留学生トーク 第11回

留学生トーク 第11回

2018年1月11日放送

出演:経済学部経済学科4年生 周 羽茜(シュウ ウセイ)(大連外国語大学)

周さんは経済学部の4年生。進学先は東京大学大学院。国際金融を専門に学び、将来は日本で貿易関係の企業に就職したいとのこと。中国の大学では日本語を学ぶ傍ら、茶道にも触れ、「一期一会」の精神を学んだそう。「勉強したくないときは、とりあえず5分間だけやってみる。それでも勉強する気にならなかったら・・・」。続きは動画で。

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留学生トーク 第10回

留学生トーク 第10回

2017年12月14日放送

出演:経営学部商学科3年 安 叡智(アン エイジ)(東南保健大学校日本語学科)

韓国出身のアンさんは、日本の食べ物では、オムライスが大好き。日本のオムライスはとってもふわふわ。それ以上に大好きなのは明太子。「明太子は世界を守る」というアンさん。明太子クリームスパゲティ、明太子うどん、最高。フィールドスタディでは島根県で紙漉体験で和紙の葉書を創りました。将来は観光に関わる仕事をしたいとのこと。

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留学生トーク 第9回

留学生トーク 第9回

2017年11月9日放送

出演:経営学部商学科3年:金 知我(キム ジア)さん(安山国際ビジネス高等学校)

韓国出身の金さん。3年生からの編入が多い中で、1年生として入学。岡山の生活は毎日楽しすぎるというジアさん。料理が得意で、韓国料理はもとより、豚汁、お好み焼きもお任せ。今度はキムチの手作りにも挑戦予定!徳島県神山町でのフィールドスタディにも参加しました。

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広報担当から見た2017プロ野球ドラフト会議 (その3)

蔵本選手は、チームメイトに囲まれる近藤選手を、階段踊り場から見つめていました。「もし、自分が指名されなかったら、悪い雰囲気になってしまう。」

痛めた右肘の再建術を受けたのが、2年生の11月。それから手術後にリハビリを行い、球威を取り戻してから、それほど時間もたっていないのに、ドラフト指名されるのか、育成枠でも指名されなかったら・・・。

そんな想いで一人きりでたたずむ蔵本選手。その様子に気がついた野球部員が、一人、また一人と、蔵本選手を気遣い、階段踊り場へあがってきました。私からは、彼らがどんな会話をしていたのか分かりませんが、いつの間にか、数人が輪のようになって蔵本君を囲んでいました。

近藤選手の胴上げが終わり、マスコミへのリクエストに応えられたことを確認し、記者会見会場へ戻ります。近藤選手が着席し、蔵本選手も少し暗い面持ちで、着席します。しばらくして、ドラフト会議の2位以下の指名が始まりました。

近藤選手を見に来たスカウトに「もう一人、面白いピッチャーがいる」と、監督等が紹介して、注目をされた蔵本選手。球団から求められた調査書の数も近藤選手よりはずっと少なく、関係者の間では、5位指名くらいで来てくれたらすばらしいが、との予想を立てていたようです。

ドラフト指名の下位を待つ間、カメラマンもカメラを置き、記者も近藤選手の記事をまとめるため、ノートパソコンの画面に目を落としています。野球部員を始め、大学関係者は引き続き中継映像を見守っています。3位指名が次々に読み上げられる中の11球団目。

「東京ヤクルト 蔵本治孝 投手 岡山商科大学」

「!?」

「ワァッッッ!!!!」

全く予想していなかった上位指名に、マスコミ関係者も「え?」といった表情で一斉に中継映像に振り向きます。全くの不意打ちに、慌ててカメラを構えるカメラマン。盛大な拍手が巻き起こります。

蔵本選手は文字通り目を丸くしています。大方の予想に反した上位指名に、会場の歓声は長く続き、「蔵本!」と野球部員が遠く呼びかける声が響きます。蔵本選手の表情がようやく和らぎ、求めに応じて監督や近藤選手、井尻学長と握手を交わします。

