【犯罪被害者支援部つぼみ】山口由美子さんをお招きして講演会を開催します

今年も犯罪被害者支援部つぼみは講演会を開催致します。

↑クリックするとチラシのPDFがダウンロードできます。

今年は、西鉄高速バスジャック事件の被害者である山口由美子さんをお招きします。

山口さんは平成12年に起きた「西鉄高速バスジャック事件」に遭遇し、犯人だった少年から全身10か所以上を斬りつけられ、命に関わる重傷を負われました。
事件後、加害少年の背景にあった孤立や不適応の問題に真摯に向き合い、同じように居場所を失った子どもたちを支えたいとの願いから、佐賀市内で不登校や引きこもりの子ども・保護者を支援するサークルを設立。家庭や学校以外の「安心できる
居場所」をつくる活動を20年以上続けておられます。

皆様のご参加お待ちしています。

 

 

弁護士による講演会を開催しました

 11月13日(木)の4時限目に弁護士の先生方をお招きして講演会を開催しました。これは、法科大学院への進学を志望する学生を増やして法曹人口のすそ野を広げることを目的とした岡山弁護士会のPR活動として毎年開催しているものです。今回は原田優氏(兵庫県弁護士会/本学法学部2011年卒)と新木龍三朗氏(岡山弁護士会)、安彦俊哉氏(岡山弁護士会)をお迎えして、新校舎で開催することができました。

 まず、原田氏から、弁護士業務の内容と魅力・難点について紹介されました。そこでは、弁護士業務の魅力として、①収入がよいこと、②社会的信用が高いこと、③比較的に時間の自由が利くこと、④弁護士しかできない業務(独立業務)があることを挙げられました。それに対し、弁護士業務にはいくつかの難点もあるが、たとえば資格試験を突破する難しさは近年緩和されつつあり、その他の点についても弁護士に限ったことではないのではないかとコメントされました。弁護士業務については新木氏からも、人生の岐路に立たされている当事者の権利の実現をサポートするものであり、ひじょうに広範囲にわたるものであるが、その反面、やりがいが十分にあるものであるというコメントをいただきました。

 また、弁護士への道筋について、新木氏からは、前日(11月12日)に発表された今年度のデータによれば、出願者が約4,000名(受験者は約3,800人)いるうちの1,581名が最終合格を果たしており(合格率は約41%)、そのうちの3分の2が法科大学院を経て合格していることから、法科大学院でしっかりと勉強に取り組むことによって合格が可能であるといえること、社会人経験を経て法曹を志すに至った経歴を持つ安彦氏からは、いったん就職してから法科大学院に入学するルートもあることがそれぞれ紹介されました。

 今回は37名の法学部生・教員が講演会に出席しました。出席者からの質疑を通じて、法科大学院の入学試験でどのような問題が出るのか、法科大学院を修了した後(法曹以外に)どのようなキャリアパスがあるのか、法律を学び始めた段階でどのような点に心がけたかについてアドバイスをいただきました。出席者からは、「弁護士がどんな仕事なのかや実際にあった体験談や普段は聞けないような話も聞くことができて将来への視野が広がりました」「もっと勉学に励みたいというモチベーションが湧きました」などといった感想が寄せられました。

(法学部:白井 諭)

教職フィールドスタディ「岡山東商業高校で授業見学をしました」

 11月7日(金)岡山県立岡山東商業高校で「授業見学」をさせていただきました。教職課程コースで科目「商業科教育法Ⅱ」、「教育実習指導」を履修している3年生の学生さんは、来年6月に教育実習を行いますのでそのための事前学習です。また、後期の授業から模擬授業を行っていますので、自分の模擬授業と学校現場で本物の授業を比べてみようという課題を持って参加しました。

懸命にメモを取りました

生徒の学習意欲と先生の情熱を感じました

 当日は、13:00に玄関に集合し、5校時と6校時目の授業を自由に見せていただきました。同時間帯の同一科目もあり比較しながら授業見学をさせていただいた科目もありました。授業の中で、1時間の中の導入から展開、まとめの流れを研究したいとか、GIGAスクール構想による1人1台の端末の活用状況を見てみたいなどが主な研究の視点になっていたようです。

