9月25日、岡山西察署で行われた「絆で見守り~防犯帽子贈呈式」に参加しました。

岡山工業高校デザイン科の生徒さんたちが手がけた帽子には、見た目の美しさだけでなく、地域の安心な暮らしを願う想いが込められていて、受け取った瞬間、自然と背筋が伸びるような気持ちになりました。セキスイハイムさん、イシイハットさんのご協力にも心より感謝申し上げます。この帽子をかぶって、つぼみの活動も一歩前へ。地域を見守る力を、これからも広げていきます。

(法学部1年宮向 法学部3年須田)
9月25日、岡山西察署で行われた「絆で見守り~防犯帽子贈呈式」に参加しました。

岡山工業高校デザイン科の生徒さんたちが手がけた帽子には、見た目の美しさだけでなく、地域の安心な暮らしを願う想いが込められていて、受け取った瞬間、自然と背筋が伸びるような気持ちになりました。セキスイハイムさん、イシイハットさんのご協力にも心より感謝申し上げます。この帽子をかぶって、つぼみの活動も一歩前へ。地域を見守る力を、これからも広げていきます。

(法学部1年宮向 法学部3年須田)
7月6日にピュアリティまきびにて行われた小笠原和美さんの講演会に参加させていただきました。

小笠原さんは警察官僚として、性暴力被害の防止に向けて活動されています。今回は子どもの性被害について知り、大人が何をするべきなのかを考えるというテーマでお話ししていただきました。
性被害にあった人の約半数は17歳までのうちに被害にあった、被害にあったときに誰にも相談しなかった人も全体の半数以上いた、という調査を基に、小笠原さんは被害について相談できる環境の醸成と相談された時の対応が大事だ、とおっしゃいました。
その一環として『CAP』という取り組みが紹介されました。『CAP』は子どもが様々な暴力から自分を守るための人権教育プログラムで、いじめやキスの強要など具体的な場面を仮定して、なにができるのかということを寸劇や歌などを交えて学ぶ、というものです。子どもだけでなく学校の先生や保護者、地域の方といった相談を受ける側向けのものもあり、地域全体として理解を深めていくことができます。小笠原さんは子どものうちから自分を守るためにできることを知ることが性被害の拡大防止にむけて大切だと話されていました。
今回の公演を聴いて、いままで性被害防止に関して他人事のように考えすぎていた、と感じました。小笠原さんがおっしゃっていた「赤の他人だからこそできることがある」「Nothing will work unless you do」という言葉のように、社会から性被害を減らしていくためには私たち一人一人が性暴力問題に関心を持ち、できることを一つ一つ行っていかなければならない。そのため、まずは性暴力問題についてみんなで知っていくことが大事だと思いました。
決して他人事として考えず、関心をもって活動していきたいと思います。
7月5日(土)イオンモール岡山にて開催された「第5回ハートフルエキスポ」に、あした彩として参加しました。
今回は8団体が参加し 、あした彩は交通安全についてのクイズと人形劇を出展しました。
クイズは小学校低学年用と、高学年用で難易度を分けて出題し、参加者にはけんちゃんの朝顔の種を配りました。
難聴の方がブースにいらっしゃったときは、手話部HAND POWERの方に手話を教えていただきながら、クイズを出題できました。
人形劇は交通事故で娘さんを亡くされたお母さんのお話で、会場全体が感動に包まれました。

他大学との交流を通じて、海外の方や手話、LGBTQについての知見も深まり、有意義な時間を過ごすことができました。
最後には記念の盾もいただき、活動の励みとなりました。
今回の経験を糧にこれからも犯罪被害者支援に努めて参りますので、ご支援ご指導の程よろしくお願いします。

(法学部1年 宮崎)
記憶にないほど早く梅雨が明けてしまいました。
今年もけんちゃんの朝顔を植えております。

今年は植えるのが遅くなってしまい、「植える前に夏が来てしまう」と心配しておりましたが、植えてすぐ、しっかり葉っぱが出てきております。

新校舎の建て替えの関係で、どこにプランターを設置するか、いろいろ悩んでおりますが、今のところ守衛室付近においています。
毎年交通安全への強い願いを込めて、学生が心を込めて種を植え、水やりをしています。本学にお越しの際はどうぞご覧になって、交通安全に思いを致してくださいますとありがたいです。

