「日生カキオコまちづくりの会」の活動に約5年前から参加協力し、本学教職員が同会アドバイザーとして就任していることもあり、ホームページのリニューアルに伴い動画制作及びYouTube投稿を委託されました。
(委託期間:2020年11月1日~2021年3月31日)
日生のご当地グルメとして親しまれている「カキオコ」が本格的なシーズンを迎えつつある中、コロナ禍による外食需要の減少に対応するため、動画によりカキオコの魅力を発信し、一人でも多くの観光客に訪れてもらい、カキオコを心から味わってもらうことを目的としています。
動画は鉄板の上を中心とした構図且つ1分程度の時間で視聴できるものを複数制作するよう依頼をうけました。
委託後間もない11月12日(木)に同会の会長や代表と共に担当教員である三好教授、産学官連携センター職員、参加学生(商学科)3名で事前説明会を行い、今後の進め方や動画撮影のポイントなどをZoomで話し合いました。

カキオコ動画制作に向けて、「なんじゃろーとヨッシャー!」。
同日夕方からは、本学にて実際にカキオコを作成している様子を動画班・写真班・照明班に分かれてテスト撮影を行い、どのようにすると良い映像が撮れるか、検討しました。

日生カキオコ店舗でアルバイト経験のある卒業生を焼き手に招いて、ジュージューパチパチという焼ける音も収録。
11月17日(火)には三好教授と商学科学生2名が備前市日生町に赴き、レンタサイクルを借りて、カキオコ店舗や五味の市をめぐりながら日生の食べ物・景色を撮影しました。

参加学生は1年生から同会の活動に参加しており、地域やカキオコの魅力には明るく、自分の良いなと感じた場所を思い思いに撮影していました。

五味の市で販売しているカキフライソフトをパシャリ。
しかし、現地での撮影はコロナ禍により一時中断を余儀なくされ、急遽Zoomにて本学学生と教職員で日生での撮影時の様子や今後の動画制作について打合せを行いました。
打合せでは、「ハッシュタグ検索ができれば若者にも周知できる」、「コロナ禍に対応し、家でできるカキオコの焼き方動画を配信してはどうか」、「今後、動画を撮影する際、平日の何時頃だとお店がすいているのか」など、意見が寄せられ、11月末に行われるカキオコ役員会において話を伺うこととなりました。
しかしながら、その後、1月下旬まで課外活動が中止となったため、約2ヶ月間は11月17日に撮影した動画を編集し、同会からご意見を伺いながらの活動となりました。
そのような状況下ではありましたが、1月26日(火)カキオコの日に合わせて、第1弾となる「カキオコ食べにおいでんせぇ・鉄板編」(1分2秒)をYouTubeに投稿し、2月に新しくなった同会ホームページに公開されました。
また、2月17日(水)には改めて商学科学生1名と産学官連携センター職員で現地に赴き、カキオコ店舗にて動画・写真撮影を行いました。

撮影時にはテスト撮影において試用していた指向性マイクを使用したため、高品質な音声も収録できました。
この動画は編集した後、以下の通り、YouTubeに投稿しています。
音を重視した動画、「【ASMR】カキオコをつくる音」(2分4秒)。
プロがつくる様子を楽しめる動画、「日生のご当地グルメ・プロがつくるカキオコを楽しむ」(2分18秒)。
更に、2月22日(月)には在学中に1年生の時から同会のイベントに協力し、日生カキオコ店舗でもアルバイト経験のある、現在真庭市地域おこし協力隊として活躍する卒業生を招いて、家でつくれるカキオコの作り方動画を撮影しました。
家でつくれるカキオコ動画、「家のフライパンでつくれるカキオコ」(3分12秒)。
どの動画もハッシュタグ検索ができるように設定し、それぞれ視点の違う動画をつくることで視聴者の層が厚くなるよう心掛けました。
日生といえば「カキオコ」であり、カキオコが食べたくなる、日生に行きたくなる動画だと視聴者の方に感じてもらえれば幸いです。
2021年2月下旬には、中国運輸局が観光振興に貢献した団体や個人をたたえる「令和2年度中国地方観光振興アワード」の受賞団体として「日生カキオコまちづくりの会」が受賞し、3月の授賞式には制作した一連のカキオコ動画を流していただいきました。
今後も日生カキオコまちづくりの会の運営協力に携わり、地域振興の一助となれるよう努めてまいります。
お世話になったカキオコ店舗の店主様、備前市日生町の皆様、日生カキオコまちづくりの会の皆様、誠にありがとうございました!
↓↓ 良ければご登録ください! ↓↓
日生カキオコまちづくりの会YouTubeチャンネル
素晴らしいカキオコPR動画を作成していただき大変感謝をしております。学生さんならではの視点や表現が満載で、今までとは違ったカキオコの魅力がアピール出来ていると思います。今後とも、三好先生、中川さんにはアドバイザーとして御協力をお願いしますとともに、学生の皆さんには、楽しみながら、まちづくりに触れられる場として、当会の活動に参加していただきたいと思います。
岡山商科大学の皆様、今後ともどうぞよろしくお願いします。
日生カキオコまちづくりの会
会長 江端恭臣
江端様
コメントをいただき、誠にありがとうございます。
また、その節は色々とお世話になり、重ねて御礼申し上げます。
学生と共に、こちらも楽しく勉強させていただく機会となりました。
少しでもカキオコPRの一助となれれば幸いです。
引き続き何かご協力できることがありましたら、何なりとお申し付けください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
末筆ではございますが、皆様のご健勝と、一刻も早く新型コロナウイルス感染症が収束し、平穏な日々が戻ることを祈念しております。
(岡山商科大学・中川)