「ブックハントツアー」について

2018年11月10日,丸善雄松堂協賛の元、丸善岡山シンフォニービル店にて、「ブックハントツアー2018」を開催しました。上記企画は、学生と図書館員が書店へ直接出向き、図書館に置いてほしい本を選び購入するという内容であり、本年度よりスタートしました。

今回、法学部から1名、経済学部から1名、経営学部から1名、図書館員1名の計4名 が参加しました。舞台となった丸善岡山シンフォニービル店は、岡山県内有数の大型書店であり、最初はあまりの蔵書数に学生さんも戸惑っていましたが、丸善店員や図書館員にアドバイスを受けながら、皆さん思い思いの本を選ぶことができました。また、ブックハントツアーで選んだ本を配架するコーナーも、学生が主体となって企画・作製してもらいました。この企画により、学生の皆さんに図書館をより身近なものと感じていただき、大いに利用してもらえることを期待しています。

図書館ブックハントコーナー

(図書館)

犯罪被害者支援同好会つぼみ:大学生人権シンポジウムに参加しました

つぼみの西山君から、シンポジウム参加のレポートです。

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2月15日に岡山県立大学で開催された大学生人権シンポジウムに参加しました。 第1部では「おかやま大学生人権啓発パートナーシップ推進事業」の発表ということで、私たちが行ってきた「被害者支援活動」について発表しました。

発表後、岡山県立大学保健福祉学部の近藤理恵教授より、「加害者の子供も被害者」というコメントをいただきました。今まで、被害者やその遺族を支援の対象としていましたが、今後はもっと視野をひろげてみるのもいいかもしれません。

第2部では意見交換会を行い、活動をする中での苦労したことや、良かったことについて話し合いました。話し合いの中で、ある大学では1人で全ての段取りをとっていたことに感心しました。 今回、岡山県の推進事業に参加したことで、『人権』について深く学ぶことができました。『人権』と言ってもその種類には多岐にわたります。例えば、「多様な性」や「ホームレス」等。それらを知り、また他大学の発表を拝聴し、勉強になりました。来年度もぜひ参加したいと思います。

岡山商科大学 西山啓太

瀬戸内市移住交流促進協議会「空き家活用事例集」

瀬戸内市移住交流促進協議会が、国土交通省・平成30年度「空き家対策の担い手連携・強化モデル事業」に採択され、啓蒙パンフレットとして『空き家活用事例集』を発行しました。(詳しくは事業報告書をご覧ください。)

その事業の一環として、担当教員である経営学部商学科 海宝賢一郎 准教授と商学科FPコース2年生の学生4名が空き家を活用している方、持ち主と借り手をつなげるコーディネーターの方などに空き家を活用した約40ヶ所の事例をヒアリング調査しました。

その中の33ヶ所が『空き家活用事例集』のケースとしてまとめられています。

詳しくは以下からご覧ください。

瀬戸内市移住交流促進協議会発行・空き家活用事例集

今後も引き続き活動を続けていきますので、どうぞよろしくお願いいたします◎

「空き家活用事例集」表紙

「空き家活用事例集」目次

2019年度前期慶應MCC夕学講座

「時代の“潮流と深層”を読み解く」をコンセプトに、各分野の第一線で活躍する研究者・経営者・文化人等を講師に招いて開催する定例講演会『夕学(せきがく)五十講』(主催:株式会社慶應学術事業会)を全国で見られるサービスです。最先端の動画データ圧縮技術と安定した配信技術により、高精度の画質と迫力ある音声で受講していただけます。

2019年度前期の慶應MCC夕学講座のスケジュールは下記の通りです。

会場:岡山商科大学地域交流談話室(学生会館2階)

チラシはこちらから。

案内図はこちらから。

4月11日(木)18:30~20:30 (開場18:00)
<新たな基軸を探す経営>
清水 勝彦(しみず かつひこ)
慶應義塾大学大学院経営管理研究科 教授
「戦略的意思決定力を鍛える~見えるものと見えないもの~」

「資源配分は戦略の要」と言われます。誰もが限られた24時間をどう配分するか、その優先順位付けは組織においても人生においても大きな意味を持ちます。ただ、意外に見落とされるのが「何の優先順位をつけるか」です。施策AとBがあって検討したが決まらないので来週に持ち越す、とすれば「持ち越すという選択肢C」を最優先にしているのですが、それでいいのでしょうか?実は拙速に見えても決めて実行したほうが良いかもしれません。 意思決定を機会損失という視点から見ることは 「見えない」イシューへの感度を高めることです。

