留学生対象!合同企業説明会バスツアー in 神戸を開催しました。

8月1日(金)、日本国内での就職を目指す留学生を対象に、神戸市の「神戸サンボーホール」で開催された企業合同説明会へのバスツアーを実施しました。

当日は、本学の留学生13名が早朝にバスで神戸へ向かい、日帰りで参加しました。会場には25社の企業ブースが設置され、留学生たちは熱心に説明に耳を傾けていました。また、別会場では企業による個別面接ブースも設けられており、履歴書を持参すればその場で面接を受けることも可能でした。

現在、4年生は就職活動の真っ最中ですが、3年生はこれから就活準備がスタートします。キャリアセンターでは、今後も多様な就職支援プログラムを通じて、留学生の就職活動を全力でサポートしてまいります。

令和7年度 岡山商科大学 入学宣誓式を開催しました

春の温かな日差しに包まれた令和7年4月3日(木)、岡山商科大学では入学宣誓式が行われました。

当日、新入生の皆さんはまず、11号館に設えられた受付手続きを行いました。3月に竣工したばかりの新校舎のラウンジでは、ゆったりとした空間の中、早くに到着された学生とその保護者が開式までの時間、くつろぐ様子が見られました。会場である体育館の入り口前では、入学宣誓式の看板の前で記念撮影をする姿が多く見られ、晴れやかな表情が印象的でした。また、学友会の皆さんが準備したカラフルなバルーンアーチが入り口を飾り、式典に一層の彩りを添えていました。

式典は開式の辞に続き、学長より入学許可が正式に宣言されました。その後、学長からの式辞では、主体的な学びの大切さと人間関係の形成や社会性を身に付けるために部活動に参加することの薦めが語られました。

また、来賓としてご出席いただいた岡山大学の那須保友学長からは、自身もファンクラブに加入しているミュージシャン・AIさんの楽曲『みんながみんな英雄2024』の歌詞が紹介され「あれこれ考えずにとにかく一歩踏み出す、行動を起こすこと。そうすると徐々に進むべき道が見えてきます。難しい問題を解きながら進むと、自分が本当にやりたいことが見えてきます。」という力強いメッセージが述べられました。

さらに、本学と包括協定を締結する瀬戸内市の武久顕也市長からもご挨拶をいただきました。市長は自身の薔薇栽培の趣味を交え、「様々な花の芽がある。色々な芽がある中で、どの芽が伸びるか、どの方向に伸ばすかを決めていく。皆さんも大学生活の4年間で様々な芽を咲かせてほしい」と、新入生たちに向けて温かな激励の言葉を送られました。

在学生歓迎の言葉では、経営学部経営学科3年・畝山知大さんが「大学生活では、高校でできなかったことに挑戦し、新しい自分を見つけましょう。経験はすべてスキルアップにつながります」と新入生へエールを送りました。

入学生を代表して、経営学部商学科1年尾関杏さんが、学生として、その本分を尽くすことを誓う、との力強い宣誓がありました。

新たな環境での挑戦が始まった新入生の皆さん。これからの大学生活が素晴らしいものとなることを願ってやみません。

学位記授与式を挙行しました。

 3月22日、澄み渡る青空の下、本学の卒業式が中庭を舞台に厳かに執り行われました。今年は学部生411名、大学院生8名、合計419名の卒業生が新たな一歩を踏み出しました。春の陽光を浴びながら、卒業生やそのご家族、教職員が一堂に会し、キャンパスには温かな笑顔と感動が広がりました。中庭の桜のつぼみも春の訪れを感じさせるようにふくらみ始め、門出を彩る美しい風景となりました。

 式典は開式の辞で幕を開け、厳粛な雰囲気の中、国歌吹奏が行われました。その後、卒業生たちがそれぞれの学びを象徴する学位記を受け取りました。学位記授与では、各学科の代表が壇上に上がり、学長から直接手渡される場面が印象的でした。また、優れた成果を修めた学生には賞状が授与され、その努力と功績が称えられました。

