税理士特設講座が始まりました

 去る5月17日(土)に、本学大学院法学研究科が主催する「令和7年度税理士特設講座」が始まりました。この講座は中国税理士会との協定に基づいて開講するもので、租税法の基礎理論にかかわる裁判例の検討を通じて、税理士の方々が租税法の理解を深めることを目的としています。また、法学研究科開講科目「税法特殊講義Ⅰ」と合同で開講することにより、税理士になることを目指して日々研鑽を積んでいる大学院生が租税実務について意欲や知識を高めていくこともねらいとしています。

 今年度は税理士の方々から15名の申込がありました。今後、水野忠恒教授(本学大学院特任教授:一橋大学名誉教授)の指導の下、集中講義の形式で、7月まで毎月2回(合計6日間・15コマ)開講する予定となっています。

 なお、今年度から新校舎で開講することになりました。受講される税理士の方々には、繰り返し受講される方や本学の大学院を修了されている方も少なからず含まれていますが、どなたも新しい校舎が完成していることに驚いておられました。今後もわれわれは「地域と呼吸する大学」として、地域のみなさまに学修機会を幅広く提供することで、地域の発展に貢献していく所存ですが、それとともに、この講座を息の長い交流の場としてご活用くださることも期待しています。

(法学研究科:白井 諭)

【剣道部】第73回全日本学生剣道選手権大会へ2名が出場権獲得へ

全日本大会への出場権がかかる第72回中四国学生剣道選手権大会が2025年5月18日、愛媛武道館(松山市)にて開催され、本学からは男子2名が全日本出場権を獲得しました。

同大会は個人戦で、本学からは男女14名が出場。男子では出場者数256名のうち、ベスト20位以内が全日本への出場権を得ることができ、本学からは、佐藤文哉(経営・4年・四段)がベスト16、そして山本翔一(経営・2年・参段)がベスト20となり、全日本へ出場することになりました。

第73回全日本学生剣道選手権大会は、7月5日・6日に東京・日本武道館にて開催され、全国の各地区から勝ち抜いた選手により、学生剣道日本一が決まる大会です。

ぜひ、全日本へ出場する2名の選手へのご声援をお願いします!

(剣道部)

岡山県警の方にご講演をいただきました

今年も刑法の講義時間に、岡山県警の藤原警部補においでいただき犯罪被害者支援についてご講演いただきました。

今年は新校舎での実施です。

(新校舎は扉がガラス張りで、廊下から講義の様子がよく見えます)

藤原警部補は犯罪被害者支援のお話もですが、社会人として働くときの気構えと言いますか、そんなことも実体験に即して率直に話してくださり、学生はあっという間に引き込まれて、熱心に聴講していました。

 

 

最後には、犯罪被害者支援部つぼみの部長と副部長がつぼみの活動を紹介しました。

今年は他大学とも協力して何かできるといいですね。学生の自発的な活動がもう9年も途切れず続いていて、感慨深いです。

 

岡山労働局長にご講演いただきました

 本学では、毎週火曜4時限目(15:00-16:30)に「法を考える」を開講しています。この科目は、全学科の学生を対象として設置されている一般教育科目(社会力育成科目群:全学共通知識科目群)であり、実務家の経験・専門知識を踏まえたお話に接することで、現代社会や法への関心を高めることをねらいとしています。

 5月13日(火)の講義では、岡山労働局の森實久美子局長に「働き始める前に知っておきたい労働法規」をテーマとするお話をいただきました。正社員であっても非正規職員やアルバイトであっても、「働く」という営みは使用者(雇う側)と労働者(雇われる側)との契約によって成り立つものですが、構造的に労働者は、圧倒的な権限・権力を持つ使用者に対して弱い立場にあることも否定できません。この点について、森實局長からは、労働者の側が不利にならないように使用者の側が守らなければならないルールとして、賃金や労働時間・休暇など、それぞれの場面に関して多様な労働法規が定められているという解説がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 当日は71名の学生が受講し、概ね「今後の役に立つと思う」という肯定的な評価が寄せられました。今後は、弁護士の先生方をお呼びして、社会のさまざまな場面と法とのかかわりについてお話をいただく予定となっております。