 事前学習として、研究の視点をそれぞれまとめていきました。学生は様々な視点で授業参観を計画していたようです。

・ICT機器の活用方法を知りたい
・アクティブラーニングの導入の仕方を見たい
・板書の仕方を見たい
・授業の雰囲気を知りたい
・机間指導のタイミングと声のかけ方を見たい
・1時間の中での導入、展開、まとめの流れを見たい
・教科書の使い方、補助プリントの使い方、問題集の使い方を見たい

などを事前レポートに書いていました。

 参加した学生さんの感想です。

  • 15分間の復習タイムでは学習の定着がはかれていて指導の工夫が参考になりました。
  • 休んでいる席にもプリントが配られ、ある生徒が机の上にあるプリントを机の中に入れてあげていたのを見て、優しいと思いました。こんな生徒を岡山東商業は育てているのかと感心しました。
  • 答え合わせも終わった生徒は、自分のペースで日商簿記3級の学習に励んでいました。自主自立が出来ているように感じました。
  • 他の科目のビジネス基礎との関連も説明しており、科目間の繋がりの説明も必要だと大変参考になりました。
  • 隣の席の生徒に聞いたり、Padで調べたり、先生の解説を聞いたりして生徒が自分のスタイルで学習をしていました。
  • 生徒にお話を聞くと、将来、プログラマーになりたいという生徒と教員になりたいという生徒がいました。皆さんしっかり将来設計ができていることに感心し、これがキャリア教育の成果かなと感じました。
  • 課題研究で作成したScratchのゲームを見せていただきクオリティの高さに驚きました。
  • 生徒のお話を聞いて、自分も頑張らなければと思いました。
  • 生徒が分からない問題を聞いてくれたり、9月にインターンシップに行った時のことを覚えてくれていてうれしかったです。
  • 9月のインターンシップの時もそうでしたが、廊下での全員の生徒さんの挨拶が活発だったのには、驚きました。
  • 生徒さんから学ぶことがたくさんあって、自分も生徒とともに成長していきたいと思いました。

施設設備が充実した「情報処理」の授業

真剣に画面に向かっています

こんな学校に勤務したいとの思いで記念撮影

 「ビジネス基礎」の授業です

それぞれ大変勉強になったようです。岡山東商業高校の教職員の皆様、生徒の皆様ありがとうございました。

(教職課程担当者:経営学部商学科教授 吉田信)

 

11月のキッチンカー予定表

今月も大学構内にキッチンカーが訪れます。

11月のキッチンカーの予定表はこちら。

お越しになられる販売店は下記の通りです。

弁当の販売(まるとせん)

ジャンボ唐揚げが売りのまるとせん
他にも牛肉やタンの串、お弁当なども販売されています。

お弁当はふりかけパック付き。日替わり弁当はボリューム満点。

販売日時:毎週水曜日11時30分~13時

唐揚げの販売(からあげ ほねぬき)

にんにく、しょうが、乳製品不使用の唐揚げを販売されるからあげ ほねぬきさん。

唐揚げ弁当は1つの唐揚げが大きい!!!
希少部位を使った唐揚げもあり、その時にしか買えない商品もあります。

販売日時:毎週火曜日11時30分~13時30分

お弁当の販売(穂の実

お弁当を販売されている穂の実さん。

日替わり弁当やロースカツ弁当など彩り豊かなお弁当。
大学から歩いて4分の場所に店舗もあります。

販売日時:毎週月曜日12時~13時

 

クレープの販売(みかみきすいーつ

クレープやワッフルなどを販売されるみかみきすいーつさん。

写真はクレープではなくパフェですが、確かに他のクレープよりクリームが多くて、手に持つとどっしり!
本学卒業生の方が経営されている店舗でもあります。

販売日時:27日(木)12時~13時30分

 

パンの販売(ベーカリーハウスPanda)

パンを販売されるベーカリーハウスPandaさん。

移動販売車で焼きたてパンを提供してくれます。好きなものを選ぶ時は至福の時!