ざわめきがようやく収まったところで、記者会見が始まりました。

司会が「東京ヤクルトスワローズから3位指名を受けた蔵本治孝からご挨拶を申し上げます」とアナウンスし、蔵本選手が話し始めます。

「本日は、お集まりありがとうございます。まさか自分がこんなに早く呼ばれると思って無くて、正直びっくりしています。」

続いて山陽新聞社による代表質問。

「ヤクルトからの指名、おめでとうございます。近藤選手が先に指名されて、これまでどんな気持ちでしたか?」

「近藤が先に呼ばれて、自分が呼ばれなかったらすごく悪い雰囲気になるとおもったので、早めに呼ばれて安心しています。」

「ヤクルトのチームの印象を教えて下さい」

「最近ではチームとしては低迷していると思うんですけど、自分が戦力の一つとなって頑張っていきたいと思います」

「ピッチャーとしてのセールスポイントを教えて下さい」

「真っ直ぐどんどん押していくところです。どれだけ真っ直ぐが通用するか、プロの世界で挑戦したいと思います。」

1年目の目標など、今の気持ちを誰に伝えたいかなど、マスコミ各社からの質問が続きます。

「近藤選手とおなじプロ野球選手として活躍するわけですが、どうですか?」

「セリーグとパリーグでリーグは違うんですけど、投げ合うことがあれば楽しんで行きたいと思います」

「近藤選手は蔵本選手にとってどんな存在と言えますか?」

「近藤君は、チームメイトです。」

真っ直ぐな回答に、会場に和やかな笑いが起こります。隣から、近藤選手が質問の意図をささやきます。

「あ・・・、投げ合うことがあれば、敵チームとして全力で行きます。」

「近藤選手からみた蔵本選手はどんな存在ですか?」

「僕も真っ直ぐが得意ですが、その得意な真っ直ぐで蔵本君に負けないようにしたいと思います。」

・・・

質疑応答が一通り終わり、インタビューボードを背景にした写真撮影の後、記者会見場から屋外に出て、蔵本選手の胴上げが行われます。蔵本選手のキャラクターによるものか、野球部員から蔵本コールが沸き起こります。

最後に、野球部員が近藤選手、蔵本選手を肩車し、祝福が行われました。カメラに向かって、ガッツポーズを取る二人に、今後のプロ野球界での活躍が期待されます。

竹灯篭づくり(真庭市社地区)

包括協定を締結する真庭市の社地区で竹灯篭づくりに参加しました。

社地区には立派な竹が生えています。これを活用して竹灯篭をつくり、大晦日に、佐波良(さわら)神社・形部(かたべ)神社に参拝された方に喜んでいただくというものです。

岡山商科大学からは、経営学部の学生2名、経済学部の学生1名が参加しました。

社コミュニティハウスには、社地区の皆様が続々と集まってきます。岡山県立大学の学生2名も合流。最後に商大生3名が到着しました。この日は、寒波が到来しており、早くも周囲の山頂は雪で白くなっています。時折、雪が舞うなどなかなかの冷え込みです。

最初に、社地域振興協議会の樋口会長から、「怪我の無いよう、安全に作業して下さい」とご挨拶がありました。続いて、地域おこし協力隊の篠原さんから、作業の流れについて説明がありました。

先ず、切り出した竹に岡山県立大学の学生がデザインした穴を空ける位置を示すシールを貼り付けます。シールには、12、8、4などの数字が書かれた〇印があり、それぞれ、12mm、8mm、4mmのドリルビットを電動ドリルに取り付けて、穴を空けていきます。

シールを貼る位置がずれると、デザイン全体が崩れてしまうため、慎重に貼り付けていきます。また、竹の表面によっては、貼り付きにくいものもあり、苦戦するものもあります。振興協議会の狩谷さんらも学生の作業を見守ってくださいます。

シールの貼り付けを終えると、電動ドリルで穴を空けていきます。穴そのものは簡単に空くのですが、とにかく空ける数が多い!

社地区の皆さんと協力してどんどん穴を空けていきます。同じ姿勢で開け続けていると身体の節々が痛くなってきます。また、ドリルの振動で腕がしびれてきます。

連続した作業に少し疲れた頃、休憩しましょう、とのお声がけ。

お昼は、牧原集会所に場所を変えて、地域の皆さんに準備いただいたお昼ご飯をいただきます。おにぎりに、カボチャのサラダ。具だくさんのお汁で暖まります。地区の皆さんは「おかわりはいりませんか?」、と何度も声をかけて下さり、お腹いっぱいいただきました。

コミュニティハウスに戻る途中、竹灯篭を設置する予定の佐波良神社に立ち寄ります。神社にある千年杉は今秋訪れた台風により枝が折れてしまったそうです。
地元の方に昔から親しまれていた木だっただけに心が痛みます。

