〈経済学部通信〉2025年度1年生プレゼンテーション大会

毎年恒例となった1年生のプレゼンテーション大会のご報告です。今年度は7月12日(土)に全チームによる予選が,14日(月)に予選を勝ち上がった3チームによる決勝戦が行われました。

今年のテーマは,

  • 少子化対策
  • 若者の投票率を上げるには
  • 観光業のこれから

の3つでした。各ゼミが3グループに分かれてそれぞれのテーマについて調べ,考えたことを発表しました。

開会式
緊張の発表の順番決め
真剣に発表を聞いています
鋭い質問が飛び交いました
いかに内容をわかりやすく伝えるか,工夫しました

発表後,学生と教員でプレゼンテーションの評価を行い,少子化対策のテーマでは伊藤ゼミ,投票率のテーマでは石原ゼミ,観光業のテーマでは國光ゼミがそれぞれ決勝戦へと駒を進めました。

 

そして翌々日の決勝戦。予選で高い評価を受けたチームだけあって,どのチームのプレゼンテーションも内容だけでなく話し方や資料の見せ方においてもレベルの高いものでしたが,学生による投票により,伊藤ゼミのチームが見事優勝を勝ち取りました。

 

決勝戦:観光業についての発表(國光ゼミ)会場は熱気に満ち溢れています!
決勝戦:少子化対策についての発表(伊藤ゼミ)
決勝戦:若者の投票率についての発表(石原ゼミ)
表彰式。優勝は伊藤ゼミでした!

今年度のプレゼンテーション大会では,発表後の質疑応答が白熱していたことが印象に残りました。是非この積極性を活かして残りの大学生活を良いものにしてくれることを願います。

(経済学部 熊代和樹)

〈経済学部通信〉新人シニア教員をどうぞ宜しく

今回は今年度新任教員の自己紹介第3弾として森川公隆先生にご寄稿いただきました。


皆さん初めまして。 今年4月より、経済学部の専任教員となりました森川です。 私は、1982年3月に大学を卒業した後、2024年5月まで42年以上に亘って、日本の金融機関で経済調査、投資戦略立案、アジア調査、機関投資家業務、株式運用調査、財務・管理会計報告および財務リスク管理、中国における固定資産譲渡、中国に新設された証券会社の業務支援などの実務に携わって参りました。このように、専ら実務経験しかなく、学術的な貢献に乏しいものを教員として迎え入れて下さったことは、本学の実学重視のお陰であり、大変感謝しております。

前期は、経済学部で中国経済事情、数学演習、証券アナリストの経済分析基礎、などの科目に加え、金融リテラシー講座(基礎編)も、井尻先生、佐々木先生と共に担当しております。
数学演習は、学生の皆さんの学習意欲が高く、私も久し振りに高校の数学II&Bや数学IIIの参考書を紐解きながら、一緒に勉強させて頂いております。中国経済事情や証券アナリストの経済分析基礎は、内容が広範囲なので半期1コマで終えるためにはかなりのスピードで講義を進めて行かなくてはなりませんが、学生の皆さんにも一生懸命付き合って貰っています。講義中の写真も撮ってくれて、どうも有難う!

数学演習
講義の風景

 

プライベートで悩んでいることは、①玄関に置いてある鉢植えのラベンダーが水平方向にしか拡がらず、なかなか垂直に伸びてくれないこと、②同じくグリーンネックレスが、中々勢いよく成長してくれないこと、でしょうか。
グリーンネックレスは、一時絶滅しかけたのがここまで盛り返してくれたので、何とか頑張って欲しいと思います。植物を育てる際、水遣りをしながら声を掛けるのが良い、という話しを良く耳にしますが、学生の皆さんと接する際も、コミュニケーションを大切にしたいと思います。