4月12日(金) 18:30~20:30 (開場18:00)
<日本と世界の論点>
竹中 平蔵(たけなか へいぞう)
慶應義塾大学名誉教授、東洋大学教授
「日本経済の機会とリスク」

世界では、第4次産業革命の流れが一気に加速しています。
平成の教訓を踏まえ、日本はそのリスクを回避しつつ、チャンスを活かすべく大胆な改革を進めなければなりません。
2019年は、その重要な分水嶺になります。

4月25日(木) 18:30~20:30 (開場18:00)
<始まっている近未来>
馬場 渉(ばば わたる)
パナソニック株式会社 執行役員・ビジネスイノベーション本部 本部長、
パナソニック ノースアメリカ株式会社 副社長
「大企業イノベーションの起こし方」
対談:佐々木 紀彦(ささき のりひこ)
(株)ニューズピックス 取締役CCO、NewsPicks Studios CEO
※本講演は馬場氏の講演60分・対談30分・質疑応答30分の構成です。

「イノベーションの量産」、「タテパナをヨコパナに」など独特のスローガンをかかげ、パナソニックのビジネス改革を主導している馬場渉ビジネスイノベーション本部本部長。
2017年4月まで基幹系業務ソフトウエア世界最大手、独SAP本社や米シリコンバレー拠点の幹部を務め、米シリコンバレー流の開発手法にも精通する馬場氏から、「大企業イノベーションの起こし方」を伝授していただきます。(夕学事務局筆)

5月9日(木) 18:30~20:30 (開場18:00)
<人間を考える>
田中 利典(たなか りてん)
金峯山寺長臈、種智院大学客員教授
「修験道の世界~身体を使って心を修める~」

修験道は、日本古来の山岳信仰に、神道や外来の仏教、道教などが習合して成立した我が国固有の民俗宗教です。修験とは「実修実験」「修行得験」という意味であり、実践を重んじる、山に伏し、野に伏して修行する山伏の宗教でもあります。また今風に言うなら、グローカルな宗教とも言えます。その修験道で学んだ教えは、高度に発達した現代社会の中でなお、大きな意味を持っています。そういうお話をさせていただければと思います。

5月10日(金) 18:30~20:30 (開場18:00)
<始まっている近未来>
安宅 和人(あたか かずと)
慶應義塾大学 環境情報学部教授、ヤフー株式会社 CSO(チーフストラテジーオフィ
サー)
「シン・ニホン~AI×データ時代における日本の再生と人材育成~」

ヤフーのCSO(チーフストラテジーオフィサー)を務める一方で、慶應SFCの教壇に立つ安宅教授。ビジネスと研究・教育の両面から、ビッグデータ、AIの進化と人間社会の未来を語ることができる識者のひとりです。
「ヒト・データ・キカイ」が新たな経営資源となる時代に、日本の再生に向けて何が必要なのか、そして人材育成はどう変わっていくのかをお話いただきたいと思います。(夕学事務局筆)

5月15日(水) 18:30~20:30 (開場18:00)
<持続可能な社会を目指して>
小泉 文明(こいずみ ふみあき)
株式会社メルカリ 取締役社長兼COO
山本 晶(やまもと ひかる)
慶應義塾大学大学院経営管理研究科 准教授
「C2C×デジタルが生み出す新しい経済圏」
※本講演は小泉氏の講演45分・対談45分・質疑応答30分の構成です。

メルカリに代表されるフリマアプリの登場は、消費者行動に大きな変化をもたらしています。それはスマホベースの個人間取引にとどまらず、フリマアプリを起爆剤とした物流やリユースサービスの増加など、周辺領域に新しい経済圏を生み出しつつあるようです。
メルカリ社長の小泉氏とネット時代の消費者行動論を専門とする山本准教授の対談を通して、これからの社会を考えてみます。(夕学事務局筆)

5月24日(金) 18:30~20:30 (開場18:00)
<この人に聞く>
太田 光代(おおた みつよ)
株式会社タイタン 代表取締役、タイタンの学校 理事長
「タイタンの学校のすすめ」
※本講演はトークショー形式での講演60分・質疑応答30分の構成です。

