10月26日(土),第59回商大祭関連イベントとして,教職課程の学生の資質向上を目的として,教職講演会を開催しました。
最初は,本学OBでもある岡山県教育庁高校教育課教育情報化推進室 伊藤稔文 指導主事(副参事)による1人1台端末環境を基盤とした授業づくりについての講演です。


岡山県の県立高校では,すべての生徒が1人1台端末を所有しています。
端末の普及によって,学びのカタチは飛躍的に広がっています。
生徒にとっては学習意欲の向上,学力の向上につながり,教員にとっては業務の効率化につながっているとのことです。
端末の効用,そして何よりもこれからの教員に求められる資質と能力を印象付けられる講演でした。
続いて,今年の教員採用試験に見事合格した本学4年生にその体験談を語っていただきました。

教員志願者が減少しているとはいえ,いまなお教員採用試験は難関です。合格を果たした2人の体験談は,教員をめざす学生たちにとっては傾聴余りあるものであったに違いありません。
今年の教職講演会は,学校現場の最新の様子を知ることができ,教員採用試験合格に向けて今からどのように過ごすべきなのかを知ることができました。
本学教職課程の学生たちにとって,教職への意欲をさらに高めることとなりました。
(文責 南光恭裕)