大学祭にて模擬裁判を実施しました

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今年も大学祭にて模擬裁判を開催しました。

今年は無謀にも、2つの事件を審理しました。

①夫のモラハラにより婚姻関係が完全に破綻した夫婦において、夫を病院に行かせなかった妻に保護責任者遺棄致死罪が成立するかどうか

②女性を拘束した上で不同意性交を行おうと企図したが、拘束しようとする段階で死なせてしまった場合に不同意性交等罪の実行の着手が認められるかどうか

今回は初めて本学図書館2階の模擬法廷を会場に実施し、より法廷っぽい雰囲気を味わっていただけたかと思います。85席の傍聴席を設営しましたが、どちらの回もほぼ満席でした。近年、一般の方の傍聴も少しずつ増えてきて、とてもうれしいです。

そして今回は、海上保安大学校、香川大学でそれぞれ刑法を学んでおられる学生さんと先生方もお越しくださり、グループワークに参加していただけました。遠路はるばる33人の学生さんと2人の先生、大変ありがとうございました。

先生方には裁判員席に座っていただき、しかも裁判員の台詞を言わせるという無茶ぶりをしてしまいましたが、こちらがびっくりするほどノリノリで、ぶっつけ本番とは思えない迫真の演技をご披露くださいました。こんなことならもっと台詞を増やしておけば良かったですね・・・。

模擬裁判後は意見交換や交流も出来、学生にとっても教員にとっても、お互いに良い刺激になったのではないかと思います。

 

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