社祭り(式内八社の大祭)への参加協力

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包括連携協定をむすぶ真庭市に位置する社地域振興協議会さまから、社祭り神輿担ぎ手募集協力のご依頼をうけ、10月9日(月・祝)に当地で開催された社祭り(式内八社の大祭)に本学商学科の学生10名と岡山大学の学生9名、計19名で参加しました。

岡山大学からはアメリカ、カナダ、ドイツなど、本学からは中国の留学生が参加し、今年は海外6ヵ国・地域の国際色豊かな顔ぶれとなりました。

本学は2016年度から協力を行い、コロナ禍を経て昨年度より再び参加しています。

社地域には延喜式に記載された式内社が8社あり、美作国では11社あるうちの8社が社にあるということで、神々の集う歴史ある場所です。
また、当時の都である京都の仁和寺の領地でもありました。(詳しくはこちら

岡山からバスに乗ること、1時間20分。
社地域に到着し、法被に着替えます。
法被の後ろに描かれている紋章は社地域にある八社の神紋です。

巫女さんは本学留学生と岡山大学の学生さんです。
着付けは地元の方がしてくださいました。

着付け完了!とてもきれいです。

まずは二宮にて祭礼。輿守である学生も参加します。

古くからあるお神輿3基と練り歩くお神輿2基、全部で5基のお神輿があります。
鉾についているのは式内八社各神社の旗です。

次は横見神社へ。

こちらでも神様にお神輿へ移っていただきます。
神様が移られる際、神様を見ることは決して許されません。
輿守は下をむいて、神様が移られるのを待ちます。

横見神社からお神輿を担いで、佐波良・形部神社へ向かいます。

1.3kmの道のりを「わっしょい!わっしょい!」と声をだして歩きます。
大きな声に誘われて、お年寄りも家からお祭りを楽しまれていました。

佐波良・形部神社に到着。
樹齢約900年の佐波良の大杉があり、大河ドラマのロケ地にもなった場所です。

こちらでも祭礼。
昔は社内で巫女さんによる舞も行われていたそうです。

京都で修復されたお神輿に神移し。
装具も鮮やかで、動かすたびにシャラシャラときれいな音がします。

佐波良・形部神社から2基のお神輿を担ぎます。
がんばれ~!

新しい道ではなく古い道を通って、わっしょい!わっしょい!
神集場(かんなつば)まで1.3kmの道のりを戻ります。

子ども神輿も出発!がんばれ、がんばれ。

のどかな田園に輿守の声とお神輿の音が響きます。

神集場(かんなつば)に到着。

遅れて、子ども神輿もやってきました。
「わっしょい!わっしょい!」と声援を送ります。

祭礼後、お供えされた赤飯やお餅をもらい、神様の恵みをわけてもらいました。

神集場(かんなつば)から二宮へ移動。
ここでお神輿が5基集まります。

みんなで記念撮影。

お昼はコミュニティハウスで、地元の方と一緒にいただきます。
学生も地元の方や他大学の学生と交流を深めていました。

昼食後は牧原地区へ練り歩き。
「わっしょい!わっしょい!」と神様を担いで回ります。

地元の方による猪鍋のふるまい。
猪の脂や野菜の旨味がでていて、とても美味しかった~。

その後、二宮、横見、形部の順に神様をお還しして、お祭りは終了。

お土産に「やしろ竹灯り」で使用した竹でつくったストラップをいただきました。
その他にも沢山のお土産、誠にありがとうございました。

帰りは、下湯原温泉ひまわり館にて、お土産を購入したり、温泉に入浴したりと、地元のものを楽しみました。

なお、ひまわり館には社地域の看板も設置されていました。
近くに来られた方は、少し足をのばして、地元の方による中世式内八社案内ガイド(毎週日曜・予約制)をぜひご堪能ください!

お世話になった社地域振興協議会さま、真庭市さま、社地域の皆さま、誠にありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします!

(文責・産学官連携センター長 三好宏)

 

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