販売日時:6日(木)、20日(木)12時30分~13時

ローストポークの販売(キッチンモンキー

ローストポーク丼や串などを販売されるキッチンモンキーさん。

ローストビーフ弁当、お肉がしっとりとして肉厚で幸せ。

販売日時:28日(金)11時30分~13時30分

焼肉丼の販売(キッチンぷこち

焼肉丼や牛肉キンパなどを販売されるキッチンぷこちさん。

焼肉屋の三代目がされており、初代から継いだ秘伝のたれで焼肉丼や焼肉うどんなどのメニューを作っているそうです。

販売日時:7日(金)11時30分~14時30分

 

様々なお昼で美味しくて心躍る時間をお過ごしください 😆 

(学生活動支援センター)

 

〈経済学部通信〉私の好きなこと

今回は三谷先生よりご寄稿いただきました。


私は絵をみるのが好きだ。もともと、小さい時から絵をかいたりすることが好きであったが、あまり展覧会などに行く機会はなかった。しかし、18歳で上京してから美術館や展覧会で絵をみる機会が増えるにつれて益々好きになった。ある時、池袋のデパートでの展覧会で後期印象派のボナールの「ミモザのみえるアトリエ」という絵をみてはまって・・・・しまった。赤や黄色の原色を大胆に使って南仏の明るい庭に面した部屋を描いた作品であった。大都会の雑踏に圧倒され、心細い生活を送っていた私は一縷の光をみたような、救われたような気がした。

就職後、人事院の留学制度で2年間フランスに留学する機会を得た。渡仏するとすぐにエックス・アン・プロヴァンスやマントンなど、南仏の風光明媚な町で語学研修を受けた。セザンヌやモネ、ゴッホなどの印象派の絵が描かれたところである。セザンヌのアトリエにはりんごが絵に描かれた当時のまま置かれていた。ゴッホの絵に描かれた夜景もその当時のままであった。感激した。

ところが、その後ストラスブールやパリの大学に通って勉強していた頃に、大変厳しい試練が待っていた。当時のフランスの通貨フランが円に対し、急騰したのである。日々の生活にも困るようになり、ギリギリの生活を強いられた。しかし、このことはフランス社会の底辺の生活実態を知る上では貴重な体験であった。特にパリのアパートに住む年金生活者のつつましい生活やそれを支えるパンの公定価格等しっかりした社会福祉制度があることを学んだ。ありがたかったのは、当時フランスでは国立の美術館は日曜日には入館料が無料になることであった。たまたま、住んでいたアパートがルーブル美術館のすぐ近くにあったため、貧乏学生でも日曜日ごとに通うことができた。当時は観光客も少なく、モナリザなど、西洋美術の粋を集めた世界有数の美術館をいわば独り占めできたのである。至福の時を過ごした。

その後も旅行や出張、海外勤務などで国内外のすばらしい美術館を訪れる機会があり、実にさまざまな絵を楽しむことができた。中でも印象的だったのが、パリのグランパレでみたフェルメールの「デルフトの眺望」(右図上, Google Art&Culureの絵葉書版より)とアメリカのワシントンのナショナル・ギャラリーでみたゴッホの「ばら」(右図下、同)である。いずれも、気がめいっている時には元気をもらえそうな絵である。

岡山県にも名画がたくさんある。中でも瀬戸内市のオリーブ園で長年風景画を描いてこられた佐竹徳画伯の絵がすばらしい。瀬戸内の明るい光の中にオリーブの緑が映え、遠くに見える島や海との調和が美しい。牛窓の瀬戸内市立美術館には画伯の経歴とともに絵が展示されている。また、倉敷の大原美術館には西欧絵画を中心にわが国屈指のコレクションがある。最近、そこにフランスの後期印象派のシダネルという画家の静謐な絵があることを知った。ぜひ、時間を作って観に行きたいと思っている。

 

好きなことは思い浮かべるだけでも楽しい。
(経済学部 三谷直紀)

佐竹徳「オリーブ園」
瀬戸内市立美術館蔵
瀬戸内市立美術館のWebページより

【犯罪被害者支援部つぼみ】第60回商大祭にて模擬店出店および被害者支援パネル展示を行いました

10月25日・26日に開催された第60回商大祭にて、犯罪被害者支援部「つぼみ」では、模擬店の出店と、犯罪被害者支援に関するパネル展示を行いました。

今回展示したパネルは、本年度より開始した新たな取り組みであり、つぼみと、被害者支援大学生ボランティア「あした彩」の学生が、約半年間にわたり協力して制作した“被害者紹介パネル”です。

つぼみが主導となり、被害者やそのご遺族の想いを伝えることを目指し、他大学の学生や関係機関、そしてご遺族の方々と相談を重ねながら、試行錯誤を続けてきました。

パネルの数は最初の予定より少なくなりましたが、だからこそ、ひとつひとつの想いがしっかり届くように大切に作りました。

また、模擬店では、熊本県の被害者ご遺族である深迫祐一さん・祥子さんが営まれている「calmest coffee shop」様よりコーヒー豆をご提供いただき、アイスコーヒーを販売しました。

