
会場準備や運営をお手伝いしてくれている学生スタッフによる感想です。
「人間は、人を助けるようにできている」
フリーランスの眼科医 服部 匡志 氏
今日の夕学は、「人間は、人を助けるようにできている」と題してフリーランスの眼科医である服部匡志先生のお話で、前期最後の講演でした。服部先生は、元々文系志望でしたが高校2年生の時に父親を胃がんで亡くされたことがきっかけで医師を目指され、4浪して医学部に入学したそうです。
数か所の病院で勤務後、ある病院の眼科に赴任し、安定して働けていたのですが、組織に入っていると、海外へ行き医療のボランティアへ行きにくいという状況があったので、病院を続けるか、辞めるかを悩んだそうです。そして、多くの患者を救いたいという思いが勝ち、病院を退職することを決めたそうです。しかし、病院を辞めたことによって肩書がなくなり海外ボランティアに参加しにくくなった事態もあったそうです。そんな困難を乗り越えて、ベトナムで無償で治療を始めました。また、ベトナム人への医療の教育や、他のアジアの国に赴き治療も進めているそうです。
今回のお話を聴いて一番心に残っていることは、他人の思考を変えるためには自分が行動をすることが大切ということです。ベトナムの医療環境は、日本と比べて、とてもひどいものです。手術開始の時間になっても助手や麻酔士などのサポートする人達が来ずに、器具の準備もしていないということがあるそうです。しかし、服部先生はそんな状況でも何時間も、何日も治療を待っている人達のことを思って一人でも手術を開始するそうです。そうした行動から、本当に患者さんを救いたいという気持ちが現地の人に伝わり、現地の人も徐々に準備や来てくれるようになっているそうです。自分の意見や思いを伝えたい時に口だけでいうのではなく、まず自分が一生懸命実践していきたいと思いました。
また、服部先生は本当に自立した働き方をしている代表例だと思います。どんな状況でも、サポートが少なくても、1人でも多くの人を助けたいという自分の信念を貫き仕事をされていました。私も社会に出て、働くようになった時には、言われたことだけをやるのではなく、企業や社会のためにはどうすればいいかを自分で考えながら行動していきたいです。

感想担当:おのっち 主に夕学講座準備から運営のお手伝い。 にこやかな笑顔とナイスな機転で協働してくれる頼もしい学生です。 商学科(FPコース)3年生