(法学部:白井 諭)

【商学科】笑楽和尚を探せ! 新入生歓迎交流行事を行いました

4月28日と5月1日の教養ゼミの時間を使って、恒例の商学科新入生歓迎交流行事を行いました。

今年の行事は単に新入生同士が交流するだけでなく、学校から配布されるMicrosoft365の使い方に慣れる、特にこれからのゼミの学習で使えるように、共有フォルダの利用を実体験するという目的もあります。

共有するのは、学内をゼミに分かれて探検し、各所に隠された通称「笑楽和尚」シールがどこに貼ってあったのかを撮影した証拠写真です。

これによって、保健室やAEDの設置場所、注意看板など新入生に知ってもらいたい場所が学内のどこにあるのかを、ゼミ生同士が交流しながら確認してもらうという目論みもありました。

まず1日目の教室では、ゼミごとに分かれMicrosoft365の使い方を習い、ゼミの共有ファイルを作ります。杉本先生、ヨロシク~。

その後、各ゼミが1ないし2グループに分かれて、シールを求めて学内探検出発。学生たちは合計58か所!! に隠された笑楽和尚を見つけていきます。

見つけたら、みんなで「はいポーズ」、パチリ。

もちろん、先生の研究室はシールがなくても、要チェックです。

約1時間弱の限られた時間で、さあどれだけ見つけられたか。1日目は終了です。

2日目だよ~。

5月1日は、ゼミの各グループごとに撮影した写真を共有フォルダに挙げていきます。

あ、そうそう。これはお楽しみ行事ですから、共有するだけでなく、袋詰めのお菓子を一人一人にプレゼント。食べながらの作業です。

そして、各ゼミ内で重複した場所を除いた「笑楽和尚」を撮影した数で、1位、2位を選出し、表彰しました。1位は、何と39か所の杉本ゼミ。2位は惜しくも2つ違いで37か所の全ゼミでした。

おめでと~(表彰式・右が和尚の現物)。

また、それ以外に撮影した写真の芸術性?で、笑楽和尚賞も4ゼミに贈呈させていただきました(一部和尚の自腹・涙)。

学内を周るのにかなりしんどそうにしている学生ももちろんいましたが、「新校舎をはじめ学内各所を知ることができた」や、「ゼミのメンバーと楽しく学内探検できた」と好意的な声も多少もらって、どうにかこうにか交流行事を無事に終えることが出来ました。めでたし、めでたし。

新入生のみなさんには、学内施設をしっかりと活用して、精一杯充実した大学生活を送ってもらいたいと思っています。私たち教員職員もサポートしていきますよ~。

(笑楽和尚こと商学科長 三好 宏)

教職フィールドスタディ「第72回岡山東商業高校・倉敷商業高校定期戦」視察

5月8日(木)岡山県総合グランドで開催された「第52回岡山東商業高校・倉敷商業高校定期戦」の視察・研究に行ってきました。

参加した学生さんは、教職課程コースの講義科目「特別活動及び総合的な学習の時間の指導法」や「商業科教育法」を履修している3年生・4年生18名です。

卒業後高校の教壇に立つことをイメージしたとき、様々な特別活動(中でも学校行事)を指導するようになることを頭に置き視察を行いました。

開会式の様子

応援合戦の様子

学生の声を紹介します。

  • 開会式での選手入場行進は、吹奏楽の音楽に合わせて全員の呼吸が揃っておりとっても綺麗で感動しました。
  • 各校の応援は、各校1,000人の生徒さんの心が一つになっており学校の一体感に感動しました。
  • 選手宣誓や両校交歓をしているとき、両方のスタンドから高校生のものすごい熱気を感じました。
  • はじめてみた定期戦ですが、私も教員として是非参加してみたいと思いました。