熊本のコーヒーを味わっていただくともに、深迫さんご夫妻が進められている「コーヒー×被害者支援」という取り組みを、岡山の学生にも知っていただく機会となりました。

深迫さんには多くの助言や励ましをいただき、準備段階から大変お世話になりました。

併せて、部員のアイデアによりベビーカステラも販売し、多くの方にお楽しみいただきました。

また、展示をご覧いただけるよう、ショップカードや部員による声掛けなど、導線づくりにも工夫を凝らしました。

なお、模擬店の収益は、犯罪被害者支援を行う団体へ寄付させていただきます。

短い期間での無謀な挑戦ではありましたが、あした彩の皆様、ロータリークラブの皆様、岡山県警被害者支援室の皆様、パネル制作にご協力いただいた被害者ご家族の皆様、深迫様、そしてつぼみのメンバーには、心から感謝しかありません。

改めて、本当にありがとうございました。

今年だけの取り組みだけで終わらせることなく、いただいた想いとつながりを、これからも続けていきたいと思います。

今後とも、犯罪被害者支援部つぼみをどうぞよろしくお願いいたします。

(法学部3年 土田)

刑事施設見学「丸亀少女の家」(女子少年院)に行ってきました

毎年恒例の刑事施設見学です。

今年は丸亀少女の家(女子少年院)に行きました。

いろんな刑事施設に行きますが、女子の施設は数も少なく、これまでなかなか行くことがありませんでした。

女子少年院には14歳から20歳までの女子が入っています。他の刑事施設に比べると、柔らかい雰囲気で、法務教官の方も優しそうな、柔和な雰囲気の方が多い印象を受けました。若年層女子は男子に比べると薬物事犯が多い傾向が顕著に読み取れますが、日々暴力を振るわれたり怒鳴られたりという環境にいた人が多いということで、施設内では自分や自分がやったことと向き合う上で、安心できる環境であることが重要なのだろうと思われました。

たくさん質問をさせていただき、施設の方には、大変丁寧に施設での処遇や、出院の際のあれこれについて教えていただけました。ありがとうございました。

少し早めについてしまったので、ちかくの海で少しだけ時間を潰しました。大変爽やかで気持ちいい気候で、海がきれいでした。

 

【おまけ】

四国、香川県といえば別名うどん県ですよね。お昼は大変おいしいうどんを、みんなでいただきました。こんなおいしいうどんが当たり前に毎日食べられる香川県の人、うらやましい!

 

【射撃部】「わたSHIGA輝く国スポ2025」岡山県代表 中山惇之丞(法学科)エアピストル成年男子種目大会2連覇の快挙達成!

2025年10月4日(金)から10月7日(火)に大阪府能勢町ライフル射撃場で開催された「第79回国民スポーツ大会【わたSHIGA輝く国スポ2025】」に出場いたしました。4月に始まった県予選記録会、8月のブロック予選を勝ち抜き、今年は本学から4名の選手が国スポ本選へと駒を進め、それぞれが見事な活躍を見せてくれました。

大会に先立ち、9月26日(金)には本学で国スポ出場選手の壮行式が行われ、井尻昭夫学長より温かい激励の言葉が贈られました。選手たちは各県・大学の代表としての誇りを胸に、それぞれの会場へと旅立ちました。

10mエアピストル成年女子60発競技には、香川県代表として法学科2年生の井下紗彩也選手が出場。昨年7位入賞という好成績を収めており、今年はさらに上位を目指して臨みましたが、惜しくも20位という結果となりました。井下選手は「来年の青森国スポでは必ず結果を出したい」と、早くも次の挑戦に意欲を燃やしています。

10mエアライフル成年男子では、広島県代表の新井悠斗選手(法学科1年)と、徳島県代表であり射撃部主将の戸田陽翔選手(経済学科3年)が出場。新井選手は大学入学後の自己ベストを更新するも、全国の壁は厚く34位で大会を終えました。一方の戸田選手は、安定した射撃を続け、見事5位でファイナル進出。決勝では一時7位まで順位を落とすも、驚異的な集中力で立て直し、最後は3位まで順位を巻き返し、堂々の表彰台に立ちました。翌日の10mエアライフル成年MIXでは、明治大学の泰地選手とのペアで出場し、日本ジュニア記録まであと0.6点に迫る好成績。惜しくも福井県・滋賀県ペアに届かず3位でしたが、ブロンズメダルマッチでは圧巻の射撃で佐賀県ペアを下し、見事銅メダルを獲得しました。

