
求められるものごとが多くなっている中、時間のバランスに気づいたおのっち。日常生活で「そういえば」と思うこともあったようです。
会場準備や運営をお手伝いしてくれている学生スタッフによる感想です。
「禅とマインドフルネス~現代に求められる自己への気づき~」
臨済宗建長寺派 林香寺住職、精神科医 川野 泰周 氏
昔に比べ人間関係の複雑化や情報が多いためにストレスがたまりやすくなっており、過労死のニュースも多く聞くようになりました。今回のお話は、そういった時代に健やかな時代を生きるための智慧として「マインドフルネス」と「禅」についてでした。
マインドフルネスは一つのことに集中することで、気づきが生まれて、集中力向上、ストレス耐性が向上、創造的思考などの効果を得ることができます。そういった効果を期待して、マインドフルネスを取り組む企業も増えてきたそうです。マインドフルネスの方法は様々あって、お坊さんがやっているような座禅を組んで呼吸に集中する呼吸瞑想から食べることに集中するものまであるそうです。
効率が求められる現在では様々なことを考えながら行動することは必要なことだと思います。そうしなければ時代の変化に対応することが出来ないと思うからです。しかし、ときには速さが求められる時間と、ゆっくり一つに集中する時間との使い分けをすることで、上手にこの時代を生きていくことが出来るのかなとも感じています。
最後に今回のお話を聞いて、私が中学生のときに朝の会でしていた1分間瞑想はマインドフルネスだったのかとふと思いました。それ以降もスポーツの試合などで意識していないマインドフルネスをしていたと気づきました。これからは、意識していないマインドフルネスに加えて、気持ちを切り替えたいときや、集中したいときの前に意識したマインドフルネスをすることによって効率を上げたり、心を豊かにしたりしていきたいと思いました。

感想担当:おのっち 主に夕学講座準備から運営のお手伝い。 にこやかな笑顔とナイスな機転で協働してくれる頼もしい学生です。 商学科(FPコース)3年生