験します。

岡山商科大学では、7月10日と17日の2回に分けて、県内を中心に全18社の企業様に集まっていただき、インターンシップ&オープンカンパニーの説明会を実施しました。

各説明会では、多くの学生が参加して、企業の説明を真剣に聞いていました。就職する前に、しっかりと業界及び企業研究を行い、更にインターンシップを通して「企業を知る」ことで、早期離職といった残念なことを防ぐことができます。キャリアセンターでは、このような学生支援も行い、将来のキャリア設計を支えています。

(キャリアセンター)

女子学生向け就職ガイダンスを実施しました

2024年7月3日キャリアセンターでは、「女子学生向け就職ガイダンス」を実施し、女子学生が就職活動において「知っておくべき知識」を、㈱シーズの木戸様から説明いただきました。

女性の社会進出が進む中で、「社会の現状」をしっかり認識し、女性独自の企業の探し方を学びました。社会には、女性の就労を支援する様々な制度があります。たとえば、産前・産後に取得可能な休業のルールや、様々な給付金や社会保険の免除、そして復職後の優遇制度など、知っておくべき知識を丁寧に説明いただきました。参加者は、真剣な眼差しで説明に聞き入っていました。

(キャリアセンター)

方谷學舎高等学校で出前講義開催

6月3日(月)と6月10日(月)の2週に分けて方谷學舎高等学校(旧:高梁日新高等学校)で出前講義を行いました。3日(月)は3年生を対象に経営学部・海宝賢一郎教授が「高校生が学ぶ金融リテラシー」というテーマで、2年生を対象に経営学部・松井温文教授が「日本は豊かなのか」というテーマで、10日(月)は1年生を対象に経営学部・蒲和重教授が「なぜ勉強するのか経済学的に考える」というテーマで、それぞれ講義を行いました。

お金があることによって得られるもの、高卒と大卒の生涯賃金や労働時間の違いについてなど、高校生でもわかりやすいよう身近な話題を取り上げ、勉強する意味を問いかけるような講義を行いました。

講義後、「勉強する意味について考えたことなかったけど、考えるきっかけになった」、「高卒と大卒でこんなにも収入に違いがあるとは知らなかった」などの感想をいただきました。

今回の講義が、生徒の皆さんの進路や将来について、少しでもお役に立つことができれば嬉しいです。

(教務課)

【射撃部】第26回(2024年度)日本学生選抜スポーツ射撃競技大会

岡山商科大学体育会射撃部です。

この度、栃木県ライフル射撃場にて6月14日(金)から6月16日(日)に開催された第26回日本学生選抜スポーツ射撃競技大会(全日本学生射撃スポーツ連盟主催)へ出場してまいりました。

エアライフル男子立射60発競技(ARMS60・個人)では、経済学科2年の主将、戸田陽翔さんが第3位となり、中四国地方の大学で初めて表彰台に上がることができました。昨年、同じ栃木県で行われたインカレでは銃器トラブルにより悔しい結果となりましたが、今回は見事にリベンジを果たしました。

エアライフルミックスマッチ(団体戦)には、戸田・藤井ペアで挑みましたが、思うような射撃ができず、悔しい結果に終わりました。課題が多く浮き彫りになった試合でしたが、これを糧にして次戦に向けて準備を進め、問題点を克服していくつもりです。

エアピストル競技では、井下紗彩也(法学科1年)がエアピストル女子60発競技(APW・個人)で第3位に入りました。男子60発競技(APM・個人)では、中山惇之丞(法学科1年)が準優勝し、佐津間昌洸(法学科4年)が8位入賞を果たしました。これにより、1年生の井下と中山が男女で表彰台を獲得し、男子チーム(佐津間・中山)はW入賞の成績を収めました。

選手たちの粘り強い頑張りにより、出場したすべての個人種目(APM、APW、ARMS60)で中四国地方の大学として初の表彰台を獲得しました。

また、個人戦に出場した全選手が見事に入賞を果たし、素晴らしい結果を残しました。

この成果は、最後まで諦めずに戦った選手たちの努力の賜物です。

また、大会を円滑に運営してくださった学連の皆様、そして日頃から温かいご支援をいただいている皆様に、心から感謝申し上げます。

次戦に向けて、さらに成長し、より良い成果を目指して努力して参ります。

皆様の応援が私たちの力となりますので、引き続きご声援をよろしくお願い申し上げます。

これからも岡山商科大学体育会射撃部をどうぞよろしくお願いいたします!

団体戦

エアライフルミックスマッチ

戸田陽翔・藤井弥雅ペア 出場

個人戦

・男子エアピストル60発競技

中山惇之丞(法1) 準優勝 

佐津間昌洸(法4)8位入賞 

・女子エアピストル60発競技

井下紗彩也(法1)3位入賞 

・エアライフル男子立射60発競技

戸田陽翔(経済2)3位入賞 

留学生向けの就職セミナーを実施しました

岡山商科大学では、多くの留学生が学んでいます。

2024年6月12日は、おかやま新卒応援ハローワーク様による、留学生が日本で働くための就職セミナーを実施しました。

留学生の方が日本で働く場合、色々な制約があり、様々な資格も必要とされます。そのために、考慮しなければならないことや、就活戦線を勝ち残るために準備しなければならないことを学びました。留学生たちが、日本で輝きながら活躍することを期待したいです。

(キャリアセンター)