 続いて行われた学長の式辞では、「忍耐し、努力せよ、個性を磨き、我が道を行く」という先代理事長の励ましの言葉が紹介されました。この言葉は、卒業生たちがこれからの人生において、勇気をあたえる言葉として心に留めておくべき重要な教えとして伝えられました。また、健康に気を配ることの大切さも語られ、卒業生たちへの愛情と期待が感じられる温かいメッセージが贈られました。

 来賓を代表して、一般社団法人岡山経済同友会の梶谷俊介代表幹事よりご挨拶をいただきました。ユネスコの学習権に基づく考え方として、「読み書きや問い続ける権利」、「深く考え、想像し、創造する権利」、「歴史を紡ぐ権利」「教育の手だてを得る権利」、「個人的・集団的力量を発達させる権利」が紹介され、特に、困難に直面したときには個人だけでなく他者と協力することの重要性についても説かれました。卒業生たちにはこの言葉が新たな視点を与えるものとなったことでしょう。

 また、学生を代表して法学部法学科の友松杏美さんが謝辞を述べられました。在学中に得た多くの経験を糧に、社会の一員としての責任感を胸に、目標に向かって精進し続けるという力強い決意が語られました。その真摯な言葉は、多くの参加者の心を打ち、式典の印象的な一幕となりました。

 閉式の辞の後には、学友会によるスケッチブックリレーの動画が上映され、教職員から卒業生へのメッセージとお祝いの言葉が紹介されました。また、学友会は式場から退場する卒業生たちを花吹雪で祝福し、Pフラワーの贈呈やフォトスポットの設置など、思い出づくりに大きく貢献しました。卒業生たちはそれぞれの思いを胸に、友人や家族とともに特別なひとときを過ごしました。

 

  

 

 419名の卒業生の皆さん、ご卒業誠におめでとうございます。それぞれの新たな旅立ちが輝かしいものでありますよう、心からお祈り申し上げます。学び舎で培った知識と経験が、これからの未来を切り拓く力となることを願っています。

岡山県合同企業説明会が開催されました。

3月3日(月)ジップアリーナ岡山において岡山県合同企業説明会が開催されました。これは大学コンソーシアム岡山が主催となり、県内の18大学が選んだ優良企業160社がブース形式で会社説明や募集案内をするものです。本学からも多くの就活生が参加し、本学キャリアセンターも会場にブースを開設して、来場した学生たちの相談に乗りながら情報収集をお手伝いしました。各企業の人事担当者の中には、本学のOB・OGの方も多く来場されており、すっかり社会人らしくなって活躍する卒業生たちを見ることができて嬉しく思いました。本学の学生も、将来、先輩のようにしっかり活躍する社会人になって欲しいです。

就活開始!学外合同企業説明会バスツアーを開催(大阪市)

3月に入り、2026年3月卒業予定者を対象とした採用活動が解禁となりました。

3月2日(日)、岡山商科大学では県外就職を目指す学生に対して、大阪市のインテックス大阪で行われた企業合同説明会への参加ツアーを実施しました。早朝からバスに乗り込み、大阪まで日帰りです。会場では、約600社の企業が3つの展示会場に分かれて説明ブースを設置し、学生たちは各ブースを巡り、の情報を仕入れていました。

今後、岡山県を初めとして様々な場所で、このような企業合同説明会が実施されます。キャリアセンターでは、説明会会場に大学ブースを設けて学生の相談に乗るなど、様々な学生支援活動を行っていきます。

ローターアクト お寿司の会

岡山商科大学では、学生によるロータアクトクラブ(RAC)の立ち上げを目指して、準備を進めています。その準備活動のキックオフと活動のPRを兼ねて、お寿司つくりの会を実施しました。当日は、岡山駅前商店街の「すし亀」様にお越し頂き、寿司の巻き方指導を受けながら、多くの学生と教職員がお寿司つくりに挑戦しました。

最初は簡単そうに見えましたが、実際やってみると中々これが難しく、綺麗に巻くことができません。手にご飯をたくさん付けて、悪戦苦闘して皆で楽しみました。自分が作ったお寿司は、とってもおいしかったです!活動には、多くの留学生の方々も参加し、日本文化の一端を感じてもらえたと思います。大学では、このような「友達つくり」を大切にする活動を継続して、楽しい学生生活を支えています。