この4名の選手の活躍は、日頃からご支援くださる皆さまのお力添えあってのものです。心より感謝申し上げます。

また、監督の岡田直也氏(綜合警備保障㈱)も10mライフル成年男子で出場し、本選・ファイナル共に日本新記録を樹立しての優勝という快挙を成し遂げました。

さらに、2020年度卒業の射撃部1期生・石川海渡選手(丸亀市役所)も香川県代表として10mエアピストル成年種目に出場し、卒業後も変わらぬ実力を発揮しました。

今後は10月の全日本学生スポーツ射撃選手権(栃木県・宇都宮)、11月の全日本スポーツ射撃選手権(宮城県・石巻)での優勝を目指し、さらなる飛躍を誓っています。特に中山選手は11月にエジプト・カイロで開催される世界選手権への出場も決定しており、その活躍が大いに期待されています。

これからも岡山商科大学体育会射撃部は、支えてくださる皆さまへの感謝を胸に、より高みを目指して努力を重ねてまいります。引き続き、温かいご声援をよろしくお願いいたします。

(岡山商科大学射撃部コーチ 西谷 諭)

 

大学祭にて模擬裁判を実施しました(海上保安大学校・香川大学刑法ゼミ生にも参加してもらいました)

今年も大学祭にて模擬裁判を開催しました。

今年は無謀にも、2つの事件を審理しました。

①夫のモラハラにより婚姻関係が完全に破綻した夫婦において、夫を病院に行かせなかった妻に保護責任者遺棄致死罪が成立するかどうか

②女性を拘束した上で不同意性交を行おうと企図したが、拘束しようとする段階で死なせてしまった場合に不同意性交等罪の実行の着手が認められるかどうか

今回は初めて本学図書館2階の模擬法廷を会場に実施し、より法廷っぽい雰囲気を味わっていただけたかと思います。85席の傍聴席を設営しましたが、どちらの回もほぼ満席でした。近年、一般の方の傍聴も少しずつ増えてきて、とてもうれしいです。

そして今回は、海上保安大学校、香川大学でそれぞれ刑法を学んでおられる学生さんと先生方もお越しくださり、グループワークに参加していただけました。遠路はるばる33人の学生さんと2人の先生、大変ありがとうございました。

先生方には裁判員席に座っていただき、しかも裁判員の台詞を言わせるという無茶ぶりをしてしまいましたが、こちらがびっくりするほどノリノリで、ぶっつけ本番とは思えない迫真の演技をご披露くださいました。こんなことならもっと台詞を増やしておけば良かったですね・・・。

模擬裁判後は意見交換や交流も出来、学生にとっても教員にとっても、お互いに良い刺激になったのではないかと思います。

 

公務員試験合格者座談会を開催しました

10月22日、公務員試験合格者座談会を開催しました。

在学生にとっては合格した先輩から、直接合格の方法論を聞けるチャンスです。今回初めて新校舎ホールで開催しました。すべての学部から公務員試験合格者が出ておりますが、今回法学部から6人、経済学部から1人登壇してもらいました。

公務員にもいろいろな種類がありますが、大学の課外活動や講義の中でその存在を知り、積極的に情報収集してインターンや説明会、イベントに参加して、自分の志望先を模索していったお話を聞くことができました。

勉強方法にしろ情報収集にしろ、昭和世代には思いもつかないような方法論を学生さんはたくさん持っていて、主催した教員側にとっても大変勉強になりました。

この座談会に登壇してくれる学生さんはみんな、とても親切で協力的で、積極的に後輩達に向けてアドバイスをしてくれていました。公務員試験と就活を経て成長した、いきいきとした皆さんのお話を聞くことが出来て、本当に教員としてもうれしく思いました(何しろ1年のときから見ているので・・・)。

聴講した後輩達もみんな真剣な顔で話を聞き、一生懸命メモを取っていました。会の終了後も、登壇者に個別に相談する参加者もたくさんいました。

後輩の皆さんには,是非次回の座談会登壇者になっていただけるよう、意欲的に頑張ってほしいと思います。