カキオコ店事業継承と今後を考える会への参加協力

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2023年10月22日(日)に開催された「日生カキオコ店の事業継承と今後について考える会」に商学科の学生3名と教職員で参加協力しました。

日生カキオコまちづくりの会では活動22年目を迎え、日生カキオコは関西圏だけでなく全国からも注目されるグルメとなりました。

一方で、カキオコ店主の高齢化は進んでおり、営業時間の短縮などが進んでいます。

認定店はB級グルメブームだった十数年前の約20店から14店に減少し、そのうち6店は店主が75歳以上で、うち5店には後継者がいないという状況が見えてきました。

同会では、「日生カキオコ」を日生にお越しいただいたお客様にいつまでも楽しんでいただけることを願い、本学以外にも認定店備前観光協会日生町漁業協同組合備前東商工会に呼びかけて企画。

考える会には20名が集まり、YoMA合同会社(中国銀行ほか地域課題解決合同会社)が主導し、3グループに分けてワークショップを行いました。

(Aグループ)

(Bグループ)

(Cグループ)

話し合った後はグループごとに発表会。

地域の影響について、「観光客が少なくなる」「牡蠣の消費量が減る」「町の賑わい(話題性)がなくなる」「町の飲食店が減っていく」「店舗が減ると働く場が少なくなることからより人材確保が困難になる」「昔ながらの味が残せない」「店の多様性が減り町全体の魅力がなくなる」などの危惧が示されました。

また、対策としては、短期では「カキオコフェス」「夏場のイベント企画」「商店街の活性化(空き店舗の利用、チャレンジショップ)」、長期では「新規カキオコ店主の応募」「カキオコ学校(中野うどん学校みたいなもの)をつくる」などのアイデアがでました。

今回、会をもつことで地域全体で課題が共有でき、それぞれの思いも知ることができました。

今後も岡山商科大学では継続して、日生カキオコまちづくりの会と共に活動してまいります。

皆さま、なんじゃろーと一歩一歩進んでいきましょう!

(文責・産学官連携センター長 三好宏)

 

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