【備考】ロータアクトクラブ(RAC)とは、世界的な団体であるロータリークラブの支援を受けて、青少年が社会奉仕を通じて親睦を深める活動です。

(ローターアクトクラブ顧問:経営学部経営学科教授 門脇一彦)

コープ産直こめたまごと生協牛乳の「たまーじゅ」

経営学部商学科の西春奈ゼミでは、生活協同組合おかやまコープ「おかやまコープ再建50周年企画」の一環として、玉野市にある老舗菓子司のなかや宗義さんのご協力により、おかやまコープのPB商品(プライベートブランド;小売業者の自主企画商品)を共同開発しました。
この企画は、2024年5月上旬に始まり、商学科でマーケティングを専攻する学生が商品開発の会議を隔週で行い、商品化に至る過程と企業の意思決定を学びながらの取り組みとなりました。

具体的には、学生はマーケティング&商品企画の実践として,①商品コンセプト、②製品仕様(味や食感)、③商品名、④パッケージデザイン、⑤価格、⑥食用シーン(時間帯や場所、飲み物)の提案を行い、商品紹介リーフレット作成まで行いました。

そして完成したのが「コープ産直こめたまごと生協牛乳の『たまーじゅ』」です。

「たまーじゅ」は、おかやまコープで人気の産直商品「コープ産直こめたまご」と「生協牛乳」を使用したなめらかな口どけが特徴のお饅頭です。商品名の由来は、融合を意味する「マリアージュ」から。おかやまコープ各店舗(コープ総社東を除く)の菓子コーナー等で2024年8月2日から販売を開始し、価格は税込み127円です。

発売後の9月28日に開催されたコープフェスタ2024では会場に訪れた皆様に商品を紹介し認知度を高める、といった活動も行いました。

11月14日には、RSK山陽放送の「ライブ5時いまドキッ!」のコーナー「集まれ!おかやまコープ広場」へ学生3名がおかやまコープのご担当者と出演し、「たまーじゅ」の紹介を行いました。

リハーサルでは、学生は緊張した面持ちでしたが、おかやまコープの担当者に励ましてもらいながら、本番ではアドリブも効かせるなど、無事にたまーじゅの紹介をすることができました!

放送はこちら(RSK岡山放送)からご覧いただけます。

(産学官連携センター)

「いつまでも「変わらない」ために 自ら変わり続ける、老舗の覚悟」 株式会社むさし取締役社長 浮田収氏講演

 2024年10月24日(木)4限、781教室にて同窓会主催・学会共催で講演会を行いました。講演者は商学部産業経営学科第11期生の浮田収氏(株式会社むさし代表取締役社長)です。学生、教職員、同窓生が200名程度講演会に参加しました。

 テンポのいい広島弁で、大学を卒業してから今までの浮田氏の来し方を語ってくださいました。カープの選手に愛される若鶏むすびの弁当、コロナ禍の厳しい時期を乗り越えた販売促進努力など、さまざまな話題の中でひときわ印象深かったのは、県外への出店計画についての浮田氏のお父さま、先代社長のお話でした。

 県外に出店計画を進めていた時、味の管理がちゃんとできるのかという問題に行き当たったそうです。最終的にご自分の判断で出店の取りやめを決めて、それを先代の社長に伝えたとき、失敗させて学ばせようとしてくれていたことに気づいたのだそうです。失敗を通して学ばせる、失敗させて成長させるとは、親から子への、上司から部下への期待と厳しさと愛情を感じる逸話です。

 最後に学生を前に呼んで、一人には椅子を体につけて持つように、もう一人には椅子を体から話して持つように指示されました(写真右上)。手を伸ばして体から離して重い椅子をずっと持つのは大変です。これは浮田氏の人間関係についてのたとえで、離れた人とうまくやっていくのは難しいということを目に見える形で示してくださいました。

 岡山商科大学同窓会では卒業生の方をお招きして講演会を毎年行っています。卒業生の活躍を知ることで、在学生が将来について考えるヒントとなればうれしいです。

(岡山商科大学学会 松浦)

