5/29観光振興論特殊講義

将来、学生が観光や地域振興の現場で活躍できるようになるため、県内外で実際にその仕事に携わっている方々の話を聞くことで、その活動の苦労や工夫について学ぶ「観光振興論特殊講義」。

第4回目の外部講師の方の授業は、
公益社団法人岡山県観光連盟 専務理事 中田哲 さま をお招きし、「岡山県観光の現状と取り組み」というタイトルで、お話していただきました。

まずは岡山の主な観光地や楽しめるイベントを紹介され、観光情報を頭に入れた状態で、岡山県の観光の現状へ。

県外の観光客の方が徐々に増えると共に、宿泊客も少しずつ伸びてきて、しかも、宿泊客は日帰り客の約5倍以上の消費額があるというのが、みてとれました。

交通の便が良すぎるためにハブ化してしまい、通りすぎることはあっても観光してもらえないのが課題だったと中田さま。

現在は着地型観光の促進に向けて、体験・知的好奇心・人とのふれあいなど地域ならではの資源や素材を活用した観光プログラムや夜間イベントを充実させ、「おかやま旅ネット」にて随時情報を発信されているとのことでした。

今後、観光キャンペーンとして「おかやま果物時間」(2018.7.1~10.31)がはじまるとのことで、岡山の果物が好きな筆者も楽しみです^^

5/15観光振興論特殊講義

将来、学生が観光や地域振興の現場で活躍できるようになるため、県内外で実際にその仕事に携わっている方々の話を聞くことで、その活動の苦労や工夫について学ぶ「観光振興論特殊講義」。

第3回目の外部講師の方の授業は、
ペンションくろしお丸 オーナー、牛窓町観光協会 副会長 永田 昭二 さま をお招きし、「遊びゴコロをもって観光の視点を変えてみる」というタイトルで、お話していただきました。

「牛窓にUFOが来るんです!」。

開口一番にUFO?!と思いきや、昔から牛窓ではUFOが出現したり、目撃されており、「UFOが来るんです!」と言っていたら、フランスの日本文化を紹介する番組でも取り上げられました、と永田さま。

フランスだけでなく、台湾や韓国でも放送されたという番組は、UFOだけでなく、牛窓の美しい風景や食事など、牛窓に行ってみたい!と感じる構成。

また、瀬戸内市では、『せとうちフィルムコミッション』を設立し、牛窓を舞台にドラマやCM等がつくられています。

2014年に作成された、よしもと地域発信映画「UFO うしまどのふしぎなできごと」では、地元の子どもたちが道行く人に挨拶をすることに感動した監督から、高校生のあわい恋を描いた内容にしたいと、あわく切ない思い出や不思議な出来事を描いた牛窓の魅力たっぷりの映画がつくられました。

永田さまも含めて、地元の方がエキストラとして多く出演されているため、人を通して見える牛窓の暮らしがエッセンスとなり、見終わった後、ふんわりとした温かさに包まれます。

近年では、miwaと坂口健太郎、W主演の「君と100回目の恋」がほぼオール牛窓で撮影されたとのこと。(映画内でもUFOが話にあがりますが、それは牛窓での撮影と永田さまの言葉がきっかけ!)

「変なことでもネタにする。意外に普通でないことが楽しく受け入れられる。」と沢山の楽しむパワーをいただいた授業でした。

5/1観光振興論特殊講義

将来、学生が観光や地域振興の現場で活躍できるようになるため、県内外で実際にその仕事に携わっている方々の話を聞くことで、その活動の苦労や工夫について学ぶ「観光振興論特殊講義」。

第2回目の外部講師の方の授業は、
協同組合 岡山情報文化研究所 専務理事 伊藤 博則 さま をお招きして、
「『フルーツパフェの街おかやま』に見る地域ブランドの構成要素」について、お話していただきました。

平成元年に、フルーツ王国おかやまに来れば「フルーツパフェが食べれる!」と、東京から岡山に来たのに、倉敷の喫茶店に1軒しかなく非常に残念な思いをされた伊藤さま。

フレッシュなフルーツを年中素材にできるのは岡山の特色ある食材のおかげ。それも各種フルーツではなく「フルーツパフェ」という1ジャンルに絞り込み、どのような人たちに対してブランドを確立していくのか、人物像を描いてみる必要がある。

また、SNS、ブログ、Youtube等ウェブメディアについて、1つの情報が短命化しているため、拡散のみを重視した結果、インパクト狙いの一発屋で、地域の魅力発信につながらない可能性もあるとのご指摘。コンセプト(メッセージ)に則った(受け手に)価値ある情報を地道に継続的に発信することが重要だと仰っていました。

環境変化に応じて、常に改善・改革をしていく内にブランドが形成されていく、というお言葉、大変勉強になりました。

これからは海外に向けて、フルーツパフェの街おかやまを発信されるそうです!

それにしてもフルーツパフェ食べたい!o(*´~`*)o

( ↑ 筆者宅が育てている昨夏のマスカットオブアレキサンドリア。)

4/17観光振興論特殊講義

将来、学生が観光や地域振興の現場で活躍できるようになるため、県内外で実際にその仕事に携わっている方々の話を聞くことで、その活動の苦労や工夫について学ぶ「観光振興論特殊講義」。

第1回目の外部講師の方の授業は、
NPO法人タブララサ 理事長 利根 弥生 さま をお招きして、
西川キャンドルナイトを含めた活動内容をお話していただきました。

エコの要素を取り入れ、スマートに、楽しいアイデアを実現しようと、20~30代の方々を中心に活動する「NPO法人タブララサ」。

ひとりひとりできることは少ないけれど、『岡山の1mmのレベルアップ』を目指して行われているプロジェクトは、「エコスマ」「西川キャンドルナイト」「Happy Share Candle」「キャンドルコーディネート」「ラサ×白石島」の5つ。

来月に行われる「西川キャンドルナイト」の活動を中心に、にこにこ楽しくお話いただきました。

5月5日(土)には、下記の通り「西川キャンドルナイト」が開催されます。
お時間のある方はぶらりと西川に足を運んでみてください^^

日時:2018年5月5日(土)17時~21時【雨天中止】

場所:西川緑道公園(桶屋橋~水上テラス)