本学の経営学部経営学科には,経営コース,情報・メディアコースおよび会計コースの3つがあり,学生の皆様の興味関心に応じて学修できるコース設計をしています。今回は,その中でも会計コースの説明をしたいと思います。
じつは,会計コースには,『会計コース』と『会計専門コース』という2つのコースが存在します。なんだか細かいな・・・と思われる人もいるかも知れませんが,まずは,その2つの違いについて簡単に説明します。
☆ 会計コース
経営コースや情報・メディアコースの勉強もしつつ,会計を含めた幅広いビジネスの知識をバランス良く備え付けたいと考えている人向けのコース
☆ 会計専門コース
会計の学修を中心に行い,会計に詳しい人になりたい人や税理士や国税専門官を目指したいと考えている人向けのコース
会計コースと会計専門コースの違いを大まかに言えば,「3つのコースの勉強を幅広くしたい人向け」のコース(会計コース)か「会計の勉強を詳しく勉強したい人向け」のコース(会計専門コース)かということになります。
以下では,会計専門コースの内容についてちょっと詳しく見てみたいと思います。まず,会計専門コースに所属したい人は,1年次に『会計学基礎Ⅰ』という科目を履修してもらいます。その科目で,会計に関する職業とその業務内容や4年間の会計に関する学習スケジュールを学ぶと共に,各自の将来の目標と会計分野の学修との関係をイメージできるように指導しています。
ここで不安に思う人がいるかも知れません。
大学に入って初めて会計の勉強をするんだけど・・・・
その点は,全く問題ありません!
毎年,多く学生が大学から会計を勉強していますし,それぞれの学修レベルに応じたカリキュラムが本学にはあります。
また,皆様の中には,実務ではどのようなことが行われているんだろう?という疑問を持っている人もいるかもしれません。その点について,会計専門コースでは,キャリアセンターと共同で税理士インターンシップを開催しており,1年次から税理士業務を体験することができます。本年度も多くの学生が税理士インターンシップに参加しています。
加えて本学では,中国地方の税理士の組織である中国税理士会による寄付講座である『税理士による租税講座』を開講しています。そこでは,さまざまな租税の内容を中心に,税理士や国税専門官の業務について学ぶことができます。
このように経営学科の会計専門コースでは,理論的な勉強だけではなく,実務に触れる機会も多く存在する仕組みを作っています。一緒に目標を持って勉強をしてみませんか?(経営学科・内田)