今回は石原先生にご執筆いただきました。
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ある高校でのこと。
『商大にどうして芸術の先生が?』『どんな授業ですか?歌とか歌いますか?』と質問が・・・。
「歌は歌わないけど~《音と人》《西洋音楽史》《音楽理論》などの座学です。」
「少し内容を紹介すると・・《音と人》では生活の中の様々な音についてです。」『生活の中の音?』
「救急車のピーポーは近づいた時と遠ざかった時どう聞こえる?」
「音の波が圧されると幅が狭くなって音が高くなり、のばされると広くなって音が低くなる。」

「音のしくみ」中村健太郎より
「録音した自分の声を聞いてどう思う?」
「自分の声を聞く時は気導音と骨導音を同時に聞くので録音の声と違って聞こえる」

「音のしくみ」中村健太郎より
「牛や野菜に音楽を聴かせて育てると良質の牛乳や野菜ができる?」
「お酒も音楽を聴いてまろやかになる?」

「他にも音を音で隠すマスキング、コンサートホールが音楽を仕上げるなど様々なテーマがあります。」
「こんな事高校では習わないよね。」『音楽って合唱や楽器を演奏するだけではないのですね。』
(経済学部:石原)