【商学科フィールドスタディ】岡山市内を街歩きしました

Spread the love

  商学科の大石ゼミ(2年生)では,毎年,岡山市中心部を歩き,地理学的な視点から岡山市の都市構造を探る”街歩き”をしています。

今年は7月31日に実施。熱中症が懸念されることから,通常よりも距離を短くして実施しました。

ルートは,岡山駅を出発して路面電車で柳川交差点へ。そこから天満屋,岡山県立図書館を経由して後楽園へと向かいました。

岡山市は岡山城の城下町を中心に発達した都市。今回は,城下町の外側から内側へと進んでいきます。

ここは城下町の外縁部にあたる寺町。城下町を守る砦としての役割も果たしていました。現在もいくつかの寺院を確認することができます。

続いては天満屋,表町商店街付近。表町商店街は江戸時代の商人町を起源としています。効率よく商売を行うために店と店の間隔や道幅が狭くなっており,これが現在の車社会には不向きであることから,地方商店街衰退の一因ともなっています。

中国銀行本店や日本銀行のあるあたりからは,岡山城に仕えていた武士の住む武家屋敷。武家屋敷の敷地は広いため,銀行や官庁などの大型施設が立地します。

県立図書館や県庁のあるあたりは,岡山城の二の丸付近。つまりここは岡山城の中なのです。

現在,岡山城は改修中のため迂回。直接後楽園に向かいます。

そして目的地である後楽園に到着。後楽園は背後にある操山を”借景”としていることが特徴で,後楽園から操山の間は高い建物を建てることが規制されています(写真は反対側ですが…)。

最後は後楽園内の茶屋でかき氷をいただきました。暑い中でしたがお疲れさまでした。

(※前半3つの写真は,実習とは別日に撮影したものを掲出しています。)

 

商学科では学生がビジネスや観光の現場で実践する「フィールドスタディ」を授業の一環として実施しています。この夏にもいくつかの実習が予定されていましたが,新型コロナウイルスの影響で延期となりました。今後,実習の様子については,このブログでお伝えする予定です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です