将来、学生が観光や地域振興の現場で活躍できるようになるため、県内外で実際にその仕事に携わっている方々の話を聞くことで、その活動の苦労や工夫について学ぶ「観光振興論特殊講義」。
第4回目の外部講師の方の授業は、
公益社団法人岡山県観光連盟 専務理事 中田哲 さま をお招きし、「岡山県観光の現状と取り組み」というタイトルで、お話していただきました。
まずは岡山の主な観光地や楽しめるイベントを紹介され、観光情報を頭に入れた状態で、岡山県の観光の現状へ。
県外の観光客の方が徐々に増えると共に、宿泊客も少しずつ伸びてきて、しかも、宿泊客は日帰り客の約5倍以上の消費額があるというのが、みてとれました。
交通の便が良すぎるためにハブ化してしまい、通りすぎることはあっても観光してもらえないのが課題だったと中田さま。
現在は着地型観光の促進に向けて、体験・知的好奇心・人とのふれあいなど地域ならではの資源や素材を活用した観光プログラムや夜間イベントを充実させ、「おかやま旅ネット」にて随時情報を発信されているとのことでした。
今後、観光キャンペーンとして「おかやま果物時間」(2018.7.1~10.31)がはじまるとのことで、岡山の果物が好きな筆者も楽しみです^^