今年も刑法の講義時間に、岡山県警の藤原警部補においでいただき犯罪被害者支援についてご講演いただきました。

今年は新校舎での実施です。

(新校舎は扉がガラス張りで、廊下から講義の様子がよく見えます)

藤原警部補は犯罪被害者支援のお話もですが、社会人として働くときの気構えと言いますか、そんなことも実体験に即して率直に話してくださり、学生はあっという間に引き込まれて、熱心に聴講していました。
最後には、犯罪被害者支援部つぼみの部長と副部長がつぼみの活動を紹介しました。
今年は他大学とも協力して何かできるといいですね。学生の自発的な活動がもう9年も途切れず続いていて、感慨深いです。

4月7日月曜日、岡山駅で開催された入学・進級おめでとう「子どもの安全確保」街頭啓発キャンペーンに参加させていただきました。

小学校等の入学・進級の時期を捉え、JR岡山駅前において、県警察のほか、学生防犯ボランティアや岡山シーガルズの皆様と協力して「子どもの安全確保」をテーマとした街頭啓発を行いました。

数百枚あった啓発のビラは参加された方々のご協力や、興味を持ってくださった皆様方のおかげで早々に配り切りました。これからも地域の安全のための活動に積極的に参加し、安全に暮らせる街を作るために尽力していきます。
(法学部2年 加藤)
3月9日、大阪市立西区民センターにて開催された第26回WiLL「私たち遺族にとってWiLLとは〜26年を振り返る、子どもたちが残したもの〜」に参加させていただきました。

今年が最後の開催となるWiLL。今後は武さんをはじめとする「少年犯罪被害者当事者の会」の方々のお話を直接聞く機会もなくなるため、非常に貴重な場となりました。武さんは26年間WiLLを開催され続け、また以前本校でも講演して頂いたご縁もあるように、被害者遺族として少年法の課題や少年犯罪の理不尽さを全国に伝えてこられました。
大阪へ向かうバスの中では、他大学の学生とグループワークを行い、犯罪被害者支援について意見交換を行いました。もし自分の身近な人が被害者になったら、自分が当事者になってしまったらそれぞれの立場に立ったとき、どのような対応が求められるのかを話し合うことができ、とても学びの多い時間となりました。また、他大学で行われている支援活動も参考になり、今後の「つぼみ」の活動に活かせるヒントも得ることができました。
イベントでは、「少年犯罪被害者当事者の会」の方々が、これまでに経験された深い悲しみや悔しさを語ってくださいました。少年法が被害者にどれほど寄り添えていないのか、加害者からの損害賠償が長年支払われない現実など、未だ解決されていない問題について議論されました。

事件から20年以上が経った今もなお、加害者への賠償請求のたびに当時のことを思い出し、涙ながらに語られる姿がとても印象的でした。年月が経っても消えない苦しみと向き合い続けるご遺族の姿を前に、つぼみと自分自身がこれから行っていくべき支援と、被害者をつくらない社会をつくることの重要性を実感しました。
被害者支援において何よりも大切なのは、「寄り添う姿勢」だと強く感じました。制度や支援の仕組みももちろん重要ですが、まずは被害者の声に耳を傾け、その痛みを理解しようとする姿勢が、支援の第一歩だと思います。今回の経験を通して学んだことを忘れずに、これからの活動に繋げていきたいです。
今回、大阪に行くにあたり、バスを手配いただいた岡山北西ロータリークラブの皆様、様々なご支援を頂きました岡山県警の犯罪被害者支援室の皆様、そして、何よりもイベントを実施した少年犯罪被害者当事者の会の皆様、WiLLの皆様にお礼申し上げます。本当にありがとうございました。今後も大学生の視点からできる支援を模索し、積極的に参加していきたいと思います。
(法学部3年:土田 )
2月15日(土)に岡山理科大学にて、あした彩の卒業イベントが行われました。
今回のイベントでは、高田香(たかだかおり)さんをお呼びして公演をして頂きました。