「爆笑問題」の所属事務所として、太田光の妻である光代さんが創業したタイタンは、いまや業界内で独自のポジションを確立しています。昨年からは、新たに「タイタンの学校」を開始されました。
設立からの25年間で、エンターテイメントビジネスはどう変わり、その変化の中で、タイタンは何をやってきたのか。そして、更なる変化を見据えて、どうしていきたいのか。過去・現在・将来の流れの中で「タイタンの学校」は、どう位置づけられるのかをお尋ねしたいと思います。(夕学事務局筆)

6月4日(火)18:30~20:30(開場18:00)
<新たな基軸を探す経営>
岩嵜 博論(いわさき ひろのり)
株式会社博報堂 ブランド・イノベーションデザイン局 部長
「未来生活者発想でサービスをデザインする」

自動車産業がモビリティ産業に変化するなど、価値提供の新しい形態としてサービスへの注目が高まっています。モノ中心の経済からサービス中心の経済に推移する中で、従来のモノづくりとは異なるサービスデザインのアプローチが必要になっています。
本講演では、イノベーティブなサービスで事業の成長をリードするための方法論として、未来視点や生活者視点を織り交ぜたサービスデザインについてお話します。

6月11日(火) 18:30~20:30(開場18:00)
<新たな基軸を探す経営>
南 壮一郎(みなみ そういちろう)
株式会社ビズリーチ 代表取締役社長
「日本の働き方と生産性について」

株式会社ビズリーチは、「インターネットの力で、世の中の選択肢と可能性を広げていく」をミッションに掲げ、社会の課題をテクノロジーで解決することを目指し、様々な事業を展開しています。
なかでも本講演では、日本にとって大きなテーマである「働き方」と「企業の生産性向上」について、当社がどのように課題を捉え、解決に挑むのかをお話します。

6月14日(金)18:30~20:30(開場18:00)
<持続可能な社会を目指して>
白坂 成功(しらさか せいこう)
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授
「超小型衛星でかわる宇宙ビジネスの潮流」

これまで、宇宙開発は国がおこなうもので、一部の通信・放送衛星を除いては、いわゆる通常のビジネスとは違うと考えられてきました。しかしながら、大学やベンチャー等が超小型衛星を打ち上げられるようになって以降、宇宙開発を通常のビジネスでおこなう企業が生まれてきました。日本でも2017年に内閣府が「宇宙産業ビジョン2030」を制定し、新たな宇宙産業支援を明確に打ち出しています。
本講演では、超小型衛星の開発に携わってきた講演者が、新たな宇宙ビジネスの流れがどのように変化してきているのか、実際どのように考えて宇宙ビジネスを捉えればいいのかを具体的な事例とアプローチとともに紹介します。

6月27日(木) 18:30~20:30(開場18:00)
<日本と世界の論点>
デービッド・アトキンソン(David Atkinson)
小西美術工藝社 代表取締役社長
「日本の魅力~その活かし方と伝え方~」

ゴールドマン・サックスのパートナーから、国宝・重要文化財の補修を手掛ける三百年企業小西美術工藝社の社長に転じたアトキンソン氏。日本の伝統文化を守りつつ、行政・業界・社会の旧習に対する改革提言も積極的に行っています。
「世界から見た日本」と「日本から見た世界」の両面を知るお立場から、世界に向けて日本の魅力をどう伝えていけばよいのかを伺いたいと思います。(夕学事務局筆)

7月2日(火) 18:30~20:30(開場18:00)
<新たな基軸を探す経営>
田村 次朗(たむら じろう)
慶應義塾大学法学部教授、
ハーバード大学国際交渉学プログラム・インターナショナル・アカデミック・アドバイザー
「対話型リーダーシップのすすめ~リーダーシップ基礎教育への挑戦~」

慶應義塾大学では、リベラル・アーツ教育を補完する新しい教育として、リーダーシップ基礎教育(MCC・福澤諭吉記念文明塾・三田オープンカレッジなど)に取り組んでいます。
国際社会は、多様な背景を持つ人々による対立がさらに激化し、国家・組織・企業などそれぞれのレベルで、安易な駆け引きや譲歩などが横行しています。
この状況を改善し、深刻な対立、摩擦を乗り越えるために対話型リーダーシップを教えています。
このような基礎力によって真のリーダーシップを発揮できると考え、その内容と教育効果についてご紹介します。

7月9日(火) 18:30~20:30(開場18:00)  
<持続可能な社会を目指して>
村上 絢(むらかみ あや)
一般財団法人 村上財団 代表理事
「資金循環で社会の問題を解決する」