午後からは、地区の子ども達が合流し、小さい灯篭に色を付けていきます。色を付けた灯篭は、火を灯すとそれぞれの色に光り輝いて美しいのです。

穴を開け終わった竹を3本組み合わせて、自立する竹灯篭が完成します。

完成した灯篭を並べて、火を入れてみます。みんなで記念撮影を行いました。

12月31日、大晦日の午後10時から行われる「やしろ竹あかり」が本番です。

社地区の皆さんと訪れた方の目を楽しませてくれることでしょう。

竹灯篭づくりは、2017年12月10日(日)10時~15時に岡山市北区表町商店街で行われる、さとまちフェスタでも体験できます。

広報担当から見た2017プロ野球ドラフト会議(その2)

清宮幸太郎選手を1位指名した球団は、実に7球団。前評判の高さから、逆に敬遠されるのでは、との噂もありましたが、高校生としては、PL学園の福留孝介選手に並ぶ、歴代1位の指名数となりました。抽選の結果、清宮選手は、北海道日本ハムファイターズが交渉権を獲得しました。

もう一人注目の、広陵高校の中村奨成選手は、2球団が指名し、本人の希望でもあった広島東洋カープが交渉権を獲得しました。

1位再指名が順次行われ、競合する度に抽選が行われます。東北楽天ゴールデンイーグルスの1位再指名でその瞬間は訪れました。中継映像から、

「東北楽天 近藤弘樹 投手 岡山商科大学」

と、読み上げられた瞬間、

「ウォッッッ!!」

会場全体が、揺れるような、大きな歓声に続いて盛大な拍手がわき起こりました。

カメラマンのフラッシュが、絶え間なく光ります。近藤選手は、隣に座る蔵本選手に「早い」と語りかけたように見えます。顔は少し紅潮し、目には、指名がありほっとしたのか、うっすらとにじむものが見えます。記者会見席に並ぶ、学長、監督、蔵本選手と握手を交わします。

ドラフト会議は残る1位指名から2位以下への指名と続きますが、直ちに記者会見が行われます。

大学による司会が始まり、最初に近藤選手から、「ドラフト1位指名をいただいたことは、本当に光栄なことだと思います。ありがとうございました。」と挨拶がありました。

続いて、マスコミ幹事社の山陽新聞から、代表質問が行われました。

「楽天は秋季キャンプを岡山で行うなど身近な球団です。球団の印象を教えて下さい。」

「活発なチームという印象です。その中に入っていけるよう頑張りたいです。」

「改めて近藤選手のセールスポイント、強みを教えて下さい。」

「まっすぐと変化球のコンビネーションが強みです。」

「プロでの目標を教えて下さい。あと目標の選手はいますか。」

「1年目から活躍したいと思っています。黒田博樹投手を目標としています。」

・・・

新聞社、テレビ局から次々と質問が寄せられる中、落ち着いて言葉を選び、答えていきます。質疑応答はおよそ15分間、行われました。他に質問が無いことが確認されると、司会から、「続きまして、胴上げを行いたいと思います。」と案内されると、近藤選手は、「えっ」といった表情で周りを見渡します。

硬式野球部員が2階の記者会見場から屋外へ集まり、胴上げの準備を行います。インタビューボード裏で近藤選手は、「え、本当にやるんですか。」と少し困惑した様子ですが、「恒例のようですので。」と伝えると、「そうですか。」と観念し、部員達の元へ向かいます。

近藤投手が下りてくると部員達が大きな歓声で迎えます。仲間に取り囲まれ、次々に祝福の声をかけられると、これまでの緊張した面持ちから、次第に笑顔が見られるようになりました。部員達に支えられ、「せーのっ!」のかけ声で、近藤選手が大きく5度、宙に舞いました。

テレビ局から、次々とリクエストが出され、部員達と共にガッツポーズをしたり、ボールを掲げたりして、およそ10分間、仲間からの祝福を受けました。

そんな近藤選手の様子を、階段踊り場から複雑な心境で見守っていたのが、蔵本選手です。ドラフト会議前、蔵本選手に近藤選手と一緒にインタビューボードの前に並ぶことを伝えたところ、「どうしても座らないとだめですか。」ととても困った表情をしていました。蔵本選手は、近藤選手が指名された後、自分が指名されなかったら折角のめでたい雰囲気に水を差してしまうのでは無いか、そのことを非常に気にしていました。

-つづく-

広報担当から見た2017プロ野球ドラフト会議(その1)

2017年10月26日に行われたプロ野球ドラフト会議において、岡山商科大学硬式野球部・近藤弘樹(こんどう ひろき)選手(経営学部商学科4年)が東北楽天ゴールデンイーグルスから1位指名、同蔵本治孝(くらもと はるたか)選手(経営学部商学科4年)が東京ヤクルトスワローズから3位指名を受けました。

