【射撃部】令和7年度JOCジュニアオリンピックカップ 大会史上初エアピストル男女アベック優勝!

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 令和7年9月12日(金)から9月15日(月)にかけて、埼玉県長瀞総合射撃場において「令和7年度JOCジュニアオリンピックカップ 兼 第36回 ISSFジュニアスポーツ射撃競技選手権大会」(公益社団法人日本ライフル射撃協会主催)が開催され、本学射撃部からも選手が出場いたしました。

 本大会は、国内U-21カテゴリーの選手が一堂に会するジュニア・ユース世代の最高峰ともいえる大会であり、将来の代表選手を目指す多くの若手が参加しました。本学からは、エアライフル男子立射60発競技に戸田陽翔選手(経済学科3年生)、エアライフル女子立射60発競技、濱野七海(経営学科1年生)と浦上奈緒(法学科1年生)、エアピストル男子60発競技に中山惇之丞選手(法学科2年生)、エアピストル女子60発競技に井下紗彩也選手(法学科2年生)と阿部朱里選手(商学科1年生)が出場しました。

 昨年度優勝者の中山選手は、予選を1位で通過しファイナル(決勝)※へ進出。序盤から安定した射撃を見せ、最後まで首位を譲ることなく優勝を果たし、見事2連覇を達成しました。

 女子エアピストルでは、阿部選手が予選1位、井下選手が4位で決勝進出。井下選手は思うような射撃ができず苦戦し、最終的に5位入賞となりました。一方、阿部選手は初出場ながら堂々とした試合運びで徐々に順位を上げ、最終ショットで昨年のチャンピオンを逆転し、劇的な大逆転優勝を収めました。会場全体が大きな歓声と驚きに包まれる瞬間となりました。

 戸田選手も予選4位から決勝へ進出。5ショットステージを終えた時点で首位に立ちましたが、その後追い上げを受け3位に後退。しかし最後は粘り強く戦い抜き、準優勝という素晴らしい成果を挙げました。

 今回、中山選手と阿部選手の金メダル獲得により、エアピストル種目を同一校が独占するという大会史上初の快挙を成し遂げました。これもひとえに日頃からご指導ご支援くださる皆様のおかげであり、心より感謝申し上げます。

 射撃部は、10月に開催される全日本学生スポーツ射撃選手権、さらに11月の全日本選手権での優勝を目指し、引き続き精進を重ねてまいります。今後とも岡山商科大学体育会射撃部への温かいご声援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

(岡山商科大学射撃部コーチ 西谷諭)

 ※ファイナル(決勝)は本選上位8名により行われ、本選の得点をリセットして争う方式です。最初に5発を250秒で撃つステージを2回行い(計10発)、その後は50秒以内に1発ずつ、合計14発を撃ちます。この14発では2発ごとに得点の低い選手から順に脱落し、最終的に24発の合計点で順位が決定します。

 

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