ラベンダー
グリーンネックレス

自己紹介の最後に、写真をあと2枚用意しました。 
1枚目は、昨年8月に土佐カントリークラブへ行った時のものです。実は58歳の時に、埼玉県のこだまゴルフクラブの親会社役員となったのをきっかけに、初めてクラブ一式を買い揃えてゴルフを始めました。もう身体の芯も硬くて不器用なので中々巧く行きませんが、偶にゴルフボールにドライバーが命中すると、気分が爽快になります。
もう1枚は東京2020大会(実際に行われたのは1年遅れの2021年夏)の時、企業ボランティアとしてオリンピック・パラリンピック選手村の運営支援に当たっていた時のものです。オリンピック開会式の入場行進を円滑に進めるために、選手村から各国選手団を次々にバスでスタジアムまで送り出す訳ですが、バスの出発が1分でもずれると拙いので、実はかなり大変でした。私は、太平洋の島国ツバルの選手団を、バスへ誘導する係でした。また、中央アジアのウズベキスタン選手団のお世話を担当したのも、貴重な体験でした。実は選手村で撮影した写真は、当時SNSなどへアップするのを大会組織委員会が制限していたのですが、流石にもう時効だと思われますので、今回初めて第三者に公表する次第です。

土佐カントリークラブにて
東京2020オリンピックでのボランティア

以上、これから皆さんと一緒に頑張って参りますので、齢65歳のシニア教員に、どうぞ宜しくお付き合い下さい。

(経済学部 森川公隆)

〈経済学部通信〉着任のご挨拶(マクロ経済学担当 劉 政達)

今回は本年度着任の劉政達先生にご寄稿いただきました。


こんにちは。2025年4月より岡山商科大学経済学部に着任いたしました劉 政達(リュウ セイタツ)です。中国出身で、日本には三年次編入生として来日し、本学で修士課程を修了した後、神戸大学大学院経済学研究科に進学し、博士(経済学)を取得しました。そして今年、こうして母校に教員として戻ってくることができ、大変光栄に存じます。

私の専門はマクロ経済学および開発経済学で、特に中国における労働市場の構造変化や、都市と農村の所得格差の動態に関心を持って研究しています。2024年9月には、神戸大学で開催されたカンファレンスにて、博士論文の一部である「中国の労働市場におけるルイス転換点の到達に関する実証研究」について報告を行いました。図表を用いながら、中国経済の発展と都市化の進展が労働市場に与えた影響について説明し、多くの先生方から貴重なご意見をいただきました。

神戸大学でのカンファレンス

本年度は、「特別演習(大学院進学対策)」や「マクロ経済学B」などの科目を担当しております。学生の皆さんとともに、研究の面白さや経済的な視点を共有できるよう、日々努めてまいります。

(経済学部 劉政達)

〈経済学部通信〉環境経済学をほんのすこしだけ

今回は4月に着任した伊藤泰規先生にご寄稿いただきました。


みなさんこんにちは、すっかり汗ばむ季節になりましたね。今回の経済学部通信では本年度より助教に着任した筆者の専門について、ほんのすこし紹介します。

私たちの暮らす社会経済システムでは、石油や天然ガスなどの化石エネルギーを電力や自動車の原動力に換えています。化石エネルギーを消費する際には燃焼され、温暖化ガスが排出されます。温室効果ガスが増加すると、地球の気温が上昇し、地球温暖化を引き起こします。このままの暮らしを続けると、私たちの世代が死ぬまでに暮らしていくことが難しくなるほどの暑さになると言われています。

現在、原油価格に影響を与えるような戦争や国家間の緊張関係が起こっています。このような状況では、より炭素強度の非効率的なエネルギーが使われ、温暖化ガスの増加に拍車をかけることが研究の集積により分かっています。

一人ひとりの手に負えないこのような状況において、私たちはどのような形で温暖化を引き留めることができるでしょうか?環境経済学では、この問題を外部性として、その責任を社会経済システムの中に組み込んで改善する術を学びます。

 

ひとつ、私たちが比較的簡単に実践できる手法がESG投資です。

「環境(environment)、社会(social)、企業統治(governance)に配慮している企業を重視・選別して行う投資。ESGはそれぞれの英語の頭文字をあわせたことばである。環境では気候変動対策や生物多様性の保護活動、社会では人権の保護や地域貢献活動、企業統治では法令遵守、社外取締役の独立性、情報開示などを重視する。」『日本大百科全書(ニッポニカ)』