高田さんは平成28年2月15日、当時7歳だった、長男の高田謙真(たかだけんしん)くんを交通事故で亡くされた交通事故の被害者遺族です。卒業イベントの当日は謙真くんの命日でもあり、高田さんは今後必要となる、より全国規模での新たな被害者支援活動や交通事故防止活動の方法を強く伝えてくださいました。
また、謙真くんが生前育てていた朝顔の種を交通事故防止のシンボルとして、今後このような悲惨な事故が起きないよう全国に配っている「けんちゃんの朝顔」という活動も行われており、岡山商科大学を含め全国の学校や警察署などで毎年花を咲かせています。
高田さんの公演後には、あした彩加盟校や岡山県警から集まった朝顔の種を全員で収穫しました。収穫された種は来年以降も「けんちゃんの朝顔」が交通事故防止のシンボルとして繋がるよう、全国に配られます。

卒業イベント内では、人形劇の披露やホンデリングの成果発表など、あした彩の1年間の活動報告に加え、新しい執行部への引き継ぎなどが行われました。
最後に県警本部の方から、1年間を通してあした彩内で特に犯罪被害者支援活動に尽力された3名が表彰され、つぼみからは部長の硲が表彰されました。
つぼみの部長としてだけでなく、あした彩の一員としても犯罪被害者支援活動に積極的に参加されました。1年間本当にお疲れ様でした。

犯罪被害者支援という活動は、被害に遭われた方やその遺族の方に向けての支援活動なので、一見真面目で硬い印象を受けます。ですが高田さんはそのような真面目な支援活動だけでなく、皆が一緒に笑顔で楽しんで前を向けることを第一に考え、講演中も常に笑顔でおられました。犯罪被害者支援は正解がない活動ではありますが、被害者の方が一緒に前を向いていけることが本質であることを忘れず、今後も学生という視点から少しでもできることを模索し活動していきたいと思います。
(法学部2年:土田)
12月18日(水)に岡山商科大学にて、第7回犯罪被害者支援部つぼみ主催の遺族講演会を行いました。

本講演会では、2018年にも本学に来ていただいた山本美也子さんに再度ご登壇頂きました。
山本さんは、高校生の息子さんと息子さんの友人を飲酒運転の車により亡くされました。当時は遺族への配慮が今よりも不十分で、警察から詳しい事情を知らされる前に、山本さんの元に多くのマスコミが訪れ、悲しむ暇もなかったそうです。
山本さんが活動を始められた頃はそもそもの犯罪被害者支援というものが行き渡っておらず、被害者遺族にも関わらず公的に十分な支援を受けられない方が多くいたそうです。山本さんご自身もいわれのない誹謗中傷もあり、厳しい現状から活動をやめてしまおうと考えたこともあったそうですが、講演活動を始められ、昨年時点で1300回を超えて実施されておられます。

今回の講演を聞いて、改めて被害者支援はまず知ることから始まるということを強く感じました。そのため、より多くの人に遺族の方の現状や犯罪支援の現状を知ってもらえるように積極的に活動していきたいと思います。
私達学生にできることは、あまり多くはありませんが、これからも啓発活動を続けていき、少しでも被害者遺族の方々の助けになれるように頑張っていこうと思います。
山本さん、改めて本当にご講演ありがとうございました。
また、今回の講演会に協力していただいた岡山支援室の方々や岡山北西ロータリークラブの皆様、岡山トヨペット様など本当に御協力ありがとうございました。
これからも、犯罪被害者支援部つぼみをよろしくお願いします。


(法学部3年:三宅)
つぼみは12月18日講演会を予定しておりますが、つぼみの取り組みにこの春ご縁の出来た岡山トヨペットさんもご賛同くださいました。
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学外の方のご参加も広くお待ちしております。