商学科の西春奈先生からのレポートです。
昨年12月23日,商品開発第13回講義において,ゲスト講師をお招きしました。今年度は株式会社タカラトミーでトランスフォーマーの企画開発に携わる廣瀬旬哉さんにお越しいただき,「おもちゃの新製品開発」をテーマに,新商品が出来上がるまでの流れや苦労,企画開発担当者の役割について,ご講演いただきました。

質疑応答タイムでは,いつも以上に積極的な発言と鋭い質問が飛び交いました。

講義を振り返って,受講生からは以下の感想をもらっています(レポート内容一部抜粋)。
「アイデアの出し方や企画の考え方がためになった。」
「これまでに講義で得た知識と照らし合わせて聞くことができたので,よく理解ができた。有意義であった。」
「実際に企画開発に携わる方の講演ということで,一歩踏み込んだ視点や内容を聞くことができたため,とても有意義な時間であった。」
企業や商品の情報について調べたうえで授業に臨んだこと,そして子どものころから馴染みのある企業とブランド(商品)であったことから,学生たちの理解が得やすかったようです。
廣瀬さん,遠方からお越しいただき,またお土産(クリスマスプレゼント)もご用意していただきまして,本当にありがとうございました。
さて,商品開発の授業では,理論の理解に加えて,実践的な商品企画のスキルを身につけることを目指しています。今年度の受講生は,「文具/文房具」の新商品企画にチャレンジしました。先日の最終講義(1月20日)では,アイデアを練り,十分に市場調査を行い約1カ月かけて作成した企画書のプレゼンテーションを行ったところ,メーカーの商品会議さながらに,専門知識も飛び交う熱い議論が展開されました。商品化も夢じゃない!?
写真撮影:中村(総務企画課)