倉敷商業高校応援合戦の様子

岡山東商業高校応援合戦の様子

  • 私は大学の2時間目の講義の関係で、開会式しか見ることができませんでしたが、東商の卒業生として東商生時代と変わらない感動をもらうことができました。
  • やっぱり伝統ってすごいなと思わされました。全校生徒が一丸となって大声で歌う、踊るこんな経験ができた東商を卒業したこと、とても誇りに思いました。
  • この行事一つだけでどれだけの人間力が身につくか図り知れません。両校のチーム力、生徒の輝きなど卒業後高校教師になる私たちにとって得られるものが沢山ありました。
  • ここまでやりきるためには、先生方のご指導はどのようにされているのかとても気になりました。
  • 各校生徒会長さんの挨拶に気持ちが表れており、聞き応えがありました。

倉敷商業高校書道部の横断幕

岡山東商業高校書道部の横断幕

(経営学部商学科 教授 吉田 信)

 

【射撃部】2025年度西日本学生スポーツ射撃選手権

岡山商科大学体育会射撃部は、2025年5月2日(木)から5月5日(日)にかけて大阪府能勢町の国体記念スポーツセンターにて開催された「2025年度西日本学生スポーツ射撃選手権」に出場してまいりました。

今大会では、阿部朱里(商学科1年)をはじめとする4名の選手が学連デビュー戦を果たし、堂々たる競技を披露しました。

団体戦では、エアピストル女子団体戦およびビームピストル女子団体戦にて優勝を収め、中四国の大学としては史上初めて両種目での優勝を達成いたしました。さらに、エアピストル男子団体戦とエアライフル男子団体戦でも準優勝という好成績を収め、チームとしての実力を示す大会となりました。

個人戦では、阿部がエアピストル女子60発競技で5位入賞、ビームピストル女子60発競技ではデビュー戦ながら見事初優勝を果たしました。井下紗彩也(法学科2年)は、エアピストル・ビームピストルの両種目で準優勝に輝き、安定した実力を発揮しました。中山惇之丞(法学科2年)は、ビームピストル男子競技およびエアピストル男女混合ファイナルにて他を圧倒する点差で優勝し、阿部との男女アベック優勝を成し遂げました。

ライフル競技では、主将・戸田陽翔(経済学科3年)が10mエアライフル男子立射60発競技において昨年に続き優勝し、見事大会2連覇を達成しました。また、多くの選手がFINAL進出(本線上位8名が進出する決勝戦)を果たし、それぞれが入賞を勝ち取るなど、部員一人ひとりが力を尽くした大会となりました。

他の支部の春季大会の全日程終了後には、6月に開催予定の全日本学生選抜スポーツ射撃選手権への出場ボーダーが発表される予定です。さらなる飛躍を目指し、部員一同、日々の練習に励んでまいります。今後とも変わらぬご声援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

また、5月19日からは弊部2年生の中山惇之丞が「ISSFジュニアワールドカップ ドイツ大会」へ出場いたします。国際舞台での活躍に向け、皆さまの温かいご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

(岡山商科大学体育会射撃部コーチ 西谷諭)

 

【商学科】闇バイト・ドラッグ防止教室「甘い言葉にだまされるな」を行いました

4月14日(木)商学科1年生 約100人を対象に「闇バイトや匿流、ドラッグ」についてのお話を岡山西警察署生活安全課の青木一真巡査部長さんからお聞きしました。青木巡査部長さんは、本学卒業生ということもあり学生時代のお話も交えて、話してくださいました。

