商学科1年合同ゼミ「コミュニケーション力を高めるための研修講座」

Spread the love

毎日新聞岡山支局長さんによる「伝える」!!

令和4年6月10日4校時目、商学科1年教養演習で、合同ゼミ(青木ゼミ、内田ゼミ、吉田ゼミ)の学生を対象に、「伝える」というテーマで、毎日新聞岡山支局の相原洋さんからお話をお聞きしました。

まず、選挙で思いを伝えるというお話を、7月10日の参議院選挙を例にとってお話が始まりました。これから日々のニュースは、選挙に関しての話題が連日続いてきます。その中でどんな情報をつかみ取るか。そして、若者の投票率の数字を示しながら、インタビューの声などから選挙に行かない理由の分析や、新聞などに目を向け自分で考え自分で判断して投票に行ってもらいたいというお話がありました。

そして、新聞ができるまでを新聞社見学DVDで閲覧し、記者が伝えるために考えていること、伝えるために必要な情報の見分け方、メディアリテラシー、新聞記者の基本姿勢にはどんなことがあるか、取材するときの心構え、新聞記事を書く時の心構えなどについてお話しくださいました。

ワークショップでは、仙台市の杜水族館の新聞記事を教材に見出しをつける学習をし、それぞれ全員が自分で考えた見出しを発表しました。一人だけ新聞記事とほぼ同じ見出しを付けた学生さんがおり、大きな拍手をもらっていました。

   

学生の感想を少し紹介してみます。

・プロの新聞記者の方のお話をお聞きすることがなかったので、とても興味を持ってお聞きしました。高校時代に高校野球の取材などで、自分がインタビュー受けたこともあり、取材した後新聞記事が完成するまでの流れや苦労される点などがよく理解できました。

・今の時代我々大学生はスマホを持っているので、情報源はSNSやネットニュースで、事故や事件、スポーツ情報等全てスマホ1台で見ることが出来て事足りています。私にとって新聞は、ゴミを捨てるときや何かを包む時などに使うイメージでした。新聞のイメージが今日のお話で変わってきそうです。

・人と話すときに意識していることは、話し相手の目を見て話すこと、相手と視線を合わせることが大事だと話されていて、自分はどうだろうかと考えてみました。私は相手の目を余り見ずに会話していることが多く、これは改善する必要があると感じました。

・SNSなどの情報は簡単に信じてはいけないこともお話しくださいました。ネット上には膨大な情報がありますが、そんなに誤った内容が多いのかと驚かされました。

・点字新聞がずっと以前から発行されていることに驚きました。今度点字新聞をネットで調べてみようと思いました。

・文章を寝かせるというお話もうーんとうなずきました。私は余り深く考えずにSNSにアップしたりメールしているので今後気をつけなければと考えさせられました。

・新聞記事を読んで見出しを付けるワークショップは、とても私にとっては難しかったです。友達が特別賞を取って凄いなと感心しました。いつかは自分もすぐにも題をつけれるぐらいになりたいと思いました。

・新聞に興味が湧いたので新聞配達のバイトをしようと思いましたが、よく考えてみると朝早く起きるのは私には無理だなと思いました。

・今後はインターネットの情報を信じすぎず、新聞など正確な情報に目を通し間違った情報を広げないよう気をつけて生活していきたいです。

(商学科 吉田信)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です