教員採用試験に挑戦した学生たちの声

今年、岡山商科大学から多くの学生が教員採用試験の1次試験に見事合格し、素晴らしい成績を収めました。彼らの努力と熱意が実を結び、多くの学生が次なるステップへと進むことができたことを心から祝福いたします。そんな彼らの「教職に対する志望動機と教育にかける思い」、「採用試験に向けた学習方法と戦略」、「どのような教師になりたいか」についてコメントを寄せてもらいました。彼らの体験談が、これから教員を目指す学生たちの励みとなれば幸いです。

<経営学科・4年・寺下暖人さん(商業)>

・教職に対する志望動機と教育にかける思い

 私が教職を志望した理由は、人に教える楽しさと同じ目標を達成した時の達成感が共有できるからです。高校生時代に検定前の補習で同じクラスの友達に勉強を教えていた時に「教え方がわかりやすい」「教えてもらったところできた!」などと喜んでくれた姿を見て、教えることの楽しさ、喜んでもらえることへのやりがいを感じ、これを仕事にしたいと思ったことが教職を目指したきっかけです。

 教育にかける思いは、誰も置いていかない授業づくり、学級づくりをしていきたいと思っています。そのためには、自分一人ではこの状態をつくることはできないと考えています。そこで自分が高校生時代の先生がしていたやりかたである、勉強ができる生徒に先生役を頼むことで先生がクラスに1人ではなく2人3人と増えていきクラスで勉強についていけない生徒がわからないままになることが減り、誰も置いていかないクラス、授業づくりができるようになると考えています。

・採用試験に向けた学習方法と戦略

 自分は1年生の時から、就活、面接を想定して何か大学生活で胸を張って言えることを何かしようと考えていました。その時にアルバイト先の社員さんから、「バイトリーダーをしないか」と誘われ、「これなら面接で言えることになるかもしれない」と思いバイトリーダーを3年、2024年11月から副店長をすることになりました。この経験はとても面接でも好印象でした。筆記試験では、3年生の前期から商大内である教員採用試験対策講座を受け、毎週必ず試験問題を解いて、解答解説まで作るという方法で勉強しました。毎週勉強することで勉強する習慣が付き、学習内容の定着にもつながりました。

・どのような教師になりたいか

 自分はだれからも尊敬され、自分がいない場所でも話題に上がるような教師になりたいと考えています。こう思うようになったきっかけは、どんな先生がいい先生だったかを自分で考えたとき、友人と話している時にふと話題に上がってくる先生ほどいい先生だった印象が強いと思ったからです。

吉田信先生と寺下さん

<経営学科・4年・豊田我功さん(商業)>

・教職に対する志望動機と教育にかける思い

 高校時代に教師である伯父の働く姿や生徒から信頼されている姿を見て、教職に憧れるようになりました。生徒に学ぶことの楽しさを伝えられるように、生徒が楽しみながら学ぶことのできる授業ができるように頑張っていきたいです。また、生徒ひとりひとりの個性を伸ばす教育に取り組んでいきたいです。

・採用試験に向けた学習方法と戦略

 教員採用試験に向けて、過去問を活用して勉強しました。過去問を何年分か解いてみて、問題の傾向から出そうな分野を重点的に勉強しました。また、計算問題と教職教養が苦手だったので、教科書や参考書を使って苦手な分野を中心に勉強しました。

・どのような教師になりたいか

 生徒や保護者、地域の方、他の先生方から信頼される教師になりたいです。そのために、教職に対する強い情熱や教師の仕事に対する使命感や誇り、子どもに対する愛情や責任感を大切にしながら教師という職業と向き合い、学び続ける向上心を持って信頼される教師になれるよう頑張っていきたいです。