最初にDVDを視聴しましたが、とてもリアルでまさに今の学生の皆さんの生活と同様の状況での内容であっただけに食い入るように見ていました。
大麻、覚醒剤、MDMA、向精神薬など危険ドラッグは、人の心を破壊し、止めようと思っても止められず依存症になり、結局本人は勿論家族全員が破壊されるというお話でした。悪いことをしている人間は、仲間を増やしたいとの思いで「みんなやっているよ」「一度だけなら平気だよ」「眠気が取れて勉強がしっかりできるよ」などの誘いから始まっていくようです。「おまえびびりか」「おぼっちゃんか」「就活や勉強から現実逃避したい」「やせたい」「友人に馬鹿にされたくない」という誘いがとても印象的でした。

闇バイト、匿名・流動型犯罪グループのお話では、若者が使い捨てにされている実態やうまい言葉にだまされず安易に加担しないように、また、簡単で楽、短時間で高額のアルバイトなんてどこにもないと呼びかけられました。そのほかチラシを配付されサイバー実話、ロマンス詐欺、オンラインカジノ、特殊詐欺のキャッシュカード詐欺、パソコン等のサポート詐欺、料金未納詐欺の手口などをご紹介くださり、学生の皆さんにとってはいい社会勉強になったと思います。

学生の感想をご紹介します。
今回、闇バイトや薬物乱用に関する話を聞いて一番強く思ったのは、「自分だけは大丈夫」と思っていても、少しの油断や判断ミスで誰でも巻き込まれてしまう可能性があるということです。とくに私たち学生は、社会経験が少なく、ネットの情報を鵜呑みにしてしまうこともあります。だからこそ、身近な大人に相談したり、信頼できる情報源を確認したりすることがとても大切です。
 また、こういった問題は一人で抱え込まないことが何よりも重要です。友達が怪しいバイトに応募しようとしていたり、薬物に関心を持っている様子を見かけたときは、注意したり、相談を勧めたりする勇気も必要だと思いました。そして、自分自身も「絶対に関わらない」という強い意志を持ち、危険な誘惑に負けない心の力を養っていきたいです。
 この話をきっかけに、SNSやネットの情報をうのみにせず、自分の身を守る力を日頃から意識していきたいと思いました。将来、もし誰かが同じような危険に直面したとき、正しい情報を伝えられるような人間になりたいと思います。

(経営学部商学科教授 吉田信)

 

楽しい大学生活を送ろう企画 硬式野球部をみんなで応援しよう

本学では学生の皆さんが楽しい大学生活を送れるよう、様々な企画をしています。今回は学生課企画の「楽しい大学生活を送ろう企画 硬式野球部を応援しよう」を実施しました。

現在、中国地区大学野球(春季)2部リーグ戦が開幕しており、今回は地元岡山県野球場のゲーム4試合を対象に企画し、野球を楽しみました。

新緑が綺麗な春爛漫の中、学生の皆さんや教職員が熱い声援を送りました。

第2週 4月19日(土) 岡山商大   6-7 岡山理大
     4月20日(日) 岡山商大 10-1 岡山理大(7回コールド)
     4月21日(月) 岡山商大   5-3 岡山理大
第3週 4月26日(土) 岡山商大   8-0 島根大学(7回コールド)
     4月27日(日) 岡山商大   5-1 島根大学

快晴の天気で初夏を感じさせるほど日差しがきつい中でのゲームとなり、応援に行った皆さんは日焼けが気になっていたようです。

(経営学部商学科教授 吉田信)

 

【犯罪被害者支援部つぼみ】令和7年度「子どもの安全確保」街頭啓発キャンペーンに参加しました。

4月7日月曜日、岡山駅で開催された入学・進級おめでとう「子どもの安全確保」街頭啓発キャンペーンに参加させていただきました。

  

小学校等の入学・進級の時期を捉え、JR岡山駅前において、県警察のほか、学生防犯ボランティアや岡山シーガルズの皆様と協力して「子どもの安全確保」をテーマとした街頭啓発を行いました。

数百枚あった啓発のビラは参加された方々のご協力や、興味を持ってくださった皆様方のおかげで早々に配り切りました。これからも地域の安全のための活動に積極的に参加し、安全に暮らせる街を作るために尽力していきます。


(法学部2年 加藤)