私たちは投資によって企業の環境活動を応援することを通じ、地球環境の保護に貢献することができます。学生の皆さんも在学中から投資に興味を持っている場合には是非一度、環境活動に力を入れている企業について調べてみてください。

(経済学部 伊藤泰規)

 

引用文献

小学館. “ESG投資”. 日本大百科全書(ニッポニカ). 2025

〈経済学部通信〉2025年度新入生合宿

4月5日,6日の二日間,岡山市立少年自然の家にて新入生合宿が行われました。

 

初日はレクリエーションや経済学を題材としたゲーム,野外炊事を通じて学友との連帯を強めました。

入所式①
入所式②
入所式③
レクリエーション
野外炊事①
野外炊事②

二日目にはグループディスカッションの方法やメールの送り方など,大学や社会で求められるスキルについて学びました。

 

 

研修の様子①
研修の様子②
研修の様子③
研修の様子④

 

これから4年間,楽しく勉強しましょう!

(経済学部 熊代和樹)

 
 
 
 
 

〈経済学部通信〉2024年度 近畿大学との合同ゼミ

 3月13日と14日の二日間にわたり、近畿大学石村ゼミと岡山商科大学経済学部池田ゼミ、井尻ゼミ、熊代ゼミとの合同ゼミが行われました。この合同ゼミは毎年の恒例イベントとなっており、3回目の開催です。今回の幹事校は岡山商科大学で、完成したばかりの新校舎(11号館)のイベントホールを使用しました。

 1日目は各ゼミの1年間の研究内容を発表するプレゼンテーション大会を実施しました。環境や観光、農業、生成AI、野球のFA (フリーエージェント) 制度など、それぞれのチームが関心を持ったテーマについて、経済学的な観点から分析した内容を発表しました。

 2日目は近畿大学の石村先生による、グループディスカッションとディベートの実践演習を実施しました。就職活動が本格化する3年生にとって必要なスキルを学びました。

2日目の最後は学内の中庭でBBQをして、大学の垣根を越えて親交を深めました。

(経済学部 熊代和樹)

〈経済学部通信〉春を迎えて

今回は韓雲冬先生にご寄稿いただきました。


目まぐるしく変化している世の中…

「どうしよう、このままじゃだめだろう」と

時々自問、自責の念に駆られ、濃霧の中にいるわたし

 

そんな時には決まって

「誰か 教えてくれよ」とひそかに、願っているわたしがいる

 

でも、「そんな人って、都合よく現れてくるはずはない」、

「まずきちんと自分をやれ、自分を!」と厳しく、叱責してくれるもう一人のわたしもいる

 

……

 

そして、ついにいま 決心がついた、

「まずきちんとこの自分をやる!」と

 

そうしたら、濃霧の中をひとすじの光が!

 

 

「春はどこ 春はどこ 春はあの幼稚園児の瞳の中…」

中国の春を歌う童謡の一節が脳裏に浮かんでくる

 

そうだった

変わるが世の常

変わるが変わらないのもまた世の常

 

その理を改めて気づかせてくれた春先の陽気日に。

(経済学部 韓雲冬)


編集者注:中国の童謡『春天在哪裡』より

〈経済学部通信〉2024年度 第12回経済学部3年次ゼミ対抗プレゼンテーション大会

2025年1月11日に本学アクティブラーニングルームにて3年次ゼミ対抗プレゼンテーション大会が開催されました。

本大会は研究演習3年(ゼミ)の集大成を報告するため,毎年開催されています。本年度は以下の8チームが参加しました。

  1. 國光類ゼミ「ナッジを活用した食品ロスの削減」
    近年問題となっている食品ロスについて行動科学の視点から説明するとともに,規格外品を活用した商品を大学祭や地域の祭で販売した実績を報告しました。

    國光ゼミの発表
  2. 星野聡志ゼミA「ふるさと納税〜地方創生につながっているのか」
    ふるさと納税の制度に概観し,ふるさと納税による寄付金収入がその地域の暮らしの改善につながっているかを探りました。

