本学ではオンラインでの授業も継続していますが、対面の授業も一部始まっています。
オンラインの授業は、学生さんにとっては
・好きな時間に受講できる
・どこでも多少体調悪くても受講出来る
・わからなかったところを何度でも見返せる
等、メリットも多分にあるようです。大多数の学生さん達は前向きに取り組んでいるように感じられます。
(反面、目がしんどい、毎回の課題が大変、視聴を先延ばしにしがち、などのデメリットもあるようですが・・・。)
6月に入り、対面授業も可能となりまして、筆者はゼミを対面で行っております。

マスク着用、距離を取って、窓と扉をあけて、ディベートです。
今回は瀧川裕英編「問いかける法哲学」法律文化社(2016)所収の「犯罪者を薬物で改善してよいか?」をもとに、性暴力犯罪者に対する化学的去勢が許容されるか、をテーマに議論しました。
教員である筆者の側からしますと、やっぱりゼミは対面がいいですね。いちいちブレイクアウトルームに出たり入ったりしなくていいし、何より、いきいきと議論するゼミ生達にダイレクトに接することが出来るのは教員にとって楽しいことであります。
扉をあけて風通し良くしないといけないので、教室の外を歩いていた方には「性欲が・・・」とか「物理的去勢に比べれば・・」等のワードが聞こえてぎょっとされたかもわかりませんが、ゼミ生みんなしっかり準備をしてくれまして充実した議論が出来ました。