ビブリオバトル

2年生の、後期の最初の拙ゼミではビブリオバトルをしています。

4月の、本当に最初に自己紹介がてらビブリオバトルをするのもいいと思いますが、前期に一緒に勉強して、なんとなく気心知れてから改めてビブリオバトルをすると、また個々の学生さんの新たな一面が見えたりして面白いです。学生さんたちも緊張しつつも、反面リラックスした雰囲気で、好きな本について一生懸命語ってくれます。

 

今年は、筆者が読んだことのある本が1冊もなく、また電子書籍で読んでいる学生も少しずつ増えてきて、自分の加齢を感じます・・・。

ビブリオバトルにおいて、「プレゼン自体の面白さ」と、「その本を読みたい気持ちにさせる」というのは厳密には別物だろうという気がしておりまして、学生さんには後者をしっかり意識してプレゼンをするようお願いしています。

 

(身をよじって感情移入しながら紹介してくれて、「プレゼン自体の面白さ」と「読みたい気持ちにさせる」を両立させたUくん。’`,、(‘∀`) ‘`,、 )

 

普段の勉強では論理性や一貫性などを大事にしていますが、そういう議論も他人に興味をもって聞いてもらえないと意味がないので、「聞いてもらう」ことを意識するための練習として、ビブリオバトルを取り入れています。もちろん、コロナ禍の影響をもろに受けている学年でもありますし、「本を通じて人を知る」コミュニケーションの一助になればなお良いかなと思います。

また、「普段あまり本を読まないけど、このビブリオバトルのために本屋に行って一生懸命本を探して、手に取った本がすっごく面白くてとっても良かった」という学生さんもいました。本を読むきっかけになって良かったです。もっともっと、ぜひ読んでください。

ゼミでビブリオバトルを行いました

基礎演習(まだ専門にはわかれていない、2年生ゼミ)にて、普段はゴリゴリと法律の勉強をしています。

が、たまには全く別のことをしてみよう、と思いましてビブリオバトルを開催しました。

床, 室内, 壁, テーブル が含まれている画像

自動的に生成された説明

 

最近の学生は本を読まないといいますが、本学の学生はどんなもんだろうかと。

そうしましたら、みんなしっかり準備をしてきて、大変魅力的な本の紹介をしてくれました。

人, 室内, 壁, グループ が含まれている画像

自動的に生成された説明

あえて、本のタイトルを隠してなかなか言わない学生もいれば、魅力を伝えるために資料を準備して掲示したり、回覧する学生も。いきなりクイズをはじめたり、聴衆に質問をしたりしながらプレゼンする学生もいました。「本当にこの本が好きなんだな」と伝わってくる熱量で、滔々と語る学生さんもいました。

室内, 人, グループ, テーブル が含まれている画像

自動的に生成された説明 古典的名著や、自己啓発本、しっかりした文学作品や、分厚いミステリー、時事問題を取り上げた新書等々。ハウツー本や誰もが知るマンガや絵本、ラノベを持ってきた学生もいましたが、独自の切り口で個性的な紹介をしてくれて、すでに読んだことのある本でも改めて読み返したい気持ちにさせられました。

見学に来てくれた図書館職員のI田さんも感心しきり、「是非図書館でもやりたい・・・!」と。

たまにはこんなゼミも楽しいです。