    星野ゼミAチームの発表
  3. 星野聡志ゼミB「2030年に向けたエネルギー政策」
    日本におけるエネルギーの自給率やエネルギー効率の改善への取り組みなどについて,過去から現在に至る推移を報告しました。

    星野ゼミBチームの発表
  4. 田中勝次ゼミ「干拓地のキャベツ栽培」
    ゼミ活動として関わっている笠岡市の干拓地における農業について,栽培の状況や直面する問題について紹介しました。

    田中ゼミの発表
  5. 佐井至道ゼミ「自転車に関する道路交通法の改正について」(ビデオ参加)
    昨年11月に行われた道路交通法の改正に注目し,日本や海外の現状について紹介しました。また,本学学生を対象として本改正の認知度に関するアンケートを行った結果を報告しました。
  6. 熊代和樹ゼミA「生成A Iの導入とゲーム」
    競争関係にある二企業がそれぞれ業務に生成AIを取り入れるかどうかの戦略的状況について,ゲーム理論を使って分析した結果を報告しました。

    熊代ゼミAチームの発表
  7. 熊代和樹ゼミB「ダムの放水量調整に関する分析」
    ダムの持つ,水不足への備えという側面と洪水を防ぐ働きという側面に注目し,最適な水量管理について理論的に分析した結果を報告しました。

    熊代ゼミBチームの発表
  8. 熊代和樹ゼミC「ゲーム理論からみるFAの選択」
    度々話題になる野球選手のFA(フリーエージェント)制度について,選手間の競争に注目してゲーム理論の観点から分析した途中経過を報告しました。
熊代ゼミCチームの発表

 

なお,今回の大会開催にあたっては,準備や司会進行を山下賢二ゼミのゼミ生が担当してくれました。

全てのチームの発表後に学生と教員で投票を行い,スライドのデザイン賞,スピーチ賞,総合順位の選定を行いました。受賞チームは以下の通りです。

1位 熊代和樹ゼミBチーム
2位 國光類ゼミ
3位 田中勝次ゼミ
デザイン賞 國光類ゼミ
スピーチ賞 熊代和樹ゼミCチーム
1位 熊代ゼミBチーム
2位 國光ゼミ
 
3位 田中ゼミ
 

スピーチ賞 熊代ゼミC

受賞チームはもちろん惜しくも受賞に至らなかったチームも,各チームが自分たちの定めたテーマについて理論,データ,フィールドスタディといった様々な切り口で深く学び,考えたことについて共有でき,非常に刺激的な大会となりました。

 

(経済学部 熊代和樹)

〈経済学部通信〉英語でレクチャー

今回は三谷直紀先生にご寄稿いただきました。


このたび、本学で初めて英語で労働経済学の講義をする機会を得た。その経験を少しお話ししたい。

実は、私はその昔フランスのオルレアン大学(ジャンヌ・ダルクで有名なオルレアンにある大学)に客員教授として招かれ、フランス語で日本の労働市場について講義をした経験がある。準備は大変であったが、現地の大学生には真剣に講義を聴いてもらった。現地の言葉で直接対話をすることによって、その当時のフランスの学生が持っていた悩みや希望なども聞くことができ、「現地語」の持つコミュニケーション力を実感した。

今回はふたを開けてみると、私の授業を受講してくれた学生は留学生9名+日本人1名の少数精鋭の諸君であった。「現地語」は日本語であり、留学生諸君も流暢に日本語で話ができる。また、学生諸君に受講動機を聞いてみると、日本の労働市場に興味をもっているからという答えが多かった。日本語でやれば日本の労働者の心情など、日本社会の機微にもふれることができよう。ならば、なぜ英語で講義をやる必要があるのであろうか?