当日の様子を、広報担当からお知らせします。

 

本学硬式野球部の近藤弘樹選手は、経営学部商学科4年生で、広島県安佐北高校出身です。身長186cm、体重96kg、右投げ右打ち、最速153kmの速球を投げ、3年生の時には、2017ユニバーシアード選考合宿に参加するなど、高校時代には無名ながら、入学後の弛まぬ努力により急成長を遂げ、昨年来、注目を集めていた投手です。

蔵本治孝選手は、経営学部商学科4年生で、兵庫県神戸国際大学附属高校出身です。体格は近藤選手とほぼ同じ、身長185cm、体重96kg、右投げ右打ち、最速151kmの速球を投げる投手です。高校時代にはベンチ入りの経験も無く、また、3年生の時に、右肘の手術を受け、厳しい1年間のリハビリを経ましたが、近藤選手に優るとも劣らない努力により急成長、完全復活を果たしました。2人とチームメイトの活躍により、硬式野球部は2017年度春季リーグで、5年ぶりに全国大会への出場を果たしました。

プロ野球のドラフト会議は、10月26日に東京のグランドプリンスホテル新高輪で開催されます。ドラフト会議に先立ち、近藤投手、蔵本投手の元には多くの球団スカウトが訪れ、調査書の提出を求められていたことから、指名を受ける可能性が高く、ドラフト会議当日に向けて、多くの職員が関わり、記者会見場の設営を行いました。

10月26日、13時頃、ドラフト会議で指名を受けた瞬間の選手の顔を生中継するため、TBS系列のRSKが衛星中継のできる中継車で来学されました。会場となった、学生会館2階の地域交流談話室にケーブルが張られ、テレビカメラが設置されました。会場には予め、インタビューボードと机、記者席、ドラフト会議の様子を見守る野球部員、教職員の席などが設けられています。

15時頃から、新聞社、スポーツ雑誌、テレビ局の関係者が会場に訪れはじめました。取材申込書は20社から頂いていましたが、最終的には30社、約40名の報道関係者が集まりました。北は北海道、西は山口、東は東京からと、注目度の高さが伺えます。

大学関係者と報道関係者の間で、1位指名があった場合、2位以降の指名があった場合の対応について打ち合わせが行われました。先に指名があった選手の記者会見を行っている中で、もう一人の指名が行われる可能性もあるため、慎重に協議を行います。

16時30分頃には、幹事テレビ局のRSKから、報道関係者に向けて段取りの説明が行われ、各社、取材体制に入りました。インタビューボードに一番近い位置から、床に座る形でカメラマンの皆様、テーブルにノートPCを備えた記者の皆様、その後ろにはテレビカメラが6~7台、ずらりと並びます。

17時、ドラフト会議開始。RSKから提供された番組映像を会場内3スクリーンに映し出し、野球部員、教職員、報道関係者が見守ります。最初に1位指名が行われます。球団名に続き、選手氏名、ポジション、所属が読み上げられます。球団名が呼ばれるたび、”その瞬間”を捉えるためにカメラマンが、カメラを構えます。事前の予想通り、早稲田実業の清宮幸太郎選手が複数球団からの指名を受け、会場にざわめきが起こります。

-つづく-

留学生トーク 第8回

留学生トーク 第8回

2017年10月12日放送

出演:経営学部商学科4年:金 愌奉(キム ファンボン)さん(韓国観光大学)

韓国観光大学から編入学してきた金さんは、流通・マーケティングについて学んでいます。韓国では徴兵制度による軍隊を経験して、120kgあった体重が85kgまで減ったそう。辛かったけど、いい経験になりましたとのこと。夜の鷲羽山で星を眺めて感激。

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留学生トーク 第7回

留学生トーク 第7回

2017年9月14日放送

出演:経済学部経済学科4年:黄 珊(コウ サン)さん(大連外国語大学)

黄さんは、大学院進学に向けてずっと勉強を続けてきたこと、日本の唐揚げ、焼き肉、ラーメンが好きなことをお話しいただきました。岡山は、落ち着いた雰囲気が好きだそうです。牛丼やでアルバイトをして注文を取るのに苦労をしたそうです。

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留学生トーク 第6回

留学生トーク 第6回

2017年8月10日放送

出演:経済学部経済学科4年:範 麗婷(ハン レイテイ)さん(南陽理工大学出身)

張さんは、日本で気に入ったところは湯原温泉。会席料理の美しさに感激、温泉にも入り、浴衣も着たそうです。出身の重慶市の料理はむちゃくちゃ辛いとのこと。

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