私は、株式投資を通じて、日本の上場企業におけるコーポレートガバナンス及び日本の上場企業が抱える内部留保の在り方について訴えてまいりました。一方で、私が理事を務める村上財団では、日本の社会的課題を解決するために活躍する非営利団体への使途指定寄付や助成を行っております。日本経済の持続的な成長のためには、日本の上場企業が抱える資金循環の問題を解決すると共に、日本の非営利活動の資金循環の活性化も必要です。
日本が持続可能な社会を目指し、このような課題を解決するために、どのように貢献できるか、私たちにできることについてお話しさせて頂ければ幸いです。

7月17日(水) 18:30~20:30(開場18:00)
<この人に聞く>
安部 龍太郎(あべ りゅうたろう)
作家
「信長はなぜ葬られたのか」

歴史小説家になって三十年、ずっと織田信長に取り組んできました。彼のことが分かれば日本と日本人が分かる。そう思ったからですが、巨大な天才の実像はなかなかつかめません。しかし、なぜ信長が分からないのかについては、理解できるようになりました。その原因は江戸時代の鎖国史観、身分差別史観を、明治維新以後も是正することなく受け継いだことにあります。そうしたベールをはぎ取ったなら、戦国時代はどう見えるのか。新しい歴史観をお楽しみいただければ幸いです。

7月31日(水) 18:30~20:30(開場18:00)  
<人間を考える>
吉田 裕(よしだ ゆたか)
一橋大学大学院社会学研究科 特任教授
保阪 正康(ほさか まさやす)
ノンフィクション作家
「兵士達が見たアジア・太平洋戦争」
※本講演は吉田氏の講演60分・対談30分・質疑応答30分の構成です。

アジア・太平洋戦争の凄惨な戦場の現実。戦争体験世代が全人口の1割を割り込むという状況の中で、その生々しい記憶がしっかりと次の世代に継承されていないという危機感を抱いています。この講演では、参謀本部や軍令部などの軍中央の立ち位置からではなく、あくまで兵士の目線にこだわりながら、戦場という「死の現場」の現実を明らかにしてみたいと思います。あわせて戦後歴史学の中で、戦史研究がなぜ立ち遅れたのかという問題についても考えてみます。

<一般の方>
お問い合わせ先:
岡山商科大学 社会総合研究所
TEL/FAX:086-256-6656
E-mail:syaken@po.osu.ac.jp

<商工会議所会員の方>
お問合せ先:
岡山商工会議所 夕学担当
TEL086-232-2262

留学生トーク 第23回

留学生トーク 第23回

1月10日放送

出演:経営学部経営学科年生    張 瀟娟(チョウ ショウエン)(大連海洋大学出身 )(短期留学生)

経営学科でマーケティングを学ぶ張さん。独学で習得した中国戯曲の歌を披露してくれました。日本の着物がきれいで感動しました。

クリックすると静止画と音声が流れます。

留学生トーク 第22回

留学生トーク 第22回

2018年12月13日放送

出演:法学部法学科4年: 袁 野 (エン ヤ)さん ( 貴州財経大学 出身)

中国南西部の高地、貴州省出身のエンさん。法学部で学ぶ中で専門用語やカタカナの外国語が難しいと感じているとのこと。商大入学以前にはラブライブのコンサートで来日したことも。

クリックすると静止画と音声が流れます。

留学生トーク 第21回

留学生トーク 第21回

11月8日放送

出演:経済学部経済学科4年生    金 寧(キン ネイ)( 瀋陽工業大学 )

家族にはネイネイと呼ばれている金さん。商大卒業後、明治大学大学院に進学し、マクロ経済学を専攻するとのこと。ダンススタジオでズンバを練習中。NHKのドキュメント72時間が好き。

クリックすると静止画と音声が流れます。

ボウリング・石本美来さん 入賞・受賞続々。

昨年8月にジャカルタ・パレンバンで開催された「第18回アジア競技大会」のボウリング・女子マスターズでアジア女王に輝いた石本美来さん。その後も輝かしい躍進を遂げると共に、多くの団体・企業から、栄誉を称える賞が贈られていますので、ご紹介をいたします。

2018年8月30日 井尻昭夫学長に凱旋報告。
2018年8月30日 伊原木隆太岡山県知事を表敬訪問。
2018年9月25日 大森雅夫岡山市長を表敬訪問。

(アジア後の成績)

2018年10月に福井県で開催された「第73回国民体育大会」のボウリング競技では、女子2人チームで見事優勝を果たしています(女子4人チーム4位、女子個人4位)。また、2018年11月に神奈川県で開催された大学生日本一を争う「第56回全日本大学ボウリング選手権大会」の女子2人チームで優勝を獲得しました。この大会3連覇となります。