テーマは日本の雇用システムの特徴としてよく挙げられる「三種の神器」(すなわち終身雇用、年功賃金及び企業別労働組合)を取り上げた。英米の学者による著作も参考にしたが、やはり日本に対するエキゾチシズムを強調する面がみられた。また、日本の研究者による文献も古いものほど日本特殊論的傾向が強いと感じられた。そこで、今回は、徹底して経済理論と実証データで検証された科学的手法による研究成果のみを講義の対象とすることとした。

今回講義をする上で最も役に立ったのは、アメリカの大学の労働経済学の教科書(特に、ハーバード大学のBorjas教授のLabor Economics)とOECD(経済協力開発機構)の報告書であった。というと、アメリカの労働市場は流動的であることが常識であり、終身雇用などほど遠いのではないか、そのような労働市場を分析したアメリカの教科書がなぜ役に立つのだろう?という疑問が湧くかも知れない。実際、統計データをみるとアメリカは日本に比べて転職率が高く、流動的である。しかし、年齢別にみると、転職率が高いのは主に20歳代の若い層であり、30歳代半ばに入るとアメリカでも転職率が下がり、終身雇用といわれるような状態になる。さらに、アメリカでも年齢とともに賃金が上がる年功賃金は一般的にみられる。こうした終身雇用や年功賃金という研究テーマはアメリカでも1970年代以降盛んに研究された。今日有力な理論仮説とその検証は主にアメリカの研究者によるものである。

日本では企業別労働組合という特殊な労使関係なので、組合の力が弱い、他の先進国は主に産業別労働組合であるから交渉力が強いといった言説がその昔主流であった。しかし、OECDが2010年代半ばに実施した加盟各国に対するアンケート調査によれば、労使の実質的な団体交渉は多くの国で各企業単位で実施されており、企業別労働組合こそが主流であり、産業別労働組合は少数派であることが明らかになった。昔の研究者はきちんと調査した統計を見ておらず、勝手な思い込みが強かった?!

今回私自身もいろいろな知見を得ることができ、勉強になった。それは、英語で教えるという機会があったからである。今日主要な学術的知見は英語で書かれ、世界に広がっている。英語で講義を行ったからこそ、より広い見地から「日本の雇用システム」の理論と実際にせまることができたのではないかと思われる。つまり、「国際共通語」としての英語の力によって、自分勝手な思い込みを廃し、最新の理論や実証研究の成果をより深く話すことができたのではないかと思う。

英語は単に英語圏だけの「現地語」ではなく、「国際共通語」としてこれからますます重要になると考えられる。AIの時代でもそれは変わらないのではないか。真の創造性を生む「逸脱」はまだ機械には無理であろうから。

(経済学部 三谷直紀)

日韓大学生未来フォーラム -ソウル研修-

(財)李煕健韓日交流財団が主催する、「第9回日韓学生未来フォーラム」に本学の学生2名が参加しています。日韓相互理解を目的として、両国の学生29名と関係者10名が集まり、ワークショップや交流会が行われます。2回ある研修のうち、今回は8月30日~9月2日に開催されたソウル研修の体験記を報告します。

ソウル 勤政殿にて
 

丸川真輝帆 (経営学部3年)

 私は社会・文化のワークショップに参加し、日韓ドラマ・映画における社会的メッセージと影響、社会的変化について討論しました。討論会では日本側が質問をし、韓国側が答え両国の意見交換をしました。意見の質や内容が濃く、たくさんのことを学べました。普段、経験することができないことまで経験できすべてが新しく、新鮮でした。すべての日程をみなさんと一緒に過ごし、たくさん交流することができました。

フォーラムに参加したことで留学とは違う、また新しい経験ができたくさんのことを感じました。日韓の社会問題を考えさせられるとてもいい機会になりました。言語が違う中でコミュニケーションをとろうとする皆さんの姿が印象的でした。

次は岡山です。岡山と大阪の日本研修でも頑張りたいです。

日韓の学生交流

臼杵来望(経済学部3年)

ワークショップを通じて、日韓関係の改善策を模索しました。言語を超えて相手の気持ちや意見を汲み取ることができたのは、交流会の大きな収穫でした。日本と韓国は文化的に似ている点が多いです。互いに尊重し合うことが、今後の関係改善において重要だと思いました。

私にとって初めての海外研修でしたが、韓国の学生は温かく迎えてくれました。日本語と韓国語を交えたコミュニケーションは、非常に楽しかったです。3泊4日という短い期間ではありましたが、たくさんの学びと発見がありました。11月には日本研修がありますので、日韓友好に貢献できるように頑張りたいです。

 

ワークショップの様子