<経済学科・4年・花谷尚志さん(社会)>

 私が教師を志したきっかけは中学時代の恩師の影響でした。その先生は私の成績が上がらず、悩んでいた時に休み時間や放課後などに時間を作って一から丁寧に教えてくださる先生でした。私もその先生のように生徒のことを第一に行動できるような教師になりたいと思ったことがきっかけです。そこで、教師となるために受けなければならない教員採用試験に臨み、運よく採用候補者に登録されました。教員採用試験を受けるにあたって、私は面接のような改まった話が苦手なため、一次試験の面接が免除になる「教師への道」研修を受講しました。また、専門教養の対策として高校時代に勉強していなかった高校レベルの日本史や地理を特に勉強しました。教員採用試験を受けて専門教養は中学レベルの内容または高校レベルの基礎的な知識を問われる問題が多くあったと感じたため、これから教員採用試験の勉強をする人には一つのことを詳細に学習するというよりは、広く要点を押さえて学習すると効果的であると思います。最後に、私は恩師のように生徒のことを一番に考えて行動できる教師を目指すと同時に、教科の知識や技能だけではなく、礼儀など人としての在り方を考えて生徒とともに成長できる教師になりたいと考えているので応援よろしくお願いします。
 
南光恭裕先生と花谷さん
 
<経営学科・4年・原田果歩さん(商業)>

 私が教職を志望した理由は、中学の時の先生が私の悩みを真摯に聞いてくれ悩みを解決することができました。そのことがきっかけで、先生という職業にあこがれと興味を持ち、教職を志望しました。また、商業の教員免許を取得しようとしたきっかけは、高校生の時に商業の勉強をしていくうちに生きる上で商業の知識が必要だと感じたからです。私は、生徒の悩みや思いに寄り添える教師になりたいと思います。そして、生徒が学校に来たい・学校が楽しいと思えるようなクラスや学校を作っていきたいと思います。
 教員採用試験に向けた学習方法としては、試験の一か月前までは教科書を一通り読み自分の覚えやすい具体例と関連付けて覚えていきました。そして試験の一か月前からは、一日一回分の過去問を解くということをしました。過去問で間違えた単語やわからないものは教科書で調べて覚えていきました。

 

<法学科・3年・谷崎輝さん(社会)>

 私は中学校社会科教員として、学習指導だけでなく生徒の個性や能力を育成し、自らも成長し続けたいと思いこの道を選びました。
岡山市では2024年から教員採用試験(1次・筆記のみ)を受けられるようになりました。私は、試験の5か月前に過去問を購入し勉強を始めることを決意し、問題を解いてみるも撃沈。そこで、過去問の分析を行いました。どの分野が出やすくて、どの分野が出にくいのか。そうすることで、最小限の時間で効率よく勉強を行うことが可能になりました。学校の空きコマや家で時間を見つけては勉強しました。勉強をする上で最も大事なのは、自分の苦手分野を把握することだと思います。苦手分野を把握することで、時間の割き方が明確になり、自ずと勉強の指針が立ちます。
採用試験の勉強は自分との戦いだと思います。教師を目指す方は、是非早いうちから勉強を開始し、合格を勝ち取りましょう!

教職課程で頑張る皆さん。気合を入れて頑張るぞ!

社会科・公民科・商業科・情報科教職課程  教職講演会を開催しました。

10月26日(土),第59回商大祭関連イベントとして,教職課程の学生の資質向上を目的として,教職講演会を開催しました。

最初は,本学OBでもある岡山県教育庁高校教育課教育情報化推進室 伊藤稔文 指導主事(副参事)による1人1台端末環境を基盤とした授業づくりについての講演です。

岡山県の県立高校では,すべての生徒が1人1台端末を所有しています。

端末の普及によって,学びのカタチは飛躍的に広がっています。

生徒にとっては学習意欲の向上,学力の向上につながり,教員にとっては業務の効率化につながっているとのことです。

端末の効用,そして何よりもこれからの教員に求められる資質と能力を印象付けられる講演でした。

続いて,今年の教員採用試験に見事合格した本学4年生にその体験談を語っていただきました。

教員志願者が減少しているとはいえ,いまなお教員採用試験は難関です。合格を果たした2人の体験談は,教員をめざす学生たちにとっては傾聴余りあるものであったに違いありません。

今年の教職講演会は,学校現場の最新の様子を知ることができ,教員採用試験合格に向けて今からどのように過ごすべきなのかを知ることができました。

本学教職課程の学生たちにとって,教職への意欲をさらに高めることとなりました。

(文責 南光恭裕)