今年に入ってからの大会では、京都府で2月に開催された「第50回全日本大学個人ボウリング選手権大会」へ出場し3位の成績を収めました。3月には本学学生としては最後の大会となる第57回全日本ボウリング選手権大会が控えており、有終の美を飾れるか注目されるところです。

(数々の受賞)

こうした活躍を受け、2018年11月30日に、石本さんの出身地である広島県において「スポーツにおける国際大会及び全国大会において優秀な成績を収め、県民に明るい話題を提供し、県勢の高揚に寄与した個人又は団体」に贈られる、「広島県体育・スポーツ知事表彰」を受賞しました。さらに、2019年1月10には、中国新聞社が2018年に国際大会や全国大会で輝かしい成績を挙げた中国地方にゆかりある個人・団体に贈る、「第62回中国スポーツ賞」を受賞しました。

岡山県内では、2019年1月26日、山陽新聞社が2018年にスポーツで顕著な成績を残した郷土の選手、指導者に贈る「第77回山陽新聞体育賞」を受賞しました。授賞式では、山陽新聞社代表取締役社長の松田正己氏が、表彰状とメダルを手渡し、これまでの研鑽を讃えました。また、岡山スポーツ記者クラブがこの1年間に国内外の大会で優秀な成績を収めた岡山県ゆかりの選手、チームなどを選び讃える「第58回岡山スポーツ賞」が2月20日に贈られました。さらに、岡山市出身で日本人女性初のオリンピックメダリストである人見絹枝氏の功績に因んで創設された、岡山市が毎年各種競技・大会等で優秀な成績を収めた個人・団体に贈る「岡山市人見絹枝スポーツ顕彰」を個人及び女子ボウリング部として2月23日に受賞しました。

石本さんは卒業後も実業団でボウリングを続ける予定で、これからも競技を通じて、私たちにスポーツの楽しさと、継続し努力することの大切さを伝えてくれることでしょう。

第62回中国スポーツ賞のたてと表彰状

ゼミで消費者教育教材を作成しました

消費者教育教材
法学部倉持ゼミ(4年)では、本学の研究ブランディング事業『「寄り添い型研究」による地域価値の向上」の一環として、若者向けの消費者教育教材として次の3点を作成しました。

・フリマサービス 〜トラブル回避術〜
・気をつけよう インターネット広告の罠
・スマホゲーム 〜課金での注意点〜

興味のある方はぜひご覧ください。

学術講演会が開催されました

岡山商科大学学会学術講演会

「もっともらしい『証拠』への過信が生む落とし穴と、えん罪事件」

講師:堂島総合法律事務所弁護士 廣瀬一平先生

もう昨年のことになってしまいましたが、2018年12月6日(木)午後2時40分より、本学781教室において表題の学術講演会が開催されました。当日は痴漢のえん罪事件についてお話いただけるとあって、学生達の関心も高く、法学部はもちろん他学部の学生達・教員も多数聴講し立ち見が出るほどでした。

講演では裁判の中での証拠の位置づけや、逮捕から勾留、起訴に至る手続きを平易にご説明いただき、取り調べの様子を臨場感たっぷりに具体的にご説明いただきました。「被害者が嘘を言うはずがない」「こいつが犯人に決まっている」という思い込みによって生じたバイアスが、いかに人の判断を誤らせるかがよくわかりました。冷静に考えれば筋の通らない論証が、有罪を結論づけるための筋書きに載せられてしまうと、説得力があるもののように聞こえてしまう。裁判では証明力が高いとされる物的証拠でさえも、有罪の筋書きに無理矢理当てはめてしまえば、無実の人をえん罪に陥れてしまえる。・・・痴漢えん罪事件に巻き込まれかねない男性諸氏はもちろん背筋が寒くなる思いで聴いたと思いますが、男性ではなくとも、えん罪事件ではなくとも、こうした思い込みによる過ちというのは誰でも日常生活のあらゆる場面でも生じそうなことで、気をつけねばらないと思いました。

そして、このようなえん罪事件を無罪に導いた廣瀬先生の弁護活動はそのままドラマになりそうで、感銘を受けた法学部の学生からは「やはり弁護士という職業は粘り強く考え、依頼人を信じて戦う精神力と頭の良さが必要なのだと思った」「死刑制度に賛成だったけど、考えを改めた」等といった感想が聞かれました。